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フリーター就職事情の今後
2009.01.05 [Mon] 01:09

少しずつですが、フリーターの総人口は減少傾向にありました。

政府はフリーターやニートを減らして雇用を促進する政策を打っており、
ようやく効果が現れてきたようですが、状況が一変してきました。

フリーターやニートのうち、意に反してその道を選ぶという人は少なくなっています。
そして、正社員になった新卒者数や就職総人口は、わずかずつ増加しているようです。
就職率、就職人口数のいずれも、1980年代後半のバブル好調期くらいまで戻っています。

では、このままどんどん正社員が増えてアルバイターは減るのでしょうか。
1980年代と現代の新卒者の考え方はかなり違うため、
経済情勢が変わったからといって即時にフリーター数も好転するという見方はできません。

フリーターという道を選んだ若者たちの動機には、
正社員としての雇用先が見つからなかったというものの他に、
仕事の他にやりたいことがある、というものがあります。

就職氷河期ほど就職活動が困難ではなくなり、
政府の対策や景気復興によって求人も決して少なくはないかったのですが、
依然としてフリーターのままでいるという人たちの数は、意外と多っかたのです。

バブルがはじけたばかりの時代は、
他に選択肢がなくフリーターとなった人たちがいました。
団塊世代の勤労意欲旺盛な人たちや、就
職が難しく頑張って職に就いたという人たちからすれば、
それが可能なのに正社員につかない現代のフリーターが不思議に見えるかもしれません。
 

これ迄のフリーターと就職事情
2009.01.07 [Wed] 00:34

フリーターという言葉が使われ始めた1980年代後半は、
日本の経済が好調だった時期でした。
24時間営業のコンビニチェーンの急増や、建設ラッシュに伴う建設業界の人手不足によって、
夜間勤務や肉体労働に従事する事のできるフリーの労働力が求められていました。

就職先には困らなかったために、
生活の安定より自己実現を優先してアルバイト生活を送っても、
問題なく生計を立てることが可能だったのです。
バブルが崩壊して景気が下向くと、今度は給与の高い正社員ではなく必要な時に
必要なだけ雇えるアルバイトの求人が増加し、正規の雇用が減少するという状況になりました。

たくさんの企業が正社員の新規採用を大幅に減らした為、
就職活動をしていた多くの若者が就職出来ないといった現象が起きました。
アルバイトやパートの仕事についてはいるものの、
本来的には正規の雇用を希望するという人は大勢いるようです。

バブル期のフリーターは約62万人。
これは厚生労働省の定義に基づく調査結果によるものです。
バブル崩壊後もフリーターの総人数は増え続け、2003年には217万人にも上っています。
正社員が少なくなったという就職市場の変化は、
求人側の情勢が重要なファクターとなっています。

景気の悪化によって経営が苦しくなった企業は、
正規の雇用人数を減らしてアルバイトやパートを多く採用しようとする傾向があります。
また、新卒の採用にこだわらず、正社員を採用するに当たって
即戦力になる経験者を求める企業も増えました。

多くの企業の採用動向の変化から、
正規雇用での採用を希望していた若者の多くが、
新卒時に正社員になる事が出来なくなってしまったのです。