<鳩山首相>韓国艦沈没「隣国がとんでもないことを」(毎日新聞)

May 29 [Sat], 2010, 17:39
 鳩山由紀夫首相は22日、札幌市で開かれた民主党北海道連のパーティーで、首相公邸からテレビ中継であいさつし、韓国の哨戒艦が北朝鮮製魚雷で沈没したと韓国政府が断定したことに関し「とんでもないことを私たちの隣国が犯してしまっている」と北朝鮮を批判。「国際的に協力してしっかり戦っていかないといけない」と述べ、日米韓を中心に緊密に連携していく考えを改めて示した。

 首相は「大事なことは韓国をしっかりと日本が支持することだ。二度と北朝鮮がこのようなことを起こさないよう、国際的な環境を作る」と語った。首相は沈没事件や宮崎県で広がる口蹄疫(こうていえき)の対応のため、パーティー出席を中止していた。【大場伸也】

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少子化問題、結婚取り巻く環境変わった 佐藤博樹・東大教授(産経新聞)

May 27 [Thu], 2010, 10:08
【少子化インタビュー】(上)

 少子化に歯止めがかからない。東大社会科学研究所の佐藤博樹教授は、未婚化の進行がその要因の一つになっている点に警鐘を鳴らす。

 −−少子化問題についてどうみているか

 「まず考えないといけないのは、出生率が回復したとしても、当面は労働力人口が減っていくことだ。就業率が現状のままだと労働力人口は増えないことになる。そのために大事なのは少子化対策が就業率を下げないようにすることだ。就業率を上げて働き手を増やせても、その結果として出生率が下がっては意味がないことになる。だから、就業率を高めながら有効な少子化対策を取ることが今非常に重要な時期だ」

 −−そのための方策は

 「就業率を上げるという観点でいうと、日本の場合どこが低いかというと、年齢を横軸にした女性の就業率のグラフでM字カーブを描いている底のところと高齢期。その二つの時期の就業率を高めることが課題だ。特に女性の就業率を高めて、同時に結婚や出産に関する希望が実現でき、子供を持ちたい人が持てるようにすることだ。つまり、結婚・出産と仕事の継続の二者択一の解消が課題で、これは政府の『子ども・子育てビジョン』でもいわれている」

 −−現状はどうか

 「現状ではM字の底が上がってきているが、大部分は未婚化が原因で、独身女性が増えて上がっている。有配偶者でも底が最近は少し上昇してきているが、基本はM字のままだ。そういう意味ではこの構造を変えることが就業率向上の課題となる。女性が就業を継続しながら、同時に結婚し子供を持ち、かつ子供1人だったら2人持てるようにすることだ。ここから働き方改革の話が出てくる。結婚して子供を持ち、かつ仕事を続けたいという女性が仕事を続けることができる働き方にすべきだ」

 −−今までも仕事と子育ての両立を進めてきた

 「両立支援の制度づくりはかなりできてきている。法制面だけでなく、企業の制度面でも育児休業や短時間勤務が整備されてきているが、その制度を使う前に妊娠や出産で退職する女性が少なくない。産前産後休業を取って育児休業にいく前に辞めてしまうのだ」

 −−なぜ辞めるのか

 「制度があって育児休業を1歳まで取って復帰しても子育てはまだその先がある。復帰した後も仕事と子育てが両立できるかというと、それは制度ではなくて働き方の方の問題になる。勤務先の職場が恒常的な長時間残業で、同時に夫も子育てにまったくかかわらない。仕事を継続すると、自分だけで子育てと仕事の両立を図ることが不可欠となる。そうすると『とても無理』となる。つまり制度を利用した後の働き方が両立できる状況にない」

 −−働き方以外の問題は

 「もう一つ大事なのは『均等』だ。育児休業を取って復帰して、子育てと仕事の両立を支援する仕組みが整備されていても、子育てをしながら仕事を続けるのは大変だ。大変でも仕事で頑張れるのは、頑張ればそれが報いられる仕事が待っていることが大事だが、それがない。頑張って勤めてもほどほどの仕事しかない。出産して育児休業を取って仕事を継続して、『仕事を頑張ろう』というふうに思えないわけだ。女性にも責任ある仕事につながるキャリアが開けていない。『両立支援』と『機会均等』を車の両輪として実現することが課題となる」

 −−夫の協力も必要だ

 「女性だけが子育てするのでは子育てと仕事の両立は難しい。会社も本当は女性にもいろいろな仕事で活躍してもほしいと思っている。ただ女性が子育てと仕事の両方を抱え込んでいたら企業としてはやはり責任ある仕事を任せにくいということになる。そういう悪循環を断ち切るしかない」

 −−もう少し具体的に

 「両立できる働き方を実現し、女性の活躍の場を拡大していくためには、女性だけが子育てと仕事の両方を担う状況ではダメだ。夫の意識や働き方が変わらないといけないが、その夫は女性の勤務先とは別の会社にいる。両立支援などワーク・ライフ・バランスの推進は日本全体でやらないといけないことなる」

