性感染症といえば、パートナーとの性行為によって感染するものが多いですが、実は性交未経験者でも発症するケースがあるのが性器カンジダ症と呼ばれる性感染症です。これは、男性よりも女性の方がおおいく、女性が感染するとカンジダ膣炎と呼ばれます。
ここで問題となるのがカンジダですが、これは酵母の一種らしく、性器周辺や体の表面に存在する常在菌になります。通常、健康な方ならその免疫によりカンジダの増殖を防いでいるのですが、特に体調不良(ストレス、疲労、月経前など)により免疫が落ちるとたちまち繁殖してしまうそうです。
さらにカンジダは、通気性の悪い下着や衣類などを着ていても発症させてしまうそうです。確かに適度に温かかく、湿気がある場所は菌にとっては繁殖に適していることからもわかりますね!
そのためカンジダは、体外に露出している男性器では起こりにくいようです。ただし包茎の場合は別みたいですが・・・このことからカンジダ膣炎が女性に多いのも納得できますね。さらに女性の場合、性行為をしていない(未経験者)でも発症してしまうリスクがあるわけです。特に女性が性器の異常な痒みで産婦人科で受診すると、かなりの割合でカンジダ膣炎と診断されることもあるようですから、気を付けたいものです。
そこでカンジダの男女の症状について紹介していきます。
●性器カンジダ症の症状(男性)
強い痒み、性器からの分泌物、性器が赤く炎症してしまうなど
●カンジダ膣炎の症状(女性)
強い痒み、おりもの(特にヨーグルト状(ドロっとした感じ)、チーズ状(ボロボロした感じ)の『おりもの』には要注意)、性器の炎症など
なお病院でのカンジダ検査方法を紹介しておくと、綿棒で性器の粘膜を取って、それを調べるそうです。
一般的にカンジダ治療は、適切な方法ならば短期間で治るといわれています。治療方法は、膣坐薬を挿入したり、膣洗浄や軟膏(抗真菌薬)の塗布などになります。ただ膣洗浄の場合、症状を鎮める効果はあるのですが、毎日必要以上に膣内を洗浄してしまうと、善玉菌まで洗い流すことになるので、かえって性感染症にかかりやすくなるそうなので注意してください。
しかもカンジダは、性器が蒸れることで発症することがあるので、たとえ完治しても発症した原因となった生活習慣を改善しないと再発したり、さらには慢性化することもあるそうです。女性は、チョット気をつけたい性病ですね!