SR400。名車です。 

2017年05月19日(金) 14時44分
まあそんな訳でSRに乗りました。
SRは…私からは遠いジャンルだな(笑)!
バイク業界のご長寿四天王と言えば
GPZ900R、刀、V-MAX、そしてSRでしょう。
1978年デビューから何と、まだ売っている…。
もうすぐ祝40周年ですか。まじかー!

気になって調べてみましたところ、
250CCくらいまでの小排気量のものは
単気筒のオンロードモデルというのはありましたが
400CC級の単気筒オンロードモデルって、
実はありそうでなかったんですね。
クラシカルなモデルと見せかけて超革新的。
ちょっと面白かったので、
秘蔵の資料からビフォーアフターしてみましょう。
(この本便利なのですが、出版元が倒産です。悲しい。)



元々雑誌のエイプリール企画が発端だったと、
半ば冗談のような生い立ちのようですが、
そもそも発売したヤマハ自身は
ダートトラッカーのようなものを考えてていたのですが
発売されると英車風カスタムが流行した、と
当時の本にも書いてありました。
のっけから波乱含みな立ち位置に放り込まれます。



そんな訳で最初の頃はヤマハも迷ったのか、
キャストホイール付きにモデルチェンジして
大バッシングを浴びたりもしましたね。
こうして見ると色合いといいホイールといい、
むしろアメリカのダートラですね。なるほど。



徐々に英クラシック路線に転向し、
フロントブレーキを敢えてドラムに、
フロントフォークにブーツを付けたり
1988年くらいになるとお前誰だよ(笑)。
GPZも恐らくメーカーの意図を越えた
愛され方をしたのではないかと思いますが、
SRはそう考えるともっとすごいですね!
これを作ったのは、もはやユーザー自身。



ということで試乗します。
写真のとおりですが95年型くらいだと
需要も安定してきたのか
外観は88年型から大きく変化していません。
(シートなどは社外品に変わってます。念のため。)

このモデルを扱えるかどうかは、
キックスターターでエンジンを掛けられるかで
ほとんど決定するといっても間違いはありません。
実はワタクシどうでもいいコンプレックスなのですが
大昔北海道で同じ年齢くらいの女の子に
SRを貸してもらった事がありまして、
エンジンを掛けれなかったんです…。
その後2スト250単気筒、4スト250単気筒と
キックスタート級(?)を段々と上げてまいりました。

ペダルを軽く回して上死点を探す。
ステップの上に立ってひと呼吸する。
「キエエエエストオオ!!」と叫びながら
骨折しない程度に全力でキック!

「ボルン!ボトトトトト…」

20年の自分の進化に、感動したっ!
これで話を終わりにしたい位ですが、
ちゃんと走って下さい。



サイドスタンドをしまい忘れて
エンストをするという悲しいことが起きましたが
エンジンはそうね、でかいセローですね。
7000回転までが許容回転数ですが、
3000回転も回していれば充分です。
逆に低回転がぎくしゃくすることはなく、
「ドタタタタッ!」と軽量の車体を
気持ちよく引っ張ります。
全然かったるくない。面白いくらいの加速です。

懸念される振動も、まあするんですが
硬質でガンガンくるというものではなく
柔らかい「鼓動」という感じで上手く仕上げています。
XLRとかもっとガルガルガンガンですよ。

速度的においしいのは60kmから80km、
下道をツーリングするのに最高なところです。
しかし100kmは超えたくないかな…。
充分やれるトルクはあるのだけれど、
敢えてゆっくりめに景色を見ながら走ると
これは極上です。さすが名車!楽しい!



シャシーは1978年デビューということを考えると
当時は結構操縦性もいい部類だったかもしれません。
2014年11月に1970年型CB250の試乗をしてますが、
感じとしてはその延長にいる乗り味なのですが
全体としてこちらが積極的に操作して
荷重移動で曲がるものではありません。

ブレーキはワンテンポ遅れてカックンと効くし、
足のストロークも少なくハナがはいりにくいです。
しかし、CBは「やばい、ゆっくり曲がれ」と
ぎゅうぎゅうブレーキを掛けて曲がるのを
SRはそこまでせずとも自然に曲がってくれます。
それがまた不自然じゃなくて、
リラックスしながら気負いなく曲がると
結果的にきれいな定常円を描く感じですね。

加えて大事なことですが、軽い。
ハナの入りにくさを軽さでカバーし、
結果さほどおかしくない操縦性になってます。
なおのことこちらから無理やりな操作で
バランスを崩すような乗り方はダメですね。

気をつければ意外と峠も行けるんじゃ?と思い
ちょっと連続カーブのところに行ってきましたが
ラインがブレブレになってしまい、
それはさすがにムリでした(笑)。



思ったよりスポーティに走れて
でもカスタム狙いのユーザーが付いちゃったから
そろそろ正常進化した後継モデルを…と
ヤマハが思ってもおかしくないと思いました。
うん、私も思った。あっ?…これは。

