双子ってホントに素敵で厄介

August 04 [Fri], 2006, 20:32
若竹七海『ヴィラ・マグノリアの殺人』読了

初、若竹作品。
私の友人によるセレクトである。

登場人物の把握ができない前半はややつらいけども、
後半は、新しい情報と推理がテンポよく提示され、おもしろく読んだ。
とくに途中から急に生き生きとし始める双子の姿が興味深かった。
教え子には何人か双子がいるけれども
なんだかすごくよくわかる。
冗談じゃなく、他人にはうかがい知れぬ双子のネットってあるんだよ。
ホントに、絶対。
でもそれは双子本人たちには、わからないらしいんだけども。
というか、本人たちには誰が何といおうと否定すべきことみたい。

最後の最後にニヤリ。
カッパ・ブックス版『快楽主義の哲学』は欲しいですね。
澁澤氏は自著のなかでも消したい著作だったようですが。

          (光文社文庫、2002年9月20日初版 )
  • URL:http://yaplog.jp/soulflower/archive/31
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