少年と自転車

April 26 [Thu], 2012, 21:20
解説: ベルギーを代表する映画監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が、第64回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した感動作。父親に捨てられ、心を閉ざした少年が一人の女性と出会うことにより、傷ついた心を少しずつ開きつつ成長していく姿をとらえる。主人公を新星のトマス・ドレが演じ、彼を温かく見守る女性を、『シスタースマイル ドミニクの歌』のセシル・ドゥ・フランスが好演する。本作で、カンヌ国際映画祭5作品連続主要賞獲得の快挙を成し遂げたダルデンヌ兄弟の実力に舌を巻く。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 児童相談所に預けられたまま12歳になろうとしていた少年シリル(トマス・ドレ)は、いつか父親を見つけて一緒に暮らしたいと願っていた。ある日、彼は美容院を営むサマンサ(セシル・ドゥ・フランス)と出会い、ごく自然に彼女と共に週末を過ごすようになる。二人は自転車に乗って街を走り回り、ようやくシリルの父親(ジェレミー・レニエ)を捜し出すが……。

フランス映画・・というかベルギー映画なのか
よくわからないのですが(監督がベルギーということでベルギーの作品になるのかな)

フランス映画っぽい人の心の機微をうまいこと
表現していたと思います。
実にフランスっぽい作品。
多感な12歳の少年。
父親に捨てらてしまい
自分の居場所、愛情を求める姿がきりきりと
胸をしめつけます。

シリルは激しく居場所をみつけよう、
自分の価値観を見出そうと
自転車に乗りながら走り回ってる姿は
せつなく悲しい。

淡々とシリルのある種の自分探しを描いていますが
普通の家庭に生まれ
両親に愛されて育った人間には理解できない心が
この作品をみることで
理解できた気がする・・
あくまでも似た境遇や本人でないと理解することなど
できないけれど
シリルが密売人のために悪いことをしたり
その結果、借金を作ってしまったり
ここで悪に走るのはなぜ?の多くの少年少女の理由を
なんとなく感じることができたかな。
12歳の少年が誰かに愛されたい、必要とされたい、と
思った時、ああするしかないのかも。

とてもいたいけれど
そんな境遇ながら里親に恵まれたシリルの
救いにこの映画の救いとして鑑賞することができる。

でもラストは・・
やはりフランス・ベルギー映画。
アメリカ映画のようには終わらない。

ハッピーエンドとは言い切れないぎりぎりの
ラストだけれど
立ち上がり自転車に乗り出すシリルは
これからどんな人生を送るのだろうと考えた。


★★★☆☆(3.5)


フランス映画好きなら観てほしいが
それほどフランス映画に興味がないなら
DVDもよいかな。


バトルシップ

April 13 [Fri], 2012, 20:47
解説: ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
シネマトゥデイ(外部リンク)


あらすじ: アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。

突っ込みどころは満載ですが
そこそこ大きい映画館のスクリーンで
巨大ゲームを観てる感覚になって
わりとすかっとします。

ストーリーは
日米の海軍訓練のときに宇宙人の侵略。
その日本人の長が浅野忠信が演じてます。
しかしあまりにも浅野忠信が華奢すぎて
日本では細めの男性が好まれるけど
スクリーンの中に入ると
迫力もないし色気もなし。

宇宙人ってこんなタイプの作品では毎度出てきますが
今回、人間がちょっとくずれた感じの宇宙人。
そのくせ結構、強そうで弱い。
互角でないこの話は終わっちゃうし
冒頭から巨大な未確認物体を
ボートで3人で確認に行く・・とかありえないことだらけ。

ま、それでも迫力もそこそこあるし
無理やり恋愛も入れたりして頑張ってたと思います。

しかしその恋人がお乳が自慢なのか
どんなときも常に半分胸を出してる感じの
服が気になりましたわ。
これもやはり娯楽作品なのでサービスなのかもね。

B級のやや手前ぐらいな感じかな。


★★★☆☆

ドライヴ

April 12 [Thu], 2012, 17:46
解説: スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングと、『17歳の肖像』のキャリー・マリガンの演技派が出演。緊迫感あふれるバイオレンスとフィルム・ノワールのような雰囲気、ジェットコースターのような展開から目が離せない。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し……。
シネマトゥデイ(外部リンク)



