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不良債権とは?

November 11 [Tue], 2008, 22:59
サブプライムローン問題の中核となっているものの1つに、『ローンの返済ができなくなってしまった人が増えローンの「不良債権化」が増えすぎてしまった。』ことがあります。
ところで、不良債権とは具体的にはどのような状態のことを指すのでしょうか。

「債権」とは、貸したお金を返済してもらう権利のことです。
つまり、不良債権とは「貸したお金を返済してもらう見通しがたたない」状態のことを意味します。
不動産ローンの場合においては、貸したお金が返済されず、また担保となる土地や建物を売っても回収することができなくなってしまったことを指します。

サブプライムローンは経済的に余裕のない人々でも利用することができることが最大の特徴でしたが、元来ローンの不良債権化がおきやすいローン形態であるともいえます。
このローンが広められた頃は不動産の価格が上昇しているという社会的な背景があり、たとえ経済的な理由で返済することができなくなった場合でも不動産を売却することで不良債権化は十分に免れていました。
しかし、不動産の価格が低下し始めるや否や、一気に不良債権化が進んでしまったのです。

ちなみに不良債権が多くなると、どのような影響が出るのでしょう。
サブプライムローンのメインターゲットである住宅ローンの不良債権化は、直接住宅業界の不振に繋がります。
また不良債権がどんどん増えていくことで、金融機関は企業への貸付までも躊躇する、所謂「貸し渋り」が発生することになります。
金融機関の貸し渋りが増えていくことでキャッシュ・フローが止まり、倒産する企業や失業者が増えることに繋がり、益々景気が低迷することとなっていったのです。

サブプライムローンが広められた背景

November 11 [Tue], 2008, 22:58
アメリカで発生したサブプライムローン問題の影響は、アメリカ国内に留まらず欧米や日本の経済事情にも様々な影響を及ぼし、世界的な金融不安の引き金になりました。
サブプライムを対象とした住宅ローンが広く普及したこと根本的な原因があるのですが、ここまで被害が拡大する程サブプライムローンが普及したのは、当時のアメリカの住宅事情が大きく関係しています。

経済的に余裕のない人、いわゆるサブプライムでも利用することができる住宅ローンとして、サブプライムローンは2004年頃から広く普及していきます。
返済できなくなる可能性がある人々に多額のお金を貸すことは、ローン会社からすると大きいリスクを抱えることになるはずです。
しかし、当時のアメリカはマイホームブームで、不動産価格が上昇傾向にありました。
一方、サブプライムローンは、ローン開始から数年たつと高金利になるという特徴があり、金利が上がってローンの返済が難しくなってしまう可能性があります。
しかし、金利が上がっても、不動産価格の上昇分を担保にして通常の金利の低いローンへの借り換えが可能、という仕組だったのです。
また、仮に借り換えをしても返済が難しくなってしまった場合でも、土地や家を処分してしまえばローン会社は十分に債権を回収することができるはずだったのです。
ところが、不動産バブルとも称された不動産価格の上昇は、やがてピークを向かえることになります。
価格の上がり過ぎた不動産は、やがて購入数が減っていきます。
その結果、不動産の価格が低下していくことになったのです。
そのため、ローンを返済することができなくなる人が増え、ローン会社は不動産を売却しても債権回収できなくなり、不良債権がどんどん膨らんでいくことになってしまいました。

クレジットスコアとは?

November 05 [Wed], 2008, 22:16
経済ニュースで良く話題になる「サブプライムローン」は、「クレジットスコア」が低い人に対して、金利を高くして貸し付ける住宅ローンです。

クレジットスコアとは、アメリカの消費者の借り入れや返済状況を点数化したものです。
アメリカでは、これが無いと何かにつけて安心した取引が成立しない程です。
日本では、銀行、信販、サラ金といった各業界が消費者のデータを分けて管理していて、悪い情報だけをデータ交換し合う形式となっています。
しかし、日本よりアメリカの方が個人の信用情報が充実していて、全ての債務状況を点数化して記録しているのです。

殆どのアメリカ人は、クレジットスコアが600点〜700点の間になり、最低スコアは300点、最高スコアだと900点程度です。
ローンを組む場合、680点以上ないと優遇された金利で承認されません。
一般的に600点以下の人を、サブプライムと呼びます。

