(無題) 

2008年11月06日(木) 1時21分




10月31日。そう、今日は所謂ハロウィンだ。クリスから「今日はみんなでパーティーしましょ。」と笑顔で言われたので、断る理由もなく、笑顔で了承した。ハロウィンといえば、アイルランドを起源にもつ祭のことだ。実際あの色彩豊かな衣装や明るいランプ、何よりあの温かい雰囲気には小さい頃慣れ親しんだものだ。
ふと思ったことだが、他のマイスターはハロウィンという存在を知っているのだろうか。(因みにアレルヤはバレンタインを知らなかった。)どうなんだろうな…。などと思考を巡らせながら、クリスに言われた通りにパーティー会場へと向かった。たどり着いたそこはトレミー内とは思えない色彩、温かさがあった。その景色に頬を緩ませていると、我が目を疑うようなものが視界に入ってきた。

「あ!ロックオン!!ちょっと手伝って〜!」

「ロ、ロックオン?!こ、来ないでくださいっ!///」

なんなんだ、これは…百合か?!!!!……って違う。一体何をしているんだアレルヤ君?と、とりあえず落ち着け俺!深呼吸だ!!落ち着きを取り戻したはずなのに口から出た声と言葉はなんともおかしなものだった。

『お、おま、アレルヤ…何をしてるんだ?』

何をしてるかなんて聞かずとも分かっていたのだが何故か聞かずにはいられなかった。

「コ、コスプレ…です///」

となんとも押し倒してしまいたくなるくらいかわいく言ったアレルヤに若干の感動を覚えていたらクリスが

「ハロウィンといったらコスプレでしょ♪」

と。…うん、間違ってはいないが…これはカワイすぎだろォォ!なんかヒラヒラしたドレスみたいなのに帽子、杖らしきもの。魔女か??クリスはネコ耳をつけている。うん、似合ってるな。すると、¨だだだだだだ…¨と何やら騒音が近づいてくる。ふと後ろに振り向くとティエリアだ。何やら険しい顔で「万死だ!万死だ!!」と言いながらフェルトに追いかけられている。フェルト…。思わずため息がもれてしまった。滅多に見れない貴重な光景なんだけどな。逃げきれなかったようで「うああァァ!」とティエリアの声が聞こえる。満足そうにスメラギさんの元に帰っていくフェルトとぐったりしている魔女っ子ティエリア。つーか、魔女二人もいるのか…デザイン違うみたいだけど。となるともう一人の行方が気になる。

『刹那は?』

「刹那ならもうすぐ来ると思いますよ!」

クリスの返事が終わるかどうかのタイミングで、

『俺が、ガンダムだ!』

と刹那があらわれた。うん、刹那らしい。

「あ、ロックオンはこれ着てね!」

と渡されたのは、オオカミ男…ですか。はっきりいやだと否定出来ない自分は終了のお知らせだな、とか思いながら渡された衣装に袖を通した。

キレイな音を鳴らすシャンパングラス、一気と煽るみんなの声、誰が作ったのだろうか…料理がとても美味しい。ふと、家族ってこんなだったっけな…と考えていると、隣にいたアレルヤが

「来年も出来たらいいですね」

最高の笑顔につられて自分の顔が微笑んでいくのが分かった。

『来年も再来年も、十年後もだ』

ニカッといつもの笑顔で返してやった。ずっとずっとこの幸せが続きますように。

¨HAPPY HELLOWEEN!¨
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