SRXじゃないか。完全に…。

多分SRX600の試乗記は書いていないのですが
数年前に峠で乗ったことがあるのです。
SRのいいところを残しつつ、
現代風の積極的に操作できるような構成に
フレームから作りなおしたら
多分こうなるんじゃないかと思いました。
せっかくだからエンジンももうちょっと
パワフルに蹴り出すような特性にして
600ccにアップしてみたのでしょう。

結果SRX、夢のように素晴らしいバイクでした。
タイムは計ってませんが恐らく、
奥琵琶パークウェイ自己最速を記録したと思います…。
アクセルをどれだけ開けても怖くないというね。
あと、セルモーターも付きました。嬉しいです。

しかし、売れなかったな。SRX。悔やまれる…。
ヤマハの心中、いかばかりか。

カミのないSR。 

2017年05月18日(木) 16時24分
車やバイクを使わない時は、廃車、ナンバー返納
(一時抹消登録)の手続きを行い、
そのときに発行される
「返納証明書」という書類を保管しておきます。
この書類は、その車バイクの使用を再開するために
とても大切なものです。

なくしちゃうと、そう、再登録できないんです!

そしてこれを皆さん、よくなくすんですよ…。
125cc以下の「原動機付自転車」の場合は
無論入手先が真っ当である事を確認のうえ
私が古物商の資格を持っているので
自分で「販売証明書」を発行すれば再登録できます。

それ以上の乗り物は…大変でした!

簡単にできると思われてしまうとアレですので、
詳細は伏せておきますけれど、
まずは申立的なことを行いました。
あそこに行ったりここに行ったり、
なくしたらダメな書類だけに結構厳しい色々です。



それを書類にして陸運支局に持っていくと
記録事項証明書というものを発行するように、
とのことでした。300円です。
一応陸運にもバックアップデータはあるんですね。



発行された記録事項証明書をまた提出します(笑)。
しばらく審査時間がかかり、また質問を受け
待っていると証明書に「確認済」の判子が押され、
これで返納証明書の代わりになるそうです!
「不審案件」とはなんだ!そうですね不審ですね。



運良く条件が整い、無事に登録できました。
自走で行ったので、仮ナンバーの発行も
なかなか大変でした…。
まあ確かに、この時点では申立ての書類しかないし
法的な裏づけが全くないということになる。

車検じたいは一発合格です!
試乗記はまた次回…。

バイクもシーズンイン(遅れた)。 

2017年05月10日(水) 11時45分
シーズンインにあたりまして持越案件ですが
知ってる人は知ってますでしょうが
ワタクシ身長165cm体重最大48kgと
大型バイクを扱うにはいささか大きさ不足で
去年は結局、重量約240キロのGPZを
3回ほど倒してしまいまして、
いちいちウィンカーを交換しておりました。

ウィンカーくらいならまだいいのですが、
だんだんと根元のアッパーカウルにまで
ひびが入ってまいりまして、
これ買うと高いんですよねー!
(一説によると8万円くらいするとか…)
あんまり出っ張らないウィンカーを探すと
Y君がありがたいことに手持ちの
埋め込みタイプのものをくれました!





さっそくアッパーカウルを外しますが、
カウルが初めて装備されたくらいのモデル
外すのが結構面倒くさい…!
しかし、フレームやガソリンタンクの形状が
まだ見せるものという発想が残っているせいか
ネイキッドにしても案外キレイだと思います。



1枚目の写真に戻って説明しますと、
純正のウィンカーを外すと、カウルに
はまるような黒い台座も一緒に取れたその先は
カウル自体にもにかなり大きく切り欠きがあります。
そのままでも支障はないのですが、目立つ。

…いっそ切って穴にしてみたらいいんちゃう?

…そして網でも貼ってみたらいいんちゃう?

と、いうことで何かできました。
こんどはTさんが余り部品のステンレス網をくれ、
そのままだと銀色が目立ち過ぎるので
炙って焼け色を付けてから貼ってみました。



新しいウィンカーは問題なく付きますが
水平に付けると保安基準に抵触しそうなくらい
小型のものですので、ちょっと斜めに付けて
正面から見た面積を増やしておきます。
カウルのエッジラインにもぴったり合い、
まあまあ見苦しくないように付いたでしょう。



まだ作業が終わっていませんが
個人的ゴールデンウィークがようやく開幕し
(期間中は普通に働いてました…。)
天気がいいのでお出かけしました!

