セールスマン

June 16 [Fri], 2017, 18:46
解説:『別離』『ある過去の行方』などのアスガー・ファルハディ監督がメガホンを取ったサスペンスドラマ。不幸な事件をきっかけに、平穏な日々を送っていた夫婦の人生が少しずつ狂い始める様子を丁寧に描写する。ファルハディ監督作『彼女が消えた浜辺』でも共演したシャハブ・ホセイニとタラネ・アリドゥスティが夫婦を熱演。思いがけないてん末に驚がくする。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:共に小さな劇団に所属する夫婦(シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ)は、ちょうど劇作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演していた。教師として教壇にも立つ夫が家を空けた隙に、転居したばかりの家で妻が何者かに乱暴されてしまう。その日を境に二人の生活は一変し……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

アスガー・ファルハディ監督、2回目のアカデミー賞外国語作品賞受賞作品です。
私、彼の作品はほとんど見てますね。
でも結構、ぐいぐいと心理的に食い込んできて観ていて
楽しい気分になれるものではないんだよなー。
そして記憶力の低下でそれほど覚えてないっていう。
しっかりここに記しておかないといけないですねー。

読んでる人もそう多くないので
ネタばれもありで更新します。

話が逸れましたが
この作品もある意味アスガー・ファルハディ監督だから
胸糞悪いんだろうな、という覚悟を決めて鑑賞。
覚悟を決めていたせいか
いつもよりはそれほどすっきりしない結末ではなかった気がします。
後味があまりよくない、と書いてる人が
多いけど
いつものアスガー・ファルハディ監督の内容と比べたら観やすいかなあ、と。

この監督の作品でいつも思うのが
イランの生活を観れるということ。
今回、イランの住宅事情やBMWをBM「V」と呼ぶ、なんてことも出てきます。

そして登場人物の意見が私と異なることで
なんでこうなっちゃうの?ってことが多くて。
今回はヒロインの乱暴されてしまった人妻にはどうも意見が合わず
どちらかというと
ご主人の気持ちとあったのでラストも
後味は悪いと言いつつもすっきりした部分があったのかもしれないです。

ヒロインの女性がセリフの中でも言ってた通り
「軽率な行動」だったんですよね。
まあ、この軽率な行動がなければ
そもそもこのストーリーは成立しないので
必要なんですが。
そして乱暴した犯人が入る瞬間も彼女が乱暴された瞬間も
映像にありません。
このあたりがもうほんとにすごいな、って思うんです。

犯人の招き入れた風にドアが開いてる数秒に
これからの事件の不幸さが想像つくんですね。
そしてあえてヒロインの被害状況は隣人のセリフの中でしか
想像ができないようにもなっています。
しかし前に住んでいた人が荷物を残したまま追い出され
なんでそんなことになったのか
聞かないのもおかしなものに思えるんですが
イランでは普通なのでしょうかね・・。

夫婦関係はこの事件によりぎくしゃくし
お互い愛しているからわがままになり
夫に八つ当たりをしてしまったり
犯人は許せないが妻が乱暴されたことを
夫婦が別の気持ちで受け入れられない。

トラックから犯人がわかり核心に迫ります。
犯人は高齢の男性で
家族もありしかも家族に愛されている存在です。
夫が犯人を旧宅へ導き
セリフにこそありませんが
「うちの夫婦をどうしてくれるんだ、もうもとに戻れない」
そんな鬼気迫るやりとりがあります。

しかし犯人が持病の心臓発作になり
家族が呼ばれ
家族が犯人のことをとても愛していることを知り
主人公二人の葛藤が出てきます。

犯人のせいで自分たちの人生はめちゃくちゃになってしまったではないか、と
犯人の人生を壊したい夫。
そんな夫の気持ちもわかるし自分も確かに深く傷ついているが
犯人の家族を思うと家族にばらすと脅される
犯人に対し、自分たちのしていることは正しいのか?葛藤する妻。

