かなた(球磨焼酎)/お湯割

December 12 [Tue], 2017, 2:45
 今年の6月に「堀部安兵衛」でメジャーデビューを果たし、その半年後の人生初のお芝居で、まさかその堀部安兵衛を演じることになるとは。一方、芝居の稽古中に行われた泉岳寺の安兵衛の分骨式では墓前で唄う機会にも恵まれた。この印象的なひと月を振り返る。

 ワハハ本舗さん(以下敬称略)の本社と稽古場は渋谷駅から歩いて昔の東邦生命ビルを突っ切った辺りにあった。裏道をよく知る者なら青学の裏門の込み入った辺とか言えばなんとなく伝わるモヤっとした場所。駅からは中々の勾配でダウンを脱いでも普通に汗の滲む通い道であった。稽古場への階段を下る。劇団のある意味中枢であり実態だと勝手に思う稽古場という場所。なんとも言えない匂いがする。臭覚では感じ得ない匂いだった。幾つかの栄光の下積みや幾つかの挫折が交錯して醗酵した怨念の匂いとでも言うべきか。壁には梅宮辰夫や井上陽水らのサインが直接あった。
 台本は本番前日まで上がらないし、本番が始まってからもどんどん変わる。そんなワハハの通例を誰からともなく吹き込まれていた。客演の松本信太朗さんは吉良上野介、観月ゆうじさんは浅野内匠頭に、そして旅流の配役が堀部安兵衛に決まったが芝居経験のない自分はいつ配役替えを言い渡されるやもしれないと常に思っていた。
 11月の頭からの2週は13時〜17時の稽古だったので夜は蒲田で唄いもした。しかし、通し稽古(13~22時)が始まるとそうはいかなかった。余力はあったが明らかに稽古についていけない焦りが重くのしかかっていた。つづく

コーヒー(2杯目)

October 16 [Mon], 2017, 16:01


<航海日誌>

 迷惑が掛かるといけませんのでどこの駅前とは言いませんが、暫く唄ってなかったところです。それでも馴染みの客人がまだ辛うじているくらいのところだと思って下さい。小一時間も唄ってましたでしょうか。目と鼻の先の派出所から巡査が二人でいらして市民から通報があったのでと撤収を勧告下さいました。いつものように「わかりました」となんなら食い気味にギターを肩から降ろしましたが、その時の見守るお二人のお顔がまあ恐いのなんの。あれっ?と思い「僕のことわかりますよね」と至近距離で高圧的な巡査殿の方に話しかけて見ましたら、知っているともいないともなんとも不明瞭なご回答。今までも年に1回は虫の居所の悪い自称市民の方の公衆電話からの胡散臭い通報があり、その度に形式上の取締りと自主的撤収のやりとりを円滑にとりかわして来た経緯のある間柄。馴れ合わなかったことも暗黙の信頼関係の一端を担っていたとさえ思っていたのに。そうですか、お忘れですかと心寂しくも路上演奏家の端くれとして後を濁さず一礼してその場を去りました。
 夜風が心地いい晩だったので通りを変えて再び店を開きました。2〜30分も唄ってますと自転車が後ろでキッと止まった音がします。そんでそっちを振り向くとさっきの巡査が一人で小走りにこっちへやってくるじゃありませんか。思わず今度はこっちが恐い顔になって身構えてしまいましたよ。やって来て巡査、何を言うかと思ったら「ずっとやられてる方ですよね?最近見かけませんでしたが。今日は酔っ払いの通報で撤去をお願いしましたが、またこっちで唄われる際は是非あそこでやって下さい。では失礼します。」

 さすがにチップは寄越しはしませんでしたが、こういうのも唄い手冥利に尽きると思うんです。



〜旅流ライブ情報〜
10月22日前後
富山県の繁華街に出没予定

11/29~12/3
WAHAHA本舗 PRESENTS
ポカスカジャン&大江戸ワハハ本舗・娯楽座合同公演
元禄赤穂義士伝「忠-SING-蔵」
詳細はこちら




その他、どこかで唄ってる場合はツィートしてます。ご登録くだされば幸いです。



山崎蒸溜所貯蔵梅酒ソーダ割り

October 10 [Tue], 2017, 2:09
 今日は品川の釣り堀で鯉を2匹キャッチ&リリースしてきた。練り餌に触ったのは何十年ぶりだろう?釣りキチの兄貴に付いて麻布の釣り堀に行ったのが小一の冬休み。練り餌の付け方、ポイント、合わせ方…大切な思い出ではありますがこんなことしか書くことがないのかい。というか、今宵は大切な友人達の動画を見ながら呑んでますので、そんな友人達を紹介して見ましょうかい?


 先週の木曜は埼玉のシンガーソングライター「谷介」が蒲田まで呑みに来てくれた。旅流をご指名頂いた感謝を述べつつ東口で呑み始めたが、せっかくなので足立区のシンガーソングライター「浜田伊織」を呼んで3人で呑んだ。伊織との出逢いは仙台の路上。谷介とは今は無き熊谷の伝説のライブハウス「葡萄館」。友情という懐かしい匂いを思い出しながら飲み放題は2ループ目へ。そこへタイミング良くかかって来た電話は湘南方面のシンガーソングライター「村田亮」。亮は町田のVOXの西さんに紹介してもらったんだっけかな?なぜか旅流を慕ってくれる自慢のシンガーソングキャンパーw。

 たくさんの出逢いと別れの中で未だに続いている俺たちの絆とはなんなのだろう?そんなの唄に決まっている。あとは素敵なタイミングか何か。終電に乗り込む二人を見送ってから旅流は「堀部安兵衛」を唄いにスナック街へと消えてゆくのでありました。

 その後日、茂原と金沢のシンガーソングライターデュオ「ソーセージ」のステージを見に行って来た。野外ステージで音量制限に縛りがあるような印象で演者もPAさんもやりにくそうだなと思いつつハイネケンをごくごく。それでも、ソーセージは超ゴキゲンなステージでした。圧巻でした。

 今は里の曙を昼の飲み残しの16ティーで割ってますけど?


