篠原美幸ソプラノリサイタル@奏楽堂(上野)

September 26 [Sun], 2010, 21:14
美幸さんの歌を聴きに行くのは
今回で4回目

元はビーズ教室で知り合ったのですが、
その実力の素晴らしさは 私の様な素人にも染み渡り涙を誘います。


今回のリサイタルは彼女が奏楽堂で《第11回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門第一位》受賞から10年目の節目、
その記念リサイタルを想い出の奏楽堂で開催されたのでした。


前半は外国の曲
スカルラッティにヘンデルなど
そして初めて聴いたイギリス歌曲
クイルターの《エリザベス朝の7つの叙情詩》は珠玉の…と冒頭に付けたいような、
まるでオルコットの《花物語》のような、或いは《秘密の花園》に迷い込むような気持ちにさせてくれる歌曲でした。


後半は美幸さんの真骨頂
日本歌曲
私は美幸さんの中田善直が好きで《歌をください》の素晴らしさは言うまでもないのです。


そして、アンコールでは1番感動的な
《松風》を歌われました。
私もこの曲は大好きですが、前奏が流れ出すと小さな拍手や感嘆の声が周囲から漏れ、
彼女が歌いだすと、一瞬で当たりが霧の唐松林となるのです。

少しイメージは異なりますが、
長谷川等伯の《松林図屏風》の風景に吸い込まれるような感覚に陥るのです。


彼女の歌に対する真摯な姿に感動しました。
(普段の楽しい関西のオネイサンぶりも大好きですが…)

又彼女の歌声を聴きに行きたい。
次回も楽しみです。

速水御舟展@茅ヶ崎市美術館

September 14 [Tue], 2010, 16:59
高砂緑地の砂丘に建つ茅ヶ崎市美術館で
速水御舟展を見てきました。

地元の小さな美術館ですが、たまに良いものを見せてくれます。
速水御舟の姉の療養先であった茅ヶ崎に御舟も暫し訪れた様で、ゆかりの作品等の展示でした。

今回ポスターにもなっている『花の傍』
この作品のスケッチ、下図、習作、本図などが順に展示され、御舟の試行錯誤の様子が見れ興味深く又下図辺りから登場する白い犬の写真等も愛らしく見てとれ
御舟の丁寧な仕事ぶりが伺えました。

この『花の傍』のモデル氷室花子さんも茅ヶ崎縁の方で
茅ヶ崎市美術館から程近い『氷室椿庭園』の女主人である
来年開催される『大椿展(仮)』の展示にも係わりそうで楽しみ。


晩年(とは言え40の声を聴いたばかりだが)取り掛かり完成する事の無かった『婦人群像』の大下図は見応えがある。
この作品が仕上がっていたならば間違い無く御舟の代表作の一つとなったであろう



『暮雪』
こんもり積もった雪は
何やら温かみを感じる。
集落の一つ一つの家に家庭があり、その温もりがほんのりと伝わってくる


『写生帖』-芍薬-
乙女の頬の様に柔らかく恥じらう様な彩色
他の魚などの写生も緻密ではあるが、決して重苦しさがなく
上品でたおやかである。



展示の中や図録に速水家の主としての御舟を垣間見る事が出来る。
特に図録に書かれた次女の文章は楽しかった。
他に御舟画室に置かれていたチューダー調の家具が展示されているのだが
こういう家具は横浜の学校の応接室や職員室の前にあったのと似ていて暫しキュンとなる


2階にあるカフェに今回も寄った。
小高い砂山に建つ美術館の2階から見えるのは松林…
実の所、かなり茅ヶ崎らしい風景だったりして、個人的にとても落ち着く。
外からも入れるし、絵を見た後余韻に浸るのに丁度良いのである。


サンドブラスト体験

August 15 [Sun], 2010, 17:55
夏休みに箱根日帰り旅

強羅公園内のクラフトハウスに行きました。


サンドブラストは興味は有れど未体験。
早めに待ち合わせて登山鉄道に乗ったにもかかわらず、
クラフトハウスは受付は混み混み(゜∀゜;ノ)ノ


慌てて受付、軽く庭園散歩&腹拵えしてから
いざトライ!かわいいお兄さんが説明してくれます。


デザインはシールかデザイン見本からトレース出来ます。
私は気に入ったのが無くて、オリジナルデザインにしました。
久々にレタリングデザインもしたり…
結構大変だったけど、仕上がりはほぼ満足な出来上がり
全面にそよぐ木々を入れました。


しかしながら、もっとやってみたい気持ちがムクムク湧いてきて、
一緒に行った朱奈さんとその場で年内リベンジを誓い合いました(笑)


ランチはその朱奈さんの友人宅
宮ノ下の《渡邊ベーカリー》で有名な【シチューパン】を頂き、しかも優しいオーナーお母様から私にまで《お土産》頂きました。
ありがとうございました。絶対また行きますッ!


