音色とは、マウスピース、奏者、楽器メーカー、息の入れ方・・・・など
様々な要素で無限に存在します。
あえて、「音色」をテーマにしたのは、「良い音色の定義は無い」のに
「もっと良い音色で演奏したい・・・」の欲望に対して、
どうやって取組むか・・・・・を一緒に勉強しましょう。
【音色】
「ねいろ」と「おんしょく」と読み方が存在しますが、統一して「ねいろ」でお話します。
音色とは、文字通り「音の色」ですが、音に色と言われても難しいですね・・・
仮に、「もっと良い音色で・・・」と言われても・・・・順応出来ませんね・・
私の場合、「音色とは、楽器メーカーの違い」でしか言葉にしないようにしてます。
良い音色って言われても奏者の大半は理解出来ないからです。
あえて、「音色」に関する指示を出す場合、「もっと甘い音で・」とか「もっと鋭い音で」とか
なるべく私が欲しい音の具体的言語で要求します。
特に、中学生は色々勉強する事が多すぎて、「もっと良い音色」でと言われてもね〜〜〜?
確かに、CDを聴きながら・・「良い音色だな〜〜〜」って言う場合がありますが、
その「音色」を出す為に、その曲の練習で奏者は指揮者から具体的に指示が入っているのです。
私も、オーケストラで「イーゴリ公より〜ダッタン人の踊り」を指揮したときに、
「オーボエさんのソロがなかなか納得できず、色々悩みましたが、」最終的に
「オーボエ、もっと眠たくなるように吹いてみて・・・・」と指示しましたら、
すごく、素晴らしいソロを吹き、本番でも、アンケートで、
「オーボエのソロが気持ちよかった」「オーボエのメロディーが完成してた・・・」など
オーボエに対しての評価が非常に高く、驚いた記憶があります。
たぶん、オーボエ奏者のイメージしやすい指示がたまたま私の指示と一致できたからでしょう・・・
名曲ですので、アンケートでは耳の肥えたお客が厳しい評論する事が多いこの世界で、
オーボエを評価して頂いたのは正直・・・・嬉しかったです。
結局、「音色」とは、お客の耳に、曲に準じた音を、いかに奏者に出させるか・・・・が
「音色」の極論だと私は信じています。
簡単にまとめますと・・・・・
「良い音色とは、その曲に適した音や、その曲を飾れる音や演奏の仕方かな」と思います。
断定して言えないですが、少なくとも、「曲を飾れる音質、音程、歌い方が音色ですね」
このレッスンは私の経験上の解釈ですが、
吹奏楽でも同じだと思います。
だから「音色は曲により定義がかわるので、」・・良い音色の一言での教育は反対です。
これを読んだ方が、もし後輩などに「音色」の指示を与える場合・・・・
できるだけ、イメージしやすい言葉を考えて、指示してあげると
後輩も希望した演奏してくれると思いますよ・・・・・
なかなか解釈しにくい「音色」ですが、このレッスンでヒントを
身に付けて、良き先輩になろうね・・・
以上、お疲れ様でした。