ff14 rmt [SELECT]ボタンの割り当てに対応していないということだろう

October 19 [Sat], 2013, 11:52

  さらにこの問題は,上下の要素を加えた斜め方向の入力にも影響がある。スティックをゆっくりと左斜上に倒した場合,左方向は“広い遊びの範囲”から出るまでに時間が掛かるため,ひたすら上方向にだけ入力され続け,結果的に視点は上方向にしか動いてくれない。「スティックをクルクル回して円を描こうとしても,思うように描けない」と言えば分かりやすいだろうか。


  そしてもう1つ,FPS-APとDUALSHOCK 3のレイアウトの違いもかなり気になるところだ。どちらが良いかは慣れや手の大きさ,好みによるところはあるかもしれないが,筆者としては,DUALSHOCK 3のレイアウトのほうが操作しやすいと感じた。


  その理由は,アナログスティックやボタンを操作するときの「親指の伸び」によって,操作感が変わるからだ。皆さんがDUALSHOCK 3を握っている状態を想像してもらいたいのだが,おそらくはその配置の都合上,パッド中央近くに配置された左右アナログスティックは親指が少し伸びた状態で,パッドの外側にある[△/○/×/□]ボタンは指が曲がった状態で,それぞれ入力することになるのではなかろうか。一方FPS-APはその逆で,親指が曲がった状態でスティックを操作し,伸びた状態で各種ボタンにアクセスすることになる。


  指を伸ばした状態では[△/○/×/□]ボタンを押し分けにくい。また,DUALSHOCK 3なら[□]ボタンがくる部分に[△]ボタンがあるので,慣れるまでは「リロードしようとして武器変更」を連発してしまうのも困りものだ

 


  筆者は,正確に敵を狙うときなど,デリケートにアナログスティックを操作したいシーンでは,指で操作するというより,指を固定した状態から手首を使って少しずつスティックを倒すように操作する。そのため,スティックはパッドの中央にあったほうが――指を伸ばした状態で使えるので――都合が良いのだ。


  対して,[△/○/×/□]ボタンを親指が伸びた状態で操作するFPS-APの配置では,[□]ボタンを押すときに[△/×]ボタンに指が干渉してしまい,“誤爆”の危険性がある。これもマイナス点と言える。


  というように,先に欠点を述べてしまったが,一方で[TARGET]ボタンや[FL/FR]ボタンといった独自機能はなかなか実用的だ。まず感度を一時的に下げる[TARGET]ボタンだが,これはかなり“使える”印象を受ける。とくに,目標となる敵が遠くにいてしっかり狙いたいときに,大きな効果を発揮してくれた。


  使い方は,「最初は目標に向かって勢いよく,かつ大ざっぱに視点を動かし,レティクルが目標に近づいたらブレーキを効かせるように[TARGET]ボタンを押す」感じだ。途中で感度が変わるので慣れは必要だが,精密射撃を行えるメリットは大きく,うまくやれば狭い範囲に密集した敵を順番に狙撃するといった行動も,かなり楽にできてしまう。個人的には,FPS特化を謳うデバイスなら標準装備にしてほしいと思えるほどである。


  もう1つの追加ボタンである[FL/FR]ボタン周りの仕様もなかなか悪くない。側面のボタンが増えていることで,「スティックから指を離さない/スティック操作の邪魔をしない」というような方向性で割り当てを設定できるのだ。


  例えば,デフォルトでは[L3]に割り当てられている「全力疾走」や,[R3]に割り当てられている「しゃがむ/伏せる」の動作,あるいは[□]ボタンの「リロード」,[△]ボタンの「武器変更」などを設定しておけば,スティック操作がよりシンプルになり,戦闘中の隙も生じにくくなるというわけである。


  難点を述べるとすれば,[SELECT]ボタンの割り当てに対応していないということだろう。バトルフィールド 3をプレイする場合,[SELECT]ボタンの「スポット」動作を側面のボタンで行えると,左スティックで移動しながらガンガン行えるので便利なのだが,ここに対応していないのはもったいない仕様だと感じた。

P R
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