S a t o r u - サ ト ル -  プ ロ ロ ー グ 

2005年06月19日(日) 19時58分
この夜で、恋に悩まない人は居ないだろう。
人が、人を愛すように、リヴリーも、誰かを愛する。誰かに恋をする。
俺はそう思う...
今日の午後、俺は誕生した。
名前はSatoru[サトル]。まだ、誰も知らないリヴリーだ。
誰もいない、静かな島[Sato]に生まれた。
「ここは・・どこだろぉ?」
島の上に飾ってある看板を見た。
「Sato?」
この島の名前である。
「俺の名前は...Satoru・・・」
そう言うと、体を見る。
「俺の体、でかいな。もっと大きな色になってくるんだろぉな・・。」
すると、心臓あたりから、痛みがわいてくる。
「痛ぇぇ!」
ズキズキと音を立てる心臓は、Satoruの体を麻痺[マヒ]させていた。
倒れたSatoruは、心臓を痛めながら眠った。
「・・・」
夢を見た。そこには、黄色いイッカクフェレルが木の天辺にいて、下を見下しているところだった。しかし、おれにとっては、見下していると言うよりも、不安と絶望に満ちた目で下を見ているというかんじであった...
そのイッカクフェレルが、俺の未来を変えていったのだった...

S a t o r u  - サ ト ル -  第 1 章  『 交 わ し た 言 葉 』 

2005年06月24日(金) 20時25分
夢にでてきたイッカクフェレルが、俺の体を癒[イヤ]してくれた。そのおかげで、俺は目が覚めたときに、彼女を見ることが出来たのだった。見たときには、たくましい角に感激した。しかし、彼女のたくましさは、角以外にもたくさんあったのだ。
話しかけてくれたときには、彼女は、自分にとって必要な存在なのだと思えてきたくらいだった。そう、あの時がきっかけだった・・・。
「目が覚めたみたいだね」
「・・・あ・彼方は?」
「私はフェレル。彼方を待っていた・・」
「俺を待っていた?どういうこと・・?」
「彼方は_____この世界に必要な存在として生まれてきたのだと思ったから。それこそが私たちのだから。そぅ、主[アルジ]は伝えてきたのです。私たちは選ばれし存在なのだと・・」
「まだ理解が出来ない・・」
「簡単に言えば___私たちは、一般のリヴリーに比べて、少し違った機能を持っていると言うことかしら。」
「違った機能・・?」
「そぅ。私たちは____人間に変人出来る能力があるのです。」

その言葉を知った俺は、後に続く言葉が見つからず、ただぼぅっと空を見ていた。跡形もなく残った雲のように、フェレルは言葉を交わした。

「私が、それを見せてあげる・・・」

その言葉を最後に、消えてしまった。流れてゆく雲のように・・・。

俺はじっと数分間待った。すると何かが起きたのだった。自分自身が、外の世界に吸い込まれてゆくようで、何も出来ずにただ、吸い込まれていったのだった・・・。

S a t o r u  - サ ト ル -  第 2 章 『 結 ば れ て い る 見 え な い 糸 』 

2005年06月24日(金) 20時51分
吸い込まれた後、俺は目を開けた。見たこともない世界と、小さな小さな島が、俺の視界には見えていた。島と自分の体の大きさを比べてみると、はるかに自分の方がでかい。そう思った俺は、自分の体を確かめた。
「!?」
何なのだ。この体は。そう思った俺は、数秒あたりを見渡す。すると、何かが此方に近づいてくる音がした。
「誰!?」
「私よ。フェレル。ほら、見ての通り私たちは人間になれるのよ。」
「凄い・・・でもなんでこんな力が?」
「それは、私にも良く分からないわ。航蛾[コウガ]なら、知ってると思うわよ。
「航蛾?」
「あ、その人も私たちと同じよ。今度会ってみると良いわ。」
長いストレートでサラサラな茶色い髪の毛をはらいながらそう言ったフェレルは、リヴリーの世界に入っていった。同時に俺も入っていったのだった。

