FLASH 序章 

2006年02月02日(木) 19時44分
西暦3250年、惑星earth。
一度絶滅しかけた人類は、何者かの遺伝子操作によって再生し、
その星の支配者となっていた。その頂点に立つのが、自らを「創始者」と名乗る一人の人間。
名前なんて誰も知らない。しかし、今も創始者のもとに世界は動いている。
やがて、人々はその者をこう呼ぶようになった。
 創始者Breack。

西暦3500年、惑星earth。
絶滅の危機が再び人類に降りかかる。それを恐れた人類の上層部は、「ヒトの統一」に踏み切った。
つまり、人間をみな同じにするということ。故に今、人々に名前は無い。忘れてしまったと言う方が正しいのかもしれない。
そればかりでなく、利き腕もすべて右利きに統一され、言語も強制された。
 私は、幼い瞳でそれを見ていた。

西暦3506年、都市・東京。
組織は人類統制側の目を盗み、会合を続けていた。彼らの目的はただ一つ、人類の記憶を再生する、事。
リーダーとなるのは、14歳・左利きの少年。

私の名は、Flash。人類の目を覚ます人間だ。

後書き‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
2作目です。話が難しいだけに、これから書けるか心配…。
いや、頑張ります。ハイ。

第一回 金閣 

2006年01月08日(日) 15時46分
その日は、雪が降っていた。
僕はいつもと違う京都に、聊か興味を持っていたのである。
雪は最初からそこにあったかのように積もり、当たり前のように日光を反射していた。それらの織り成す冷たい空気は、僕の頭をより活性化させたのだった。
 故に、今日はいつもより早く原稿が終わった。
ストーリィはまだ内緒であるが、やはり、何時にも増して良いものが出来た事は言うまでもない。
僕は重なり合って散らばった原稿を一枚一枚取り揃えながら、急いで羽織を身に着けた。その間、紙で
指を切ったことなど、無論気にならない。
 ドアを開けた。空気は刺すように冷たい。自分の呼気は、まるで足元に広がるもののように真っ白だった。僕は、毎日原稿が完成すると自分で担当まで届けに行く。無論、いわゆる「アシスタント」など居ない。不要、と言った方が正しいかもしれない。これまでが作家の
仕事であると考えるからだ。
 僕は、いつもこうだ。他人とは少し違う場所に一種の「こだわり」を持つため、他人にはよく変わり者と批評される。
しかし、そんなことは作家にとってごく当たり前だ。僕より変わっている作家なんて、砂の数ほど居るんだから。
 世間の偏った視線に思想を委ねていると、僕を選ぶように落ちてきた小さな雪に、左頬が触れた。
冷たさでつかの間の非・現実から引き戻された時、僕は自分が金閣の前を通っていることを知った。
毎日通る道なので、決して珍しいことではないのだが、僕の目は自然とその美しい建物の前に吸い寄せられていった。

 それは美しい少女…。一目惚れ、というやつだろうか。

物を見た目で判断する事が嫌いなため、必死で自分に言い訳したが、悲しいことに、僕は自分に正直だった。話しかけたい衝動に駆られたが、気付くと僕の足はそそくさと金閣の前から通り去っていたのだった。少ししか見なかったが、彼女の白い、白い肌は目に焼きついて離れないのだった。

そう、淡雪のように白かったのだ。

---後書き-------

なんか恥ずかしいです(爆)
今回は主人公視点。純愛ラヴストーリーの始まりですww(何)
P R
最新コメント
2006年02月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:stem2stem
読者になる
Yapme!一覧
読者になる