屋上 

December 26 [Fri], 2008, 10:42
オレは今日の授業をサボるため、屋上に行った。 そこには、一人の少女がフェンスのむこう側に立ってどこか遠くを眺めている。 「また、そんな所にいるのか。」 オレが声をかけると彼女はこっちを振り返る。 彼女は長い黒髪と対照的な白い肌、瞳は遠くから見ると黒に見えるが紺色で、表情はあまり無いが整った顔立ちの少女だ。 「そっちも、また授業をサボっているのね。」 と言ってくる。 「それはお互い様だろ。」 と返すと 「そうね。」 と返される。これで会話終了。 オレは彼女の方へ歩いていく。彼女の横に立って彼女の視線を追う、そこにはいつも変わらない町の風景があるだけだった。 チャイムが鳴る。そろそろ下校時間だ。オレはどこの部活にも入っていないからこのまま家に帰る。 「じゃあ、また明日な。」 と彼女に言って屋上から出て行った。 彼が出て行った後、少女はまたしばらくそこに居て町に沈んで行く夕日と徐々に自分の瞳と同じ色に変わって行く空を眺めていた。 ※また、たまに続きを書いていくんで良かったら読んでいってください。
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:t6n-kf
読者になる
2008年12月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新記事
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる