神-シン- 

2004年11月03日(水) 1時22分
我の名は神-シン-
四つの獣を使役する者である
そしてこの身には膨大な力を持ち、地上のあらゆる不適合物を創造しては排除してゆくという作業を繰り返し行っている。

何故このようなことをやらなければならない意味は全く無いのだが、他にすることも無いのでただ日々思いついたものを作ってはそれを消してゆく

「シン・・・今日はその辺にしておいたらいかがですか?」

我が何気なく壊した物体であそんでいると後ろから声を掛けられた
「そうだな。今日はもう眠たくなった。カイも一緒に寝よう」
彼の言う言葉に何かと理由を付けてその言葉に従おうとする。
・・・というか、まあ、今日はもうなにも作れそうにないのだからただ言うことを聞くのだけど

「今日はなにを作ったのですか?」
「・・・忘れた。」
自分の部屋に戻るまでにカイはその日、私が作ったものについて聞いてくる。
でも、私はいつも忘れたふりで彼への答えをごまかす。
・・・といってもそのフリも彼にばれているのではなかろうと思う。

まあ、別に良いのだ、ばれていようとばれていなかろうと、カイはこの答えで納得してしまうのだから。つまり・・・話の中身は別に問題ではないと言うこと。

2人して一緒にいられればそれでいい。
それが私達の唯一の幸せだった。

罪〜シン〜 

2004年11月02日(火) 1時32分
私の名前は「シン」
ある国の言葉では罪という意味を持っているらしい・・・

私は、この名前を付けられたがために得体の知れない力を持つことになってしまった
罪を犯すために
犯した罪を背負うために
そして罪を・・・

私にこの名前を付けた親は私が物心つくまえにどこかに消えてしまった
・・・いや、消してしまった
なので私はずっと人手から人手へと渡り歩いて育ってきた・・・
今では人殺し・・・暗殺者?とかいう仕事に就いている
仕事は顔馴染みの「削-サク-」が持ってきてくれる。
彼もまた戒めの名を付けられたがために不思議な力を持っているという
・・・よくは知らないが。


毎日毎日血を見て・浴びて・落としてを繰り返していた私にも気になる人ができた。

それは小さなカフェのお兄さん。
とても人柄が良く、平日の昼間や休日などにはお兄さん目当ての女の人たちがたくさん集まってくるほど。

その彼と始めて会ったのは、雨の中ずぶ濡れで店先に雨宿りしていた時だった。
雨に濡れるのも構わず、わざわざ外に出てきて私を店の中に招き入れてくれた。それからタオルと暖かいココアを出してくれた。その時間だけはとても心の中が暖かかったのを覚えている。

彼と過ごしたあの時間だけは私の心の奥底に大切にしまわれた。・・・と言ってもあの後からタオルを洗って返しに行ったり、御礼と称して、お菓子なんかを作って何度となく訪問しているのだけど・・・そのとき始めて、私の趣味として覚えていたことが役に立った。
お兄さんも「美味しい」と言って本当においしそうに食べてくれるのでとても嬉しかったことを覚えている。

お兄さんは私が来るたびにいつも嬉しそうに迎えてくれる。まあ彼はいつも笑顔なので本当に嬉しそうかどうかは分からないのだが・・・それでも、私と会っているときだけはいつもと違う笑顔なのではと思いたくなる。

だから・・・
いつも仕事が終わった後ではあるけど、私はお土産を持ってあの場所へ行く
そして、お兄さんの入れてくれるココアを飲んで、私の作ったお土産を食べる
2人での心温まるひと時を過ごす為に。

・・・そういえば、ついこの間聞いたのだけど、お兄さんの名前はカイという名前らしい。

勝負!! 

2004年10月27日(水) 23時45分
「3秒だ。それ以上でもそれ以下でもない。3秒がお前の勝利への要となる」
師匠はいつもそういっていた。
・・・そのおかげで俺はいま、この場を制覇することができている。

一秒の遅れは俺の全てが遅くなってしまうこの勝負
俺は負けるわけにはいかないんだ

一区切りごとにあるこの勝負・・・参加人数は自由。
・・・もちろん時間帯だって自由だし、相棒はいてもいなくてもいい
俺にはちゃんと相棒がいる。こいつとは結構気が合う。
だけど長年付き合ってきていてあまり構ってあげてないから最近は調子が悪い。
・・・でも、俺はこいつと一緒に頑張る。

3・・・
自分の行く道(さき)を確保して

2・・・
いつでも動けるようにしてしっかりと手で握り締める

1・・・
目線はしっかりと前に

0・・・
動き出す。足を動かして前へと進む。

勝者・・・俺。
敗者たちは勝者の後についてこなければならない。
・・・しかし、俺についてこられる者はいない・・・なんたって俺は連勝しているからな・・・

ではね、敗者達よ。俺は先に行く。
お前達はお前達同士で争い合っていろ・・・たぶん今日は2度と会うことは無いだろうから

夜寒〜よさむ〜 

2004年10月13日(水) 13時46分
寒さを感じる・・・
ここ最近夜が来るたびに寒く・・・冷たくなっていくような感じがする
こんなとき、誰か側にいてくれるとすごく暖かいんだろうなぁとかおもう

だけど、そんな人はいない・・・

私を優しく包んでくれる人なんていないから・・・
・・・いや、いることにはいる
いたことだってある・・・
だけど、今は私の側にはいない
手の届かないところに行ってしまった
会うことすら容易には叶わない

・・・どうしてなのだろう
私にはどうして一緒にいてくれる人がいないのだろう
やっとで大切なものを手にいれて、そしてすべてがうまく廻り始めたと思ったら・・・
一部は壊れて止まり、またある一部はどこかに行ってしまった

私のこの世界での存在意義は一体何なのだろう?
私はなぜここにいなければならないのだろう?
それを考えても何もわからない
私がここにいるべき理由が見つからない
だから・・・
何度か消えてしまおうかと思ったときがあった
でもそれも邪魔が入って成功することは無かった
・・・つまり私は何かの力によって生かされている

何か・・・そう何時か私の存在が必要となるときまで
私は静かにこの時を過ごそうかと思う
一人で幾度過ぎるかわからないこの寒さに耐えながら・・・

 

2004年10月13日(水) 2時34分
人間、本当に想ってることは言えないものだよ

誰かがそう言ってたような気がする
それを聞いたときは「んなばかな」とか思ってた
・・・だけど、それは本当の事だった

彼の姿を見つけるたびに嬉しくなって、声をかけようかと思うけど
彼の名を呼ぶことが出来ない
普通に話しているはずなのに、いざ核心に迫る言葉を掛けようとすると
上手く言葉が出てこない
勇気を出して彼に会ったのはいいけど、どうでもいいことばかり話して
肝心なことは何一つ聞くことが・・・言うことができない

人ってなんでこんなにも不便なんだろう?
この気持ちを知ってもらいたいだけなのに
私がどれだけ想っているかを知ってもらいたいだけなのに
それが言葉として出せない

・・・

でも・・・それでいいのかもしれない
だって私がこうやってできないを繰り返すからこそ
思いは想いへと
その想いは恋だと
変化し、認識できるのだから

だから

いつまでもこの想うということを忘れずにいよう
そうすればいつでも私は恋を忘れずにいられるから
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