ポケセンにて。
う゛ー・・・・・。
「はぁ〜、ヒョウタさん、めっちゃお気楽なんやけど・・・。ウチめっちゃ振り回されてるんやけどぉ!!?」
頭を振り回しながら叫んでしまった。
『というか、ミカ、あの人いかにも岩タイプ使いって感じだったけど、作戦とかってあるよね・・?』
「もちのろん!ロコンの技で「あなをほる」ってあるやろ?それを使うんよ。」
そしたらポッポがたずねてきた。
『あのさ、俺はどうなんだ?』
「ポッポは今回なし。ちょっと無理。」
『え?マジか・・・?っていうか、なんで俺出番少ねぇんだよっ!?』
「へタレキャラですから。」 『へタレキャラって俺の扱いひどくないっ!?』
「あ゛ー、もう、うるさいからボールに戻る。」
『おぃぃぃ!・・・』
・・・あー、静かになりましたね・・。
ま、こっちのほうがえぇわ。
「うーん、でもロコンだけじゃ頼りないからなぁ〜。ポケモン捕まえにいくか。」
で、203番道路に戻りました。
「んー、特になんもなし・・・か。」
『ジム戦にはちょっと時間がかかるみたいね。』 「ホント。」
そのとき、遠くから何かの声がした。
''『シクシク・・・』''
「?ロコンなんかいった?」 『ううん。』
''「お前なんかもう使えない。さっさとどこかへいけ!」''
''『痛い!』''
空耳なんかじゃない、前よりはっきりと聞こえてくる。
声のするほうへ行くと、トレーナーらしい少年とポケモンの声だった。
トレーナーのほうは、紫の頭に青系の服を着た、目つきの悪い少年。
ポケモンのほうはチョンチーだった。
あれって、もしや・・・・生き物ぎゃくたいっ!?
「ちょっと!なんしよんアンタ?」
がさがさと音を立てて歩きながらウチはその少年に言った。
「ふん!誰だお前は?関係ないだろ?」
「関係ある!今、そこのチョンチー泣いとった!アンタなんしたん!?」
少年の肩に手をあててウチがたずねると、払いのけるように手を叩いてきた。
「使えないから逃がしただけだ。」
「使えない、やと・・・!」
「そうだ。俺のポケモンで使えないやつだったから逃がした。それだけだ。」
バシッ!!
ウチはあまりのひどさに思わず、誰にもしたことない平手をくらわせていた。
「何いっとるん!?ポケモンが使えないなんて、'''ガキ'''がそんなひどいこと言うな!」
「っ・・・!うるさい!俺はガキじゃない!!シンジだ!」
・・・アレ?
「い、今、なんと?(・ω・)?」
「なんども言わせるな。シンジだと言っているだろ!」
シンジって・・アレ?なんかコイツ、見覚えあると思ったら、あのポケモンに出てくる'''シンジ'''ですか?
「マジでか?」 「それがどうした?」
「ふぅ〜ん・・・。そうですかぁ・・・(ニャリ」
『み・・・、ミカ?どうしたの?』
「アンタはバトルで言っても聞きそうにない。だから、」
'''「平手10回だぁぁぁ!!!」'''
「何いってるんだ!だいたいお前誰なんだよ!(怒)」
「うっさい!」
バシィィィィ!!!
平手がシンジに直撃した!
一回当たったから連続で当てようとしたけど、シンジは思った以上に運動神経がいいらしく、するりとかわされてしまった。
「ちっ、俺はこんなわけの分からんやつにかまってるひまはない。おぼえとけ!」
そして逃げていった・・・。
・・・けっ。
『ぅー・・・』
シンジが逃げたところで、チョンチーに目を向けると、ブルブル震えていた。
「大丈夫?ケガない?」
『ぁ、あなた、誰・・・?私、を、どうする気なの・・・・?』
「ウチはミカや。こっちはパートナーのロコン。アンタちょいケガしとるっぽいけん、ポケセンに連れてってあげるわ。」
そういったら、ポッポと同じ反応をして、
『ぁ、あなた、私の、こ、言葉分かるの・・・?』
「あー、それね。みんな同じこと言うんやな。なんかウチにだけ分かるみたいなんや。あんまし気にせんでえぇよ。」
『うぅ・・・、うわぁぁぁぁん!!!!』
そういったらいきなりチョンチーが泣き出した!なんで??
「ちょ、ちょっと!?なんで泣くん!?アレ、どーゆータイミングっっ!?」
『ミカ、泣かした〜』 「いや違うって!なんでそっち系!?」
あ゛ー、ウチ泣かれると困るわぁ・・・
「と、とにかくポケセンやポケセン!」
チョンチーを抱えてダッシュでクロガネシティに戻るのであった。
なんかもうシンジが悪役でザコかったのであった。ゴメン。
とにかくチョンチーほしかっただけだったのであった。