一度でもクレジットスコアが低くなってしまうと、取り戻すためには何年もの期間が必要になることが一般的です。
従って、スコアを低下させないように気をつけなくてはならないのですが、ローンやクレジットの支払いを期限までに済ませておくことが、スコアを低下させないために大切になります。

現在、アメリカで問題となっているのは、サブプライムを対象とした住宅ローンです。
借入額が多くなる住宅ローンが、様々な経済問題を引き起こしていることに違いは無いのですが、サブプライムを対象にしたローンは実は住宅だけではありません。
サブプライムの自動車ローン、クレジットカードローンも存在しているのです。
住宅ローンの問題が顕在化したことで、こういった比較的小額なローンについても多かれ少なかれ影響が出てくることが予想されています。

公的な住宅ローン

November 05 [Wed], 2008, 22:15
アメリカの住宅ローンであるサブプライムローンは、景気を低迷させるきっかけとなったとして経済ニュースで最近良く取り上げられます。
住宅価格が上昇し続けている時代に広く利用された、一見弱者に優しい住宅ローンのように感じられますが、結果的に不良債権を増やすことになってしまったことに代わりありません。
現在では、様々な住宅ローンが日本にも存在します。
しかし以前の日本では、住宅ローンといえば公的な住宅ローンである「住宅金融公庫」が主流でした。
ちなみに、民間の住宅ローンを住宅金融支援機構が買い取る形をとっているのが現状です。

アメリカの住宅ローンには、日本と同じように公的な機関が民間の住宅ローンを買い取る形で運営しているものも存在します。
一般的には「国民一人ひとりが自己保有の家に住むことが望ましい」との考えがあり、マイホームを持ちやすくする上で公的機関が住宅ローンを支援することは、国にとっても良いことであるともいえます。

ところで、公的機関が全ての住宅ローンを購入するわけではありません。
購入には公的機関が定めた基準をクリアすることが必要で、この基準を満たす融資は「コンフォーミング」と呼ばれています。
コンフォーミングには「規格内」という意味がありますが、サブプライムローンはコンフォーミングではないため、公的機関が買い取ってくれないため不良債権化していったのです。

ちなみに、大金持ちに融資する住宅ローンは、コンフォーミングには含まれません。
何故なら、公的援助は多くの人が住宅を持てるようにするための援助であり、容易に家を持つことができる人は対象にはならないからです。
蛇足ですが、数億円、数十億円といった高価な家を購入する人のためのローンは、「ジャンボ」と呼ばれています。

サブプライムローンとは

November 05 [Wed], 2008, 22:14
テレビニュースや新聞記事などで、最近よく話題に取り上げられている「サブプライムローン」という言葉ですが、聞いたことはあるけど内容までは詳しく分からない、という人も多いかもしれません。
この「サブプライムローン」という言葉ですが、「サブ」「プライム」「ローン」に分けることができます。

「ローン」は良く知られている言葉で、銀行などがお金を貸し付けることを意味することは分るでしょう。
家や車を購入などで纏まったお金が必要な場合に、ローンを組むことも多いと思います。
そして、ローンを組んで資金を得た後、定期的にお金を返済していくことになります。

「プライム」には「優良である」という意味があり、ここでいう優良とは「優遇された金利でお金を借りることができる高所得者」を指しています。
では、この「プライム」に「サブ」をつけた「サブプライム」とは、一体なんでしょう?
一般的には「プライムの次に優遇された条件の人」という意味でとらわれがちですが、実際には「サブ」の意味が少し違い「プライムとはかけ離れた存在」を意味することになります。
「サブプライム」とは、簡単に言うと「収入が少なく、ローンを返済していくことに対して信用性に欠ける人達」を指すのです。
つまりサブプライムローンとは、「通常ではお金を借りられないような低所得者に対するローン」ということになります。

日本の「サラ金」なども、これに似たローンといえます。
しかし、住宅購入の際に組めるような、同容のローンは存在しません。
アメリカでマイホームを持つことがブームとなった2004年頃から、サブプライムローンは広く普及するようになりました。
ちなみに、アメリカで貸し付けられている住宅ローンのうち、現時点で約15%がサブプライムローンであると言われています。