くだらない世迷い言。 

2010年09月08日(水) 22時09分
嫌な予感は的中するもので、あの姿を視界に収める結果になった。
どうあっても目立つから、見つけるなというほうが酷だ。
いや…、鼻先を横切って行かれて気付かない方が嘘だろうさ。
お互いに他人のように、空気のように振舞ってやりすごす。
もう慣れた。

面倒なことに、見つけたのは私だけではなかった。
少し離れたところで同席していた子が言う。
「あの壁の前にいる金髪の人、さ……」
周りの子達が一斉にざわめいた。
私は無言でただ頷いただけだった。

「だからあのとき変に動揺してたのかー」
横切られたとき、隣に座っていた子が言う。苦笑いしか浮かばなかった。

2回目は少し予想外だった。
予期はしていたが、気付いたときには既に視界の中。
手の中の端末を睨みつければ、その場に居る旨のtweet。
手遅れだった。

胸がざわざわした。あの人もさぞや苦々しい思いがしたろう。
好きになってもらうことが叶わないなら、不快な存在としてでも
心に残りたいと思うドグマチストの憂鬱。

灰とダイヤモンド。 

2010年07月18日(日) 21時56分
早く辿り着きたい。
輝く心が燃え尽きて灰になる刹那。
でも失いたくない。
様々な時間や気持ちと、この痛み。

忘れなければ。忘れなければ?

理不尽。 

2010年07月12日(月) 22時11分
インターネットの片隅に、今日も悲劇的な死が踊る。
いつもと少し違うこと。そこには見知った名があった。
…客だった。

よくある話。流し見て、数分後には忘れてしまう話。
でもその中に、リアリティが生まれた。
人はいつか死ぬ。もちろん自分も友人も彼の人も例外ではない。

私にはあとどれだけ、残されている?
あとどれだけ、後悔して、反省して、成長出来るのだろう。
日頃は焦ることなんてそうないけど、焦燥感に駆られる。

リインカネーション。 

2010年06月27日(日) 17時15分
派手にやらかして、叱られた。
ただ案外ヘコんだりはしなかった。…そりゃショックは受けたけど。
それというのは、彼が言っていることは正論だからだ。
私は往々にして、意地を張って境界を超えてしまうことがある。
それを指摘された。それだけのこと。むしろ、普通ならば口を
濁すところを、ハッキリと口にしてくれたその誠意には感謝している。

目にしたくないほど不快であると、ああいう手段で示してくれたのだから、
次第に諦めもつくだろう。…いや本当は、前から私は気付いていたんだ。
あの日、目があうことはなかった。その日、隣りに座った時だって、
上半身は反対を向いたままだった。まるで拒絶するかのように。

わかってる。わかってる! わかってるわかってるわかってる!!!!

会いたい。話がしたい。肌に触れたい。
近付きたい。近付けない。近付いてはいけない。
諦めろ。口を閉ざせ。心を殺せ。

早く死ねこの心。

湖の真ん中で。 

2010年06月14日(月) 11時15分
いつもは気にしないフォロワの増減がふと気になり、
つい確認してしまったのが運のツキ。
…どうやら告白の機会も得られずに、フラレたらしい。

気持ち悪い。喉元までこみ上げてくる何かとの戦い。
生理的なものばかりは自分でもどうにもならない。
無理やりにお茶を流し込んで、一時の麻痺を得る。
今はなにかしていないと気持ちが保てない。

要らないものはゴミ箱へポイ。当然のことだ。
今まで長い間、それを我慢させていたんだろう。
やっぱり挽回のチャンスなんて無かった。
ノコギリ刃の優しい嘘。

大丈夫、うまくやれる。さぁ平静な顔を貼り付けて。

相対評価の憂鬱。 

2010年06月14日(月) 1時14分
清々しいほどの絶対評価。揺るぎない。言い方を変えれば独善的。
私が彼のために何を思って、何をしても、届かなければ
そのファクターはすべて無意味なことなんだろうか。
自分の考え方では、そうではないけれど。そう信じたいけれど。
彼からしたら理解出来ないことばかりする私が無意味?
ハンドリング出来ないバケモノ?

