クルミのこと 

2008年09月16日(火) 23時51分
くつろいで横たわっているクルミは、私の顔をじっと見ている。

私はクルミに会えたうれしさ、愛おしさで胸がいっぱいになり、
すぐさまその体をなでようと、手をのばす。

しかし、はたと気づくのだ。

クルミはもう死んでしまったのだから、体があるはずがないではないか、と。

その瞬間、クルミの姿は消えてなくなり、
私はクルミの死を思い出してしまったことをひどく後悔する。

探して、名前を呼んでももうどこにもいない。

はりさけそうな胸の痛みで目が覚め、
私はこの一週間で起こったことのすべてをゆっくりと思い出す。


                  ●●●



クルミが一日ごはんを食べず、水も飲まないということについて、
私は心配しながらも、どこかで楽観視していた。

つい3週間前にもこのようなことがあったが、
次の朝には何事もなかったかのようにまた食べ始め、
それからは肥ってしまうのではと心配するほどの食べっぷり。

動物は具合が悪いときは自分で断食をして、
良くなったらまた自然と食べ始めるものだ、ということを何かで読んだことがあったし、
実際クルミもその通りにしているようだ。

前回の「断食」は長引いたので心配だったけれど、
結局はいつも通りに元気になった。

だから、今回も、大丈夫じゃないかな。。。

今日はあまりクルミを撫でていないけれど、とりあえず今は眠いから寝て、
明日起きたら一番に、
たっぷり撫でて、手のひらの熱でじゅうぶんにあたためてやろう。

「おやすみ、クルちゃん。
ゆっくり寝るんだよ。。。」

そして私はベッドに入ったが、
寝入りばなにやけにクルミの姿が脳裏にちらつく。

「だめだ、
起きて、今すぐ撫でてやらなければ!」

しかし、同時にもうひとつの思いが湧き上がる。

「眠い。。。
夜中の3時だから、朝までは3時間。
明日の朝にしよ。」

そして、私は眠った。


次の朝、目が覚めると家の中はふしぎな静寂に包まれている。

胸がざわざわとして、クルミの小屋を見にゆくと、
クルミはいつもの場所に、いつもと同じに横たわっている。

頭を撫でてもらえるように、首を前につきだした格好で。

しかし、寝息をたててはいない。


全く覚えていないが、夫によると私は悲鳴をあげたそうだ。


10歳という年齢はうさぎにとってはかなりの高齢だったので、
いつ別れが来ても後悔しないように、できるかぎりそばについていようという思いがあって、
それを守ってきたつもりだった。

それが、どうしてだか昨日は油断していて、
クルミをあまり思いやらずに過ごしてしまった一日だった。


そして、そのまま永久に別れることになってしまったのだ。

10年間、どんなときもそばにいた大好きな愛するクルミと。


うさぎの体は小さいけれど、おしっこやフンは年がら年じゅうするわ、
長期の旅行に出づらいわで、
つくづく私ってクルミに翻弄されっぱなしだよなぁ。
まるで、私の方がペットみたい、とつねづね思っていた。

お金もけっこうかかる。
ペットシーツ代に、決して安くはない、添加物フリーのペレット、
病院にかかれば薬代だけで数千円。

そして、手間ひまかけてるわりに、
うさぎっておばか。

私のこと認識しているのかどうかもあやしい。

だっこもさせてくれないし。

それが夫で私はこっちだよ。

わかってんのかい!?


でもでも、仕事が終わって帰ってきて、
ただいまぁと真っ先に顔をみに行き、何もいわずに頭や体を撫でていると、
疲れきって逆立っていた神経がいつの間にか安らかに落ち着いている。

私の顔を覚えていないことなんて、どうでもよくなるくらいに、
クルミはかわいい。

掃除したそばからおしっこをしても、
旅行に行けなくても、
このかわいい、大好きな子がそばにいることを思い出すだけで、
私はいつでも癒されるし、元気がわいてくる。


ただいまぁと帰って来て、クルミの空っぽの小屋を見てから、
そうだクルミはいなくなったんだと認識するとき、
スーパーでバナナを手にとって、
あっ、そうか、もうストックしておく必要はないんだと気づくとき、
気軽に2泊3日の旅行に出かけられるという身軽さに気づくとき、
心に空いてしまった大きな空洞を思い知る。


