

娘達が、小学校からもらって来る「給食だより」
「毎日のメニュー」だけではなく、「季節の行事食」「最近の子供達の食習慣について」など、読んでみると興味深い記事が載っていることがあります。
今回の給食だよりは「子供達に人気のある給食メニュー」のレシピ特集でした!
上の娘が大好きだと言う「アップルケーキ」のレシピも発見!材料も、手元にある物ばかり。混ぜて焼くだけの簡単レシピだったので、早速作ってみました

卵、砂糖、ヨーグルト、小麦粉、サラダオイルの順で混ぜる。最後にりんごを入れます。
ヨーグルトが入った生地は、かなりゆるい状態。薄くスライスしたりんごとレーズンを生地に絡める様な感覚。
型に流してオーブンで焼いていると、何だか懐かしい香りがしてきました。
「そうだ!母が昔、良く焼いてくれた”ポムポム”の香りだ

」
りんごの季節に、母が誰かから教わって作ったお菓子。
なぜか母はいつも「我が家の電話帳」として使っていた、ちびまるこちゃんのノートの”余白ページ”に、聞いたレシピのメモを書き込んでいました(笑)
『”ポムポム”って、”りんごがいっぱい”って言う意味みたいよ。』と笑いながら、ケーキを出してくれたのを思い出しました。さっぱりした味とかわいい名前が気に入って、私は自分でも”ポムポム”を焼く様になりました。
このお菓子は、決してよそ行きのお菓子ではありません。ケーキと呼べる程”ふわふわ”ではないし、みっちりとして重たく、誰が焼いても同じ様に焼ける「おうちのお菓子」です。
一時期、ケーキ作りに没頭していた私は「プロが作った様なキレイなお菓子」に憧れていました。お菓子の専門書の様な厚い本を買ったり、”プロが使っている物”と同じ道具を使ってみたり・・・。
その頃、母が家で焼いてくれたような”素朴なお菓子”の事はすっかり忘れていました。完成度ばかりを追求して、同じケーキを連日の様に焼き、家族を驚かせた事もありました(笑)
誰かにプレゼントするお菓子だったり、記念日のデコレーションケーキは「キレイ」な方が良いに決まっています。
でも、子供達が”毎日のおやつ”として喜んで食べるお菓子は、「おうちのお菓子」の方です。
「キレイなお菓子」をお客様用のお皿に乗せて、フォークでこぼさない様に食べるより、「おうちのお菓子」を無造作に手づかみで食べる時の方が、何倍もおいしそうなんです。
これは、作る側の”気合い”が子供に伝わるからだと思います。気楽に作った物は、気楽に食べられる・・・。大人もそうですもんね!
アップルケーキは娘達に大好評で「給食で出るのとおんなじ味だ!」と言ってくれました。今度は、懐かしい母のレシピを見ながら”ポムポム”を焼いてみようと思います