今日はもう疲れた。そう思っていた俺だったが、航蛾という人を知りたくて、けんさくしてみた。すると、その島が表示された。そこには、フェレルと航蛾という人らしき者がいたのだった。「航蛾、とうとう生まれたらしいわよ。」
「まさか、神様の使い手か?そうよ。今さっき、人間になって確かめたもの。」
「やはり、主[アルジ]が産んだ子は神様の使い手として産まれてきてしまうのだな。」
「そうみたいね。航蛾・・とうとう私たち以外にも神様の使い手が増えてしまった・・。もぅ、航蛾といる時間も短くなってしまうのね。」
「ああ。でも、いつでも会えるじゃないか。だから、短くなっても辛抱すれば何とか・・」
「それじゃぁ足りないよ!」
「そう、言うな。時間はたっぷりあるんだからさ。」
「でも・・」
すると、航蛾は頭と頭をくっつけて言った。
恋する気持ちは変わらないって、フェレルが言ってくれたんだぞ?その言葉に俺は感動したよ。主の子供は俺がなんとかするよ。」
「出来るわけ無いじゃない!主の子供よ!私だって、近づいて話すのがやっとよ・・!」
「分かってるよ。やって見なきゃ分からないから、俺はやる。」
「主に見つかったら?」
「大丈夫。任せろ!」
そういうと、フェレルは、すこしニコリと笑って、島に戻っていった。それを知ったSatoruは、島で何もすることが出来なかった。

S a t o r u - サ ト ル -  『 主 = 神 様 』 

2005年07月02日(土) 19時42分
次の日まで、俺は眠った。目が覚めるまで、眠り続けた。そして、日が差してきて、俺は目が覚める。すると、そこには真っ黒いカンボジャクがいた。何も言えなかった。だが、向こうから声をかけてくれたことには、少しほっとした。
「眼が覚めたようだね。」
「・・・?彼方は・・・もしかして・・こ」
「俺は航蛾[コウガ]。君と同じ、神様の使い手の1人・・・。」
「神様の使い手・・・?まさか、人間になることができるからそんな名前が付いたの?」
「いや・・。まぁそれもあるが、神様=主という風に考えたら、俺らは、その主の使い手ってわけ。理解してくれた?」
「まぁなんとか・・。その使い手の1人が、俺に何のご用かな?」
「まぁ、挨拶にね。本当はお前が行くはずなんだけど、主の子だったら、そんな事は出来ないからね。」
「主の子!?」
「そぅさ。お前は主[カミサマ]の子なのさ・・。」
「でも・・俺と航蛾さんを比べても、何も変わるところはない!」
「それは今だけさ。どんどん日が経っていくうちに、君はすごい力を持つようになる。俺以上に。」
「・・・航蛾さんの実力を見なければ、そぅ納得はいかないですよ。」
「そうだな。俺も君と話していても、主の子だなんて、納得がいかない。むしろ、普通の子にしか思えない。」
「確かにそぅかもしれませんね。俺も自分が主の子だと思ってません。会ったことないですし。」
「まぁ、会わない方が身のためであろう。」
「どういう事?」
「主は_____俺らに会うことを好まない。そして___俺とフェレルが、お前に近づくことも好まない。短気でね。」
「好まない・・・。と言うことは、会っていることがばれたら?」
「ただぢゃ〜すまねぇ。むしろ死ぬかもな。」
「じゃぁ、死ぬのを覚悟して、わざわざ俺の島に??」
「まぁな。じゃぁ、今日はこのへんでな。」
するとワープしていく・・・。航蛾は自分の島に戻ると、辺りが暗くなり、ふと、空を見上げた。すると、真っ白い月の光が辺りをてらしていく・・・。
そして、大きな風が吹き・・・草原は揺れ、草が棚引[タナビ]く。
「・・・とうとう来られましたか。主様・・・。」

