July 15 [Wed], 2009, 2:51


目の奥に 見えたあの夜を どうか忘れさせて
定まらない意識の中で 叫ぶ

自由に飛びたいの ここから
そんな独り言 繰り返す
解けない糸が 絡まって 私は泣いたのよ
つまらない実験だったのだと ね、教えて


寄り添って。
涸れ果てて…
私は 眠りにつきたい
いつまでも。

―閉じ込めて あなたの中に 閉じ込めて 逃がさないで―

抱き締めて。
朽ち果てて…
私は 深く沈みたい
どこまでも。


目の奥に 見えたあの夜を どうか忘れさせて
もうひとつの意識の中で 叫んだ

駆け出して往きたいの ここから
そんな独り言 繰り返して
解けない糸を 絡ませて 私は笑ったのよ
つまらない実験だったのだと ねぇ…、教えて


寄り添って。
涸れ果てて…
私は 眠りにつきたい
いつまでも。

―閉じ込めて あなたの中に 閉じ込めて 逃がさないで―

抱き締めて。
朽ち果てて…
私は 深く沈みたい
どこまでも。


きえろ

July 15 [Wed], 2009, 2:45


ぬるい赤が

心臓をすり抜けて

流れ出ていったの。

安っぽい色

これは悲しいふり?


回転・回転

頭の中でハムスターが廻る

繰り返されて、

終わりを告げて、

許されなくて…


涙の粒と粒は

まるで星のようだった。

睫毛の隙間から

零れたセカイが、

眩しくて、優しくて

私を置いていく。


ああ

そうだ。

これは悲しいふり。


嗚呼

May 30 [Sat], 2009, 10:20


優しいふりをした

その手からは

血のような

鉄っぽいにおいがした

僕とお揃いの色

痛み

繋がれるのは

その痛みだけで

頼りなく

愛しく

空っぽのまま

踊り続けたね

きれいな指、と

褒められるたび

僕は

甘い唾液を垂らした

泣き虫の君は

声を殺して

鳴いて

________。

嘘吐きは誰だろう

「 離 れ な い 」

僕にも、君にも、

同じ分だけの

罰をあげよう

悲しいくらい

正常、

苦しいくらい

愛憎、

まみれて

消えて

それだけ。

失くしたいだけ。



手_

May 28 [Thu], 2009, 15:52




今日のあなたはどの手で抱くの

湿った髪の毛がひどく甘い

赤い蝶々結んだ両足

この痛みの中でしか

私は生きていけないから

赤い爪が悲しいと泣いた

強く、呼吸を忘れるくらいの

あなたで包んで欲しいのです

蝶々揺らして 刻み付けて

湿った大きなこの肩が

私を遠くに置いていくのね

ねぇ

明日のあなたは知らないあなた

ばいばい







たいくつ

April 30 [Thu], 2009, 17:02



在り来りな夜空は整列している。

目眩を呼ぶ、星達に

小さく「寒い」と呟けど

影が降らなくなった、

この肩は冷たい。


このままさぁ、

雨に融けちゃえばいいのに !

私も雨になってしまって。

涸れるまで鳴き疲れていたい。

そして、

君に堕ちて往けたらいいな。

滲み付いて、拭えない様に。


退屈な頭が、

退屈なその中身が、

捻れて叫んでいるみたい。

悲しみ 滲んで

優しく 消えて

終われない世界だもの !


満たされない杯に零してよ。


**破壊

March 12 [Thu], 2009, 13:23



  ゆるされるのなら、
       
          あなたのうでのなか
             
                 いつまでも泳いでいたいわ。

  ゆるされるのなら、

          あなたのねいきをたぐりよせ

                 いつまでも抱いていたいわ。

  ゆるされぬのなら、

          あなたのかわいいおおきな手で


                                    どうか壊して。



胡蝶蘭

January 13 [Tue], 2009, 15:57


蒼い冬の始まりは いつも無愛想

泣き出しそうな僕の肩を、
冷たく変わってゆく感触が
やさしく撫でて、逃げた

その優しさは
僕の涙をほんの少しだけ、
盗んでいくのだろう。

白く縫い合わせた寝息、
あたたかな背中、
幸せを汲む時 強引に絶望を描く、頭

ほどけない優しさが、
かなしいと泣いているよ。
ほどけた指が、
どこまでも孤独なんだよ。

淡く 甘く
ふたりを、このまま
夜の街灯で溶かしてください
見えないものを、信じたいから。

蒼い冬の終わりも いつも無愛想



n

December 30 [Tue], 2008, 20:30
晴れた朝は不安に呑まれる
残された私が泣いている気がして
冷たい空気が優しく誘うのなら、
このまま雨の音と一緒に
溶けてしまってもいいと思う。

触れられずにいたの
全てが、私を傷つける気がして
変わらないものも、確かにあったのに。
側にあるものよ
どうか優しく、暖かくあって。
おねがいだよ。

---

December 30 [Tue], 2008, 19:24


つめたい くちびる、指でなぞる。


「あ、きみの指のほうがつめたいね」

切り揃えた前髪が、睫毛にかかってくすぐったい。


ちいさな手は ちいさな手と合わさる。

言うことを聞かない、尻尾みたいだと二人はわらう。

二人ぼっちの世界で。


枯らした花が残酷にしな垂れる。


フルニトラゼパム

November 19 [Wed], 2008, 2:07
当ても無く彷徨い 泳ぎ疲れ
魚のあなたは私の海に腰を下ろした
生温い尾鰭は、生成りのレースを踊らせ
幾つもの印を消しては増やした

あぁ 静かなその手は
優しい嘘を吐く
こうして繋がったとしても
あなたは私を見てはくれないのでしょう
明日にはきっと、
私の知らない涙を流すのでしょう
あぁ 静かなその手は
悲しい嘘を吐く 

大きな海の中で私は
確かではないものを、信じていたよ
温かな昨日を
消えてゆきそうな今日を
霞みゆき見えない明日を

拙い夢の終わりには
どうか、眩しい笑顔を私にください
そして私に あなたの痛みを

剥がれて傷付いた鱗も、
私が撫でて
愛してあげるから

あぁ 静かなその手は
優しい嘘を残していった
こうして繋がったことも
あなたの中には存在しなくて
明日にはきっと、
私の知らない温もりを愛でるのでしょう
あぁ 静かなその手は
悲しい嘘を残していったの

剥がれて傷付いた鱗も、
私が撫でて
愛してあげるから

おねがい
この冷たい指先を記憶に刻んで
深くまで 沈め

P R
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