<旅流ライブ情報>
WAHAHA本舗 PRESENTS
ポカスカジャン&大江戸ワハハ本舗・娯楽座合同公演
元禄赤穂義士伝「忠-SING-蔵」
11/29~12/3
詳細はこちら


その他、どこかで唄ってる場合はツィートしてます。ご登録くだされば幸いです。それでは良い夢を、お休みなさい。



セブンコーヒー

September 19 [Tue], 2017, 17:00


<旅流 草一郎は2017年6月14日に『堀部安兵衛』でメジャーデビュー(アスタエンターテインメント)をした旅するシンガーソングライターです。詳しくはホームページを御覧ください。>


<航海日誌>
 9月13日 WAHAHA本舗本社
 喰始先生とタマ伸也さん(ポカスカジャン)が目の前にいらっしゃる。机を挟んで向かいに僕と松元さん。それにしてもプロの役者と競い合うことになろうとは。しかし、芝居のイロハはつゆ知らず、唄の勝負となればこちらも負けるわけにゃあなりませぬ。旅で鍛えたこの声には日本各地の出逢いと別れ、あの日誓った云々かんぬん…。なんて勢い勇んでおりましたが、一向に競技も審査も始まりません。終始笑みを湛えて穏やかに話す喰べ先生と補足を入れながら温かい眼差しを配られるタマさん。一体我々は何を見られているのであリましょう。

 面接が終わり、松元さんと僕は仲良く駅まで帰った。二人揃って出演が決まったのだ。
 WAHAHA本舗本社の一室での出来事は公演を前にして明かすべきではないでしょう。ただ、壮絶な死闘があったような気がすると日誌には付けておこう。

〜 旅流 ライブ情報 〜
10月1日(日) 
下丸子ふれあいフェスティバル
12時〜   無料


11月29(水)〜12/3(日)
WAHAHA本舗PRESENTS
ポカスカジャン&大江戸ワハハ本舗・娯楽座合同公演
元禄歌謡赤穂義士伝「忠SING蔵」


<ローカルなお知らせ>蒲田西口のグランドキャバレー「レディタウン」が閉店した。50年の歴史の終わりの5年ほどを軒先で唄わせてもらった場所だ。鍛えてもらった。いずれ思い出を書こう。おつかれさまでした。お世話になりました。





ふなぐち菊水一番しぼり

September 18 [Mon], 2017, 0:50

<旅流 草一郎は2017年6月14日に『堀部安兵衛』でメジャーデビュー(アスタエンターテインメント)をした旅するシンガーソングライターです。詳しくはホームページを御覧ください。>

 旅をしていて漁師にスカウトされた思い出話しはライブ中のMCでよく触れるが(富山県の薮田漁港でのこと。デビューCDの3曲目の『はぐれ雲』の舞台の中心となっている)、思えば、各地で色々な人に声を掛けてもらいいろんなことをやらせてもらった。五所川原の立佞武多(たちねぷた)では化人(ばけと)になったり、金沢では高校の特別講師を不定期だが2年間も経験した。福岡の若松では商店街を練り歩くチンドン屋の一座に入ったりー。旅先での出逢いはその街での滞在に繋がり、そこで暮らす人たちの日常に受け入れられてゆく喜びを感じる特別なものだった。
 ここ数年は蒲田の立ち呑み屋に留まって逆に旅する人を相手に唄って来たが、6月のデビューをきっかけにまた旅する側に戻ってみた。以前のように行ったきり雀とはいかないが、それでもそこそこ旅らしい旅になって、いい出逢いに恵まれている。やはり旅はするものだ。

<航海日誌>
 『ポカスカジャン』さんと『大江戸WAHAHA本舗・娯楽座』さんの合同公演にゲスト出演させて頂く。不思議とWAHAHAさんとは縁がある。最初は10年以上前に新潟NAMARAの中村さんに『とほほダックス』さんを紹介してもらい、翌日のステージに飛び入りで唄わせてもらったことがある。そのあとは友人に連れられて下北へ勝栄さんの芝居をみにいったりとか。そして、今回はネットでたまたま見つけた演歌歌手募集の記事。その合同公演の作品名が<元禄歌謡赤穂義士伝「忠-SING-蔵」>というから因縁めいたものを感じずにはいられなかった。とは言え、選考に漏れてしまえば因縁も何もない。盛り上がるのは出演の座を勝ち取ってからにしようと早速電話をした。
 面接の機会が与えられて渋谷の社屋に出向いてみると知った顔があった。松元さんだ!松元さんは芝居も観れるその名も「忠臣蔵」という居酒屋もされていて、一度呑みに行ったことでFaceBookでも繋がって頂いた筋金入りの役者さんだ。これは難敵、、。  つづく


WAHAHA本舗PRESENTS
ポカスカジャン&大江戸ワハハ本舗・娯楽座合同公演
元禄歌謡赤穂義士伝「忠SING蔵」
11/29(水)〜12/3(日)





旅流 草一郎
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