敦賀のフェリーターミナルに船を見に立ち寄ると
近海郵船のRO-RO船が停泊中です。大きい!
前夜敦賀に到着したのでしょうか、
よく見ていると職員さんが船上で
何か点検したり手入れをしたりしています。



正午前に目的地の越前温泉「漁火」に到着です。
あっ、いつの間にか道の駅になってる…。
気のせいか連休が終わったサービス業の方なのか
バイクも案外多く見かけます。お疲れ様(笑)。
後輩GPZ1100も、登場からずいぶん経ちました…。



が、帰りになにかご飯を食べようとすると、
結構な確率で休業をしています。
なんと目星を付けたお店4連続にフられ
結局敦賀のファミレスで食事…。
いや、ランチメニュー700円で
ここまで美味しいんですから文句はないんですがね!

JMTMからバニングの考察。 

2017年04月23日(日) 22時21分
そもそものコトの起こりは15年くらい前になるでしょうか、
知床の岩尾別ユースホステルに宿泊したときに
読書スペースに大量の青年週刊漫画雑誌があり
(それが何であったかは忘れましたが…)
手に取ると「今、バニングが新しい!」とかいうタイトルで
特集が組まれていたんですよ。



で、バニングというとほら、こういう車を想像しますが
80年代前半の号と思われるその記事には
こういうカスタムのバンは一切出ていなく、
どちらかと言うとアメリカ西海岸風のカスタム
サーファー系というかキャルルック系というか、
そういうテイストのいじり方をしていました。

んんー、80年代にみられたバニングと、
私が知ってるいわゆる「バニング」が
全然形態が繋がらない…。
という疑問をなんとなく長年持っていたのですが
今回のJMTM見学はその辺りを重点的に
観察できたらいいなあ。



まずはE23系キャラバン、80年代ど真ん中です。
旧車ミーティングですので当たり前ですが、
ベース車両はこういうのがぴったりですね!
ローダウンとアルミホイール(まさかのZ32純正!)で
下回りは結構なインパクトを出しつつ、
一方車体はエアロもスモークガラスもなしの
シンプルな構成で決めています。
ローダウンはホットロッドの技法が大元で、
車体はキャルルックというところでしょうか?

うーん、サーファーですね。湘南海岸にいるが
大黒ふ頭はいませんね。確実に。
大原則は威圧的にしたらダメなんでしょうね。
最初の写真と比べてみると、
力の抜け方が逆にすごい(笑)。





M10系とR20系のライトエース/タウンエースを
まとめて行きましょう。大先輩やないか。
これらはホイール交換くらいの改ですけれど
ちょっとポップな色使いや装飾です。
乗用系はメーカー純正に近い状態でも
お洒落なカスタムカーっぽい雰囲気ですね。

冒頭の雑誌のお話ってちょうどこれらが
新車で発売されていた頃の話だと思います。
そう言われてみると、ステーションワゴン系も
ウッドパネル調の塗装が施されたりもして、
この頃の時代はメーカー的にもバニングが
結構注目されていた、のかも知れませんね。



ちょっとラットな雰囲気な50系ハイエースです。
何ですかね、車の世界にも蛮カラの気風、
弊衣破帽の輩がいらっしゃるのですかね(笑)。
私もどちらかと言えば、あんまりキレイにして乗るの
得意じゃなかったりします。分かる。
何ならわざとそういう塗装でヤレを再現したりする
ツワモノも存在しますから侮れん。

しかもこのハイエース、セルシオのエンジンを
座席下の狭いスペースに強引に搭載してます。
派手ではないがローダウンも行って
ああ、その辺もホットロッドの技法が元ですね。
言われて気がつきました。なるほど。



たぶんキャルルックな人とヒッピーな人は
当時でも客層がかなりカブっていたと思いますが
ラブアンドピースですね。花満開です。
徳大寺有恒がどっかで書いていたのですが、
ちょうど60年代から70年代の欧米の若者では
安いバンを手に入れてきて旅行をするのが
流行っていたのだそうです。
ああなるほど、ヒッピーの皆様がバニングですね!

ちょうどその頃日本では、バンは買えないので
国鉄で旅をするカニ族の皆様が大流行していたはず。
考えることは世界どこの若者も共通ってことだ…。
ちょっと話が広くなってしまいますが、
バニングを知ろうとすると当時の若者文化が
垣間見えてぐっと面白くなってきますね。


※ ※ ※ ※ ※ ※

と書きましたら知人が調べてきてくれまして、
「キャンピングカースーパーガイド」という
ムック本の編集長をなさっている
町田厚成という方のブログに大ヒントがありまして
バニング車とキャンピング車に関わる
カスタマー、ビルダーは
かなりの部分で同じ人が手がけていたそうです。

まあ考えてみればトランポ任務が主な
自分自身もそうなんですけれど、
西海岸のサーファーの若者が
愛車を海岸に乗り付けて部屋代わりに使ったり
欧州の金はないが暇はあるヒッピー達が
車内で寝泊りしながら放浪するのは
バンの使い方としてはほとんど一緒ですね!