ホントは美術館も行く予定だったけど、
クラフトハウスでの猛烈な集中力でグッタリ
箱根の山道を降るには14時半がぎりぎり、後は渋滞ってのは神奈川県民暗黙の鉄則

その日は箱根湯本に降りる事に予定変更してしまいましたが、これが成功!
お土産購入後、立ち寄ったカフェがキュート♪

箱根・小田原で有名な和菓子屋《菜の花》

私は柚子ジュースにほくほくのカボチャタルトを頂きました。
この柚子ジュースの美味しかった事♪
甘味料無しの濃厚搾りたて、キューッと身体が縮まりビタミンが疲れに効くぅ〜
このカフェもリピートします♪


楽しい夏休み堪能しました♪



ごあいさつ

July 19 [Mon], 2010, 13:06
こちら『翠松庵の散歩道』をそうとうサボりました
その間にも、日々御訪問のアクセスもあり
感謝しております。

サボってった合間は
『砂浜をどこまでも』
という他ブログに記載しておりました。
今年行った美術館も少し記載しています。

いろいろ移行する事も考えましたが、
先ずは初心に戻りこちらを再開致しますので
再びヨロシクお願い致します

いちご泥棒♪

December 06 [Sun], 2009, 6:42
ウィリアム・モリスの大好きな柄《いちご泥棒》がイギリスの生地会社“リバティ”から出ています。
とっても好きな柄なのでござりまする


変わった形の金具“ニューロム”(だったかな?)を使って
パコッっと開くバックを作りました。
久しぶりのバック制作

生地の向きや位置等、今回は真面目に色々考え、脳みそ全開!!
中にポケットも2っ♪

コーティング生地が案外ミシンにくっついて動かなかったり、大変でした。
揃いのポーチを仕上げてクタクタ〜(*´Д`)=з


でも、仕上がりには大満足です♪



土屋光逸展@礫川浮世絵美術館

October 03 [Sat], 2009, 20:16
茅ヶ崎市美術館で《風光礼賛・土屋光逸展》の図録を見た。
10年程前の展示会のものであった。
すぐさま魅了されたが、図録は完売見本のみ…
その後、茅ヶ崎市美術館にて土屋光逸を数点見るものの…
悪戯に土屋光逸熱を沸き立たせるのみ…


すると“とらさん”のブログに土屋光逸展の案内が出ていた。

小林清親と土屋光逸ー師弟による明治のおもかげ木版画展
礫川浮世絵美術館 10月1日〜25日


《東京風景》12枚シリーズが今回のメイン
土屋光逸の作品は殆どが夜又は夕刻…
空は決して明るく無い。
しかしながら、何故か温かみを感じる
月灯りが雪に輝き公園を煌めかせ、
建物から零れる光が雪道や水たまりを照らす。

闇が光を齎し、その光の中に人々の温かさを感じるのだ。

特に上に絵葉書から撮らせていただいた「東京風景 根津神社」
女性の足下を仄かに照らす淡い暖かいグラデェーションが何とも云えない。
降り積もる雪を踏みしめる柔らかな音が聞こえてきそうです。



初日に訪ねたら《土井コレクション》の土井氏がいらして、
少し話を伺う事が出来た。

川瀬巴水とは対の位置に居るであろう土屋光逸は
恐らく、人気の新版画家の1人となり得るであろう。

広重から巴水そして光逸...
すっかり新版画に魅了されてしまった私です。



ウィーン世紀末展@日本橋高島屋

September 25 [Fri], 2009, 7:39
早い時期から札幌で行われるこのクリムトを楽しみにしていたが、北海道旅行を断念
沈んでいたら、クリムトからやって来てくれました。


