容疑者「室井慎次」 

September 10 [Sat], 2005, 23:34


踊る大捜査線の番外編、室井慎次の話

ひとつの映画として捉えると、少しストーリーの作りに自分は、不満だったけど、趣味の範囲で踊る大捜査線が好きなら見て楽しいと思うし、いいと思う。

人間一人を、しかもあまり自分のことを話そうとしない男を、描くのは難しいとおもうけど、人物の設定上非常に興味深い人間であるし、それだけのものを持っている、愛すべき人物だと思う。だから大捜査線が好きならば、室井のファンは多いはずだ。

直向に信念を曲げずに、行動している人って、なかなかいない。そうすることにいろいろと障害があって、いつかはあきらめていたり、妥協していたり、飲み込まれていたりするものだ。

まじめだ、頭も固い、だけど、それがほかにない、信頼に値する人物

映画の中で、回りを取り巻くいろいろな人が、少しずつ、こういった人物に影響され、変わりはじめていることも、感じ取れる。

筧の演じる新城がかっこよかった。

呪怨 

September 07 [Wed], 2005, 14:18
画像を載せるのは忍びないので、文章だけにしておきましょう
これは小説よりも、映像化することで怖さが冗長して表現される作品でしょう
リングは小説を読むことで、その奥の深い世界を堪能できるものでしたが、それの逆でした。

しかし、映像が与えるショッキングなまでの恐怖感が、直感的に味わえる、暑い夏にはお勧めの作品です。

奥菜恵がヘルパーとして老人宅へ行く。ガムテープでしつこいほど閉ざされたおしいれ。物言わぬ老婆。意味深な破れた家族の写真。猫。

奥菜の周りで次々と起こる恐ろしい出来事......


そして最後に、衝撃の真相が待つ。

この真相に気づくかどうかという、謎解きとしての面白さも作品は持っており、こういうのも好きな方は、是非挑戦してみるといいだろう。

ちなみに母親は、「え、なに、結局どういうことだったの??」
と最後までわからなかったようなので、1から説明することになった。

∀GUNDAM II 月光蝶 

July 03 [Sun], 2005, 4:10
ロランたちは宇宙船“ウィルゲム”で月へ向かい、裏で戦乱を演出する者たちを突き止めた。戦争の火種は、政治家アグリッパ・メンテナーと軍人ギム・ギンガナムが手を結んでディアナから権力を奪おうと企んだことにあったのだ。そしてギンガナムこそは、この機会に戦争を楽しもうと考えた危険人物だった。黒歴史最強のモビルスーツ“ターンX(エックス)”を発掘したギンガナムは、ロランの機械人形を“∀(ターンエー)”と呼んで、自ら戦いを挑んでくる。そして女王ディアナは、ついに黒歴史の記録の封印を解いた…。宇宙世紀の遠い未来の果てに隠された真実が、いま明らかになる!



舞台は月へと変わる。
ロランのターンAに対して干渉するターンX
力と力がぶつかり合い、発生する干渉縞は、すべてを畏怖させる美しさと恐ろしさを持っていた。月光を照らし虹色に回折する蝶の羽根のようであった。

戦いとは生を感じ、人間の尊厳を呼び戻すものであるのかもしれない、しかし同時にいくつもの愛を悲劇に変え、人を狂人たらしめる、それは人であることを自覚するとともに、尊厳よりかもっとも次元の低いところへ貶めるものともなる。必要なことは誇り、自我、信念を自らの力で保持することだ。仮想敵を作り比較と差別と情報操作によって作り出された意思など、不幸な結果しかもたらさない。正義を尽くし、粛々と対応し、平和を脅かすものあらば凛と構えることができるように、そうあってほしいが、実際は人と人と同じように、飲み込まれるような力によって、疑心や猜疑の綻びから、連なりほどけ、下劣な戦争を生んでしまう。
今のわれわれだって、決して安心できるような情勢にない。
だから、少しでも前進し、本当に良いと思えるように。

劇場版です。

∀GUNDAM I 地球光 

July 03 [Sun], 2005, 3:47
月の民「ムーンレィス」の少年ロラン・セアックは、移民の先行調査のため月から地球へ降りてきた。それから2年間、ロランは、少女キエル・ハイムやその妹ソシエの住む屋敷で働きながら平穏な日々を送る。しかし、突如始まったムーンレィスの移民により月と地球との戦争が勃発。これがきっかけとなり、人類が忘れていた“黒歴史”の遺物「∀ガンダム」の封印が解かれる。ロランは、地球側のパイロットとして∀ガンダムに乗り、ムーンレィスと戦うことになる。