そんな心理が旧宅でのやり取りの中にあります。

そしてそして犯人はついに家族に暴露されることなく
墓場まで持ってく形になり
映画は終了。

もやもや感は確かにありますが
夫が犯人を殴ったことで現実なら
その後は後味は悪いけど
映画だからすっきりしたほうがいいかな、と思い
私的にはこのラストはありかなあ、と。

そして外国語作品賞らしく
監督が言わんとしてることは
結局、どう転んでも
この夫婦にできてしまった溝は埋めることができないということ。

これからどうなるのか。
そんな感じのもやっと感もあります。

いつものアスガー・ファルハディ監督ものより
私にしてはもやっと感、憂鬱感はなかった感じでした。

★★★★☆

LOGAN/ローガン

June 04 [Sun], 2017, 19:53
解説:『X-MEN』シリーズのウルヴァリンが、傷つきながらもミュータント存亡の危機を救おうと突き進む姿を描くアクション大作。超金属の爪と超人的な治癒能力を持つ不老不死のヒーロー、ウルヴァリンが老いて傷跡残る体で、ミュータントの未来の鍵を握る少女を守るべく戦う姿を活写する。主演をシリーズ同様ヒュー・ジャックマンが務め、監督を『ウルヴァリン:SAMURAI』などのジェームズ・マンゴールドが担当。能力を失ったウルヴァリンの衝撃の姿と壮絶なバトルに注目。 (シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来では、ミュータントが絶滅の危機に直面していた。治癒能力を失いつつあるローガン(ヒュー・ジャックマン)に、チャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)は最後のミッションを託す。その内容は、ミュータントが生き残るための唯一の希望となる少女、ローラ(ダフネ・キーン)を守り抜くことだった。武装組織の襲撃を避けながら、車で荒野を突き進むローガンたちだったが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

X-MENのシリーズはなんだかんだ言いつつも
だらだらと観ていまして
その流れで今回も。
普通に毎回、楽しめるんですよね。
しかし今回のはファンの人は良かった!と言ってるので
きっと私のように
まあまあ、嫌いじゃないぐらいの人間にとっては
どうしても映画単体の評価になってしまいます。

毎回「MARVEL」のエンドクレジット後の
次回をにおわす何かもあるのですが
今回はもちろんウルヴァリンの最期なので何もなく・・
でもちょっと期待してエンドクレジットまで鑑賞してしまいました。

ストーリーとしては
鬱蒼としてますし
よたよたなウルヴァリンと
終わりに向かう感じと
ウルヴァリンを好意で泊めてくれた家族が
気の毒だなあと思ったり
あまり思いながら観たことがなかったんだけど
夫と鑑賞して
夫に「で、ローガンは国の組織と戦ってたの?それとも単なる研究者と戦ってたの?」といわれ
確かによくわかんないなーっていう。

他にはラストのあの感じなら
すべての子どもながらのミュータントが団結したら
楽勝だったんじゃないか、とか
突っ込みどころも満載で
これでX-MENも終わりかあという哀愁よりも
なんとなく年齢と共にヒュージャックマンがこの役をやり切ったというか
そんな感じもしました。
シリーズになりながらもイメージが固定しないのはさすがヒュー・ジャックマンですな。

シリーズのファン以外はお暇ならといったところでしょうか。


★★★☆☆

マンチェスター・バイ・ザ・シー

June 01 [Thu], 2017, 8:26
解説:マット・デイモンがプロデューサー、ケイシー・アフレックが主演を務め、数々の映画賞を席巻した人間ドラマ。ボストン郊外で暮らす便利屋が兄が亡くなったのを機に帰郷し、16歳のおいの世話をしつつ自身が抱える過去のトラウマと向き合う姿が描かれる。メガホンを取るのは、『ギャング・オブ・ニューヨーク』などの脚本を担当してきたケネス・ロナーガン。共演には『ブルーバレンタイン』などのミシェル・ウィリアムズ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのカイル・チャンドラーらが名を連ねる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョー(カイル・チャンドラー)の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で16歳になるおいのパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり……。

