マケズギライ

December 07 [Mon], 2009, 9:15

地味に長い付き合いで、最近は一緒の仕事もよくあったり
皆に散々いじられているが、本当はすごく頼りにされてて、愛されまくってる、
そう、そこの貴女

「圭ちゃん」

「ん?何、あっちゃん」

「アナタが今握り締めてるのは探してるものじゃないかい?」

鞄の中身を引っ繰り返したように散らかしている彼女に親切なアドバイス。

「あ…ありがとう!何してんだろ、アタシ」

「それはこっちが聞きたいわ…」

携帯片手に何を探してるのかと思いきや、まさか携帯じゃないだろう…と思った。
まったく期待を裏切らないわ。

「圭ちゃんはホント人を飽きさせんな」

「何?あっちゃん厭味?」

「誉めてんのよ?」

「そんな気がまったくしないんですけど」

「いやいや、誉めてますって」

「ホントに?」

疑うような瞳でこちらを伺ってくる。
その挑発的な眼差しに一瞬くらっときてしまった。稲葉たるもの不覚だわ…。

「本当だってば。そういうとこ圭ちゃん可愛いな」

「…ハイ?あっちゃん、話が繋がんないんだけど」

無自覚でコロコロ変わっていく表情は彼女の魅力だろう。

「いや、疑り深い目とか、今のきょとんも可愛いよ?」

「…熱あるの?」

「ないわっ!アンタさっきからせっかく誉めてるんだからちょっとは喜びなさいよ」

「いやいや、えっ?あっちゃんなんかあった?」

いじられて愛情を感じるくらいの人物だから、まっすぐ伝えてあげたら
どんなリアクションかと思えば、思いの外、というかなんというか、
うまく届いてはくれない。

「ないって。ただ今日は圭ちゃんをめっちゃ可愛がりたい気分なんですってば」

「ふーん…じゃあいいよ。甘えとく」

そう言って、自分が腰掛けていた椅子をこちらまで引き寄せた。
肩にふわりと降りたぬくもりは触らないわけにはいかなくて、
柔らかな髪を手で梳かすように触れた。

「あっちゃんといるとさ…落ち着くんだよね」

「そうなん?」

「ん。アタシにとってお姉さんっていうの裕ちゃんとあっちゃんぐらいだからさ」

「せやな。誰にも言わへんから、いっぱい甘えとき」


姐さんと同じとか、なーんとなく悔しいと思ってしまったのは、いったいなんだろう。

ただのマケズギライやわ

ご無沙汰しております

December 07 [Mon], 2009, 9:07
お久しぶりです。
まだこんな放置ブログに愛をお運びくださっている方がいらっしゃるのかはかなりの疑問なのですが、
昨日は保田様聖誕祭ということで覗いてくださった方もいらっしゃるのでは、と…。
かなりの久々ぶりに更新をしようかと思ってはいたのですが、昨日は試験日でしたので
緊張の渦の中から抜け出せず足もパンパンなまま力尽きてしまっていました…。すみません。

えぇーと、久々の更新です。
ずっとストックしてあったいなやすでございます。
…多分、upしてないものと思います。してないですよね?
興味がございましたら、読んでいただけると嬉しいです。

Dear Ny Teacher 2

May 06 [Wed], 2009, 0:12




「…あのさ、」

ずっと一点を見つめながら切り出される。
きっと彼女の話すことは、自分達が出会った瞬間に感じた事で、
アタシが少し距離を置いていた理由。
世間体とかモラルとか、一人前にそんなものに縛られていた。
ただ、それがこんなにも彼女を辛くさせるなら、もう捨ててしまおう。
まだ早いと感じてたが、充分に時は経ったのだろう。
大丈夫。
彼女となら上手くやれる。
上っ面の自分に言い訳をするように、強く拳を握った。