ガンダムは実際ちゃんと見たことがない。ふとしたきっかけで、異色なターンAから初めて見ることになった。主人公はロランであるが、視点や心情の描き方から、ムーンレィスのディアナ・ソレルにも感情移入できるため、単にロボットの戦いの話ではなく、人と人の物語として女性にも受け入れられるガンダムであると思う。

T部地球光では、地球を舞台として、ロランとホワイトドールを中心として物語が動き出す。人は時に無知がゆえに強大なチカラに飲み込まれ、過ちを繰り返す。人と人とにいくつもの関係があって、それぞれに物語があり、知恵を持ち、正義を知っている。それでも集団としての人間とは無知で、愚かで、強欲で、動き出したら止まらない怖さを持っている。

核弾頭の描写もそうであるが、力あるものを、しっかりと描いてある。ゲームやアニメで惜しげもなく強大な力が暴発させられていても、大抵の場合、音や光や、絵そのものにエネルギーを感じないことは多く、安っぽい表現ばかりだ。そうではなく、本当の脅威をリアルに感じることが、作品としての意義を高める。MSの音と動き、振動音、力と力が交わり干渉する音、そこにこの作品の表現力を感じた。

テイキング・ライブス 

July 02 [Sat], 2005, 20:11


サスペンスは好きだが、この映画の場合、犯人が誰か気づいてしまったし、展開がどうなるか見えてしまい、サスペンスとしてはあまり楽しめなかった。描写が刺激的すぎて、慣れてないひとにはお勧めできない。自分はピザを食べながら見ていたので、そうとう気分が悪くなった。

Taking Livesは命を奪うにかけて、生き方の乗っ取りも意味する。そこがこの作品のテーマであり、一番の山場は、スコットがあることに気づかずに、真相が明らかになることで(FBIのスコットが気づかないことが、見てるこっちは予想できてしまうが)あるのだが、ところどころ推理の過程で時間が飛んでて、前半は流れが雑なかんじ。

すんなりと予想通りの流れにいって、結局、最後の5分くらい、”膨らみ”にだけ騙される。

特に、アンジェリーナ・ジョリーなどのキャスティングでなくても、いいのでは??と思えた。唯一彼女で意味があったのが、山場の真相でのショッキングさを増長させるために、濃く描写する必要性のあるあの官能シーン。だけども、それだけのためなのも....。スコット捜査官の独特な性質の設定なんかも、後半は疎かになっていた感がある。ほかの実力派俳優たちも豪勢に出演してるが、監督が表現しようとしていることがいまいちつかめなかった。掴めたとしても安易な印象を受けた。

編集による継ぎはぎで、お金かけてなんとなく言わんとすることを表した作品になった感じがする。

こんな批評はあんましたことない。

THE VILLAGE 

June 25 [Sat], 2005, 18:14


シャマラン映画はなんともレビューしにくいのです、少しでもストーリーやそこに隠された秘密を話すことはできないのです。

不吉な色、禁じられたこと、怪しげな儀式、すべての違和感ある人々の様子が、次々と伏線への誘いを行い、われわれは見えない恐怖にずるずると引き込まれていくことでしょう。


原始的な感情である恐怖というのは、人工物に囲まれた現代的な生活では忘れがちです。(”不安”は存在したとしても)それは文化と人と人との認識の共有が(それは法であったり、義務教育であったり、道徳と呼ばれるものであったり)お互いの理解を保障して、不可解な不条理な現象や干渉が起こりえないように縛り付けているからではないでしょうか。それに縛られている限り、われわれは少なくとも普通の生活のなかでは理解できる範囲で恐怖を忘れていられる。しかし大抵はそれらは(道徳でさえも)一部の特権階級によって作られた、差別化のための、もしくは自分たちを基準にした、自分たちのレベルに他を合わせるためのものであることが多い。(考え方はみな違ってよいのに、究極まで答えをひとつにして、それしか認めないような教育がなされているのはおかしい。最小の範囲で、なにがやって良くて、悪いのか判り、なおかつ二元論ではなく多角的に物事の判断ができるようになればいい。多くの材料から、判断をできることが大事であり、知識が絶対ではない)

皆恐怖や不安を持っている、だからそれらから自分を解放するために、自分の基準で縛りを持とうとする。具体的な問題をあげると、自分では悪と認識せずに、その行動自体を理解せずに、人を殺す者。認識しないその者は、どう社会にあればよいのか。怒りの矛先のない悲しみを生むことになる。その者を縛るのか?その者にも人権がある。