うーん・・
友達が高評価だったので行ってきたのですが

悪くないんだけど
ラストがあれだけスーパーな人に変貌するのに
人生が今の今までぱっとしてない謎・・だったり、

それほど恋をしてるとも感じられなかった
隣の人妻のために
危険を投じて人まで残酷に殺しちゃったり・・

矛盾が多すぎて軸がぶれすぎてしまった感じが
否めなかったなと思います。

カーチェイスもみせたい、恋愛もさせたい、
バイオレンスも入れたい・・まとまりがつかなくなっちゃった・・みたいな。

ただばらばらになりつつも
見せかたは悪くないんですよね。
なんだろ、カーチェイスもよいし、
恋愛の積み重なりとかそんな雰囲気もいいし、
バイオレンスもナイフというのが良いしね。

実におしい。

私の友人のようにすっかり魅了されてる人もいるようなので
人によるのかもしれません。
きっとこの監督の目指すものと私の期待していたものが違うのかも。

韓国がこの作品を作ったら力強くて
より無駄なバイオレンスで納得できちゃったのかもしれない。

音楽の使い方なんかは非常に良かった。

あとは好みの問題なのかも。


★★★☆☆

アーティスト

April 11 [Wed], 2012, 17:35
解説: サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。その後オーディションを経て、ジョージの何げないアドバイスをきっかけにヒロインを務めるほどになったペピーは、トーキー映画のスターへと駆け上がる。一方ジョージは、かたくなにサイレントにこだわっていたが、自身の監督・主演作がヒットせず……。

ストーリーはシンプルだけど
徹底的にサイレント映画というカテゴリーにこだわった作品。

サイレント映画を現代に、そしてアカデミー賞まで獲ってしまった作品。
細かな心理描写も非常にうまい。
映画の映画の中で登場人物の人生を代弁してるかのような設定、
衣装をわかりやすく白黒からグレーに・・つまりこれは心理描写そのものだったり・・

細かいところをつきつめると
ストーリーよりも
サイレント映画、そしてサイレント映画をどうやって3D化してる現代に
どれだけ観客が納得し感嘆するかがキモになるけど

うまいことやってくれてると思います。

細かいところはあれこれ思い出せない自分の愚かさったらないけど
言葉がもともと発せないワンちゃんの演技もまた
1つの技。
言葉がないからこそさらにワンちゃんの演技も引き立って。

是非是非劇場で。
映画好きであればあるほど
この作品の良さにぐっときます。

ストーリーよりも演出勝ちだな。


★★★★★

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜

April 07 [Sat], 2012, 17:30
解説: 1960年代、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした実在の女性たちについて記したベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。白人家庭でメイドとして働く黒人女性たちとジャーナリスト志望の若い白人女性との友情を通して、社会に対して立ち上がる勇気を描いていく。主演は、『ゾンビランド』のエマ・ストーン。『ダウト 〜あるカトリック学校で〜』のヴィオラ・デイヴィス、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワード、『ツリー・オブ・ライフ』のジェシカ・チャスティンなどが共演。感動的なストーリーはもちろん、彼女たちの熱演にも心を揺さぶられる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。

久しぶりに映画館へ。
数本鑑賞予定が予定が入ってこれのみ鑑賞。

しかし選んだ1本はなかなかの良作でした。

あらすじどおりのストーリーで
ミシシッピ州とアメリカにある差別問題の根深さ
黒人と白人だけでなく
育ちまでも差別するからこそ
人間の価値が上がるかのような時代。

映画はコンパクトにまとめられてますが
もっと根深く
ぞっとするような差別的行為があるに違いがないでしょう。

ストーリー全体は力強く生きていく
この時代のヘルプたちが素晴らしい。
白人と共存しながらそれでも彼女たちは生きていかなくてはいけません。

人種差別がテーマですが
実社会の中でもあるいじめやストレスと
どうやって共存しながら生きていくか。
どうやって立ち向かい
嫌なことと向き合いながら戦い、生きていくのか・・

