カフェ・ソサエティ

May 25 [Thu], 2017, 20:41
解説:第69回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾ったロマンチックコメディー。1930年代のハリウッドを舞台に、華やかな上流階級社会に飛び込んだ青年の恋を追う。メガホンを取るのは、数多くの名作を世に送り出してきたウディ・アレン。『グランド・イリュージョン』シリーズなどのジェシー・アイゼンバーグ、『アクトレス 〜女たちの舞台〜』などのクリステン・スチュワートのほか、ブレイク・ライヴリー、スティーヴ・カレルらが顔をそろえる。黄金期のハリウッドを再現した美術や衣装に魅せられる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1930年代。ニューヨークに暮らす青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、刺激にあふれた人生を送りたいと願いハリウッドに向かう。そして彼は、映画業界のエージェントとして大成功を収めた叔父フィルのもとで働く。やがてボビーは、叔父の秘書を務める美女ヴォニー(クリステン・スチュワート)のとりこになる。ひょんなことから彼女と距離を縮められて有頂天になり、結婚まで考えるようになるボビー。しかし、彼女にはひそかに付き合っている男性がいて……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

やっと観に行けましたーー。
しかしまだまだ観たい作品があるけど時間がなさすぎます。

ジェシー・アイゼンバーグがウディ・アレンのまんまを演じてる感じです。
もう年齢的にはこのストーリーはつらいけど
映画監督なら自分の好きな女優を使って
自分に似たカテゴリーに属する俳優を使って
やりたい放題です。
相変わらずのセリフ、セリフ、長ゼリフ。

そして予告が二人のヴェロニカとしてますが
もう一人のヴェロニカは後半ちょろっと。
主役級のブレイク・ライブラリーですが
どちらかというとクリステン・スチュワートとの恋愛がメインです。
もしかしたら脚本の時点では五分五分だったのかもしれませんが
圧倒的なクリステン・スチュワートの魅力に引っ張られる感じです。

彼女、あのトワイライト、スノーホワイトからのイメージは完全に脱却し
個性のある魅力のある女優さんになりましたね。
昔は嫌いだったけど今は大好き。
一番、のってる時期なのかもしれません。

ストーリーは元彼、元カノでラストはきますが
男性ほど
女性は昔の彼氏に思いを馳せることってないんですよねー。
会うのもむしろ面倒というかね。

やはり男性目線の
こうあってほしい、というウディ・アレンらしいラストではありました。

群像劇ちっくに何気に主人公の家族が個性的で
ボビ―の主人公の兄の
マフィアがキャラクターとして出てくるとわくわくしました。
この辺りもウッディ・アレンらしい細かさが出ていて楽しめたかな。
こちらのサブストーリーの方が映画ちっくで
笑ってしまいました。

パブやパーティーで出演者たちの
ドレスの色も配色を考えて演出されていて
細やかなところまでまたもやウッディ・アレン、ってば憎いですね。
白、シルバー、レッドのパブだったかパーティーシーンの
服の配色が良かったかな。

年代の設定も現代だとベタな話だけど
この時代のハリウッドだから余計に良いのかも。



★★★★☆








メッセージ

May 20 [Sat], 2017, 19:40
解説:テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にしたSFドラマ。球体型宇宙船で地球に飛来した知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる。メガホンを取るのは、『ボーダーライン』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ザ・マスター』などのエイミー・アダムス、『アベンジャーズ』シリーズなどのジェレミー・レナー、『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーらが結集する。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

前半はとにかく眠くて眠くて。
映像も薄暗く
話も宇宙人が進行してきた設定ですが
主人公のそれ以前の人生、子供と過ごした日々と交錯し
意味不明に思えるし

国の調査に協力しているのに
大佐には命令されてしまう立場でなんだかよくわからないなーと思い
何度も時計を見てしまいました。

後半から前半にある子どもとの時間の謎が
だんだんと解けてくるころに
やっと作品の面白さに到達します。

この作品の時間軸が宇宙人の進行し彼らの言語を解読するのが
現在として回想のようで実は過去だったっていう設定で
ときに過去のようにも見えたりして
訳が分からなくなります。

結局彼女の人生の大きな転機もすべて
見えてしまう主人公ですが
それを受け入れ幸せを感じ
不幸になり
その後、名誉を受け・・そんな波乱に満ちた人生を
未来が見えてしまう彼女だからこそ
やり遂げなくてはいけないことを
受け止め
人生を主人公はやり遂げようと思い
生きていく姿。