「そんなの、可愛い教え子に言わせられるわけないでしょ」

「え?」

ずっと握られた手にあった視線が思わずこちらに注がれる。
なんでそんな不安な顔するかな?
らしくない。彼女も。勿論アタシも。
こんな緊張はもう何年も味わってない。

「好き、だよ」

どうにか包み込んであげたくて、大きく広げた手。
体温を分けてあげたくて、体を擦り寄せた。

「…っ…せ…」

よほどの緊張と不安の中にいたんだろう。
泣きだした彼女を更に強く抱き締めた。

「ほらぁ、泣かないの…わかってたんでしょ、どうせ」

「でも…先生、最近避けてるみたいで…あんま自信なかった…」

いくら取り繕っていても、所詮は中学生。
本当はもっと早くこの殻を壊してあげたかったのに。

「よしよし…あれ?アタシまだ返事貰ってないけど?」

肩に強く押しつけられた額がこんなにも、心地よいものだっただろうか

「………好き」

過去も未来も全部忘れて、ただ時が止まればいいのにと、ドラマさながらの気持ちを本気で感じた。

始まったばかり 
終わらせなどしない




久し振りの駄文失礼いたしました。
ずーっと前に言っていた旧やすいしです。もうこのCP名すら懐かしい…
パラレルで設定は色々あるんですけどね。
簡単に説明させていただきますとね、彩先生(大学4年)×保田さん(中3)で
ヤスダさんお嬢で来年、彩先生の大学付属の高校を受けると。
で、彩先生もそこの教員志望と。そんな感じです。
ホントはこれが序章で、メインは高校生活でございます。
長くなりました、スミマセン。
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。


Dear My Teacher 1

May 06 [Wed], 2009, 0:02

「先生?」

「ん?」

「…あの、これはどうすれば…」

「あぁ、これはさ、前回やった公式を引っ張ってきて…」


彼女も気付いているんだろう
もう後には引けない事くらい


「はい、お疲れ〜」

「ありがとうございました」

たかがバイトで、一家庭教師として彼女に出会った。

「なんか取ってくるね」

「いつも悪いね、ありがと」

授業の後にいつもいただくお茶とお菓子を取りに足早に出ていく彼女。
その足取りは軽く、小さくなり、消えて、また戻ってくる。


「で、それが矢口だったの!」

チョコレートクッキーを頬張りながら、本当に楽しそうに“矢口さん”という同級生の話をする。
いつも一緒にいるらしい“矢口さん”に密かに嫉妬していることに彼女は気付いていろだろうか。

「あぁ、噂の矢口さんか。いつか会ってみたいな」

「矢口、見た目によらず頭良いもん、絶対受かるから会えるよ」

「まぁ、仮に矢口さんが受かっても、アタシが採用試験落ちたら意味ないから」

「先生は受かるでしょ」

サラッとそう言った彼女は本人も気付かないくらいに小さく、悲しさを覗かせる。

「何心配してんのさ?圭ちゃんも絶対に受かるよ」

「んー…どうかな?」

「アタシが教えてるんだから、落とさせるわけないでしょ」

テーブルに投げ出されていた手を握ると思ったよりずっと冷たくて、
必要以上にきつく握られていた。

迂闊に触るんじゃなかった。
ぞっとするほどの感触が胸に突き刺さる。
必要以上に彼女は追い詰められていて、その原因の大部分は自分にある。

わかっていた。初めて出会ったその日から。
今を失うことがあまりにも恐ろしくて、逃げ回っていただけ。

今日中に…

May 05 [Tue], 2009, 23:51
今日中に、何かをなんとか…と思いまして。
どうも相変わらずご無沙汰振りでございます。
生きてます、結構、体は元気です。
いろいろ思うことは、あるのですが…、ここのこととか、将来とか、現在のこともですし…。
皆さんご存知の通り、踏ん切りが付くのにとんでもなく時間のかかる人間です。
「待って」と言えるほどの自信はございません。
決めたら、いずれご報告させていただこうとは思いますが、今日はせっかくの
ヤスダさんご卒業記念日ですし、ね。
お祝いも兼ねて、今からなんかアップさせていただきます。
彼女の未来がより煌いていくことを願って…!

明けましておめでとうございます。

January 02 [Fri], 2009, 18:09
新年あけましておめでとうございます。
今年はどこまでやれるかわかりませんが、時々覗いていただけると嬉しいです。

ただいま長期休暇中ですが、学生の本業は勉学だと思っておりますが
やはり生きていく上である程度の収入は必要不可欠だと考えますので年末年始、
毎日バイトに明け暮れております。
お陰で手荒れが…。
後半はテストも始まるので更新は厳しそうです…。
あ、でもストックは上げるかもしれませんが…。

本当にどこまで続くのかわからない細く、長くなブログですが、
本年もどうかよろしくお願い致します。

ウサやすシリーズ

December 11 [Thu], 2008, 0:59




くたっ…

…って、なんでまたこの人は…どうしてこの状況で寝られるかな?