それは黒人だけではなく主人公の独身スキーターも
まさにその時代の独身、という差別の中、
働く女性がいないなか
どうやって自分の人生を満足しながら
生きていくかを模索していく、そんな奥のあるストーリー。

わかりやすく人種差別にしてるけど

人と同じだと安心して
違う人間を排除する傾向にあるのは
日本も他の国も
いつの時代も変わらないのではないかな。

辛いこともあるし、
哀しいことも生きてて矛盾を感じることもあるけど
力強く生きていこう。

そんな気持ちになれる作品でした。

ちょっとばらばらっとした感じで
テーマがぼやけちゃってるのが残念だったかな・・・


★★★★☆


私は相変わらず泣きませんでしたが

ラストでみなさん、泣いてる人多しでした。


SHAME -シェイム-

March 15 [Thu], 2012, 9:42
解説: セックス中毒の兄と恋愛依存症の妹を『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマイケル・ファスベンダーと『17歳の肖像』のキャリー・マリガンが演じ、主人公の欲求の奥にひそむ本当の心の闇を暴き出す衝撃的な人間ドラマ。メガホンを取るのは、マイケルを起用した『ハンガー(原題) / Hunger』で頭角を現したスティーヴ・マックィーン。大胆なセックス描写と複雑な人物像に、二人の旬の役者が気鋭の監督と共に挑戦。心をざわつかせる不穏な展開に、思わずくぎ付けになる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: ニューヨークに暮らすビジネスマンのブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、プライベートのすべてをセックスに費やしているほどのセックス中毒状態。そんなある日、ブランドンのアパートに妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。恋愛依存症でリストカット癖のあるシシーとの生活で、二人は激しくぶつかるようになり……。

うーん・・。
一番今の私に興味がない依存症だったりするんですが
時間の関係上、この作品を鑑賞。

かなり長い間があって
このシーンでこんなに時間をかける必要があるのかな?と思うこと多し。

キャリー・マリガンが脱いでますが
彼女、あまりスタイル、良くなかったんですね(笑)
寸胴で胸の形も女優サンっぽくなかった。

というかそういう女優さんじゃないので
あの素人っぽい鍛えてない体が女性から見たら好印象でした。

セックス依存症というだけあって
セックスシーンも多かったけれど
全くいやらしくなくて
女性の私から見ても無機質で
依存症を満たしてるだけのセックス、といったところ。
そのあたりは良くできてるんじゃないかと思います。
これがねっとりじっとり気持ち悪い・・ってほどになると
興ざめだけど
「依存症」という視点だとあんな表現はベターかな。

ストーリーとしてはこれまた微妙。
なんだかいわゆる満たすべく・・で依存症がそっちだから
鑑賞する人も興味を持つのかもしれないけど
結局、この兄と妹が何を見出したかは不明なまま。
病院に行かない限り
一生、これを繰り返して
だんだんと社会からの信用もなくしてしまうし
もしかしたらそれがもとで
病気になって・・なんてこともありうるだろうしね。

回答がないすごくわかりにくい作品で
観客は多かったのに
いびきが異常に聞こえた作品でした。


★★★☆☆

戦火の馬

March 09 [Fri], 2012, 18:48
解説: 1982年にマイケル・モーパーゴが発表し、舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いたイギリスの小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第1次世界大戦下を舞台に、主人公の少年アルバートとその愛馬ジョーイの掛け替えのないきずなの物語が展開する。主人公の少年を演じるのは、新星ジェレミー・アーヴァイン。共演は『ウォーター・ホース』の実力派女優エミリー・ワトソン。壮大かつ感動的な物語の行方に注目だ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 農村に住む少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の愛馬であるジョーイが軍馬として騎馬隊に売られ、フランスの戦地に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。一方そのころ、アルバートは徴兵年齢に満たないにもかかわらず、ジョーイと会いたいがため激戦下のフランスへ旅立つ。

