殺人未遂 

2009年08月30日(日) 18時15分
今日は政権選択の夏、衆議院選挙の日です。
僕も日本を変えようと、投票に行ってきました。

選挙の帰りに、2週間前に出産をした会社の後輩の家に寄りました。
家に入ると、生後2週間の赤子が横たわっていました。

赤子といえど、きちんと指は5つに別れているし、爪もついているし、
耳も凄いリアルやし、れっきとした人間でした。

その赤子はちょうど寝ている状態と、起きている状態の間を
さまよっている感じでした。

生後2週間にもかかわらず、凄く表情が豊かで顔を触ったり、足を触ったりすると
遠くを見つめてみたり、白目をむいてみたり、しばらく両親と3人で楽しんでいました。

ずっと赤子を撫で回していたんで、少し緩急をつけようと思い、

「ピーリー」

とか言いながら、ちょっと強めに赤子のおでこのひこうをついてみました。
すると、今までうとうとしていた赤子が、

「カッ」

と目を見開き、口からミルクを吐き出しました。

どうやらミルクを吐き出すという行為は、日常茶飯事らしく、
両親はあまりのタイミングの良さに、爆笑していましたが、僕は

「殺してしまった!」

と思い、取り乱してしまいました。

偶然のタイミングとは思うんですが、念のためにこれからは
ひこうをつくのは慎もうと思います。

もじゃの会 

2008年01月03日(木) 16時45分
僕の行きつけの美容室には「もじゃの会」と呼ばれる組織があります。

「もじゃの会」にはもじゃもじゃの男しか入れず、僕はそこの副会長をさせてもらっています。

年末に「もじゃの会」の忘年会がありました。その会というのも1次会からカラオケで、なんせ変な会でした。
とりあえずテーブル一杯になるぐらいビールを並べて、それをガンガン飲んでワイワイ喋ったところで、誰かがカラオケを入れるのを皮切りにドンドンみんなが歌いだして、誰かが上半身裸になったら全員が上半身裸になりだして、ほのうちみんなで肩をくんで湘南の風を熱唱するみたいな、なんせ変な会でした。

時間もふけて、僕もみんなもベロッベロになって「ちょっと小便したいなあ」って思ったんで、便所に行ってズボンのチャックを降ろそうとしたら、僕の両手はベルトで縛られいました!
「いつの間にこんなんされたんだろう!」って思いながらとりあえず早うせな漏れてまうって思ってチャックを降ろそうとしても、両手縛られとるけんなかなか降ろせなんで、隣の人が横目でずっと見よんは知っとんやけど、まさか初対面の人に「すいません、チャック降ろしてもらえませんか?」って言うわけにもいかんので、けど早うせな漏れるけん必死でもがきました。
ほしたらなんと!見ず知らずの隣の人が「チャック降ろしましょうか?」って言うてくれました!

僕は涙が出るぐらい嬉しいて「ありがとうございます!ほんまありがとうございます!」って言いながらチャックを降ろしてもらって無事に小便をすることが出来ました。

なんていい人なんだろう!なんて優しい人なんだろう!もしあの人とあの日あの時、出会わんかったら僕はシダックスの便所でビッチョビチョだったなあ。ってしばらくの間、感動しっぱなしでした。

けど今思たら、何であの人チャック降ろすんでなしに、手をほどいてくれなんだんだろう?っていう疑問でいっぱいです。

エスプレッソ 

2007年12月04日(火) 20時26分
こないだ会社の慰安旅行でイタリアに行ってきました。
このご時勢、会社の慰安旅行で海外なんてほんとにありがたいもんです。

会社の慰安旅行といえど、ツアーに乗っかって行ったわけなんですが、イタリアは本当に素晴らしくて帰ってきてから「ローマの休日」を繰り返し見てしまいました。

まあけどツアーだったということもあって、常に団体行動だったし、常に添乗員さんに守られとる感じだって、危険度の高いアウェーに身を置いとる感じが全然せんかって、男として冒険したい気持ちで一杯でした。

