2011/10/13 [木] 23:40
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Across the Universe (2011) - by Beth Revis
宇宙船を舞台にしたSFミステリー"Across the Universe"読みました。
※映画『アクロス・ザ・ユニバース』とは無関係です。
シリーズ3部作になる予定で、今作が第一部。
Beth Revisにとって、これがデビュー作になります。
第一部だけでこんなにハラハラどきどきしちゃっていいの?っていう
くらい楽しめた。こういう世界観好き。SF好きにはオススメ。
巨大な宇宙船「ゴッドスピード」は、地球から何世代にも渡り乗り継がれ、
300年の月日をかけて、新しい住処となる星を目指している。
ところが家族とともに低温保存により眠らされ、船に乗せられた17歳の
少女エイミーは予定より50年も早く何者かに起こされ、危うく
命を落としそうになる。なぜ、彼女は命を狙われたのか。
皆の「当たり前」が自分一人にとっては「異常」だったら?
誰が嘘をつき、真実を語っているのか?
この作品はエイミーとエルダー、二人の主人公の視点から交互に
ストーリーが語られてるところが面白い。
船内での謎の連続殺人、殺人未遂を軸にしつつ、地球で生まれ育った
「異端者」として迎えられるエイミーの葛藤、また艇長エルデストの
後継者エルダーが自分はどういう存在であるべきなのかと思い
悩んでいく姿など、人間くさい内面の描き方も良い。
エイミーとエルダーはこれからどうなっていくのかなあ。
それぞれ応援したくなるし、好きです。
ジャンルがYA対象というのもあり、がっつりロマンス小説になるかと
思いきや、SF要素の強さがしっかりあって全くダレず。ぞっとするような
恐さもあり、一度世界にハマるとなかなか休憩できないくらい(笑)。
先々の予想は全部覆されました。嬉しい。
第二部"A Million Suns"は来年1月初旬に出版予定。