S a t o r u - サ ト ル -  『 主 の 恨 み 』 

2005年07月02日(土) 20時16分
「航蛾よ、元気だったか?」
「お陰様で。元気でございます。主様。」
「相変わらず言葉遣いが良いな。航蛾よ、私[ワタクシ]の、Satoruには会ったかね?」
「いえいえ。まだです。今度是非紹介してもらえないでしょうか?」
「良いでしょう。今度機会があるときになら・・・。」
すると、主は航蛾の近くの臭いを嗅ぐ。
「・・航蛾。まさかお前Satoruに?」
「いいえ。人間の臭いがついているのではないでしょうか?」
「私[ワタクシ]に嘘をつこうとでも?」
「本当ですよ。Satoru様には会っていません。」
「航蛾、もし彼方がSatoruに近づいたら、彼方はどうなるかお気づきよね?」
「もちろんです。俺はもう一生ここに戻ることはないでしょう。」
「分かってるならいい。」
すると、フェレルが、航蛾の島にワープしてきた。
「主様、お久しぶりです。」
「あら。フェレルじゃなぃ。そういえば、2人の関係は今どうなっているのかしら?」
「お陰様で、私たちはなんとか・・」
「愛し合うなんぞ今のうちだわよ。そろそろ恥を知った方が良んじゃないのかしら?私[ワタクシ]のように。」
「そうですね。主様、俺らはそろそろ恥を知るべきですね。」
「同感です。主様、私たち愛し合っている仲じゃないので・・。」
「あら?そうなの?愛し合うなんて最初だけよ。恥を知りなさい。人間のみんな、そしてリヴリー界のみんな。愛なんてこの地球には必要ないのよ。」
「主様、私はちょっとやるべきことをやらなければございません。失礼ですが席を外させていただきます。」
「お勤めご苦労。今度会うときは、2人別れていなさい。」
「・・・分かりました。では、失礼いたします。」
航蛾が、すこし眼を細めて、フェレルを疑った。そして主の方を見る。
「俺は別れる気なんてないですよ?主様。」
「・・今なんと?」
「別れる気なんぞありませぬ。むしろ愛し合い続けます。」
「そんなんだから、航蛾おまえはいつまでも!!!」
主の尻尾[シッポ]が、急に長くなり、そこから刀が出て、尻尾を振り回す。すると、刀は航蛾の肩を直撃してしまった。
「痛ぇぇぇ!」
「いつまで出しゃばっているつもりなの!!?少しは恥を知れ!」
振り回された刀には、血が垂れついており、その刀は、支援と消えてゆく。そして航蛾は、いつまでも肩を押さえ続けているのであった。夜が明けるまで・・・

S a t o r u - サ ト ル -  『 愛 の 強 さ 』 

2005年07月06日(水) 20時36分
朝、フェレルが、航蛾の島に来ていると、航蛾は葉っぱの上で横になり、眼をつぶっていた。
「航蛾?・・!?」
すると、血が流れているのを発見し、フェレルは急いで、航蛾の近くに行った。
「航蛾!?聞こえるっ!?」
「・・ぁ、、ぁぁ。なんとかな。」
「ま、まさか、主様に逆らったの・・?」
「・・まぁな。」
「いけない!そんな事をいくらしても、私たちはあの人の前では、不幸でいなければ、いけないのよ!?」
「・・わかってるさ。でも・・あんな事言われたら・・・別れたくないって本心で言うしかなかったんだよ・・すまない・・」
何分かすると、風が横入り、辺りはし〜んとなった。だいぶ航蛾の血も止まり、意識が回復してきたところ、フェレルは言う。
「航蛾・・・本当に私たち、別れない?」
「は?何言ってんの!?俺らは愛し合っている仲ではないのか?」
「・・そうだよ。でも、私たち、そんなに愛し合ってる?まだ、付き合ってから数カ月しか経ってないのに、尽くしてる!?」
「・・お前は、俺以外に好きな奴がいるのか?」
「そんな事あるわけないじゃない!むしろ、私は他の人を愛してはいけない・・・。なぜなら、人間ではないから。」
すると、航蛾の眼が、人間の眼になり、うすくすけていく。
「航蛾、人間界に行くのね。私はリヴリー界にいるから。」
そして、航蛾は消えた。消えた後、フェレルは、心の中で、叫ぶように言った。
「愛なんてあっても意味ないじゃないっっ!!!!」
それが、心の叫びであった。愛なんて私にはいらない。航蛾を好きになってそれが分かった。人は、愛がなきゃ、生きていけないなんて嘘なの。私にとって、その言葉は、心の中で響き続け、もぅ一生止まることはなかった。
その頃、航蛾は人間として、通っていた学校の屋上で、空を見上げながら言った。
「愛が欲しい・・。俺には、フェレルの愛しかいらないんだ・・。

