源氏物語 千年の謎 

January 08 [Sun], 2012, 0:54
 知人がこの映画を見て、途中で寝ちゃったと言っていたが、確かに途中で眠たくなった。
 「源氏物語というのは、道長が娘の彰子が帝の寵愛を受けるように、帝の関心を引くために紫式部に書かせたもの」という謎解きも、「へぇ〜」度はあまり高くないし、そんなことより、東山が道長かよ、ちょっとイメージが違うなという違和感から始まって、光源氏は誰がやっても、ミスキャストだが、それにしても、生田坊やは鼻がでかすぎるという苦笑につながり、田中麗奈の六条御息所はこの映画のキャストの中では一番の熱演だが、それでも、少しも怖くないのがかわいそうになった。どうせなら、真木よう子を六条御息所役にして、もっとヌード全開にしてくれたほうが、まだ少しは楽しめたかもしれない。
 それと、なんで、源氏物語に安倍晴明が出てくるんだと腹が立った。時代が違うだろう。藤原公任をオタクキャラにして、全体を漫画チックにするつもりなら、いっそ、ドラえもんでも登場させたら、ハチャメチャさが徹底して、少なくとも眠たくならずにすんだかもしれない。
 そうそう、中谷美紀の紫式部は道長に犯されて、どう思ったのか。「やったぁ!」とにんまりしたのかな。
 榎木孝明の桐壺帝の、桐壺の更衣や藤壺とのベッドシーンも、なんか犯す感じで、鶴橋康夫って、ベッドシーンは苦手みたいだなと笑えた。

                    

ノー カントリー 

August 18 [Tue], 2009, 12:02
 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督作品。2008年度キネマ旬報ベストテン第1位。
狩猟に行って、麻薬取引のもつれと見られる殺人現場に出くわし、そこで現金を手にした男が、殺人鬼に追われる。さらにその二人を保安官が追跡する。保安官は、西部の変わりようを嘆く。
しかし、実に簡単に人が殺されて行く。昔の西部劇だって、こんなに簡単じゃなかったんじゃないか。いや、インディアンは簡単に撃ち殺されていたっけ。

ラスト コーション 

August 10 [Mon], 2009, 18:50
 アン・リー監督作品。2008年度キネマ旬報ベストテン第4位。
ラストは、LUSTで「性欲・情欲」のこと。CAUTIONは「戒め・警告」 中国の題は、「色、戒」
日本軍占領下の上海で、日本の傀儡政府の情報機関のトップの暗殺をはかる抗日組織のメンバーに加わった女子大生がトップの愛人になって、濃厚なセックスを重ねながら、暗殺の機会をうかがううちに、最後の最後で「逃げて」と敵であるトップを逃がし、仲間と一緒に処刑される。
「売国奴」として片時も警戒心を解くことができない情報機関のトップと、好意を持っていた演劇仲間に誘われるままに抗日運動に加わったものの、暗殺計画のために好きでもない別の仲間と初体験させられ、暗殺すべき相手の愛人になる女子大生との間のセックスシーンは、笑顔がなく、見詰め合うというより、睨み合いながらの過激なもので、二人の肉体だけではなく、情念のようなものまでが繋がっていく重要なシーンになり得ていて、見ごたえがあった。1万人のオーディジョンで選ばれたタン・ウェイの体当たり演技は感動的だった。

つぐない 

August 07 [Fri], 2009, 14:47
 ジョー・ライト監督作品。2008年度キネマ旬報ベストテン第9位。
第二次世界大戦前夜のイギリス、作家を夢見る少女の嫉妬による嘘で、姉と使用人の息子の仲が裂かれるだけでなく、息子は犯罪者として刑務所にぶちこまれ、さらにフランスの戦場へ。少女はその後、作家となるが、一生その罪を負い続け、認知症になる前に最後の作品として、姉たちへのつぐないの小説を書く。鬱陶しいだけで、救いのない映画。姉役のキーラ・ナイトレイの魅力もいまいち。

ミトコンドリアのちから 

July 23 [Thu], 2009, 13:12
 瀬名秀明、太田成男著 新潮文庫
 こっちの理解力のなさのせいかもしれないが、読んでいて、少しも頭に入ってこなかった。
わかるのは、繰り返し出てくる「この研究でノーベル賞をとった」といった話だけ。
研究者の太田成男氏の文章なら、部外者にとって難解だったとしても、さもありなんというところだが、
瀬名秀明は「パラサイトイブ」の作家というから、素人にもわかりやすく書いてくれてもよさそうなのに、
本人はわかっているからだろう、論文をそのまま書き写している感じで、素人には難解すぎて、読んでいて、腹が立つばかりだった。

茄子 スーツケースの渡り鳥 

July 16 [Thu], 2009, 12:07
 高坂希太郎監督。 
今度は、日本の宇都宮が舞台。続編なのに、主役のキャラがずいぶん変わってしまっている。
タイトルの「茄子」に関してだけは、スペインに茄子の漬物はピンと来なかったが、日本の茄子の漬物は問題なし。

茄子 アンダルシアの夏 

July 16 [Thu], 2009, 11:05
 高坂希太郎監督。大泉洋・筧利夫・小池栄子声優。
スペインの自転車ロードレースの話。チームの主力選手を勝たせるために逃げを指示された主人公が、結局そのまま逃げ粘って、優勝する。レースの模様を描きながら、主役の選手が地元出身であることや、当日結婚式を挙げている主人公の兄の花嫁は、主人公の昔の彼女だったことなどが紹介される。そして、ゴール寸前のラストスパートの場面では、粗い線描きで激しさや必死さを表現していて、なかなかよくできていた。

パーフェクト・リタイヤ 

June 16 [Tue], 2009, 0:42
藤堂志津子著。文藝春秋。
夫が単身赴任中の専業主婦。ブサイクな出張ホストと密会を繰り返す彼女の本当の望みとは…(『六日間』)。会社社長と長年、愛人関係を続けている育美。社長の妻を見舞う毎日で見つけたのは…(『愛のくらし』)。48歳の画家・鮎子。今は年下の彼とは別の男との情事に夢中。ただ、すぐ飽きてしまうのが常だった…(『猫をつれて』)。犬の散歩で偶然出会った若い男。怪我をした由未子の生活に入り込むが…(『バッドボーイ』)。定年退職間近の布沙子。愛人関係に区切りをつけ、苦手な後輩とも対決。そして、もう一つ「完璧な退職」のために計画してきたことが…(『パーフェクト・リタイヤ』)。オーバー40の女性たちの心情を描いた短編集。



とにかく、どの短編のヒロインもみな嫌な女だった。

アニー・リーボヴィッツ 

November 20 [Thu], 2008, 20:05
バーバラ・リーボヴィッツ監督作品。
デミ・ムーア、ジュリア・ロバーツ、アンジェリーナ・ジョリー、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・レノン、ミック・ジャガー、ヒラリー・クリントン、アーノルド・シュワルツェネッガー・・・。世界中のセレブリティたちが心を許し、「特別な存在」と口を揃える写真家アニー・リーボヴィッツ。
そんなアニーの半生が、セレブリティのインタビューや撮影現場の様子、本人の語りととみに綴られた映画。

ザ・万歩計 

November 18 [Tue], 2008, 21:46
万城目学著。産業編集センター発行。
著者初のエッセイ集。作者を志した動機から,会社勤めのエピソード,旅行記を面白おかしくつづっている。あっという間に読めた。この本を薦めてくれた人に、読んでて、つい吹き出しちゃうから、電車の中では読めないと言われたが、それほどでもなかった。

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