そしてもうひとつ、バンのユーザーと言えば、
建築業者などの現場作業が多い方々。
バブルの建築ラッシュで余裕資金ができた
日本のそれらの方々が、彼らのセンスをもって
バンをカスタムし始めたら…。



こうなったと!なるほどなあー!


おまけ。



バニングの話と全然関係ないですが、
このジムニー、幌の代わりに木造ですよ!
実はまだ預かってる三菱ジープ、
幌の修理をどうするかと困っておりましたが
この手があったか。思いつきませんでした。
なんかこういう自由な発想で
面白いものが作れたらいいよなあ。
(まあ、負けを認めてパクる気満々です。)

みなべ。 

2017年04月04日(火) 18時14分
娘ちゃんが春休みですので、家族で出かけるかとなり
4人乗れる車がようやく生かされました(笑)。
紀伊半島で梅をみたい、というリクエストだったようで
私は仕事のあと、1日遅れてスタートです。

が、紀伊半島、何度も言ってますがでかい!
国内旅行に慣れ過ぎて下調べがいい加減なせいか
潮岬から西は都市名すら押さえていないので、
「みなべ町だよ」と言われていたにも関わらず
すさみ町と場所を思いきり間違えておりました。
(和歌山県民の皆様、本当に申し訳ありません…)

前夜の10時くらいに自宅を出発、
夜だから亀山の方を回って右回りしようと
国道23号から42号線を快速で移動します。
道は真っ暗で写真を撮ろうにも撮れません…。
峠道→海沿い→峠道を繰り返し
(主に荷坂峠と矢の川峠のことです)
朝5時くらいに道の駅「くしもと橋杭岩」に
到着しました。

もう少しですさみ…あれ?みなべ?

悲しくて、寝ました。しかし寒い…。

起きてまた走り(無料高速道のおかげで助かった)、
9時にはみなべインターを降りました。
串本からすさみ南インターの間の
海が見える景色が最高でした!が、眠い…!

10時にホテルで家族と合流して見学です。
まずはホテルに近い道の駅「みなべうめ振興館」で
娘のリクエストに応えます。
有名な南高梅って、南部高校が由来なんですね!
和歌山県は全国の梅生産量のなかでもぶっちぎりの量で
文学部地理学科出身といたしましては
みかんや茶と生育要件が似ている植物にも思いますが
梅が和歌山に集中している理由って何なんでしょうね。

これはアレか、和歌山県庁観光担当の
こうやくん香港ツアーでご一緒した
Sさんに聞いてみればいいのか!
あれから6年ほど経ちました。元気ですか。



ここまでなんと写真が1枚もありませんが
12時半に白浜市の「南紀白浜とれとれ市場」に
昼食をとりにやってきました。
遠い昔に紀伊半島が家庭内で流行っていた頃
来たことがあったのですが
市場というだけあって魚介類の品揃えがすごい!
お土産なんかもたいていここで揃いますね。
神奈川育ちお魚大好きな私も納得です。

おりしも日曜のお昼時とあって
フードコートは大混雑です。
喫茶のほうもランチをやっていたのでそこに決め、
釜揚げしらす丼を頂きました。
生しらすは貴重なのでついあれば選んじゃいますが
純粋に味で言ったら、釜揚げが好きです。



夕食はかんたんに済まそうということなので、
田辺のスーパーに立ち寄ります。
下手な観光地の美味しい処より、イケますスーパー。
主に串本港周辺で揚がった魚介がすごい!
中でもさんま寿司が私を呼んでいるので即決です。
これも地元の寿司店のもののようだ。



そのまま3時くらいに、奥様の会社と提携の
「紀州南部ロイヤルホテル」に到着です。
うわー、でかい。ジーンズやばい(笑)。
徹夜でしたのでそのままお風呂を堪能し
ぐっすり寝てしまいました…。

明けまして翌日9時ホテルを出発、
奥様のリクエストで千畳敷の海岸を見に行きます。
土ワイだ。土曜ワイド劇場だよこれ…。
付近は白浜の海水浴場も近く、
正しい温泉観光地です。熱海みたいな奴。
ちょっと枯れたこういう所も面白くて好きです。



さてここからはペースを上げて行きます。
途中休憩を挟みながら国道311号、
熊野本宮から168号十津川街道にスイッチします。
十津川街道、半分くらいは立派なバイパスなんですが
急にすれ違いもぎりぎりの狭隘路になったりして
なかなかの酷道ぶりです…。
これでも最速ルートですから文句は言えませんが。

千畳敷を出てから2時間ほど、13時くらいに
谷瀬のつり橋に到着です。
なんか今日、風がものすごく強くないか。
結構な勢いで橋が煽られております。
アシモくんがボックスステップを踏むような
ヘンな足取りで往復しました…。



