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花巻温泉郷「大沢温泉 自炊部」
2016.08.29 [Mon] 08:00

種差海岸からは「うみねこ号」という100円バスに乗ってJR鮫駅へ。八食センターのバスも100円だし、八戸は観光客に優しい町なので本当に助かります!

午後はひたすら列車に乗って夕方花巻駅で降り、花巻温泉郷の無料送迎バスで「大沢温泉」へ。こちらは高級宿の山水閣、スタンダードな菊水舘、リーズナブルな湯治屋(自炊部)の3つの棟からなっていて、それぞれに温泉があり、すべての温泉を利用することができるのです。私が泊まったのは、もちろん自炊部♪ 築約200年以上という、見るからに風情のある建物に心がはやります。

フロントならぬ“帳場”でチェックインし、番頭さんが荷物を持って部屋へ案内してくれました。自炊部は基本的に素泊まりで、寝具やアメニティ、冷暖房用具など必要なものを買う合理的なシステム。私は寝具、タオルと歯ブラシ、ゆかた、1泊朝食付きのプランで、なんと4000円なり!

自炊部という名前から「ぼろぼろな所かも??」と不安でしたが、古いながらもきれいに手入れされており、ちゃんと荷物も運んでくれて、普通の宿よりよっぽど丁寧です。古いというより、歴史的建造物に泊まらせてもらうといった感じで、4000円の価値をはるかに超えています。
ただし昔ながらの旅館なので扉は障子戸。中からかける鍵はついていますが、外に出るときは鍵はかけられないので、心配な人は貴重品を預けた方が良いかもしれません。

建物は複雑に入り組んでいて迷子になってしまいそうですが、この迷宮のような感じがまた楽しいのです。

主要な場所には分かりやすい案内があるので、この案内を見ながら別の棟のお風呂に向かいました。私みたいな方向音痴でも安心です。

ここで自炊しながら湯治する方のために共同炊事場もあります。調理器具や食器は無料で使えて、コイン式のクラシックなガス台のみ有料。

売店もあり、お土産はもちろん食料品や生活用品などありとあらゆるものが揃っているので、ここで十分生活していけます。

5つあるお風呂を効率よく回るため、夕食前に山水閣の「豊沢の湯」へ。ここがまあ、素晴らしいのなんの!川に面した広々とした温泉は、窓が取り払われた半露天になっていて、川の向こうの緑の風景がまるで大きなキャンバスに描いた絵のようなのです。私が今まで行った絶景温泉のベスト3に入ります!

夕食は館内の「やはぎ」という食事処で。夜9時までオーダー可能なので遅く着いても安心です。

お漬物はフリーサービスで、この日は大根のキムチと辛子舞茸。

定食、丼物、麺類、お蕎麦、一品料理…と山の中の温泉宿とは思えない豊富なメニューに驚かされます。料理1品につきプラス50円で出前もしてくれるし、自分で取りに行って部屋で食べるのもOKみたいです。
サイドメニューで頼んだ揚げ出し豆腐はほっとする味。

名物の水車そば。更科、田舎、韃靼の3種類から、田舎そばを。十割の田舎だからさぞかし黒くて無骨なヤツが登場と思いきや、色白でつるりとた上品なコがやってきたので意外でした。大根おろしの汁を加えていただきました。

館内放送で、夜8時から「大沢の湯」という混浴の大露天風呂が女性専用になる案内があったので入りに行きました。入り口手前に女性スタッフがいて、男性が間違えないようにチェックしてくれていました。
川に面した大きな露天風呂は何も遮るものがないのでとても開放感がありました。川には菊水舘に向かう橋があり、よく見ると人影が。あれ?これって完全に見えちゃってるよね??
このあと菊水舘の「南部の湯」に行ったら、やっぱり見えてました(笑) 。でもジロジロ覗いてる人はおらず、むしろこれくらい堂々としたほうが良いのかもしれません。
時々「こんな山の中でこんな高い目隠しの壁をつけてどうする!」と突っ込みたくなる厳重な露天風呂に出くわすこともあるので、この景観重視のいさぎよさには感動しました。

日も暮れて辺りはますますひなびた雰囲気になってきました。以前、同じように部屋が障子戸の旅館に泊まった時は他の部屋の話し声やテレビの音が遅い時間まで響いて気になったのですが、大沢温泉では驚くほど静かで、落ち着いて過ごせました。大沢温泉に泊まる方は皆さん節度のある大人の方達ばかりなんですね〜。

タオルを針金にかけて、風呂上がりの晩酌タイム。岩手のホップで作った一番搾り&麦とホップが美味しかったです!締め切るとやっぱり暑いので引き戸をちょっと開けてましたが、角部屋だったので人が通ることもなくとても静か。まわりのお客さんもこの静寂を楽しんでいるように感じました。

翌朝は昔ながらのタイル張りの「薬師の湯」と、女性専用露天風呂「かわべの湯」へ。はあ〜、気持ちいいな〜

再び「やはぎ」にて朝食。納豆は自前で持ち込みましたが、別料金で追加もできます。素朴なメニューですが、すじこが出てくるとはさすが東北。そして米どころの岩手なのでごはんがめちゃくちゃ美味しかったです

大沢温泉、楽しすぎました。また絶対行きたい!できれば自炊したい!可能なら老後はここに住みたい(笑) 。



 
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