《パラス・アテナ》の堂々たる妖艶さ
見ている者を射抜く様な強い眼差し
この絵が見れた事が感激。

《愛》
これも又クリムトの代表作。左右の金縁に薔薇の絵がまるで琳派のようです。
中央の見つめ合う2人の上には様々な顔が…
2人の運命を暗示しているのでしょうか…



エゴン・シーレ《ヒマワリ》
立ち枯れのその姿
おそらく大地も枯れ果てているのだろう
それでも尚、大地に根を張るヒマワリは孤独な人生の様で切ない
シーレの絵は寂しい様でどこか温もりがある。

それは彼の情熱、或いはプライドなのか…


実は地味に好きなココシュカ
1枚ありました。
月夜に窓辺で読書…のつもりがいつの間にか妄想旅行…
これからの季節こんな時間が多くなります。




グローブ@三宿

September 23 [Wed], 2009, 8:23
美術散歩の帰り道
三宿のグローブに行きました。

うっとりとするようなアンティーク家具の中にカフェが有ります。


天井からは相当数の様々な時代のシャンデリアが下がり、
恐らく売り物の椅子やテーブルでティータイム。

私が頂いたのはチャイとシナモンアップルトースト
意外にあっさりしていてペロッと頂けます♪



凄く素敵で何度も通い詰めたいお店ですが、
駅から遠いので私みたいな電車ライフな人に通うのはちょっと難しいかな?
でも辿り着けばどこか懐かしさを感じ、アンティーク家具の柔らかな空気に癒される事間違い無し♪



オルセー美術館展@世田谷美術館

September 22 [Tue], 2009, 11:46
久しぶりのゆったり美術館

1人だと行きづらい世田谷美術館、朱奈さんを誘って読売新聞社さまから頂いたチケットで
高校生の頃夢中になったアールヌーボーを観てきました


この時代の工芸品には甘美な薫りが漂います。
植物や昆虫等、自然界をモチーフとした緩やかな曲線は装飾過多ではありますが、何処か心根に添う様な気がして和むのです。


今回、No.1に私の心を捕らえたのは
モーリス・ブヴァルの《インク壷》
うっとりと蓮の花に頬を寄せる官能的なステーショナリーです。
このインク壷を書斎で使う事を想像するのは楽しい。
男性に使って欲しいな…


又今回はジャポニズムな作品も多く見られたのが面白く、

蒔絵香合の様なフイヤトールの《ボンボン入れ“さくらんぼ”》や有田焼を思わせるテスマールの《ふた付き花瓶“フクシア”》
など技法は異なれど、日本の工芸品を移したような作品
当時、どれだけヨーロッパの人々が日本美術に夢中になったか、そして日本美術も又ヨーロッパ美術を貪欲に吸収していった。
それぞれの芸術家の情熱を感じます。


そして、私が更に惹かれたのは
ギマールの椅子の図面
学生の頃にこういう図面やミュシャの飾り枠を模写していました。
今でも図案や図面、地図を見るのが好きなのは変わりません…
なんとなく、たまらなく好きなのです。


絵画だけでなく、今回の様な展示の中で観るミュシャも逆に際立って美しく、サラのキリッとした堂々たる大女優ブリを感じます。



アールヌーボーの美術展は数多く訪れた事がありますが、
今回のオルセーのセレクトは優美さと日本の感性に寄り添うエスプリを感じ、観覧後には和やかな、どこか晴れやかな気持ちになりました。




不思議な楽園@茅ヶ崎市美術館

August 14 [Fri], 2009, 22:14

幸せそうなペンギン達の頭にはナゼか若葉
ゾウやキリン、シマウマが南国の花々に囲まれ幸せそうな笑顔を見せてくれます。

茅ヶ崎市美術館で《奥村幸弘展〜不思議な楽園〜》を見てきました。

アクリルボックスを使った立体作品も面白く
鮮やかな色彩の奥村氏の作品を見ていると凄くハッピーな気持ちになれます。


残念ながら絵はがきは売り切れ、
図録は無し…頭の中に記憶するしか無いのですが、
再びハッピーな奥村ワールドにどこかで出逢いたいです


奥村氏のHPで画像は沢山見れます




同時開催中の収蔵作品展《水の情景》
川瀬巴水、土屋光逸等も見れます。
特に、巴水の“旅みやげ二集佐渡相川町”は、
暮れ残る港に背を合わせ佇む童と老人が描かれ、
海の彼方を見つめる老人の姿には何やら物語性を感じ、
巴水の旅情溢れる素晴らしい絵に再び出会えた気がしました。




P R
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あんどぅ
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    ・グルメ-カフェ散策
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