結核感染の有無を調べる「QFT検査」を適正に実施していなかった自治体が9つあることが、3月12日までの厚生労働省の調査で明らかになった。検査方法を誤ると、結核の感染者が陰性と判定されてしまうこともあるという。
QFT検査は、採血で結核感染の有無を確認できる検査法。ツベルクリン反応検査のようにBCG接種の影響を受けないことから近年、全国各地の保健所などで本格導入された。
ところが今年1月、大阪府の保健所が本来使用すべきプレート(組織培養プレート)ではなく、別のプレート(微生物培養プレート)で検査していたことが判明。大阪府からの報告を受け、厚労省が全国の都道府県や政令市、特別区を対象にQFT検査の実施状況について調査したところ、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、広島市、倉敷市(岡山県)、福山市(広島県)、江東区(東京都)でも同様の事例が確認された。
今後、同省では9つの自治体に対し、検査結果への影響やその後の対応について確認する方針だ。
【3月12日22時46分配信
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