期待とは何か違ってましたが
脚本、ケイシー・アフレック、そして
それほどたくさん登場してないけど
ミシェル・ウィリアムスの演技がものすごく良かった。
ミシェル・ウィリアムスはもうちょっと登場が多かったら
助演女優賞はいけたかもしれないですが
この写真でのシーンはぐっときます。

想像とは違い静かな静かなそしていつまでも
主人公の心をあわせて
暗い作品ではあります。

そして丁寧に丁寧に脚本を作り上げてるのがわかり
重要となる
回想シーンも手を抜いてません。
この過去が肝になるので
このあたりに手を抜くと安っぽいものになってしまう。

自分の甥を引き取らなくてはいけないことと
甥が父を亡くした喪失感を
主人公は自分の過去さえ清算できないでいるのに
受け入れることができずにいる。
しかし元妻はとっととそんなことから逃げ出して
別のパートナーの子どもを身ごもり
人生をやり直していている。

甥の持つ悲しみや人生、
友達が多く明るいところはもともと持っている主人公の性格にも似ていて
甥の悲しみがわかるからこそ
甥の人生を背負うことに戸惑う主人公・リー。

リーはどんな結論を出すのだろうか。
独りぼっちでは辛いからやっぱり甥と
人生を共にし、若い人生を共に笑い感動することも良いのでは、と
私はラストは願っていましたが
そうもいかず・・

現実はやっぱりこうです。
映画ぐらいは明るくポジティブにと願ってますが
この作品はこのラストでなくてはいけなかったのかもしれません。

★★★★☆

カフェ・ソサエティ

May 25 [Thu], 2017, 20:41
解説:第69回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったロマンチックコメディー。1930年代のハリウッドを舞台に、華やかな上流階級社会に飛び込んだ青年の恋を追う。メガホンを取るのは、数多くの名作を世に送り出してきたウディ・アレン。『グランド・イリュージョン』シリーズなどのジェシー・アイゼンバーグ、『アクトレス 〜女たちの舞台〜』などのクリステン・スチュワートのほか、ブレイク・ライヴリー、スティーヴ・カレルらが顔をそろえる。黄金期のハリウッドを再現した美術や衣装に魅せられる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1930年代。ニューヨークに暮らす青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、刺激にあふれた人生を送りたいと願いハリウッドに向かう。そして彼は、映画業界のエージェントとして大成功を収めた叔父フィルのもとで働く。やがてボビーは、叔父の秘書を務める美女ヴォニー(クリステン・スチュワート)のとりこになる。ひょんなことから彼女と距離を縮められて有頂天になり、結婚まで考えるようになるボビー。しかし、彼女にはひそかに付き合っている男性がいて……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

やっと観に行けましたーー。
しかしまだまだ観たい作品があるけど時間がなさすぎます。

ジェシー・アイゼンバーグがウディ・アレンのまんまを演じてる感じです。
もう年齢的にはこのストーリーはつらいけど
映画監督なら自分の好きな女優を使って
自分に似たカテゴリーに属する俳優を使って
やりたい放題です。
相変わらずのセリフ、セリフ、長ゼリフ。

そして予告が二人のヴェロニカとしてますが
もう一人のヴェロニカは後半ちょろっと。
主役級のブレイク・ライブラリーですが
どちらかというとクリステン・スチュワートとの恋愛がメインです。
もしかしたら脚本の時点では五分五分だったのかもしれませんが
圧倒的なクリステン・スチュワートの魅力に引っ張られる感じです。

彼女、あのトワイライト、スノーホワイトからのイメージは完全に脱却し
個性のある魅力のある女優さんになりましたね。
昔は嫌いだったけど今は大好き。
一番、のってる時期なのかもしれません。

ストーリーは元彼、元カノでラストはきますが
男性ほど
女性は昔の彼氏に思いを馳せることってないんですよねー。
会うのもむしろ面倒というかね。

やはり男性目線の
こうあってほしい、というウディ・アレンらしいラストではありました。

群像劇ちっくに何気に主人公の家族が個性的で
ボビ―の主人公の兄の
マフィアがキャラクターとして出てくるとわくわくしました。
この辺りもウッディ・アレンらしい細かさが出ていて楽しめたかな。
こちらのサブストーリーの方が映画ちっくで
笑ってしまいました。