久しぶりのスピルバーグの作品。
あまり興味がなかったんだけど・・スピルバーグだし
はずれはないか、と。

とにかくお金、かかってますねー。
そして映像美、馬の演技など細部まで徹底的に
こだわりぬいてる感じ。
まさに優等生の作品かな、と思います。

この作品で忌み嫌うものといえば「戦争」のみ。
それ以外はみんないい人。
戦争があるからこうなった、こうしたくなかった・・理由が必ずあって
時代は第一次大戦ではあるけれど
この背景にしては安心しながら鑑賞することができます。

そこそこの事件もあるし
馬の切なさも伝わる良作。

でも優等生さは否めなく
それがどうにもまとまりすぎてて
こんなんでいいのかなあ、もっと現実は・・だよね?
と変な大人になってしまった私は
少し嫌な見方をしてしまった。

映像美、馬の素晴らしい迫力と演技・・
これを観るならやはり劇場。
ただもっと切なくて、胸を締め付けられるような何かが
あるかと思いきや
私にはそこまでの衝撃も事件もなかった。


★★★☆☆( 3.5 )


昼下がり、ローマの恋

March 03 [Sat], 2012, 16:57
解説: 『イタリア的、恋愛マニュアル』からスタートした、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督がイタリアの男女の恋模様を描く恋愛オムニバスドラマの第3弾。ハリウッドきっての名優、ロバート・デ・ニーロが、初めて本格的にイタリア映画に進出。ローマのとあるアパートに暮らす住人たちが繰り広げる三つのラブストーリーのひとつで、デ・ニーロはイタリアを代表する女優モニカ・ベルッチを相手に大人の恋を繰り広げる。恋によって人生を楽しく豊かに送るイタリア人の生き方に魅了される。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 元歴史学教授のエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)は、離婚をして親友が管理人を務めるローマのアパートで暮らしていた。ある日、エイドリアンは親友の娘でフランス帰りのビオラ(モニカ・ベルッチ)と語り合ううちに彼女に恋をしてしまう。彼は7年前に心臓の手術を受けて以来、心臓を気にするが余り、感情的にならないよう務めてきたが、自分の気持ちに正直になることで人生は豊かになるのだと悟り……。

イタリア的ラブコメということころなのでしょうか。
ちょっと笑えないような・・
男ってつくづく馬鹿だよな〜って感じ。
アメリカのラブコメの方が観慣れてるせいか
好みかな、私は。
英語の方がわかるしね。

ひたすらひたすらモニカ・ベルッチが美しく
ただただそれだけを観るだけで満足。
40超えてあの美しさって!!何!!ってぐらいです。

しかしモニカさま。
必ずお乳は見せるのね。
美しいけどあの映画ではあまり必要が・・(笑)

いつまでも永遠に私の中の憧れのモニカさまで
いてほしい。


★★★☆☆

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

March 01 [Thu], 2012, 9:26
解説: 大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという二人のアカデミー賞受賞俳優の共演で映画化。『リトル・ダンサー』『愛を読むひと』の名匠、スティーヴン・ダルドリーが監督を務める。鍵穴探しの旅で父の死を乗り越え、力強く成長する少年には、映画初出演のトーマス・ホーンを抜てき。ダルドリー監督の繊細な演出と俳優陣の演技が感動を呼ぶ。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。
シネマトゥデイ


私、映画を見て泣くことってほとんどありません。

でも、この作品は後半一時間はずっと泣いてた。
ずっと涙が止まらなかった。

人によって感じるところは違うけれど
アメリカであれば911という無差別で罪のない人間が何人も
命を落とし
そして日本では311に大きな地震でたくさんの人間がなくなった。