空っぽになる。

This one is bottom of wise. 

2010年06月13日(日) 18時10分
なんといっても聞いたことには答えてくれるわけだし、
それ以上を期待するのはそもそもお門違いなんだけど、
なんかね。ひとりでぐるぐる尻尾を追いかけるバカな犬みたいだ。
本当に、正論てやつは仰る通りですとしか言いようがなくて、
泣きそうなくらいに絶望がこみ上げる。

相反するような、すごくバカなことだけど、書いておこう。
触れ合う膝と、整髪料か何かの匂い。
かがんだときにメッシュ生地から見えた何か。
開いた胸元から見えた何か。
脳裏に反響する声。眩しい笑顔。どきどきした。
その真実にすがって生きていく。重い身体と心をぶらさげて。

…あの人はこんなことで悩んだりするんだろうか?
それならいいな、人間くさい一面があればホッとする。
相手が誰であれ。

人はそれをレッテルと呼ぶ。 

2010年06月13日(日) 18時01分
彼の人の中には対象人物に関するタグがそれぞれついていて、
ソートしやすいようになっていたりするらしい。
きっとそれで[知人]とか[友人]とか[恋人]とかその他もろもろを
グループ分けしたりするんだろう。
私は私についているタグによって、アドバイスを受ける権利を逸した。
たぶん他にも何か失っているし、他にも何がしかのタグがついている。

私は自分の中にある、このタグにかかっているロックを解除したい。
たぶんそう出来たら、すごく楽。…でもしない。

でもちょっとだけ、窮屈な生き方してるなって思った。
彼にとって適切な、タグが付加出来なければ何も出来ない。
たぶん彼はそれについて何も不思議に思ってもいないのだろうし、
これが感性の違いってやつなんだろうけど。

覚悟しなさい。 

2010年06月10日(木) 0時09分
まるで遠足の前の日のようだ。眠れやしない。
メールに返事をしなくちゃと思うのだけど、
言葉が絡まってひとつの糸になってくれない。

まぁでも我ながら、よくもあんな暴挙に出たもんだ。
恋の勢いとはおそろしい。
本気でやめようと思っていたのに、さらに無視かとか
凹んでいたのに、たった一言で気持ちはリバース。

あぁ君に会えたら何を話そう。上手く話せるかな。
それ以前に会話成立するかな…、ははは。

だけど、あまり気にする余裕はないかも知れない。
自分の力量では、集中しなければ怪我をしかねない。
決めたからにはきちんと割り切って、無事に乗り切る。
迷惑だけはかけられない。しっかりしろ、私。

On the palm. 

2010年06月08日(火) 21時02分
金色の綺麗な毛並みの賢い猫と仲良くなった。
屈託なく近寄ってきては思う存分撫でさせてくれて、
膝の上で無防備に眠る姿はまるで天使のよう。
そいつを見ると、ささくれだっていた心は安らいだ。

だがある日突然、俺は猫に無視されるようになった。
声をかけても聞こえないふうで、目も合わさずにすり抜けていく。
俺が何か、ヤツを不快にさせることをしてしまったんだろうか。
そうは思っても声は届かず、絶望した。

俺はそいつを見かければ、出来る限り声をかけるようにした。
相変わらず無視し続ける猫の背を眺めて、無駄かもしれない。そう思った。
でもやっぱり声をかけずにはいられなかった。

どれくらい月日が過ぎたろうか。大した期間ではなかった気がするが、
俺にとってはとても長い日々が過ぎた頃、ふと急に猫が振り向いた。
まるで今初めて出合った人間を見るかのように、他人行儀で
どことなく不安な様子で俺を見上げて、にゃあと鳴いた。
もう俺には、何がなんだかわからなくなった。

そして今、決断の時が訪れている。
猫は腹を出して、触りたくば触れと寝転がっている。
もちろん触りたい。しかし触って良いものなのだろうか?
あのポーズは見せかけで、近づけばまた、俺を置いて去っていくのでは。

どうすればいい。どうすれば。