パブやパーティーで出演者たちの
ドレスの色も配色を考えて演出されていて
細やかなところまでまたもやウッディ・アレン、ってば憎いですね。
白、シルバー、レッドのパブだったかパーティーシーンの
服の配色が良かったかな。

年代の設定も現代だとベタな話だけど
この時代のハリウッドだから余計に良いのかも。



★★★★☆








メッセージ

May 20 [Sat], 2017, 19:40
解説:テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にしたSFドラマ。球体型宇宙船で地球に飛来した知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる。メガホンを取るのは、『ボーダーライン』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ザ・マスター』などのエイミー・アダムス、『アベンジャーズ』シリーズなどのジェレミー・レナー、『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーらが結集する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

前半はとにかく眠くて眠くて。
映像も薄暗く
話も宇宙人が進行してきた設定ですが
主人公のそれ以前の人生、子供と過ごした日々と交錯し
意味不明に思えるし

国の調査に協力しているのに
大佐には命令されてしまう立場でなんだかよくわからないなーと思い
何度も時計を見てしまいました。

後半から前半にある子どもとの時間の謎が
だんだんと解けてくるころに
やっと作品の面白さに到達します。

この作品の時間軸が宇宙人の進行し彼らの言語を解読するのが
現在として回想のようで実は過去だったっていう設定で
ときに過去のようにも見えたりして
訳が分からなくなります。

結局彼女の人生の大きな転機もすべて
見えてしまう主人公ですが
それを受け入れ幸せを感じ
不幸になり
その後、名誉を受け・・そんな波乱に満ちた人生を
未来が見えてしまう彼女だからこそ
やり遂げなくてはいけないことを
受け止め
人生を主人公はやり遂げようと思い
生きていく姿。

今、改めて考え直すと良かったと思います。

派手に見えてとても地味な作品。
わかりにくいのですが
随分と脚本も作り手も努力したのではないでしょうか。
原作はわかりにくい、とのこと。

前半の退屈さもありますが
後半は案外好きな作品です。


★★★★☆



ワイルド・スピード ICE BREAK

May 20 [Sat], 2017, 19:34
解説:世界的なヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクの裏切りによって、強固な絆で結ばれていたファミリーが崩壊の危機にひんするさまを描く。ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスといった続投組のほか、オスカー女優のシャーリーズ・セロンとヘレン・ミレン、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドら豪華キャストが新たに参戦。意表を突く波乱の展開に加え、巨大潜水艦まで登場する氷上カーチェイスにも注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。
シネマトゥデイ (外部リンク)

すっかり感想を書くのを忘れてました。

安定のアクションでストーリーもぐんぐん進み
飽きずに最後まで観れます。

ヒット作なだけだけに
隅々まで行き届いた出来はさすが。
そして次回を思わせるため
シャーリーズセロンは死にません笑

それにしてもポール・ウォーカーがいないのは
やはり寂しい。
本当に悔やまれます。

ざっくりした感想でした!!


★★★☆☆

ゴースト・イン・ザ・シェル

April 26 [Wed], 2017, 16:29
解説:『スノーホワイト』などのルパート・サンダーズが監督を務め、士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソンやビートたけしらを迎えて実写映画化。近未来を舞台に、脳以外は全身義体の少佐が指揮する捜査組織公安9課の活躍を描く。『イングリッシュ・ペイシェント』などのジュリエット・ビノシュや『シルク』などのマイケル・ピットらが共演。敵と対峙(たいじ)する公安9課を、どのように描くのかに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来。少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、かつて凄惨(せいさん)な事故に遭い、脳以外は全て義体となって、死のふちからよみがえった。その存在は際立っており、サイバーテロ阻止に欠かせない最強の戦士となる。少佐が指揮するエリート捜査組織公安9課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

原作がどうとかその辺りは全く知りませんでした。
きっと知ってたら
主人公がどうとかそうなっちゃうのかな。
作品単体としては
スカヨハの体が女性目線だとやっぱりセクシーじゃないというか
ぽってりしてるんだよなあ、と思いながら鑑賞です。

