人の暮らしに役立つ植物、ハーブ 

January 14 [Tue], 2014, 19:24
“Herb(ハーブ)”とはラテン語の“Herba(ヘルバ)”を語源とし、もともとは「緑の草」を意味しています。今では薬草や薬味、染色など、人の暮らしに役立つ、葉や茎や花に香りのある植物(香草)がハーブと呼ばれ、さまざまな方法で生活に取り入れられ、多くの人に楽しまれています。なお“ハーブ”とは相称です。ミントやバジル、オレガノにタイムなど、誰もが一度は聞いたり、食べたりしたことがあると思いますが、これらの香草を相称したものが“ハーブ”と呼ばれています。

ハーブにはたくさんの種類があります。また同じミントでも、スペアミント、クールミント、アップルミントなど、品種も豊富です。はじめての方にはわかりづらいのですが、代表的な品種は単にハーブ名で呼ばれるか、ハーブ名の前に「コモン(common:共通の)」が付きます。


1年草、2年草、多年草

ハーブは種類によって1年草、2年草、多年草と寿命が異なります。1年草は1年のうちに発芽、開花、そしてタネを残して枯れてしまいます。バジルやジャーマンカモミール、ナスタチウムが1年草です。

2年草は1年目は成長、2年目に開花し、タネを残して枯れます。キャラウェイやパセリが2年草です。なおコリアンダーやコーンサラダなど、1〜2年草もあります。

多年草は一度植えると数年間は楽しめるハーブで、ハーブの多くが多年草です。アップルミントやパイナップルミント、ペパーミントなどのミント系のほか、オレガノ、レモングラス、ワイルドストロベリーなどです。宿根草(しゅこんそう)とも呼ばれ、冬でも緑の葉が残っているものと、葉は枯れてしまいますが根は生きていて、春になると芽を出すものがあります。


木になるハーブも

ハーブというときれいな緑色の葉っぱなど柔らかなイメージがありますが、茎が木のように固くなるものがあります。「木本性(もくほんせい)」のハーブと呼ばれ、ラベンダーやコモンタイム、ローズマリーがそれにあたり、常緑小低木に分類されています。なお「木本性」に対して茎が草のように柔らかいものは「草本性(そうほんせい)」と呼ばれています。バジルやジャーマンカモミール、ナスタチウム、ミント、オレガノ、レモングラスなどは草本性です。


初めてのハーブは苗から育てる

ハーブはタネから育てるのは難しいので、特にハーブに初めて挑戦する方は、苗から始めると良いです。ハーブはもともと生命力の強い野草なので、苗からなら簡単に育てることができます。園芸店などで150円〜300円程度で購入できますので、気に入ったハーブを購入し、まずはハーブの楽しさを知ることから始めましょう。

ハーブを手軽に楽しむ代表の「ハーブティー」。摘んだハーブをサッと水で洗ってからポットに入れ、熱いお湯を注げばできあがり。お好みでレモンやはちみつを入れてもおいしいです。

パスタやピザ、サラダはもちろん、肉や魚料理の臭み消しや香り添えなど、ハーブはお料理にも大活躍。料理以外でもアロマキャンドルやハーブクラフトなど、ハーブは生活を豊かにするさまざまなものに使えます。