日本文学史上最初のライトノベル

February 02 [Tue], 2010, 22:52
ああ、恥ずかしい。

象徴としての夜会服

さきの記事のなかで
角川文庫版『夜会服』を「初の文庫化」なんて書いていますが、
すでに集英社文庫で出てました。

しかも、私、持ってました。

もうじき引越を余儀なくされるので、
部屋にあふれる書物を少しずつ段ボールに詰めているのですが、
そんなときにひょこっと出てきたわけです。


解説は篠田一士。

篠田氏はここで
『永すぎた春』『お嬢さん』など一連の通俗小説について、
「ライト・ノヴェルとよんでみたら、どうだろうか」と提案しています。

ウィキペディアをひらいてみると、

 「「ライトノベル」の命名は、1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFフ
  ァンタジー・フォーラム」において、それまでのSFやファンタジーから独立した
  会議室を、会議室のシスオペであった神北恵太が「ライトノベル」と名付けたこ
  とが始まりであるとされる」

とありますが、実は1977年に篠田一士が造語したのだった!
日本文学史上、最初に「ライト・ノヴェル」と称されたのは
三島由紀夫先生の『夜会服』だった!!!

ああ、もう、とにかく、恥ずかしい。

(集英社文庫、昭和52年11月30日第1刷、昭和54年2月10日第5刷)
  • URL:http://yaplog.jp/soulflower/archive/309
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