特に私は311で誰か特別な人を失ったわけではないけれど
喪失感と前の感覚にならない自分に戸惑いを思った日々が
確かにあったし
今もわからないけれど数日続く
地震に怯えてる自分もいる。
対比するものが違うかもしれないけれどね。

あまりにも「泣き」を意識している作品は
はっきり言って興醒め。
この作品だって子供を主人公に卑怯だよなと思う。

けれど普通の子供以上に純粋で多感なオスカーは
父を失った喪失感で
壊れそうになっていて
その中で生きようと決めた1つの鍵。

鍵をみつけたことで
たくさんの人と出会い
多くの人間の生きざまを見て
学び成長していく過程とオスカーを演じる少年の
演技のうまさに涙が出ずにはいられない。

幼いのに自問自答する
「なぜあのときこうしなかったんだろう」
オスカーはその思いに苛まれその呪縛が
とけることを母や周囲が思いながらも
自分で呪縛をとくしかないのだ。

大人でさえも何か大きな事態に直面したら
どうにもならない過去に
自分の行動を過ちと照らして呼吸するのが辛くなる。

話は辛く切ないけれど
きっとオスカーが何かをみつけ
成長し、微笑むことができる何かをみつけ
大人になっていく姿に
応援するしかできない私がいる。

きっとこれから辛いことに出会っても
生きていける強さを子供のうちに身に付いて
何もかも気軽に構えられる大人になれるよと。



★★★★★



ヤング≒アダルト

February 28 [Tue], 2012, 21:16
解説: 仕事も恋愛もうまくいかない30代の女性が、妻子のいる元恋人と復縁しようと大騒動を繰り広げる人間ドラマ。『JUNO/ジュノ』の監督・脚本コンビ、ジェイソン・ライトマンとディアブロ・コディが再びタッグを組み、「真の幸せとは何か」というテーマを辛らつな笑いと共に描き出す。大人に成り切れずイタい言動を繰り広げるヒロインを、オスカー女優シャーリーズ・セロンが熱演。共演には『インシディアス』のパトリック・ウィルソン、『スパイダーマン』シリーズのJ・K・シモンズら実力派が名を連ねる。
シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)の妻から子どもが生まれたという内容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが……。


評価は分かれるみたいだけど
私は妙に共感しちゃって。
共感してる自分がやばいんじゃないかと思うほど。

極端なキャラクターのメイビスだけど
実はアラフォー女性が持ってるすべてを体現してるかのような
女で
たとえメイビスほど街一番の美人ではなくても
若くて男性にちやほらされ一度は結婚し、
幸せだったこともあって
人生の多くを夢見て・・
そんな時期が10代、20代には女性ならあったはず。

それを思い出してあさっての方向に行動しちゃうメイビスには苦笑そのものだけど
キティちゃんのスエット着て
友達は犬だけで
毎晩、メイクしたまま泥酔・・ってなんだか親近感。
部屋の汚さも私ばり。

結局、中途半端な年齢の「自分探し」映画でしかないと
いえばないけれど
この痛さがわかるのは同世代の女性だけなんじゃないかと。
男や10代、20代の女の子にはこれはわかってもらえないだろうな。

答えもなんだかみつかったようでみつからない
中途半端と言えば中途半端だけど

きっと彼女はあの街へ帰って
田舎の町をめちゃくちゃにしたけれど・・

彼女なりにきっと何か答えをみつけることができたのか、
はたまた同じことをくり返しながら生きていくのか。

それはメイビス、本人だけがわかること。
気づいたら少し人生前向きに
気づかなければイタイ女のまま一生楽しく。


苦笑ばっかりだったけど私は好き、メイビス。
友達にはなりたくないけど。


★★★★☆(4.5)

macy'sで「マークジェイコブスない?」とか言っちゃういたさとかない!
しかしマークジェーコブスのバック、
映画の中でメイビス持ってたよん。
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