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再縁封土。 / 2009年02月19日(木)
皮相、にわかに過ぎ去って。
降る先の目新しさに問う人へ。

内と外のどちらも踏みつけて微笑むなら。

流れても底まで。

交わる程には既に身を保てずに。
紛れる程には未だ身を捌けずに。

ただ累々と重ねて。
昨夜の色すら想う。

途切れた終りを。
 
   
Posted at 21:39/ この記事のURL
可採漸う。 / 2006年01月10日(火)

菱の留まる日陰を見下ろす。
浅い結合など片手間に吹き飛ばす人の在る。

肺腑を捧げても如何ばかりかと。

踏み締める多寡の巣穴へと液体は落ちる。
俯瞰すれば重なる爪先など捩じ切られる。

撫ぜる頬から零れる絹糸も綻ぶ。

病めば已み。
止めば闇。
病み散らかすのなら世を隔てて。

動きを辞めるために動くのなら是非も無い。

捨てた起伏の安らかなることを祈る。
 
   
Posted at 23:09/ この記事のURL
果てても惑い。 / 2005年12月17日(土)

沈むに任せた代謝の結果を眺めている。
白が黒を失う瞬間に聞こえた音を想う。

細く深く刺さったものは自らに苦痛を閉じ込めていた。

浮ついて靴も脱ぎ捨てた停止線を知る。
粒子が融けて行くに連れ失くした音を拾う。

細かな縫合を重ねて見るも無残な其れは人を求めた。

積み重なる悔恨に異質を委ねて摘み上げる。
塗り潰した時間に遺失を夢見て叩きつける。

流れ出した色を結う身さえ翻弄される。

薄れて消えたとしても何一つ変わらない基準行為に目は眩む。

振動界の機微になど見向きもしない空白とは。
其の両手が手繰り寄せる滞らない物質とは。

割れた音が響くから。
 
   
Posted at 14:04/ この記事のURL
環に其の手を伸ばして。 / 2005年11月04日(金)
名残に添えた手を打ち捨てる人へ。
陽の染みる午後に冴えた苦吟を携える。

意に反して近い想いならば載せたままで。

揺らぐ寵愛を測り兼ねる泡沫の日々に浸かる。
戦慄く昨夜の遺志など折り畳まれた酒盃にも似て。

落陽漫ろに撒き散らせども撓む斜光に褪せぬ依存を。

もう一度と願った日に封をしたままの声が其処に在る。
至純の呼ぶ空白なれば拙さも翻って遥か高みに戴く。
無き場所へと集った子らの内奥に今も残るものとは。

苦を孕み先へと一人去った後の幾歳は附議を持ち得ただろうか。

彼の日々が麗らかなれと願いながら。
 
   
Posted at 21:21/ この記事のURL
酒肴との荼毘。 / 2005年10月31日(月)
空白。
悲鳴。
落日。

伸ばす手を振り払い、寄る身を押し退けた。
触れて欲しいと想い、寄り添って欲しいと願いながら。

断絶。
功罪。
脆性。

届いた途端に背を向けては、避けていた。
再びのいつかを求め続けては、ないものをねだった。

繰り返すが故の足踏みだろうか。
留まるが故に繰り返すのだろうか。

何が変わったというのだろう。
何が変わらないというのだろう。

抱き締めたい総てを尽く引き裂いた。

この身は誰のものなのか。
この心は誰のものなのか。

其の傷を深く抉り、毒を撒き散らし続けた。
この身ではこの心を制し得ない。

其の首筋に切り付け、幾筋もの赤を重ねた。
この心ではこの身を御し得ない。

いつかと変わらぬ色に染まった。

いつかと変わらぬ終わりを。
 
   
Posted at 22:07/ この記事のURL
見せぬまま消えて。 / 2005年07月07日(木)
いつかの今日。
空が泣く中で貴方は傘の下で笑っていました。

今日の今日。
上手く泣けぬ空の下で貴方は笑っているのですか。

もう見つけることも出来ないけれど。
今日という日に濡れながら交わした想いを忘れることも出来ないけれど。
 
   
Posted at 22:45/ この記事のURL
揺れても透けて。 / 2005年07月04日(月)
何をしようとも、何もしなかろうとも、
堕ち続ける私の存在が、
昇ることもなければ、止まることもない。

いつの時代も、何時まで経っても、
全てに落とされ続ける私が、
認識されることもなければ、理解されることもない。

生きてもいない。
 
   
Posted at 22:35/ この記事のURL
壊れ融けて。 / 2005年05月05日(木)
私と呼べる貴方から貴方と呼べる私へ。

あれからもう何年になるのでしょう。
出逢えた頃の貴方も、何年か後の貴方も、いつも私の中にいました。
誰よりも、私自身よりも、貴方の存在は大きくなっていました。

そんな貴方はもういません。
あの日、貴方はこの世界から遠い場所へ向かったんですね。

私の耳に貴方の声はもう聞こえないけれど、
私の目に貴方の笑顔はもう見えないけれど、
私の手に貴方の手が触れることはもうないけれど、
貴方は私として生き続けます。

私は生きて行くのでしょう。
私は貴方が確かに生きていたことをこの世が忘れないように。
ずっと。
 
   
Posted at 17:55/ この記事のURL
憐諦抄 / 2004年09月12日(日)
鎹を想う夜
背なの藍に滲む楼閣
細に染む虫の声

虚も実も混じり一つ

寂と潤む大気の粒子
淡く溶け行く灯

明も暗も交じり一つ

宵は繰れど深々
酔いは暮れど深々
 
   
Posted at 22:37/ この記事のURL
藍御簾夕。 / 2004年09月06日(月)
続けざまの酩酊
廓の呼ぶ嬌声
漸くの釉薬さえ飛報に優る

主命ならば翻案と機先を制すも形無し
冷泉とは名ばかりの蓬栄世に憚る

長久なる永逝更意は騙りと発かれぬ
高邁も挙止を経て坊間比率に建久する

有為に放る唯心
憂いに穂得る迷信
愛いに屠る挺身
 
   
Posted at 22:35/ この記事のURL
P R
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