そんな時、イタリアにはバールっていう立ち飲み喫茶があるらしく、イタリアのサラリーマンは毎朝バールでエスプレッソを立ち飲みして会社に向かい、仕事が終わればバールでエスプレッソを立ち飲みし、体を暖めて帰宅するという話を聞き、僕もサラリーマンとしてバールでエスプレッソを飲みたいし、男として全然言葉の通じんところで冒険したい気持ちが膨張していました。

そんな時、思ってもいなかった自由行動の時間が訪れました。

さすがに1人での行動は冒険し過ぎやなって思った僕は、会社の上司に「一緒にバールいきませんか?僕がなんとかしますから!」とかいうて3人でバールに向かうことにしました。

さすがイタリアだけあって、バールはどこにでもあるらしくすぐに見つけることが出来ました。しかもそのバールはガラス張りだって中を覗いてみると、中にはイタリア人だらけで、僕は緊張の絶頂でした。振り返ってみると2人の上司も緊張と不安がピークになっている様子で、けど「僕がなんとかしますから!」とか言うてしまった手前、引き下がる訳にもいかず、勇気を振り絞ってバールに飛び込みました。

するとイタリア人の店員に流暢な日本語で「いらっしゃいませ」って言われました。

普通に「エスプレッソ下さい」って言うたらエスプレッソが出てきました。拍子抜けした僕らの体にエスプレッソは染み渡りました。

イタリアのエスプレッソの味は多分これからも忘れることが出来ません。

長い勘違い(前編) 

2007年10月01日(月) 18時53分
こないだライブの段取りをまとめてしていて、ライブハウスの人や、県外バンドの人や、うちのメンバーなんかに色々電話をかけてて、10月7日に高知のベイファイブでのライブが決まったので、メンバーに言うとこうと思ってドラムのゆうくんに電話したつもりだったんですが、実は県外バンドの人にかけてしまっていました。

ゆうくんより僕のほうが5つぐらい年上なので、少し乱暴に

「10月7日、ベイ決まったけん!」

っていうと、間違ってかけられた県外バンドの人は、

「えっ、そうなん?」

って明らかに戸惑いながら、内容もほうやし、今まで仲はいいんですが、まだ敬語なんかを使ったりする仲なんで、僕の言い方にもかなり戸惑っていました。

しかし僕は全く気づかず、ゆうくんの実家は高知にあるので、

「次の日、祝日やしライブの日はゆうくんの実家に泊まって、次の日は高知観光しようだ!」

って言うと、

「えっ、そうなん?ゆうくん家ってどこ?」

って言われたんで、うわ!こいつ!実家に僕らを泊めたあないけんとぼけやがった!って思いながら、

「吉川村(ゆうくんの実家がある村)じょ!吉川村!もう絶対!実家に泊まるけんな!」

って言うと、

「吉川村ってどこ?」

って言われたんで、カッチーンきたんやけど、

長い勘違い(後編) 

2007年10月01日(月) 18時39分
いやちょっと待てよ。声が違うなあ。って思って、

「ゆうくん風邪ひいとん?」

って聞いたら、

「ゆうくんが風邪ひいとんかどうかはわからん!」

ってちょっと強めに言われて、ほれでも僕は全然気づかんで、ははーん。こいつ風邪ひいたふりまでして、実家に僕らを泊めたあないんやなあって思って、

「絶対!お前の実家に泊まるけんなあ!しかもお前の母ちゃんの隣で寝たるけんなあ!」

って言い切ると、相手が何も喋らんようになってしまって、

もしかして!こいつほんまにゆうくんと違うかも!

ってやっと気づきました。

さんざん喋ったあげく、

「すいません、どちらさまですか?」

って聞くしかありませんでした。ホンマにすいませんでした!