 −−政府の「子ども・子育てビジョン」の評価は

 「ビジョンには『妊娠、出産、子育てに関する国民の希望が実現できる社会へ』と書かれている。しかし施策の内容を見ると、結婚に関する希望の実現を支援する取り組みが書いていない。日本では未婚率が高くなると、出生率が下がることになる。出生率低下の要因は、結婚したカップルが持つ子供の数の低下によることだけでなく、未婚率の上昇による部分が少なくない。晩婚化は未婚率を高めることになり、結婚時期が遅れると結婚しても子供が1人になる可能性が高くなる」

 −−未婚化対策から行うべきだと

 「結婚適齢層が不安定雇用で家族形成できるだけの収入が得られなくて、結婚したくてもできないという意味ではまず安定雇用の実現が必要だ。もう一つ大事なのは、仕事に就いている大企業のホワイトカラーでも未婚率が高くなっている。長時間労働が主たる原因かどうか分からないが、その要因はゼロではないと思う。やはり仕事が忙しく、出会いを得る時間的な余裕がないことも大きい。また、1980年代後半以降、急速に職場結婚が減っているが、それに代わる出会いの場ができていない」

 −−職場結婚はなぜ減ったのか

 「以前は、女性と男性の望ましいライフスタイルに関する価値観が比較的一致していた。1980年代前半までは女性は『結婚するまで働く』、男性も『女性は結婚したら仕事を辞める』ことが望ましいと思っている人が多かった。職場の上司や親類などが出会いの機会について世話をしてくれたし、『課長になる前にできるだけ結婚した方がいい』、『結婚には適齢期がある』など結婚に関する社会的規範もあったが、それらがなくなった」

 −−これから、どうなる

 「職場結婚を増加させることは無理だ。結婚に関する社会的規範がなくなったことは望ましいことでもある。ただ、職場で一度マッチングができないと、新しい人が入ってこなくなるから、もう二度とマッチングの機会はない。そういう意味で職場がマッチングの機会ではなくなってきた。そうすると外へいかないといけないが、忙しくて外にいく時間がないこともある。また、出会いを支援するインフォーマルなサポートや結婚に関する社会的規範がなくなったのだから、自分で出会いの機会をつくり、自分で結婚を決断する必要があることをまず自覚することが大事だ」

 −−出会いの場をつくるには

 「一つは『婚活』だ。『婚活』は、結婚の希望を実現するためには積極的に行動を起こさなければいけないということを社会的に喚起し、そうした活動にプラスのイメージをもたらしたという意味で貢献している。ただ合コンが結婚に結びつくわけではない。他方、『結婚するかしないかは個人の責任』、『結婚できないのは魅力がないから』というふうに思っている人たちもたくさんいる。でも、未婚化は個人の問題だけでなく、出会いや家族形成を円滑化していたかつての“皆婚社会”を支えていた社会構造が大きく変わったということによることを確認すべきだ。若い人々自身が、まず社会構造が変わったということに気付くことが大事だ」

 −−確かに、社会構造変化の認識は大事だ

 「例えば、職場だけではなくて社会人大学院にいくのでもいいだろう。人的なネットワークを広げるということが大事だ。男女の出会いや結婚を目的にする必要はない。例えば、ボランティア活動に参加するのもいい。いろんな人と付き合い、ネットワークを広げると出会いの場も増えることになる。それが非常に大事だ」

 −−政策としては

 「政策的にもそうだ。社会構造が変わったということが未婚化の背景にある。少子化対策も昔は『個人の生活に踏み込む』といわれてタブー視されていた時代もあったわけだが、それは変わった。少子化対策は『産めよ殖やせよ』ではないということが理解されたわけだ。それと同様に、結婚の希望の実現を阻害する要因をより除く取り組みも大事だ」

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内閣支持率 続落23%「危険水域」近づく(毎日新聞)

May 20 [Thu], 2010, 13:40
 毎日新聞が15、16日実施した全国世論調査で、鳩山内閣の支持率は23%と前回調査(4月17、18日)から10ポイント下落し、3割を大きく割り込んだ。不支持率は62%(前回比10ポイント増)と初めて6割を超えた。資金管理団体の政治資金規正法違反事件で検察審査会から「起訴相当」と議決された民主党の小沢一郎幹事長に対しては「辞任すべきだ」との回答が78%に達した。鳩山政権は危険水域に近づいたといえる。

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 昨年9月の発足当初77%の高さを誇った内閣支持率は8カ月で54ポイントも下落。前回と今回の調査は支持率が10ポイントずつ下がる急落ぶりだ。発足8カ月後の支持率では、07年参院選と09年衆院選で惨敗した安倍、麻生政権を下回った。過去の政権で不支持率が6割を超えたのは竹下、森、安倍、福田康夫、麻生の各政権。いずれも6割を超えてから1年以内に退陣に追い込まれている。