今、改めて考え直すと良かったと思います。

派手に見えてとても地味な作品。
わかりにくいのですが
随分と脚本も作り手も努力したのではないでしょうか。
原作はわかりにくい、とのこと。

前半の退屈さもありますが
後半は案外好きな作品です。


★★★★☆



ワイルド・スピード ICE BREAK

May 20 [Sat], 2017, 19:34
解説:世界的なヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクの裏切りによって、強固な絆で結ばれていたファミリーが崩壊の危機にひんするさまを描く。ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスといった続投組のほか、オスカー女優のシャーリーズ・セロンとヘレン・ミレン、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドら豪華キャストが新たに参戦。意表を突く波乱の展開に加え、巨大潜水艦まで登場する氷上カーチェイスにも注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。
シネマトゥデイ (外部リンク)

すっかり感想を書くのを忘れてました。

安定のアクションでストーリーもぐんぐん進み
飽きずに最後まで観れます。

ヒット作なだけだけに
隅々まで行き届いた出来はさすが。
そして次回を思わせるため
シャーリーズセロンは死にません笑

それにしてもポール・ウォーカーがいないのは
やはり寂しい。
本当に悔やまれます。

ざっくりした感想でした!!


★★★☆☆

ゴースト・イン・ザ・シェル

April 26 [Wed], 2017, 16:29
解説:『スノーホワイト』などのルパート・サンダーズが監督を務め、士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソンやビートたけしらを迎えて実写映画化。近未来を舞台に、脳以外は全身義体の少佐が指揮する捜査組織公安9課の活躍を描く。『イングリッシュ・ペイシェント』などのジュリエット・ビノシュや『シルク』などのマイケル・ピットらが共演。敵と対峙(たいじ)する公安9課を、どのように描くのかに注目。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来。少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、かつて凄惨(せいさん)な事故に遭い、脳以外は全て義体となって、死のふちからよみがえった。その存在は際立っており、サイバーテロ阻止に欠かせない最強の戦士となる。少佐が指揮するエリート捜査組織公安9課は、サイバーテロ集団に果敢に立ち向かう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

原作がどうとかその辺りは全く知りませんでした。
きっと知ってたら
主人公がどうとかそうなっちゃうのかな。
作品単体としては
スカヨハの体が女性目線だとやっぱりセクシーじゃないというか
ぽってりしてるんだよなあ、と思いながら鑑賞です。

話はじっくりたどりながら
混乱せずに観れますが
やはり入り込めなかったです。
作品としては悪くないと思うのですが。
恐らく漫画を読んでいたら色々な角度で楽しめたのかもしれない。

たけしはずっしりとした演技ですが
バイオレンスな部分は迫力があります。
びっくりだったのが桃井かおり。
予告にも出てなかったので
彼女が出てるとは知らずに
なんだか嬉しくなりました。
英語でも彼女の雰囲気を壊さず良い演技でしたね。

漫画では主人公が日本人なのだから日本人で、と思われる人もいるようですが
日本人を主役にしたらハリウッド映画では採算合わないですよね。
やっぱりスカヨハのダイナマイトボディと彼女のファンで観に行く人も
多いでしょうから。

ストーリーは解説通り。
ジュリエット・ビノッシュなども出ていたまあまあの出来だったかな。
特に鑑賞後に何かが残るわけではないんだけどね。


★★★☆☆

LION/ライオン 〜25年目のただいま〜

April 23 [Sun], 2017, 20:10
解説:『英国王のスピーチ』などのプロデューサー、イアン・カニングが製作に名を連ねた実録ドラマ。幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年が Google Earth を頼りに自分の家を捜す姿を追う。メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきたガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。シネマトゥデイ (外部リンク)

これ実話なんですよねー。
日本に住んでいると知らない世界がたくさん映画で観ることが出来ます。
インドのスラム街の貧しい人たちの生活、
炭を盗んで牛乳を少しだけ買って生活の糧にしたり
石を拾って生活の糧にしたり。

そんな生い立ちが前半の1時間ぐらい
演技力が抜群の子役ちゃんが主人公のサルーを演じています。

これって本当のことなの?
施設に預けられその後今回のようなサルーのような
良い環境に養子に出されるケースもあるだろうし
その他はどうなってしまうんでしょうか・・。
段ボールで子どもが寝起きしているのには驚きました。

そして主人公のデヴ・パテルがかっこいいインド青年になっていたのもびっくりで。
とてもセクシーな雰囲気のある俳優さんになってました。

グーグルアースを駆使して
生まれた家を探す・・。
育てた環境よりも生まれた環境。そうなのかな。そうだったらなんだか
あんなに良い義父母に恵まれていたのに「血」というものを感じて
残念。