S t o r u - サ ト ル -  『 途 方 も な い 想 い 』 

2005年07月08日(金) 20時59分
夜が明けると、そこそこと、俺の島に来たのは、フェレルだった。
みたときにはもう、フェレルは、眼に涙をためていたくらいだった。
「フェレルさん、どうしたんですか?」
「Satoru君、私・・」
「どうしたんですか?」
そう言ったとたん、眼から涙がこぼれ落ちた。
「ごめんなさい・・。もぅ、私は・・・彼方にこれから2度と会うことはないでしょうね・・。さようなら」
「え!???」
すると、さっさとどこかへと、消えていった。
フェレルは、Satoruの島を出ると、航蛾の島へと向かった。
「・・航蛾?」
すこし大きな声を出して言ったフェレルはもぅ、泣き崩れていた。
「・・フェレル!?・・どうしたんだよ!?泣き崩れているじゃないか」
「・・っっ!ごめんなさぃっ!」
「どうしたんだよ?いきなり謝ったりして・・」
「私は・・もぅ神様の使い手を辞めるのよ」
「!?そ・・・そんな事言ったら、=[イコール]死ぬって事だぞ!?辞めるって事はそういう事なんだぞ!?」
うなずくフェレルをじっと見つめる航蛾であったが、航蛾はもぅ、何も言えなかった。
「有り難う。さようならっっ」
「ま・・まてよ。行くな!!!」
「だって!!生きてたって何の意味も無いじゃない!!私は神様の使い手として、何で生まれてきたの!?命令されて、途方もない人生だったら、死んだ方がましよ!!」
「落ち着けよ!!」
体を押さえながら、航蛾は怒鳴る。
「結局は、私は生まれてこなければ良かったのよ!!生まれてきたって、自由が無いじゃないっっ!!」
「生まれてこなければ良かったって誰が決めたよ!!俺がそんな事言ったか!?お前が死ぬんだったら俺も死ぬよ!!それだけの覚悟で俺はお前を愛してるんだよ!!」
「そんな事、今考えたかもしれないじゃない!!」
「俺はお前が好きだ!!!!」
「好きだなんて簡単に言わないでよ!!!私を好きになってくれる人なんか誰もいないの!!だから!せめて命くらい!!!!!死なせてよ!!!!
「落ち着け!!俺はお前が好きだぁぁぁ!!!
体を抱きかかえながら、航蛾は叫び続けた。涙が止むまで。
「好きだからって、わざわざ死を止めなくても良いじゃない。好きな人がそれで幸せなら・・」
そう言うと、フェレルは、去っていった。
そして、航蛾は、フェレルを追跡し−−−・・・永遠にこの島には帰って来なかった____と言う。