(ところで、この車でホテル乗りつけました。
従業員なのか送迎車なのか、我ながらパンクロック。)

さて、つり橋見たらコンビニでお昼、と思いましたが
大変なことに気が付いてしまいました。
まさかの本宮から山岳区間全て、
五条までコンビにが、ない!まじか!
見落としていたらそれでいいのですが、
配送のトラックもなかなか行けないのかも。
ということで14時半、お腹を空かせて
五条まで下山してまいりました。

ここからは国道24号で郡山を目指し、
名阪国道→伊賀上野→信楽→自宅と
一路北上していきます。
自宅着は18時半、まあまあのタイムでしょう。
全ての走行距離は770キロでした。
さすが紀伊半島、でかい。

いやでも紀伊半島、割と好きなので、
もうちょっと近くなってくれたら
もっと通いたいんだけどな…。

20年ぶりに溶接。 

2017年03月29日(水) 17時45分
大昔、鉄工所のようなところで働いていましたが
溶接の練習をさせてもらったところ
「酋長くんは溶接のセンスはねぇな!」と
お爺ちゃんにダメ出しをくらっていました。
それ以来どうにも心に引っかかっていたのですが
店内から溶接機が出てきました…。



しかも超間抜けな話なのですが、
タウンエースという車はフレーム付きの
セミモノコックボディという構造なのですが、
普通のフルモノコックボディの車のように
サイドシルにジャッキを当てて持ち上げると
そこには強度がまるでないという…。
ええ、ベッコリやってしまいました。
そのままにしておくのも格好悪いので
切開して板金修正しておきます。



まあ、ここまでは慣れているので大丈夫。
(良く分かりませんが、結構引っ張って直してます)

で、ここからが本題で、
切開した穴は塞がないと車検上もまずいので
なんらかの方法で鉄板をボディにくっ付けます。
鉄板の厚さは薄板、0.8mmです。
ここまで薄い板はリベットで留めてしまうことが
一般的な施工方法なのですが

溶接してみたくない?と余計な心が(笑)。




出てきましたのはごく一般的なアーク交流溶接機、
出力は100V時で15Aから50Aといったところです。
200Vを接続すればもっと大パワーですが、
そこまでの出力は今日は不要のようです。

しかし、ここから先は何の知識もノウハウもないので
ご近所にお住いの職人のご隠居さん、てらむらさんに
ご登場いただきました。
ちょっと電話してみたら「うん?今行くわ!」と
有難いことにすぐご足労頂きまして申し訳ない!
ここから要点を箇条書きにまとめます。

1.溶接用眼鏡は絶対要る。
裸眼で作業は見れない。紫外線で目が火傷する。
アークが発生するまでは暗すぎて何も見えないが
光り始めると作業が目視で確認できる。

2.溶接棒は3種類くらい常備する。
母材の厚みで棒の直径も変えるので、
1.6、2.0、2.3mmくらいの3種を用意する。
溶接棒の太さもセッティングのうち。

3.電流値は相場どおりで。
うん、だいたいでいいんじゃね?
実際やってみてきれいに溶け込むか
確認したらいいと思う。

4.体勢がとても大事。
母材と棒の間隔を正確に1mmくらいに保ちながら
溶ける棒を送り出すし、位置も移動させるので
ひじを何かに押し付けて固定する。
肩から全体を動かしているようじゃ駄目だ。
母材も台の上に乗せて固定する。

おおー、なるほど!以上を踏まえて作業です。

そもそもアーク溶接って何じゃらほい?ですが
もの凄いザックリとイメージで説明しますが
高エネルギーの電力を使うと、
絶縁体であるはずの空気中も
場合によっては通電したりします。
すると高温のアーク(火花)が発生しますので
溶接棒と母材が溶けだしてきます。

溶接棒と母材の高温でさらに電力が流れやすくなり
いつしか連続して溶接棒が溶け出すのですが、
つまりアークをパンパンっと出して、
先端を暖気してやる必要があるわけです。



そのまま溶接棒を母材に押し当てても
ただの回路のショートになってしまうので
溶接棒を2,3回タンタンっとタップします。
すると「バチッ!」「バチッ!」という音が
「ジュオッ!」「ジュオッ!」と変化します。
それで暖気完了と判断していいでしょう。



タップする方法もいいのですが、
目測を誤ると母材にすぐくっ付いてしまい
ただのショートになってしまう場合もあります。
本人のやりやすさにもよりますが
この場合母材を棒でなでるようにすると
上手くアークが発生します。
「バチバチバチチチチジュオー!」と
連続的に音が変化します。



その状態まで行きますと、
溶接棒の先端が赤く発熱していますので
溶接をしたい部分にそっと添える感じで
棒の先端を持っていきます。
すると先ほどのように母材にくっ付いたりせず
「ボオオオオー!」という連続音で
母材が溶け始めました!
あとは母材どうしの隙間に鉄を溶かし込むように
イメージをしながらくっ付けていけばokです。

溶け過ぎる時は電流を絞り、
ダマになって溶け込んで行かない時は逆に
電流を開けてやればいいんですね!

