表参道ヒルズ

March 14 [Sun], 2010, 7:00
表参道ヒルズ
先日 娘と 東京の渋谷区神宮前4丁目にある「表参道ヒルズ」に行って参りました。寒風吹きすさむ2月の下旬に行ってまいりました。
私は東京の外神田に事務所があり 長いこと 東京で仕事をしてきていますが、まるで「東京の田舎っぺ」なのです。こんな「表参道ヒルズ」などには 今まで来たことがありませんでした。名前は聞いていましたが まるで用がない、と決め込んで わざわざ来たことがなかったのです。
娘が せっかくここまで来たのだから 「表参道ヒルズ」に行ってみよう、と言ったので 行ってみました。
なにか 東京土産に 良いものがあったら 買って帰っても 記念になるし、一体何を売っているのだろう、と 内心 そわそわしてきました。
「表参道ヒルズ」の前面の道路は「表参道」です。つまり 明治神宮に行く表の参道なのです。参道と言っても 昔は 参道らしかったのでしょうが 現在では たくさんの車が通り、波のような人が 歩いていく 大通りなのです。東京には なんと多くの人間がいるのでしょう。次から次へと 前から歩いて来ては、また 後ろから 歩いていきます。歩道に じっと立っていることも出来ません。止まっていると ぶつかってしまいます。
私たちは「表参道ヒルズ」の前まで来ました。建物は たくさんの 目立つ、綺麗な旗で 飾られています。「へ〜!これが うわさに聞いた表参道ヒルズかい!ずいぶん目立つ格好良い建物だな!」東京の田舎っぺは あっけに取られて しばし立ち止まりました「せっかく来た記念に写真でも撮っておくべい!」こう 私が独り言を言ったら 傍にいた やはり田舎っぺの娘が言いました。「だっぺ、だっぺ!写真でも撮っておくべ!」
こうして二人は「表参道ヒルズ」の前で 記念写真を撮り合ったのでした。撮っている最中 通行人と何回も ぶつかりました。ぶつかっても 何も言わないところが 東京人、田舎っぺの 私たちは「すいません!すいません!」と ぶつかる度に 謝るのでした。
 「あ!ここが入り口だ!」こう 叫んだ私は 間違いがないよう 入り口であることの 確認を十分してから 入ることにしました。娘は「そう、ここが入り口だよ」と 自信ありげに言いました。娘のほうが 私より東京に慣れています。自信が違います。何事にも 「自信を持て!」と 人々に 言っている私としては「田舎っぺ」丸出しです。
 中に入ると 大勢の人々が 歩いていました。みな動いています。みな かなり早く 動いています。皆さん この「表参道ヒルズ」に慣れていて 勝手が分かっているのでしょうね。私たちは 初めてなので どこに行って良いのか うろうろするばかりです。
すぐに 店が ありました。何か売っています。服とかスカーフとか 靴とか時計とかを売っています。 「{表参道ヒルズ土産}に 何か 一丁 買ってみるか!」こう 私は張り切って 安いものを 探すことにしました。
「あの服は よさそうだ! 千葉事務所で いつも 頑張ってくれている「坂本さん」に 土産で 買っていってあげようかな?」と私は独り言を言って 値段を調べました。{ドレス 129,150円}「}ギェ〜! 1,291円ではないよね?」「スカーフなら 安かろう」{スカーフ37,800円}「ギェ〜! 378円ではないよね?」  「他のものを探そう! あの靴屋はどうだろう。あのブーツ 千葉事務所の桜井さんに 買っていってあげようか!いくら?」{ブーツ 165,900円}「ギェ〜! 1、659円でないよね?駄目だ!」 「いくらなんでも 最近 時計は安いからね。私の時計は1,000円だった。あの時計屋で見てみよう。安かったら いつも千葉事務所で愛たっぷりの只野さんに買っていってあげよう!」{時計 525,000円}「ギェ〜!525円でないよね?」 もう私は 土産を買うのを諦めました。千葉の田舎で100円ショップばかり行っている私にとって、刺激が大きすぎます。息が苦しくなりました。
こうなったら 私の大好きな「甘いもの」を食べましょう。娘も 甘いものが大好き。こうなったら 「甘いもの」を たらふく食べて 成人病になったほうが よっぽど いいと思いました。私はこれを注文し、娘はあれを注文しました。「出てきた!出てきた!」出てくると 娘の甘いもののほうが 美味しそうに見えます。取っかえこしたくなりました。でも やっぱり 自分のを 先に食べて 娘のを 少し 貰おうと思いました。
そう思っていたら 娘から 先に「少し 取替えっこしよう!」と 言って スプーンが 私の 甘いものに 飛んできました。私も 負けずに 娘の 甘いものに スプーンを飛ばし かなり貰って 口に入れました。「甘〜い!美味し〜い!」同じくらい 甘くて 美味しかったのです。本当は 私のも、娘のも 両方とも 甘くて とても美味しかったのです。(西村治彦)
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