でも人の気持ちの分かる良い青年に成長したからこそ
生んでくれた親が、兄が心配しているに違いないと
気になってしまって仕方ない。そんな感じでしょうか。

タイトルの「ライオン」はラストの
彼の幼かった時の「音」の聞き違いで本名すら
聞き間違えてずっと育っていた、ということ。

これが事実でなかったら映画としては
あとちょっとなんだけどなあ、と感じてしまいますが
これが事実であるとなると
ずしっときます。
そしてなぜか切ないはずのシーンも現在のサルーが立派に成長し
めでたく生家を発見でき
母と義母が会うシーンもあったりして
それがやはり観ていて安心できたのかもしれないです。

今回、彼女は必要だったのかわからないのですが
ルーニー・マーラーが出ていて
彼女がとてもキュートな印象があります。

退屈せずに鑑賞できます。
他の人のプレビューには劇場が明るくなるまでは立たないように、とのことでしたが
私、いつもの癖でエンドロールの途中で立ってしまいました。
何があったんだろう・・・

★★★☆☆(3.5)

パッセンジャー

April 13 [Thu], 2017, 21:20
解説:航行中の宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の壮絶な運命を描くSFロマンス。宇宙空間で生き残るすべを模索する男女を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのクリス・プラットと『世界にひとつのプレイブック』などのオスカー女優ジェニファー・ローレンスが演じる。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのモルテン・ティルドゥムが監督を務め、『プロメテウス』などのジョン・スペイツが脚本を担当。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客のうちエンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。絶望的な状況を打破しようとする二人は、次第に思いを寄せ合うものの、予期せぬ困難が立ちはだかり……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

予想以上に面白かったです。
もっとSFちっくかと思いきや結果、ラブストーリーなんですね。

前半はあらすじどおりですが(以下ネタバレになるので見に行く人は注意)

なかなかジェニファー・ロレンスは出てきません。
男性だけ出てきて
約1年余り。
その生活の中でカプセルの中で眠る美女に
心を奪われた彼は禁じ手を使い
欲に勝てずにカプセルを開けてしまい

だんだんとヒロイン・オーロラとの
恋愛もうまくいき
大好きな人と二人っきりで一生いれるなんてなんて
幸せなの、という幸せの絶頂もあったりして。
作品の1時間ぐらいがそんなわけで
そんなことがずっと続くわけもなく

ロボットのバーテンダーが禁じ手を
オーロラにばらしてしまってから
大変なことに。
その二人の恋愛も気になりつつも
宇宙船が壊れ初めます。

ここでは二人で協力しなくては
二人ともそして宇宙船に乗船している5千人の人も死んでしまう。
宇宙船修復にも命が絡み
ここれ改めて二人の恋愛関係の修復もあり
そして最終的に二人の出した結論は・・。

とてもロマンティックで
彼女が小説家であったこと、
彼が彼女を選んでいたこと
それが二人の運命だったこと。

思った以上に恋愛色が強く
二人の男女が美男美女で本当に良かったと。
女性は選ばれたとしても
好みの男性ではなく
どうしても許しがたい、生理的に難しい男性だったら
どうなったのでしょうか。
美男美女だから映画になってるわけですが。

もし無人島に取り残されたら?を
現代的に宇宙船にしさらに壮大なものが付加され
大きなハリウッド映画となりました。

まあ、でも日本ではそれほどヒットしないのかも。

デートにはおすすめかなあ、なんて思うんですけどね。


★★★★☆

T2 トレインスポッティング

April 12 [Wed], 2017, 20:02
解説:『スラムドッグ$ミリオネア』でオスカーを手にしたダニー・ボイル監督作『トレインスポッティング』の続編。前作から20年後を舞台に、それぞれワケありの主人公たちの再会から始まる物語を描く。脚本のジョン・ホッジをはじめ、『ムーラン・ルージュ』などのユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ロバート・カーライルらおなじみのメンバーが再集結。一筋縄ではいかない男たちの迷走が見どころ。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:かつてレントン(ユアン・マクレガー)は、麻薬の売買でつかんだ大金を仲間たちと山分けせずに逃亡した。彼が20年ぶりに故郷スコットランドのエディンバラの実家に戻ってみるとすでに母親は亡くなっており、父親だけが暮らしていた。そして悪友たちのその後が気になったレントンが、ジャンキーのスパッド(ユエン・ブレムナー)のアパートを訪ねると……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

パート1の復習をせねばと
ブルーレイを注文したのですが
来る前に時間がなくて観れなかったときの後悔を思い
先に行ってしまいました。
明日ブルーレイが到着するんだけど
またそれはそれで観ればいいかな。

20年前であんまり明確な記憶がなく
なんだかドラッグ中毒の記憶しかなく・・

多くの人が復習してたほうが良い、とのことでしたが
復習しなくても楽しめました。

この世界観、本当に好き!