上流階級だけが高いお金を払い、一般市民とは違う車両に乗るというのは鉄道が繋がったときから、形は違えど今日でも似たような区別は存在する。良質のサービスを受けることとは別の要素として、上流階級にとっては一般市民が何をしでかすのか、理解できない、一緒にいることなど考えられない、といった理由からもそのような区別があったのではないだろうか。常識格差というのだろうか、マリーアントワネットのように、根本的に理解が違うのだ

インナースペース 

June 23 [Thu], 2005, 21:15


マイクロ・チップによってミクロ・サイズに縮小され体内に入った探査艇の冒険を描いたSFXファンタジー。だけど内容はほとんどコメディ。

なにかにつけて神経質で病気がちなスーパーのレジ打ち係りが、体内に知らない男が潜水艦とともに入ってることに気づく過程が面白く描かれている。
どの役もぶっ飛んでてお腹を抱えて笑えます。

最初の氷の映像、高い倍率から、カメラをずーーっと引いていくあたりは、科学的できれいだったけど、そのあとはお笑いでした....。

ミクロの決死圏 

June 05 [Sun], 2005, 22:56


ミクロの決死圏

脳内出血した患者を治すべく極秘プロジェクトによってミクロ化した人間を体内に送り込む。1966年にアメリカで公開されたが、まだCG技術もない時代に特撮のみでこのような映像を作り出したのには圧巻される。

マイクロからナノのスケールでは慣性の影響より粘性が強くなり、運動などがこの世界とは違う様相を示す。実際にそのような体験をすることはできないし、どんなことが起きるかを知ることはかなり難しい。この映画はそのような小さい世界へ未知なるものを見るというコンセプトとして斬新であり、面白いところである。SF映画といえば広い宇宙や、銀河の果てが取り扱われているが、自分自身の中に、未知の宇宙が広がっていたのだ。

厳密には実際と違う部分もあるかもしれないが、これだけ精巧にできた映像としては評価される作品であると思う。また新しいSFに見慣れているものにとって、一昔前の人が想像した未来技術と体内の様子という視点で見てもこれは非常に面白い。

参考までに手塚治は1948年の「吸血魔団」にてすでに人体内の探検のコンセプトを引き出している。かなりの先見性だ。また、1987年にスピルバーグによってインナースペースが公開された。これもおそらくミクロの決死圏の影響を受けている。

おまけ的見所

0:16 社内をなんか変な車で移動してる、ピッチャー交代??
0:30 小さくなった潜水艦を持ち上げる機械の精密動作を、手で合図してるよ
1:00 肺で安全綱が切れて吹き込まれたスティーブン・ボイド、それを見て「He's gone」
助けようよ!
1:20 紅一点グラマー女優ラクエル・ウェルチが触手みたいな抗体に巻きつかれまくり


CHAKRA SUITE /STEVEN HALPERN 

June 05 [Sun], 2005, 18:03


チャクラという言葉は、「輪」「円」という意味のサンスクリット語です。個々チャクラはさまざまな体の部分に結びついた、エネルギーの回転する渦であり、微細なエネルギー体系の一部だといいます。古代インドの技法の基礎をなすもので、肉体、精神、情緒、魂の自己を癒します。

ビューティフル・マインド 

June 05 [Sun], 2005, 1:29


94年ノーベル経済学賞を受賞した実在の人物、ジョン・ナッシュの半生を描いたドラマ

繊密な表現で「ある症状」を描くラッセル・クロウの演技力とロン・ハワードの描写力がすばらしく、それでいて、サスペンス的な要素を含む映画らしい仕掛けがなされている。自分もそうであったが、途中まで完全に「それ」が「そうだ」と思い込んでいた」
これは実際に見てみることで「それ」を感じてほしい。
そして「それ」を感じること自体が、ジョン・ナッシュの苦悩を感じ取ることにつながると思う。
最後のノーベル賞受賞の場面でのひとつひとつの台詞に、人生のさまざまなシーンを思い照らしながら、誰もが涙することになるだろう。

そしてジョン・ナッシュを支えたジェニファーコネリーが演じる妻アリシアの存在も、強い存在感を持つ。


お勧めの映画は?と聞かれたらこう答えたい、そんな映画です。

星空をなぞるシーンはここぞという機会のためにぜひ心に留めておきたい。
P R
■プロフィール■
■名前■fuji
■趣味■フルート
■好きなもの■Mr.Children、MISIA、ERIC CLAPTON、STRAVINSKY 、Пётр Ильич Чайковский 、「マジェスティック」「レナードの朝」、明治製菓ヨーグレット、Meijiガルボ、オレンジジュース、うえってぃ
■最近の興味■カルピス
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