子供とは言え、結構な重みが肩からもたれかかってくる。
慌てて近くのソファに寄り掛かってもらうと、ずっと触らせてもらえかった耳に触れた。
しっとりとしていて、…とても熱い。
また熱でも出たかと思って、今度はおでこに手を当てたがどうやら熱はないようだ。
ただうさ耳だけが別の生物であるかのように熱かった。


座り込んで、ソファに体半分投げ出し気味で爆睡中の圭ちゃんに
毛布でも掛けてあげようと、音を立てないように立ち上がった。






ウサやすシリーズ

December 11 [Thu], 2008, 0:58
「やぐ…苦しい…」

「ごめん、ごめん」

圭ちゃんを解放すると、顔から耳まで真っ赤になっている。
あまりスキンシップを取ってきた関係ではないから当然かも。

「なんかすっごい赤いよ、圭ちゃん」

赤いだけでなく、熱い頬に掌を持っていくと、彼女の小さく、
冷たい掌も自分の頬に添えられた。

「…矢口、泣いてる」

視線が絡み合って
解けなくなって
そのまま吸い寄せられるようにキスをした。

与えるでも与えられるでもない。求め合っていた事。

ずっと探していた最後の1ピースが音を立てて填め込まれた




ウサやすシリーズ

December 11 [Thu], 2008, 0:57

今、自分が出来ることは何だろう?


「でも、圭ちゃんとずっと一緒にいたいと思ってる。別れたいなんて一度も思わなかった」
「え?」
「今すぐは無理だけど、いつか一緒に住みたいな、とかも思ってる。…嫌?」

言葉なく、ぽかんと頭が付いていっていない状態の圭ちゃん。
自分自身も恥ずかし過ぎて体温がどんどん上昇していくのがわかる。
だから俯いてしまうことくらいは多めに見てほしい。

「どんなに離れてても、まだこんなに…好き、みたいでさ、だから」

だから泣かないで不安にならないで
どんな姿の圭ちゃんだろうと笑っていてくれさえすれば、
何があってもまた頑張れるんだから

「やぐっ…ちぃ…」

目から大粒の涙をぽろぽろと零して抱きついてきた圭ちゃんは、何にも替えられない。
そして圭ちゃんにとっての自分もきっとそう。

「…ごめん。圭ちゃんに甘えすぎてたんだよね」

肩口に押しつけられた頭がふるふると振られて、真っ白な耳も少し遅れながらも揺られている。
今までにないくらいの精一杯で、圭ちゃんを抱き締めたら、
自分の頬にも涙が伝うのがわかった。


忘れてきたものを拾うことはできたのだろうか


遅くなり申し訳ありません。

December 11 [Thu], 2008, 0:48
本当は7日の夜には、と思ったのですが相変わらずモデムさんの機嫌が悪いようで
なかなかどうして非常に繋がり難いのです…。
待っていてくださった方いましたら、遅くなってすみませんでした。
今から少しですが、ウサやすupしますね。

レモンスター見たかったです…。
なんかこうヤスダさんの舞台は最高に都合悪いときと被ってしまうのです…。
公式の写真が柴田さん含め、めちゃくちゃ好みです。
モノトーン&フォーマル最高です。


レンさん
コメントありがとうございます。
久々にいただいたものでかなりテンション上がってしまいました。
そうなんですよ、本人様のブログがっ!なかざーさんブログも読んできました。
ホント久々のUKですね。素敵すぎます!
ヤグチさんもコロコロ出演してるし、ブログ様々です。
2009年12月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像レン
» マケズギライ (2010年01月20日)
アイコン画像レン
» ご無沙汰しております (2009年12月07日)
アイコン画像レン
» Dear Ny Teacher 2 (2009年10月08日)
アイコン画像レン
» 明けましておめでとうございます。 (2009年05月05日)
アイコン画像レン
» おめでとうございましたっ (2008年12月07日)
アイコン画像レン
» 春眠暁ヲ覚エズ (2008年04月30日)
アイコン画像うっぱ
» 天文学的観点から (2008年01月27日)
アイコン画像ヒイロ
» 天文学的観点から (2008年01月14日)
アイコン画像ヒイロ
» BirthDay Eve (2007年12月06日)
アイコン画像ヒイロ
» FriDay Night (2007年11月15日)
メールフォーム

TITLE


MESSAGE

Yapme!一覧
読者になる
P R