ろうそく 

2007年05月21日(月) 19時03分
「僕は将来ろうそくのような男になりたいです。自分の身を削ってでも周りを明るく照らす、ろうそくのような男になりたいです。」

これは僕が高校生の時、1つ上の生徒会長が言っていた言葉です。
僕はずっとその先輩に憧れています。

その先輩との再会は突然やってきました。

僕は友達の友達の結婚式の2次会に呼ばれワイワイやっていたんですが、当時、僕は飲むと脱ぐ癖があって、その日もほとんど面識のない人たちの中でほとんど裸で飲んでいました。でもどうやらそういうのがいける口の人ばかりだって、気がついたら僕は主人公になっていました。そんな流れで3次会のカラオケに行ったんですが、そこでも僕は常に真ん中にいてみんなの注目を集めていました。そんなとき、憧れの先輩との再会は突然やってきました。

「おめでとうございます」とカラオケルームに入ってきた先輩は物凄くくたびれた感じで、しかもどうみても僕有利な空気やし、僕はとうとう憧れの先輩超えが出来ると思っていた次の瞬間、先輩が入れた曲が流れ始め、しかも曲は布袋の「バンビーノ」。すると先輩はしらふにも関わらず全裸になりはじめ、ビールの空き瓶をち○んちんにつきさして歌い始めました。一瞬にしてみんなは僕の事なんか忘れ、先輩のとりこになっていました。

やっぱりかなわなかったっていう悔しさと、憧れの先輩との衝撃的な再会の嬉しさで一杯だった僕の目に映ったものは、自分の身を削ってでも周りを明るく照らす、1本のろうそくでした。

プロ野球手帳 

2007年05月14日(月) 19時39分
僕の会社には白くて、とても気の弱い営業の人がいます。

その人は、普段は物静かなんですが、ガンダムの話をするときだけは、唇の両端に白いつばがたまるぐらいよく喋ります。分かりやすく言うとおもいっきりアキバ系です。

営業の人は、営業から帰ってきたら、向かい合ったデスクに座って仕事をするんですが、残業中はよくプロ野球の話になるらしく、たいがい大人の男子は野球好きなんで盛り上がるらしいんですが、アキバ系の彼はガンダムにしか興味がなく、全然会話に入ってこれないそうです。

そんな彼がある日、プロ野球手帳を買ってきて読んでいたらしく、どうやらみんなの会話に入りたい意思があるようで、けど野球の話なんて昨日の結果とかがほとんどで、プロ野球手帳に載っているような、こいつがどこの出身とか、去年こいつは何安打だったとかいう話にはならないんで、結局会話に入ってこれないそうです。

しかしそのプロ野球手帳をみると、協調性という責任を果たしたいとか、毎日訪れる孤独感から逃げたいとか、いろんなことが伝わってきます。

僕はそんなプロ野球手帳が物凄く愛おしく思えます。

クラブビクトリア 

2007年05月07日(月) 18時48分
 去年の話なんですが、会社の慰安旅行で石川県に行ってきました。石川なんてたいしたことないだろうと、たかをくくっていた僕の考えを根底から覆す出来事が起こりました。

長いバスの旅を終え、わりと立派なホテルに着き、やがて宴会の時間になりました。

 最初に4人の仲居さんが出てきて「今日はよろしくお願いしますえ」みたいな挨拶の後、宴会が始まりました。

しかし、その4人の仲居さんは全員おばちゃんというか、おっちゃんというか、すでに性別不能なかんじで物凄いがっかりしていると、会社の上司が仲居さんに

「こいつがウチの宴会長です」と紹介され、宴会長の僕は、
「今日はよろしくお願いします」と言うと仲居さんは、
「宴会長さんアフロなんやなあ!」とか言いながらいきなりちん○んをさわってきました。
「なんなこのおばはん!ていうかおっさん!アフロとか関係ないでーなー!」