S a t o r u  - サ ト ル -  『 行 方 を 知 ら ぬ 者 』   

2005年07月09日(土) 11時07分
あれから、日もあまり経ってない頃、俺は動き出した。誰からの命令かも知らずに・・。航蛾とフェレルがどこかにいき、行方不明なのだ。それを知った主は、天へと昇り、Satoruに、呪文をかけたのだった。だから今、Satoruは、行方を知らずに歩いていくのだった。
「ここはどこだ?_航蛾さんとフェレルさんは、どこに行ったんだ!?」
不思議なところをたった1人で歩くのも、寂しいきがした。
「・・・。ぼぉっとしている暇はないよな。」
一刻も早く探し出さないと、自分の意志かどうかは知らないが、やばい予感がすると、予知していたんだ。だから、いろいろな木々の間を通り抜け、4本あしで、見つけに向かったんだ。『空の溢れる町』という場所へと・・。
走り、走り、走ったフェレル。疲れをとろうと、『空の溢れる町』へ行く道の途中の場所に、フェレルは、一息ついていた。途中、薪を燃やしては、周りに誰もいないかと、きょろきょろしていたものだった。どうやらフェレルは、警戒心が強いらしい。
「・・ふぅ。もぅすこしで、『空の溢れる町』に着くわ。早く行かなければ・・・」すると、少々息を休めたところで、さっそく走っていく。距離はあと、4kmほど。もう少しだった。
「ッチ。もぅ走るのかよ。さすが長距離タイプだなぁ・・。俺は短距離タイプだから、まぢ辛ぇよ。」
その場所から、数bしか、離れていない地点では、航蛾が息をついていた。もちろん、隠れながら。航蛾のいる場所から、フェレルは見えていた。
「でも、早くフェレルを止めないとやっかいな事に。」
すると、汗を垂らしながらも、航蛾は、走っていった。
行方は・・・『空の溢れる町』・・・。

S a t o r u - サ ト ル -  『 知 ら れ た 過 去 』 

2005年07月09日(土) 18時13分
フェレルは、とうとうついた。『空の溢れる町』に・・。
この、空の溢れる町にすんでいる、『sakuranb』というトビネが、『神様の使い手』と、何らかの関わりがあると、フェレルは知っていた。もちろん、航蛾も。そのsakuranbというトビネの家をめがけて走ったフェレルは、とうとうその家[島]に着く。
「待っていました。ようこそ『空の溢れる町』へ」
するとフェレルは、そのトビネに、刃物を近づけた。
「あんたが神様の使い手と何の関係があるのか知りたくて来た。こんな歓迎の言葉なんていらない」
「すみません。まぁ、家の中に、誰にも聞こえない木の空間があるので」
すると、刃物をおろし、丸太のような木に、/smallをして、入っていった。
「ひょっとして、これは、木が勝手に作ってくれる小屋?」
「良くお気づきで。そうなんです。」
「へぇ〜。」
「じゃぁ、本題に入ります?」
「早く話しな。」
「そうですよねっ。私が神様の使い手と関係があるって事は、最近知った事ではないでしょ?」
「当たり前よ。」
「そうですよね。私が関係有るようになったのは、もう何百万年も前の事ですから・・」
「全部話して」
「もぅ何百年も前に・・神様の使い手である1匹のブラドが、ここ、空の溢れる町に、来たのよ。旅人として・・いや、任務だったかしら?それで、私と知り合った。神様の使い手であるとは、本当は誰にも言ってはいけない事。だから、言ったときには、さっそく主様がいらして、ブラドを一瞬にして消してしまった。その場面を、私が見ていたの。けれど、私は殺されなかった。」
「なぜ?」
「主様が、見えないようになっていると思われているから。主は、神様の使い手にしか見えない。私はなんらかの能力があるから見れたのだけれど。もしも、主様が私を殺したとしても、その事が、ここに知れたら、大騒ぎよ。この町には、神様と近い存在が集まっているから、わかりやすいでしょ。だから殺さなかったのよ。」
「すごいはね。」
するとフェレルの心臓が痛む。ズキズキと音を立てながら。
「ゴホッ!心臓が・・・ズキズキす・・る」
「まさか、ばれてしまったのかしら!?私がこの事を言ったから!?」
倒れたフェレルは、眼をつぶりながら何も考えることができなかった・・。