***********************

さて、厚さ2mmのアングル材は一応成功しました。
本番の0.8mm薄板にチャレンジです。



はい、見事に失敗して穴があきました(笑)!

アーク溶接は4000℃以上の超高温なので
薄板に関しては相当電流を絞らないと
すぐに溶け落ちて穴が開いてしまうそうです。
手持ちの溶接機は15A以下には下がらないので
(ちょっと特殊な溶接機なら対応しているようです)
このままではどうしようもありません。

そこでてらむらさんがアドバイスです。
「ちょっと慣れがいるかも知れないが大丈夫や。」
「少しづつ点で付けたら溶け落ちん。」
暖気が終わってからボオオオと押し当てると
熱が発生し過ぎてしまうので
タップするのと同じくらいの間隔で
「ボッ!」「ボッ!」と叩くように
溶けた鉄を少しづつ乗せて行きます。

少し乗せては冷却、また乗せるを繰り返すと
一旦穴が広がりますが、厚みが出てくると
順調に穴が埋まって行きます。良かった!



かなり表面が汚いですが、とりあえず埋まりました!
最初はこんなでかい穴にしてしまって…と
ヘコんでいましたが、ともかく終了です。
ここから表面をグラインダーで均してしまえば
大方もとの通りになる、はず。

ついでに弟子みたいな人と練習してましたが
「いかにも物作りって感じで面白いですね!」と
感想を頂きました。
うん、私もそう思った。楽しいです(笑)。
こんな事ならもっと早く取り組めば良かった…。

スピーカー増設。 

2017年03月14日(火) 19時18分
まあ、これでやっと普通の乗用車程度です…。

タウンエースはバン、貨物車ですので
走行性能以外の快適装備は潔く割り切られています。
トヨタという会社は乗用車に関しては
伝統的に豪華絢爛装備をむねとしていますので
本当に同じ会社かとびっくりする(笑)。
まあ電動の色々もサンルーフもナビも
私は全然要らないのでいいのですけれども。

さすがにAMラジオ+1スピーカーは辛い!

今のオーディオはトランスミッターを使い、
スマホから音楽を飛ばせば簡単に音楽が聞けるので
その辺に落ちていたダイハツ純正の
AMFMラジオのユニットに交換します。

オーディオパネルは工具なしで、
手を掛けて手前に引っ張ると外れます。
出てきたネジ4本を外せばユニットが交換できます。
以前にタウンエースはダイハツ製造と書きましたが
ダイハツのユニットも無加工でつきました。
普通は他メーカー同士のユニットは付かないんですが
さすが京都工場製造だ…。

ここまでは良くあるオーディオユニット交換ですが、
左右のフロントドアにスピーカーを新設します。
とりあえずドアの内装を外しましょう。



「うわー、電動じゃないんですね!」と
みずみずさん(琵琶湖一周番組でお世話になりました)に
最近言われ悲しい(笑)手動の窓ハンドルを外します。
この作業も過去のものになるのだろうか…。
隙間から−ドライバーを差込み金属ピンを押出します。
ピンは絶対にどこかに飛んでいくので、
せめてドアを閉めて作業しましょう。





内装を留めるネジを外していきます。
正面から見て3箇所、ポケットの底に1箇所、
赤丸で示したところにネジがあります。
一部は樹脂カバーが付いていますので、
−ドライバーでこじって外します。



ドアミラー裏側に小さい黒いパネルがあるので
これも外します。
特にネジなどは使っていないので
これも−ドライバーで外します。



ここまで色々外したら内装パネル本体です。
外周に数個の樹脂ピンがあるので
折らないように慎重に、しかし力強く
パネルを手前に引っ張って外します。

内装部品は樹脂ピンで固定することが多く、
ヘンな風に引っ張って壊さないように
結構気を使う作業なのですけれど
パネルに手を掛けて軽く揺すってみますと
樹脂ピンの位置と外す方向を
手触りで特定することができます。
時には発見できていないネジもあったりするので
この揺する行為は結構大事なコツです。



買ってきたスピーカーはこれも落ちていた
マークU純正らしいものに決定しました。
トランスミッターが介在してる時点で
音質どうこうをこだわる意味がないですし。
指定の直径は16cmで間違っていないのですが
バッフルの樹脂が大きいので収まりません…。
取り付け穴を開け直したり、
裏側の樹脂を削ったりして収めました。

