医療ケアやリハビリが中心…介護老人保健施設の特徴とは?

October 27 [Mon], 2014, 18:46
介護老人保健施設とは、要介護1〜5の認定を受けた人か、特定疾病に特定された40〜64歳までの人が入所できる施設です。介護保険制度によって運営されていますが、あくまで入所者の自宅での生活復帰を目的としている一時的な入所施設です。リハビリを中心とした医療や看護、介護のケアが充実しており、入所者の状態が回復し、介護認定を外れた場合は、退所しなければなりません。さらに、「伝染病などの疾患がない人」「長期的な入院を必要としない人」など、施設によって入居条件がある場合があります。入居期間は大体3〜6か月程度とで、長くても1年という期間限定での入居が認められています。
◆費用は介護保険適用による
しかし、有料老人ホームなどと比べると介護保険が適用される介護老人保健施設は、かかる費用が比較的安価で済みます。有料老人ホームのように入居一時金を支払う必要はありませんし、介護保険の適用によって1割負担となります。ただし、食費や家賃、光熱費、その他の雑費は自己負担となります。家賃も相部屋タイプ・個室・ユニット型個室などの違いによって費用に差がでてきます。地域加算や介護サービスの追加によって、さらに料金が発生することもあるため、あらかじめケアマネージャーなどに相談すると良いでしょう。
◆必要な医療が受けられる
介護老人保健施設では医療ケアやリハビリが中心となるため、特別養護老人ホームのようにイベントやレクリエーションが充実しているわけではありません。理学療法士や言語聴覚士、作業療法士などが身体機能回復のためのサポートにあたります。たんの吸引や胃ろう、鼻チューブによる栄養供与、酸素吸入など、かなり本格的な医療を必要とする人への対応も整っているところがほとんどです。一定期間を過ごし、それでも自宅へ戻ることが難しい場合は、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどに転居する例も多く見られます。