ダニー・ボイル、ほんと、天才!って感じです。
そしてとにかくセンスの良さがびしびしと
さらに20年前より慣れも出てきて
20年前をリンクさせながらも今もやっぱりクズ野郎。

ストーリーにはどうということもないというか。
この世界観が全く分からない人にはわからないと思うし
20年経って
子どもだったよなあ、とか言いつつ少しでも大人になっていて欲しかったけど
やっぱりしょうもない奴らの話なので
つまらない人には全くつまらないんだろうなあ。
気持ちこそはリンクしないけど
カメラワークだとかセリフだとか音楽とか
イチイチかっこいい。
雑な人生を扱ってるようにみえるけど
作品自体は丁寧には作りこんでますね。
お金もかかってる。

この世界観が好きなら絶対はまる。

私はこんな感じ好き。

明日来る20年前の作品も楽しみ。
後追いバージョンで。

★★★★★

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

April 06 [Thu], 2017, 20:59
解説:第73回ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞に輝いた、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディの実録劇。ファーストレディであった彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写する。監督は『NO ノー』などのパブロ・ラライン。『ブラック・スワン』などのナタリー・ポートマンがジャクリーンを力演し、その脇をピーター・サースガードやグレタ・ガーウィグらが固める。アメリカ大統領史の事件を妻の視点で描く物語に、ナタリーがまとう1960年代のファッションが彩りを添えている。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:1963年11月22日、テキサス州ダラス。パレードをしていたジョン・F・ケネディ大統領が、群衆とファーストレディであるジャクリーン(ナタリー・ポートマン)の目前で暗殺される。父の死を理解できない子供たちと向き合いながら、彼女は葬儀の取り仕切り、リンドン・ジョンソン副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われる。そんな中、亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚えた彼女は……。シネマトゥデイ (外部リンク)

JFKを題材にした作品はいくつもありますが
今回はファーストレディであったジャックリーン・ケネディが主人公。
しかもJFKが暗殺されたときの
彼女の心情の吐露や幸せだったころも回想シーンで入ります。
多くのシーンは暗殺直後から葬式を執り行うまでの間とその後がメインです。

多くの人も書いてある通り
ナタリー・ポートマンショーと言っても過言ではないほど
ナタリー・ポートマンの演技に見入ります。

もしも数年前に「ブラック・スワン」でオスカーを獲ってなければ
彼女が今年度は獲っていたかもしれない。
それほど
幸せなときのジャッキー、悲しみに打ちひしがれるジャッキーの2つの顔を
負の状態では涙が出てしまうほどの迫真の演技です。
ナタリー・ポートマンが演じれる力を持ってるからこそ
ジャッキーが主人公の作品が実現できたのかもしれない。

確かにJFKはこれといった業績は
リンカーンのようにないけれど
国民の絶大な人気とカリスマ性、これからアメリカが良くなるに違いないといった
期待を持たせた政治家でもあります。

蛇足ですが私の大好きなスティーブン・キングが数年前に発表した作品の「11/63/22」では
「もしJFKが暗殺されてなかったら」がテーマで
これまた話が逸れましたが大変よくできた素晴らしい小説です。
(テーマはJFKと言いつつキングには珍しい恋愛小説だったりするのですが)

観て退屈はせずにじっくりとナタリー・ポートマンの演技を楽しむことができます。

★★★☆☆(3.5)


はじまりへの旅

April 05 [Wed], 2017, 20:43
解説:第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門での監督賞受賞を筆頭に、各国映画祭で賞を獲得したロードムービー。森の奥深くで社会と交わらずに生きる一家が、死んだ母親の葬儀のためにアメリカの北西部から南西部へと旅をしながら騒動を巻き起こす。監督は、俳優としても活躍する『あるふたりの情事、28の部屋』などのマット・ロス。『イースタン・プロミス』などのヴィゴ・モーテンセン、『パレードへようこそ』などのジョージ・マッケイ、『フロスト×ニクソン』などのフランク・ランジェラらが顔をそろえる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:アメリカ北西部の森の奥深くで、6人の子供と暮らしているベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)。子供たちは社会と接点を持っていないが、厳格なベンが課す特訓と熱心な教育によって全員がスポーツ選手並みの体力を誇り、6か国語を自在に話し、長男に至ってはあらゆる名門大学に合格していた。そんな中、入院していた子供たちの母レスリーが他界し、一家は葬儀が行われるニューメキシコへ向けて旅に出ることに。およそ2,400キロメートルもの長い道のりを行く彼らだが、世間知らずゆえに先々で騒動を起こしてしまう。 シネマトゥデイ (外部リンク)