 鳩山内閣を「支持しない」と答えた人に理由を聞いたところ「指導力に期待できないから」が50%を占めた。「政治とカネ」問題を抱える小沢氏に党運営を委ね、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で迷走を続ける鳩山由紀夫首相の「資質」に大きな疑問符を突き付ける数字だ。

 普天間問題では、首相が約束した地元・連立与党・米政府の合意を得ての「5月末決着」はすでに断念。世論調査では「5月末に決着できなかった場合、首相は退陣すべきだ」との回答が47%(前回53%)、「退陣する必要はない」は51%(同45%)と拮抗(きっこう)している。

 それでもなお首相は「5月末までに決着させる」と繰り返す。「追い込まれ退陣」を懸念する平野博文官房長官らは、普天間の県内移設とほかの負担軽減策をパッケージとした政府方針の閣議了解をもって「決着」とする苦肉の策を模索。政府筋は「5月末から1週間ぐらいは『決着』を巡りいろいろあるかもしれないが、収束するだろう」と楽観論を口にする。しかし、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は16日、閣議了解に応じない考えを明言。連立与党の枠組みもきしむ。

 ◇政党支持率、初めて2割切る

 こうした状況を受け、今回の調査で民主党の政党支持率は19%(前回比4ポイント減)と政権交代後初めて2割を切った。2月の調査までは内閣支持率が下がっても政党支持率は3割台を維持し、1割台に低迷する自民党との差が民主党の参院選候補たちにとって心の支えだった。危機感の募る党内には小沢氏の辞任や更迭を期待する声も根強くあるが、「小沢氏切り」に踏み切る求心力が首相に残っているとは言い難い。

 調査では「首相にふさわしいと思う政治家」も質問。新党改革の舛添要一代表が13%でトップ、前原誠司国土交通相が12%、みんなの党の渡辺喜美代表が9%で続いた。前原氏は小沢氏を批判することで人気が高まっている側面もあるが、民主党内の「小沢支配」が続く中で首相となる現実味は薄い。「ポスト鳩山」に挙げられる菅直人副総理兼財務相は6%で、自民党の石破茂政調会長と並んだ。

 鳩山首相は3%、小沢氏は2%と低迷。不人気ゆえに、どちらかが辞めれば道連れとならざるを得ない状況にあり、首相周辺は「このままの体制で参院選まで行く。打開のしようがない」と漏らす。輿石東参院議員会長は16日、毎日新聞の取材に「ここが我慢のしどころだ。心を一つに踏ん張っていくしかない」と語った。

 一蓮托生(いちれんたくしょう)の「小鳩」体制で参院選に臨もうとしている民主党。党内では、参院選の敗北を見越し、公明党やみんなの党を取り込む「連立組み替え」も論じられ始めた。【田中成之】

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<強盗>飲食店の券売機売上金23万円奪われる 津(毎日新聞)

May 14 [Fri], 2010, 19:31
 8日午前5時5分ごろ、津市乙部の飲食店「なか卯津乙部店」で、店に入ってきた男が券売機を調整していた男性店員(20)にガラスのビンを突き付け、券売機を開けさせた。男は中にあった売上金23万2000円を奪い走って逃げた。店員にけがはなかった。三重県警津署によると、男は20〜30歳で、身長165センチ前後。店内に客はおらず、店員1人だった。同署は強盗事件とみている。【加藤新市】

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<鳥取連続不審死>捜査本部が解散 半年間にわたる捜査終結(毎日新聞)

May 12 [Wed], 2010, 11:25
 鳥取県警は10日、同県を舞台にした連続不審死事件の捜査本部を解散したと発表した。捜査本部設置前を含め延べ約1万1000人の捜査員を動員した半年間にわたる捜査が終結。鳥取市の元ホステス、上田美由紀被告(36)は2件の強盗殺人罪と8件の詐欺などの罪で逮捕、起訴された。強盗殺人事件は裁判員裁判の対象となる。

 上田被告の周辺では男性7人が変死した。鳥取地検はこのうち鳥取市の自営業、円山秀樹さん(当時57歳)と、同県若桜町のトラック運転手、矢部和実さん(同47歳)に対する強盗殺人罪で上田被告を起訴した。捜査関係者によると、2件について自白は得られず、状況証拠などで立証する方針だという。地検はこのほか、現金や車などをだまし取ったとして詐欺(7件、被害総額1048万円)と窃盗(被害38万円相当)の罪でも起訴した。

 上田被告と同じアパートに住み、上田被告が繰り返し錠剤を飲ませたとされる無職、田口和美さん(同58歳)の死亡については、捜査本部は「心臓病による病死」と判断し、立件しなかった。

 詐欺罪などについては公判前整理手続きが始まったが、強盗殺人罪は公判日程がまだ決まっていない。同罪の法定刑は死刑か無期懲役。被害者が2人で、動機は代金や借金の返済を逃れるためとされ、検察は死刑を求刑する可能性が高い。【遠藤浩二】

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