【今月の法話】四月

April 04 [Sat], 2015, 8:10
『出世の本懐』

4月の桜は、気持ちを清々しく新鮮にさせてくれます。
心を入れ換えて新しいスタートを切る絶好の季節かもしれません。
それぞれの立場によって何かしら、新しいお役目を頂いたりすることもあるでしょう。

お役目とは誰かに言い渡されて、はっきりと認識するものが多いと思います。
また逆に口伝えによってではなく、生を受ける以前から秘めながらも宿されているお役目も存在します。

後者は自らが気が付こうとしなければ、全うすることができないものです。

この4月にはお釈迦様がお生まれになった「花祭り」があります。「釈尊降誕会」とも言われます。

お釈迦様は「三界独尊」とも仰がれ、あらゆる世界においても、お釈迦様だけが教えの主であると言われます。
法華経の方便品第二には「衆生をして仏知見を開かしめんと欲するが故に世に出現したまう」とあります。

お釈迦様がこの世に命を授かった理由(出世の本懐)は、まずこの法華経を説くためであり、そして人々に「仏と同じ物の見方」を開目させようと、この世に現れたのです。と、その使命を明かされました。

自覚は人を強くしてくれるものです。「目に見えない使命の自覚」こそが、如何に大切であるかを教えているように思えてなりません。

私たちに与えられている目に見えない使命を、御題目の日々の中から見つけられてはいかがでしょうか?
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論ずることは罪と罰の狭間にあり、善悪は己が決めることである。
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