もっとキワモノ、子供6名、父親1名の
個性むき出しの好き勝手放題のコメディものかと思ってました。
予告がそんな感じだったし
きっとつまんないんだろうなーなんて思いながら鑑賞したのですが

意外や意外。
考えさせる内容で
ラストはどうなるんだ、父、どうするんだ。
子ども、どの道を行くんだと行く先が気になってしまいます。

極端な例ですが
どれが子育てに正解があるのかはわからないし
作り手もそれは理解していて

山で自給自足している子ども達が
学校にいってる子供より知識や勉強、スポーツができても
でもそれだけでは世を生きていけない。
一生、山に住んでいるなら別だけど
成長し恋をし子孫を残し・・
学をつけた子どもであればなおさら思い悩むことも多くなるだろう。

だからといって学校に行っても
家族とのコミュニケーションもできず
ゲームばかりやり
勉強もできない。

どれが正解なのかわからない。

あらすじはまさにここに書いてある通りで
ラストはなんとなくあれで良かった気もするし
ああするしかなかったのかもしれない。

主人公の父親も何が正解なのかどんどんわからなくなってくる様子が
よく伝わってきてこの物語の帰着するところが
鑑賞している側にもよく伝わってくるところなどはよくできている。

母を家族で火葬し(かなり正論を映画のテーマにちりばめてる割には
仏教徒に関しては案外無知なとこもあったりして)
成長した長男が自分の道を自分で決めたというのは
他の兄弟5人の希望にもつながる。

想像以上に考えさせられ
くすっと笑えるところもあり
上手くまとまっていた。


★★★☆☆(3.5)

しかしヴィゴ・モーテンセン、またあそこを出しちゃってますが(もちろん
日本は映倫によりしっかりぼかされてるけど)
前もそんなことありましたよね。「イースタン・プロミス」だったかな?

ムーンライト

March 31 [Fri], 2017, 19:28
解説:ブラッド・ピットが製作陣に名を連ね、さまざまな映画祭・映画賞で高評価を得たドラマ。マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を、三つの時代に分けて追う。監督は、短編やテレビシリーズを中心に活躍してきたバリー・ジェンキンズ。『マンデラ 自由への長い道』などのナオミ・ハリス、『グローリー/明日への行進』などのアンドレ・ホランドらが出演。逆境の中で懸命に生きる主人公に胸を打たれる。 シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ:マイアミの貧困地域で、麻薬を常習している母親ポーラ(ナオミ・ハリス)と暮らす少年シャロン(アレックス・R・ヒバート)。学校ではチビと呼ばれていじめられ、母親からは育児放棄されている彼は、何かと面倒を見てくれる麻薬ディーラーのホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、唯一の友人のケビンだけが心の支えだった。そんな中、シャロンは同性のケビンを好きになる。そのことを誰にも言わなかったが……。 シネマトゥデイ (外部リンク)

「ラ・ラ・ランド」をおしのけてのオスカー。
期待していたので封切りの初日に鑑賞しました。

・・・結果・・。

うーん・・。

なんとなく政治的背景や数年続いた「白」い肌の
役者しかいないオスカーに
タイミングよくそこそこの作品がひっかかった感じが否めません。

確かに物語のつくりは丁寧で
1人の少年が大人へ成長していく中
不幸な生い立ちがあるシャロンを
3人の役者が演じてますが
まなざしが3人とも共通してたのは良かったです。
どうしても年齢までも違うと
同一人物には見えなくなってしまうものですが
せつなく寂しそうで物憂げな瞳は一貫していました。

退屈ではないけど
感情移入がもちろんできないし
鑑賞後は
「なんだったの?」という感想が残りました。

私たちに何を訴えたかったのか?
黒人の小さな体の男の子で
母親が薬注で
LGBTで・・いじめられっこで。

少年院に送られたら
きっとラストに初恋の相手に
「君しか体をみせてない」みたいな話になってるけど
そんなことはないと思うんですけどね・・知らない世界なので
私の想像でしかないのですが。

丁寧な作り込みと脇役の演技は確かに光り
ナオミ・ハリスの演技も良かったけど。

でもこれがやっぱり?オスカーをここ数年信じない
理由なんだなと。


★★★☆☆(3.5)

感情移入できてポジティブになれる作品が好きな私としては
やっぱり「ララランド」の方が断然好み。

P R
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