くも膜下出血の症状

March 26 [Sat], 2011, 16:57
団塊の世代も今や50歳代半ばだが、気を付けたいのがくも膜下出血。50−60歳代に多く、発症すると10人中3人は即死するという。特に、高血圧や、家族にくも膜下出血の既往歴がある人は起こしやすい。
● 動脈瘤が突然破裂

 脳は外側から硬膜、くも膜、軟膜の3層の膜に覆われているが、くも膜下出血は、くも膜と軟膜の間を流れている動脈にできたこぶ(動脈瘤=りゅう=)が突然、破裂する病気。
 東京慈恵会医科大学脳神経外科の阿部俊昭主任教授は「突然、経験したことのないような頭痛に襲われます。患者さんは、後ろからバットで殴られたような痛み、あるいは頭の中で花火が上がったような痛みと表現します。突然、後頭部に経験したことのない激しい痛みを感じたときは、迷わず救急車を呼んで脳神経外科を受診すべきです」と言う。
 脳卒中の中でも、くも膜下出血は生命にかかわる危険性が最も高く、突然死の原因の一つになっている。
 「診断は、コンピューター断層撮影装置(CT)による検査で85−90%は付きますが、分からない場合は髄液の検査を行います。出血が認められれば、脚の付け根からカテーテル(細い管)を出血部分まで送り込み、レントゲン撮影で動脈瘤の有無や大きさを確認します」
● 注目の動脈瘤塞栓術

 治療は、動脈瘤のある部分の頭がい骨を切開して、クリップで動脈瘤の根元を挟むクリッピングという手術が主流だが、最近は動脈瘤塞栓(そくせん)術が注目されている。
 「動脈瘤塞栓術は、脚の付け根から入れたカテーテルを通して、動脈瘤内に白金のコイルを送り込んでこぶを固める治療法で、診断と同時にできます」
 動脈瘤塞栓術は、手術に比べて患者への負担が少なく、入院も1日で済む。健康保険は適用されるが、新しい治療法なのでまだ専門医は少ない。
 同科では、8年前から動脈瘤塞栓術を行っており、今年11月には「脳血管内治療センター」を開設する予定だ。
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