胃癌予防に効果? ピロリ菌殺菌効果を持つ『スルフォラファン』

January 25 [Sat], 2014, 8:21


アメリカでブロッコリースプラウトブームを引き起こした解毒成分『スルフォラファン』
この成分が胃癌の原因となるピロリ菌の殺菌効果を持つことが筑波大学の臨床試験によって明らかになりました。


1.胃癌とピロリ菌

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)を体内に持つ人とそうでない人とを比べた場合、ピロリ菌を持つ人の方が胃癌の発症リスクが5倍ほどに高まるとされています。
胃癌の症例の99%からヘリコバクター・ピロリ菌の感染が見つかったという報告もあります。
詳しい因果関係は分かりませんが、ピロリ菌が胃癌の発症リスクを高めることは間違いないようです。

上記の情報は独立行政法人『国立がん研究センター がん予防・検診研究センター』の資料に基づくものです。
公式ウェブサイトではガン予防研究にかかる調査方法の詳細を閲覧することができます。


2.スルフォラファンとピロリ菌

胃癌発症リスクを高めるピロリ菌を殺菌する効果を持つのが『スルフォラファン』です。
スルフォラファンはブロッコリーなどのアブラナ科植物に多く含まれる成分で、体内のアセトアルデヒドを分解する解毒成分であることが分かっていました。

スルフォラファン研究の第一人者でもあるジェド・ファヒーによると、スルフォラファンには通常のピロリ菌だけでなく、薬剤耐性を持ったピロリ菌の殺菌効果も見られたそうです。こうしたスルフォラファンの効果は世界的に知られ、Wikipediaにも記載されるくらいです。

したがって、やや回りくどい言い方をすると「スルフォラファンには胃癌発症リスクを高めるピロリ菌を減らすのに効果がある」ことになります。


3.スルフォラファンの摂取方法

ブロッコリーの新芽の部分(ブロッコリースプラウト)にスルフォラファンは多く含まれます。
アメリカではスルフォラファンが健康成分として話題になり「ブロッコリースプラウト・ブーム」が起こったりしました。

ブロッコリースプラウトは比較的珍しい野菜であり、スーパーでもあまり見かけないかもしれません。
現在ではサプリメントでも高品質なものが買えるようになりましたので、こちらもオススメです。
P R
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