クルミを火葬場に連れてゆくとき、
昨日まではおそろしいほどの雨を降らせていた空が高く澄んで晴れわたり、
まさに今この瞬間に秋がきたことを知った。

なんて気持のよい空気。

だけど足元にはブラックホールのような孤独が口を開けて
私は今にものみこまれそうだ。

ここから先はクルミのいない世界だ。

なんという心もとなさ。


火葬場で別れるとき、
「クルちゃん、じゃあね。」と、まるで買い物にでも行ってくるかのような口調だなと自分で思った。

でも、そうするより他ない。


ふと思い出すのは、クルミの黒真珠のようなつややかな瞳が、
私の顔をじっとみていたあの1分間。

死んでしまうことになる、つい前日のことだった。

うさぎはいつでも焦点が合っているんだかいないんだかわからない目をしていて、
目が合う、などということは一度もなかった気がするのだが、
なぜか、あのときは横でパソコンに向かっている私を、
クルミははっきりと、見つめていた。

なんだか不思議だなぁと思ったけれど、
今にして思えばあれはクルミのさよならの挨拶だったのかも。

買い物に行くようにさよならを言うしかないほど別れはあっという間のできごとで、
まだ空っぽの小屋にただいまと言ってしまう私だが、
これから少しずつ、この現実になじんでゆくのだろう。

今まで本当にありがとう。

ずうっとずうっと、愛しているよ。

2週間ほど前の、おひるね中のクルミ

調子にのって食べすぎた 

2008年07月16日(水) 18時07分
りんご病にかかったり、去年は帯状疱疹など、
免疫力がものすごく落ちている気がしていて、
ふと気づいたら、生野菜を全然食べていなかった。

はっ!生野菜!!って急にスイッチが入って、
この一週間、「生野菜の鬼」と化していたのですが、
昨日のうしみつ時、
何だか腹の調子がおかしいなぁ〜、でも、きっと思い過ごしDARO
とむりやり自己完結させようとした途端、
とつぜん夕食で食べたもの全てが逆流してきた。

結局、全てを吐き出したらスッキリとおさまったのですが、
どうやら「無農薬」のこだわり野菜が裏目に出たもよう。

その日の野菜は、いつもの近所のものではなくて、
遠くから取り寄せたものだったのだが、
「無農薬」だからと無防備に、何でもかんでも生食してしまった私が悪かった。

夫は嘔吐まではいかないまでも、
やっぱりお腹の具合が悪かったとのこと。

生野菜もいいけれど、この季節は気をつけなくちゃね

これは、問題の野菜ではなく、数日前にうつしたもの。 こんな感じでもりもり食べていました。

結婚式 

2008年06月29日(日) 13時49分
名古屋最終日は、結婚式でした。


会場は、マリオットアソシアホテルの上層階で、名古屋の街が見渡せます。

今回は、台風の影響で、窓の外は濃霧に塗りこめられていましたが、
途中から雲が途切れて、晴れ間が。



私は、写真係を命じられていたので、
終始冷や汗タラタラでしたが、
(新郎新婦にとっては一生に一度の大切な日ですからね〜)、
使命感にもえ、
シャッターをきりまくりました。



身内のみのこじんまりとした式&パーティーでしたが、
終始、笑い声の絶えない、あたたかな集まりとなりました。



お料理は、名古屋らしくとても豪華なものでした



とった写真は、カメラごと新郎新婦にわたしました。
ちゃんと撮れているかドキドキです。

ここでは後ろ姿しかお見せできませんが、とっても素敵なお二人でした^^近いうちに、ゆっくり二人を訪ねてまた名古屋に来たいです

シロノワール 

2008年06月28日(土) 22時07分
コメダ珈琲という、名古屋のあらゆるところにある喫茶店は、
雑誌もふんだんにあり、椅子も背もたれが高くて居心地の良いオアシスでした。


シロノワールミニ。

メープルシロップをだくだくかけて食べるのです。

デニッシュパンが香ばしくて、至福の味〜でした。

きしめん 

2008年06月28日(土) 21時52分

名古屋の千種区にある、
きしめんのお店、「千草亭」にて。

なめこおろしきしめんをいただきました。

なめこのヌルヌルと手打ちきしめんの絡みが絶妙で、
ツルツルもちもち、いくらでも入りそうです。


エクレア 

2008年06月28日(土) 21時37分

フォションのティールームにて、
てんとう虫のエクレアとアッサムティーをいただきました。

すみれとばらと、オレンジのクリームがはさまっています。

これって。。。 

2008年05月25日(日) 19時48分
今、すごく気になる欲しいものがあります。

最近、靴下のゴム部分を切って穿くと快適、ということを本で読み、
さっそく古靴下で試してみたところ、
その快適さに驚き、全ての靴下のゴム部分を切り落とした私。

ゴムで締め付けるって、想像以上に体に負担がかかっているのかもしれない、
と思っていた矢先、
家に届いたカタログに、
最近密かなブームだというこれがのっていたのです。