線の引き通しもちょっと変ですけれど
実害がないように緩く適当にやっておきます。
(ここに通すと内装の樹脂ピンが1箇所止まりません。
けどまあいいか…。)
画面右側にちょっと写っていますけれど
ドアと車体の間にはゴムキャップがあるので
キャップに切れ込みを入れて配線を通します。



スピーカーの取り付け穴を適当に開け直したせいか
内装パネルにちょっと干渉してしまいました。
裏側の見えないところですので
ザクザク削ってしまいます。
なんだかんだで追加工が多くて大変だ…。

しかし努力と小細工の甲斐ありまして
ここまでの金額何と1000円以下(送料別)!
いや電線代で300円くらいかかったかな…。
次回は送料込み6000円で買ってきた
激安スタッドレスタイヤ交換にアタック予定です。

あ、音はちゃんと出ました。素晴らしいです。純正。

吸入温度の考察。 

2017年02月10日(金) 17時39分
えー、今回大したネタじゃないです。
ネットで調べただけ(笑)。
ただし、ああナルホドと納得したので書きます。



ちょっと前に書きましたがタウンエース、
寒い時にエキパイ周辺の暖気を
エアークリーナーに導く切替え弁があります。
しかしこれまでの知識では、
「吸い込む空気は低温のほうがいい」と
認識しておりました。



ジープの顔の裏側の写真ですが、
これは冷却水を冷やすラジエターと
吸い込んだ空気を冷やすインタークーラーが
セットになってくっついている模様です。
復習しますとジープはターボが付いているので、
空気を加圧すると結構温度が上昇します。

温度は概ね150℃くらいまで上がるということで
空気は熱くなると密度が下がり、
そうなると何のために加圧して密度を上げたか
訳分からなくなってしまいます。
そこで加圧した空気の熱を大気中に放散する
インタークーラーを介在させて、
それを半分の70℃ほどまで下げています。

…というターボの知識までは知っているので、
吸入温度は低いほどいいのだなと思っていましたが
タウンエースは寒くなってくると
逆に燃費がずいぶん落ちることに気が付きました。
半信半疑で暖気を導入する弁を修理してみると
リッター10キロが11キロ後半までのびました!

納得がいかないので調べまくってみると
吸入温度があんまり低いと、
ガソリンがきれいに蒸発して気化しないので
不完全燃焼ぎみになってしまうそうです。
できれば50℃くらいあるといいようです。

そして、エンジンをガンガン回してる時は
吸入温度が低いほうが有利に働くけれど
街乗りなどで中低速を使っている時は
エンジンが空気じたいを必要としていないので
冷却の効果は…なるほど、あまり出ないですね。

もう少し考えてみると、
ターボエンジンの場合は150℃から
何℃下げれるんや、って話ですが、
自然吸気の場合はそんなレベルの温度の
話をしている訳じゃないのです。
50℃くらいが理想ならばむしろ、
真夏でもない限り暖めた方が効率が良くなります。

雑誌などのチューニングというのは
レースなどでエンジンを回している時の話なので
「吸気は冷たい方がいいんじゃ!」という話に
なってしまいますよね!
そして気化の話はお座なりにされる、と。

あらー、そうなの…。雑誌にだまされた…(笑)。

余談に入りますが調べると7Kエンジン
フルカウンターのクランクシャフト、
かなり軽量化されたコンロッド、
ぎりぎりまでボアアップされて各部逃げ加工など
意外に純正チューニングがされているようです…。
そうなってくると扱いがデリケートになり
切替え弁も含めた各補機類がちゃんと動かないと
すぐ調子を崩す可能性はありますね。

おまけ。



前回の反省から買いました。タイヤチェーン。
非常脱出用なので金属タイプです。
おりしも今まさに大雪の予感ですが
試してみたいようなみたくないような。

純正強化クラッチ。 

2017年01月26日(木) 19時28分
久し振りにKSR登場です。
実は長年クラッチの滑りが発生しておりまして、
しかもそれが微妙〜な感じなもので
ずっと放置しておりました。
(開けて確認するのも面倒ですしね)
滑りの原因の大半はもちろん、
クラッチプレートの磨耗なのですが
意を決して交換にチャレンジ。…ん?

下調べをしようと思うとあれれ、
KSRはクラッチスプリングのへたりが多く
別のものに交換をする場合があるそうです。
ん、それはいけない。さっそく施工です。



まずはミッションオイルを抜いてから
樹脂のカバーを開けてオイルポンプを外します。
配管を抜くとオイルタンクから来るチューブから
2ストオイルが流れ落ちてきますので
適当なサイズのネジを差し込んでおきます。
右側のウォーターポンプは外さなくていいので
そのままにしておきます。

左側のクラッチカバーを外します。
そのためにキックペダルも外すのですが、
リアブレーキのマスターシリンダーが
干渉するのでこれも外すという…。
GPZはキックペダルがないのでその点ラクでした。





クラッチスオペレーティングプレートを止める
6個のネジを外すとクラッチスプリングです。
とりあえず赤い。品番の区別のためか?



