新型プレオの登場へ
2010.05.02 [Sun] 20:34

スバルが20日に発売した新型『プレオ』は、ダイハツ『ミラ』ベースのOEM供給車だが、『R1』『R2』の“ハッチバック系”カテゴリの穴を埋める新型になぜ「プレオ」という名前を与えたのか。

スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏は、その3つの理由を話してくれた。

「まずひとつは、プレオの持つ広い空間やユーティリティの高さは、ベースのミラとも通じるところがある。全高が1550mm前後というところも近い」

「スバルの軽自動車ラインナップのなかでもブランドイメージを確立しているモデルのひとつであるし、ユーザに覚えてもらいやすい名前でもあること」

「最後は、バンのグレードがあることも共通している。商用展開してきた実績からもプレオという名前になじみやすいのではないか」

スバルの軽自動車ラインナップは、背の高い順に『ディアスワゴン』(全高1875mm)、『ルクラ』(1730mm)、『ステラ』(1645mm)、プレオ(1530mm)となり、この “軽新4兄弟”で拡販を狙っていくという。
 

イチタンが富士重工業の完全子会社へ
2010.04.04 [Sun] 19:52

富士重工業は31日、イチタンを8月1日付けで完全子会社とする株式交換を行うと発表した。

イチタンは、1951年に第一鍛造として設立、1965年に富士重工業の子会社となって以降、富士重グループの中で、鍛造事業を一手に担い、自動車や産業機器の基幹部品であるエンジン、トランスミッション、サスペンションなどの鍛造部品を製造している。しかし、イチタンは一昨年来の世界同時不況による急激な需要縮小などの影響で経営環境が悪化、2009年3月期には最終赤字に転落して2800万円の債務超過となった。

イチタンの発行済株式総数の50%超を保有する筆頭株主である富士重は、両社で協議した結果、株式交換によりイチタンを富士重の完全子会社とすることが、グループとしてのシナジーを高め、企業価値の最大化に寄与すると判断した。

今後、イチタンが事業構造改革を断行し再建を果たすには、イチタンの財務基盤の強化を機動的に実施し、短期的な業績の変動に左右されることなく、中長期的戦略に基づいた機動的な経営判断を行うことができる経営体制を構築することが必要なため、完全子会社化する。両社の関係を深化させ、富士重からの技術的、人的支援を行う方針だ。

株式交換では、イチタンの普通株式1株富士重の株式0.17株を割当てる。

イチタンの普通株式はジャスダック証券取引所で7月28日付で上場廃止となる予定。
 

水平対向のディーゼルを発売へ
2010.03.12 [Fri] 22:31

富士重工業は、インプレッサのクロスオーバーモデル“インプレッサXV”のヨーロッパ向けモデルに、水平対向ディーゼルエンジンを搭載することを明らかにした。

 インプレッサXVに搭載されるのは、コモンレール式の燃料噴射装置やDPF(ディーゼル パティキュレート フィルター)により排出ガスのクリーン化が図られた、最新の水平対向ディーゼルターボ。同エンジンは、欧州のユーロ5排ガス基準に適合する環境性能をもつ。

 最高出力は150ps/3600rpmと同排気量のガソリン(NA)仕様「EJ20」と同等値をマークする。一方、最大トルクは 35.7kg-mとガソリンユニットを大幅に上回り、ディーゼルエンジンならではの強みを見せる。しかもその力強い最大トルクを1800rpmから 2400rpmまでコンスタントに発生するのも自慢だ。

 このエンジンは、ブロックにアルミニウム合金を採用することで軽量化が図られる一方、ボアピッチの短縮化によりブロック剛性が高められているのが特徴だ。これによりボア・ストロークは86.0mm×86.0mmのスクエア形状となり、エンジンのコンパクト化に成功。エンジン長はEJ20と比べ、61.3mm短く仕上がっているという。

 もちろん、対向するピストン同士が二次振動を打ち消しあうディーゼルエンジンの特性は、ディーゼルエンジンの場合でも同じ。むしろ爆発エネルギーが強いディーゼルエンジンでこそ、ガソリンエンジン以上に恩恵が感じられるはずだ。

 このエンジンはヨーロッパでは高性能という位置づけで6MTと組み合わされる。事実、同モデルの最高速度は205km/hと、ガソリン+4ATの182km/hや、ガソリン+5MTの193km/hに大きく差を付ける。
 

インプレッサのR205
2010.01.09 [Sat] 09:59

富士重工業のモータースポーツ部門を担う、スバルテクニカルインターナショナル(以下STI)は、 インプレッサ に独自の仕様・装備を施したコンプリートカー R205 を発表。全国のスバル特約店を通じて販売を開始した。
 
 STIでは、これまでも インプレッサWRX STI をベースに運動性能を向上させた S203 や S204 などのコンプリートカーを開発してきたが、今回の R205 は、内外装の装飾を控えるなど、よりスポーツ性に特化したモデルとして ロードスポーツ を意味する R を車名に冠している。
 
 最も時間を費やしたというハンドリングには、STI製ダンパー、スプリング、フレキシブルタワーバー、フレキシブルサポート・リヤなどを装着し、さらに新開発のフレキシブルドロースティフナー、専用開発のブリヂストンの ポテンザRE070 を採用。これによってステアリングの応答性やサスペンションの路面追従性を高め、STI 提唱する 強靭でしなやかな走り に磨きをかけている。


 また ロードスポーツ として一般道における気持ちよい走りを実現するため、ドイツのニュルブルクリンクオールドコースを走り込んでセッティングを実施。2009年のニュルブルクリンク24時間レースでは、参戦車両に一部の機能を織り込み、レーシングスピードでの性能の検証も行なわれた。

 エンジンは専用のボールベアリングターボ、チューニングECU、低背圧スポーツマフラーなどにより、最高出力320ps、最大トルク44kg-mを実現。SI-DRIVEのモード選択により、よりメリハリのある走り味を愉しむことができる。 
 
 外装にも随所に専用装備を採用しており、フロントアンダースポイラー、リヤアンダースポイラー、ブラック塗装の大型ルーフスポイラーにより空力特性を最適化。さらに専用フロントグリル、サイドガーニッシュ、18インチ鋳造アルミホイールなどが、STIならではの質感を演出している。
 
 販売価格 473万5500円
 
 
 

インプレッサのリコール
2009.12.05 [Sat] 16:12

富士重工業は3日、スバル『インプレッサ』のエンジンオイルクーラーホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2002年10月11日 - 07年4月23日に製作された3907台。

2009年11月12日付で届け出たリコール作業で使用した対策品のエンジンオイルクーラーホースにホースの抜け圧力が低いものがあり、オイルクーラーホース接続部からホースが抜け、漏れたオイルが排気管にかかって火災に至るおそれがある。

不具合発生件数は9件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。