彼女の声を聞くだけでドキドキし

December 08 [Wed], 2010, 6:55
「ゼロ! ゼロのルイズ! ロープじゃなくて壁を爆発させてどうするの! 器用ね!」
 ルイズは撫然《ぶぜん》とした。
「あなたって、どんな魔法を使っても爆発させるんだから! あっはっは!」
 ルイズは悔しそうに拳《こぶし》を握り締めると、膝《ひざ》をついた。
「さて、わたしの番ね……」mbt
 ――ほら、またほっぺがふくらんだ。本当にわかりやすいんだから。でも、コノハのそういうトコ好きだなぁ。コノハといると、ホッとする。
(ぼくだって、中学のときは好きな女の子がいたんだ。みんなと同じように恋をしてたんだ)
 彼女の声を聞くだけでドキドキし、彼女がぼくにくれた言葉のすべてが特別な宝物に思えて、胸の奥にしまって、夜寝る前に何度も何度も取り出しては眺めた。MBT靴
 それだけで毎日幸せだった。いつも笑っていた。
 市街地から離れた一角に、その建築物はあった。レンガと漆喰《しっくい》で造られた土台の上に木枠と帆布でくみ上げられた、円柱を縦に半分に切って寝かせたような建物である。MBTの靴
 周りには衛兵が立てられ、近郊の市民たちが容易に近づけないようになっていた。
 一隻の巨大なフネが、その建物の前に建てられた鉄塔へと近づく。
 步哨《ほしょう》に当たっていた兵隊がそのフネを見上げ、
「やあ、シャルル.オルレアンじゃねえか」
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