話はじっくりたどりながら
混乱せずに観れますが
やはり入り込めなかったです。
作品としては悪くないと思うのですが。
恐らく漫画を読んでいたら色々な角度で楽しめたのかもしれない。

たけしはずっしりとした演技ですが
バイオレンスな部分は迫力があります。
びっくりだったのが桃井かおり。
予告にも出てなかったので
彼女が出てるとは知らずに
なんだか嬉しくなりました。
英語でも彼女の雰囲気を壊さず良い演技でしたね。

漫画では主人公が日本人なのだから日本人で、と思われる人もいるようですが
日本人を主役にしたらハリウッド映画では採算合わないですよね。
やっぱりスカヨハのダイナマイトボディと彼女のファンで観に行く人も
多いでしょうから。

ストーリーは解説通り。
ジュリエット・ビノッシュなども出ていたまあまあの出来だったかな。
特に鑑賞後に何かが残るわけではないんだけどね。


★★★☆☆

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜

April 23 [Sun], 2017, 20:10
解説:『英国王のスピーチ』などのプロデューサー、イアン・カニングが製作に名を連ねた実録ドラマ。幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年が Google Earth を頼りに自分の家を捜す姿を追う。メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきたガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。シネマトゥデイ (外部リンク)

これ実話なんですよねー。
日本に住んでいると知らない世界がたくさん映画で観ることが出来ます。
インドのスラム街の貧しい人たちの生活、
炭を盗んで牛乳を少しだけ買って生活の糧にしたり
石を拾って生活の糧にしたり。

そんな生い立ちが前半の1時間ぐらい
演技力が抜群の子役ちゃんが主人公のサルーを演じています。

これって本当のことなの?
施設に預けられその後今回のようなサルーのような
良い環境に養子に出されるケースもあるだろうし
その他はどうなってしまうんでしょうか・・。
段ボールで子どもが寝起きしているのには驚きました。

そして主人公のデヴ・パテルがかっこいいインド青年になっていたのもびっくりで。
とてもセクシーな雰囲気のある俳優さんになってました。

グーグルアースを駆使して
生まれた家を探す・・。
育てた環境よりも生まれた環境。そうなのかな。そうだったらなんだか
あんなに良い義父母に恵まれていたのに「血」というものを感じて
残念。

でも人の気持ちの分かる良い青年に成長したからこそ
生んでくれた親が、兄が心配しているに違いないと
気になってしまって仕方ない。そんな感じでしょうか。

タイトルの「ライオン」はラストの
彼の幼かった時の「音」の聞き違いで本名すら
聞き間違えてずっと育っていた、ということ。

これが事実でなかったら映画としては
あとちょっとなんだけどなあ、と感じてしまいますが
これが事実であるとなると
ずしっときます。
そしてなぜか切ないはずのシーンも現在のサルーが立派に成長し
めでたく生家を発見でき
母と義母が会うシーンもあったりして
それがやはり観ていて安心できたのかもしれないです。

今回、彼女は必要だったのかわからないのですが
ルーニー・マーラーが出ていて
彼女がとてもキュートな印象があります。

退屈せずに鑑賞できます。
他の人のプレビューには劇場が明るくなるまでは立たないように、とのことでしたが
私、いつもの癖でエンドロールの途中で立ってしまいました。
何があったんだろう・・・

★★★☆☆(3.5)

パッセンジャー

April 13 [Thu], 2017, 21:20
解説:航行中の宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の壮絶な運命を描くSFロマンス。宇宙空間で生き残るすべを模索する男女を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのクリス・プラットと『世界にひとつのプレイブック』などのオスカー女優ジェニファー・ローレンスが演じる。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのモルテン・ティルドゥムが監督を務め、『プロメテウス』などのジョン・スペイツが脚本を担当。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客のうちエンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。絶望的な状況を打破しようとする二人は、次第に思いを寄せ合うものの、予期せぬ困難が立ちはだかり……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予想以上に面白かったです。
もっとSFちっくかと思いきや結果、ラブストーリーなんですね。