とか思いつつ宴会は盛り上がり、いつもは会社の宴会なんて全然盛り上がらんのに、
とにかく宴会は盛り上がり、宴会というよりだんだんオカマバーに来ている気分になり。

ここは夜の動物園か?とか思っていると、宴会も終盤に近づき仲居さんたちは

「宴会場の真正面にクラブビクトリアっていうラウンジがあるんで、そこで2次会どうですか?そこには綺麗どころそろえてますえ」って言い残して去っていきました。

するとベロベロに酔わされた社長が「今日は会社の金でのんでこい!」って言うてくれたんで

若い男衆は、急いでトイレに行き、緩んだゆかたの帯を締めなおし、身だしなみを整え、物凄いテンションを上げて、クラブビクトリアのドアを開けると、さっきの4人のおばちゃんが「いらっしゃいませ」って出てきました。

石川県は日本一手強い県だと僕は思っています。

ネギドロボー 

2007年04月07日(土) 17時41分
僕んちの前にはうっそうと茂ったねぎ畑があります。しかしそれも時代の波か、どんどん住宅地に変わっています。

そんなある晩、遅くまで仕事をして帰ってくると、ねぎ畑から車のライトが見えました。普段ありえないことなので急いで部屋の明かりを消し、カーテンの隙間から覗いてみると、なんと家族ずれっぽい3人組が、車のライトを頼りにねぎをねこそぎ、むしり取っていました。

しかも時間は夜の2時くらいで、僕は、自分の目の前にネギドロボーがいるという事実に直面してしまいました。

僕は考えました。

その1>「ネギドロボー!」って叫んだところでネギドロボーしか気づかない。
その2>ねぎ畑の所有者である隣の家の電話番号がわからない。
その3>警察に電話するほどでもない。
その4>下手に正義感を振りかざすと自分に火の粉が飛んでくる。

結果、「何も見なかったことにして寝よう」という結論にたどり着いた僕は、翌朝いつも通りの目覚めの良い朝を迎えました。

我ながらいい判断だったなと思う反面、「あたりさわりなく」という自分の人生の縮図を目の当たりにしてしまった気もして複雑です。それ以来、食べ物にねぎが入っていると「僕はこのままでいいんかなあ?」って考え込んでしまいます。

ブルガリ 

2007年02月21日(水) 21時54分
世の男性諸君!今年のバレンタインの収穫はいかがなものでしたか?

僕は、もてないもてないといっても、毎年2,3個はチョコレートを貰っていたんですが、今年はゼロでした。

バレンタインの日は全くなにもなく、いたって普通に過ごしました。家でビールを飲みながら、テレビを見ながら、ギターのペリーが前に「バレンタイン暇やけん練習せんのん!」って言よって、「絶対ほれはイヤ!」って言うた日のことを思い出しながら、「今日練習いれたらよかったなあ」ってつくづく思いながらテレビを見ていました。

そんなバレンタインも終わり、こないだのライブのとき他のバンドマンはどうだったんだろう?って思い、いかにも「こいつはもろてないわ!」って奴に「バレンタインどうだった?」って聞いてみると、「あかなんだっすよ。3つぐらいでした。」って言われました。物凄いショックでした。

ゼロの寂しさを共感したかっただけやのに、

傷を舐め合いたかっただけやのに。

唯一の救いは、メンバーとゼロの寂しさを分かち合えたことでした。「僕らってほんまにモテんよなあ。」とか言いながらライブを終え、客席でビールを飲んでいると、お客さんの女の子が「これバレンタインです!」って紙袋をくれました。めちゃめちゃ嬉しくて、けどあんまり喜んだら、いかにもモテないバンドマンと思えわれるって思って、「ありがとう!」ってクールにきめました。急いで外に出て紙袋の中身を見てみると、なんとブルガリの香水でした!

定番プレゼントの中でもかなりの上位にランキングされているブルガリ!
香水ブランドの中でもかなり上位にランキングされているブルガリ!
女の子が好む男の匂いランキングでかなり上位にランキングされとるイメージのブルガリ!

そのブルガリは、ひねくれかけた僕の心をもみ消し、気になり始めた僕の加齢臭をごまかしてくれました。本当に本当にありがとうございました!
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