赤いのが取り外したスプリング、
買ってきたのが緑色のスプリングです。
どうやら元々赤いものは柔らかく、
圧着させる力が充分ではないようです。
緑色のものはKX60用なのですが
ちょっと硬いこれを使うと
純正強化スプリングとして機能するそうです!





フリクションプレート、クラッチプレート共に
このままごそっと外れますので
点検をしておきます。
クラッチプレートの磨耗限度は
厚さ2.8mmということですが現物は3.3mm。
なんだ、やっぱり板の磨耗じゃなかったんだ…。
板のセット買ってしまわないで良かったです。

肩透かしをくらった気分で
元のように組み直しておきます。
クラッチプレートはGPZのように
回転方向がなさそうなので安心ですが、
最後の1枚をはめ込む溝だけが違うのは
一緒なんですね。
オイルポンプを外してしまったので
オイルラインのエア抜きをお忘れなく!

初の試練は試練でした。 

2017年01月17日(火) 12時37分
今年も雪が遅いなあと思っていましたけれど
ご存知のとおり突然の大雪となりまして、
今年の奴はなかなかハードでした。
去年までは四駆のアクティで全然困らなかったが
今年はそう、FRのタウンエースです。

いやー、全然駄目ですねー!



その日の昼前までは特に気象に変化なしでしたが
午後になると急にバンバン降り出しまして
あっと言う間にこのとおりです…。
暇だったので敢えて1件配送に出ましたけれど
まるでスキー場のゲレンデのような何だコレ!



H根の駅前もこんな感じです。
シャーベットを越えて圧雪になっています。
この交差点を右折してすぐのところで、
縁石に突入してバンパーを割った車を救助、
いやほら地域の安全を守るボランティアですから。
通りかかったおじさんが「雪で斜面を作るんや!」と
縁石を越える技を教えてくれて脱出成功です。
おじさん相当慣れていらっしゃる。すごい!



そんな私を皆さん「偉い!」と言うでしょう。違う(笑)。
実は配送に出る前に、近所の橋の取り付け道路で
タウンエースがスリップして上がらなくなりました…。
さっき現場検証してきましたけれど、
20〜30mくらいの短い坂なんですが、斜度は結構ある。
前を行くトラックがスリップしているのを見ていたら
坂の上の信号のタイミングを取り間違えてしまい、
一回停止したらはい、アウトです。もう動かない。

慌ててスコップを片手に飛び出し、氷を堀りつつ
後ろの車に先に行ってもらいました。
坂のたもとに住んでいるらしいおじさんも
「掘れたら押すしな!ええか!」と
加勢してくれました。本当にすみません。

それともう一点なのですけれど、 
新雪に入ったりするのは特に駄目ですね。
ほとんど平面でもすぐに動けなくなります。
スコップで地道に掘り出して脱出するを
自分の駐車場で7〜8回はやったかな?



重量級の後輪駆動車は全然雪に弱い、と悟り
一旦店に帰って対策を取ります。
駐車場に置いてある巨大なジープのタイヤを
荷台に満載しバラストとします。
こうして後輪に重さがかかるようにしてから
タイヤの空気圧を指定が前輪3.5気圧、後輪4気圧を
前後輪2.5気圧まで落とします。

大昔ジムニーでオフロードの練習をしていた
当時の知恵と勇気が今生かされる!

おお!今回は何とか走れるようになりました。
ぎりぎりスリップしながらですが、
さきほどの坂も上がることができました。

新雪に突っ込んだ場合も、掘り出す回数が
ずいぶん減ったように思います。
オートマの強みを生かして、タイヤで雪を掘らないよう
前進と後退をクリープさせて小刻みに繰り返してやると
だいたいはそのうち脱出できました。

うむ、次回からはこれで行こう。

圧雪路面まで出てくると普通に運転できるので
カーブで慎重にカウンターを当てれば大丈夫です。
と言うかタウンエース、そこはすごくやりやすい...。
神経質に鼻を内側に巻き込むこともなく、
ゆっくりと姿勢を崩してドリフトします。意外!
カウンターを当てるタイミングが分かりやすく
ちょっとくらい遅れても大丈夫ですし、
それもアクセルの開け方で充分フォローできました。



そしてこの後気温はさらに下がり、
日付が変わる頃には路面はミラーバーンに!
たまたま会ったZEROさんの知人がなんと
車を掘割に落としたということでレスキュー2回目です。
こんなこともあろうかと、誘導棒と反射ベストはある(笑)。
駆けつけたお巡りさんと共同作業で
「ご苦労でした!(敬礼)」「ご苦労です!(…ん?)」
的な顔をされましたが。

んんー、ここはうちの管轄地域じゃないから、微妙?
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