麻のふんどしです。

これを開発したところによれば、

通気性の良くないゴム紐と化学繊維で身体を締め付けるパンツは、
無意識のうちに身体にストレスを与え、
それが人の免疫力を、なんと20分の1にまで下げてしまうのだという。


たしかに、脚の付根のVゾーンはリンパが集まっているところだし、
パンツのゴムって体に負担になっていそうだけど。。。


素材が良いらしく3600円もするし、
良かったら良かったで、
ふんどしがやめられなくなるのもどうなの、という感じで、
なかなか踏み込めずにいます。

あゆ茶屋ふたたび 

2008年05月25日(日) 19時35分
「さんご」で蕎麦と蕎麦だんごをおいしくいただきましたが、
あのおいしいあゆがまた食べたくて、
ふたたび「あゆ茶屋へ。

今回は、出店ではなく、茶屋に入って、
いちおしの「寒ざらし鮎」というのを注文してみました。



厳寒期にさらして独特の甘みを出し、
さらにおいしくしたものとのこと。

内臓もとってあり、「上品」な味です。

前回食べた、野生味あふれる、
串ざしにして炭火で焼いただけのあゆとはまたちがった雰囲気です。

白鷹町の蕎麦、ふたたび。 

2008年05月22日(木) 16時38分
景色が美しく、食べもののおいしい白鷹町がすっかり気に入り、
次の週も車をとばして行ってきました。

今日のお蕎麦は、「さんご」でいただきました。



大正時代からの風情のある店内で、
静かに流れるクラシック音楽に耳を傾けながら、待つこと5分。




運ばれてきたのは、程よい太さの黒い田舎蕎麦。

「殻ごと石臼挽きでつなぎなしの10割蕎麦」だそうで、
ひとくち食べれば、蕎麦本来の濃厚な風味が広がるだ〜いまんぞくの一品 〜グルメレポート風〜

大盛りをいただき、
さらに名物の「そばだんご」をオーダー。


外側パリッ、中トロリの香り高いそばだんご、
う〜んくりーみーまいうー

蕎麦で至福を味わった後は、
余韻冷めやらぬうちにまたあの場所へ。。。

                     つづく


さんご
山形県西置賜郡白鷹町大字浅立183-1
TEL・0238-86-0009
11時〜19時(4月は〜14時30分)
売り切れ次第終了
定休日・火曜日

白鷹町のヒミツ 

2008年05月21日(水) 17時03分
前回の記事で紹介した「あゆ茶屋」のある白鷹町は、
実は...

「隠れ蕎麦の里」だそうな...

ひっそりとした風情のあるたたずまいの民家と思いきや、
よく見ると「営業中」という手書きの札がかかっていて、
中にはいるととびきりうまい蕎麦が出てきたりするのだから面白い。

以下、白鷹町観光協会のパンフレットより。

「白鷹に住むそば喰いは
幸せものである。
隠れた職人や名店が
それぞれの個性で勝負する。
この町は、
蕎麦好きにとっては
まさに桃源郷のような
土地なのである。」

桃源郷、ですって。。。ステキ〜

そこで、さっそく、まさしく一軒の民家のような、「熊屋」というお蕎麦やさんに入る。

メニューはシンプルに、「もりそば」のみ。

この日は、限定の「寒晒しそば」もあり、
夫とひとつづつ頼み、
追加でまたひとつづつとるという方法で、
2種類ともいただいた。


「寒晒し」のほうは、やや色白で、洗練された上品な感じ、
通常のほうは、蕎麦の風味がしっかりした感じだった。
(写真は、寒晒し)

このお漬物がまたおいしい。

蕎麦湯も、デザートの干したくだものも、
全てがおいしかった。


熊屋
山形県西置賜郡白鷹町高岡3869
TEL・0238-85-4545
11:00~14:00(売り切れ次第終了)
定休日・なし