前半はあらすじどおりですが(以下ネタバレになるので見に行く人は注意)

なかなかジェニファー・ロレンスは出てきません。
男性だけ出てきて
約1年余り。
その生活の中でカプセルの中で眠る美女に
心を奪われた彼は禁じ手を使い
欲に勝てずにカプセルを開けてしまい

だんだんとヒロイン・オーロラとの
恋愛もうまくいき
大好きな人と二人っきりで一生いれるなんてなんて
幸せなの、という幸せの絶頂もあったりして。
作品の1時間ぐらいがそんなわけで
そんなことがずっと続くわけもなく

ロボットのバーテンダーが禁じ手を
オーロラにばらしてしまってから
大変なことに。
その二人の恋愛も気になりつつも
宇宙船が壊れ初めます。

ここでは二人で協力しなくては
二人ともそして宇宙船に乗船している5千人の人も死んでしまう。
宇宙船修復にも命が絡み
ここれ改めて二人の恋愛関係の修復もあり
そして最終的に二人の出した結論は・・。

とてもロマンティックで
彼女が小説家であったこと、
彼が彼女を選んでいたこと
それが二人の運命だったこと。

思った以上に恋愛色が強く
二人の男女が美男美女で本当に良かったと。
女性は選ばれたとしても
好みの男性ではなく
どうしても許しがたい、生理的に難しい男性だったら
どうなったのでしょうか。
美男美女だから映画になってるわけですが。

もし無人島に取り残されたら?を
現代的に宇宙船にしさらに壮大なものが付加され
大きなハリウッド映画となりました。

まあ、でも日本ではそれほどヒットしないのかも。

デートにはおすすめかなあ、なんて思うんですけどね。


★★★★☆

T2 トレインスポッティング

April 12 [Wed], 2017, 20:02
解説:『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカーを手にしたダニー・ボイル監督作『トレインスポッティング』の続編。前作から20年後を舞台に、それぞれワケありの主人公たちの再会から始まる物語を描く。脚本のジョン・ホッジをはじめ、『ムーラン・ルージュ』などのユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライルらおなじみのメンバーが再集結。一筋縄ではいかない男たちの迷走が見どころ。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:かつてレントン(ユアン・マクレガー)は、麻薬の売買でつかんだ大金を仲間たちと山分けせずに逃亡した。彼が20年ぶりに故郷スコットランドのエディンバラの実家に戻ってみるとすでに母親は亡くなっており、父親だけが暮らしていた。そして悪友たちのその後が気になったレントンが、ジャンキーのスパッド(ユエン・ブレムナー)のアパートを訪ねると……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

パート1の復習をせねばと
ブルーレイを注文したのですが
来る前に時間がなくて観れなかったときの後悔を思い
先に行ってしまいました。
明日ブルーレイが到着するんだけど
またそれはそれで観ればいいかな。

20年前であんまり明確な記憶がなく
なんだかドラッグ中毒の記憶しかなく・・

多くの人が復習してたほうが良い、とのことでしたが
復習しなくても楽しめました。

この世界観、本当に好き!

ダニー・ボイル、ほんと、天才!って感じです。
そしてとにかくセンスの良さがびしびしと
さらに20年前より慣れも出てきて
20年前をリンクさせながらも今もやっぱりクズ野郎。

ストーリーにはどうということもないというか。
この世界観が全く分からない人にはわからないと思うし
20年経って
子どもだったよなあ、とか言いつつ少しでも大人になっていて欲しかったけど
やっぱりしょうもない奴らの話なので
つまらない人には全くつまらないんだろうなあ。
気持ちこそはリンクしないけど
カメラワークだとかセリフだとか音楽とか
イチイチかっこいい。
雑な人生を扱ってるようにみえるけど
作品自体は丁寧には作りこんでますね。
お金もかかってる。

この世界観が好きなら絶対はまる。

私はこんな感じ好き。

明日来る20年前の作品も楽しみ。
後追いバージョンで。

★★★★★
P R
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