乗って楽しい列車旅!びゅう

かしこい旅、エクスペディア

 

 

厳美渓の空飛ぶだんご
2016.08.30 [Tue] 08:00

花巻から一ノ関に移動し、そこから路線バスで厳美渓(げんびけい)へと向かいました。ここも2011年の夏に訪れるはずが、大雨で諦めた場所です。うすうす気づいている方もいらっしゃると思いますが、今回の旅は“前に何らかの理由で行けなかった場所に再度行ってみる”というテーマになっています。
厳美渓は岩が川の浸食によって形成された渓谷で、ここにとってもユニークな食べ物があるのです。

それが“かっこうだんご”。渓谷にロープが張られており、カゴの中にお金を入れて板を叩くと、向かい側にあるだんご屋さんがロープをするすると引っ張り、数分後にはそのかごにお団子が乗って運ばれてくるというもの。
この決定的瞬間を動画に収めたる!と息巻いてiPhoneで撮り始めたのですが、この場に及んで往路でまさかの容量不足で撮影不可 旅も終盤だったので撮りためた画像の容量がパンパンで、大急ぎで要らない画像を削除して容量を空けたのですが、復路があっという間に到着してしまい、結局あとから来たご家族に承諾を頂いて撮らせていただきました。

動揺しながら撮った超ヘボい動画はこちらです…(ラストはだんご屋側からの映像です)



お団子と一緒にお茶も入って届けられ、人数が多いとヤカンごと運ばれてきます。子どもたち、楽しそうだったなあ

私は1人だったけど熱いのと冷たいの2杯ずつたっぷり飲み放題。すぐそばにあるテーブル付きのスペースでいただきました。

1箱にみたらし、黒ごま、こしあんの3本入り。このお餅が柔らかくて超〜〜〜美味しくて、3本は多いかな…と思っていたけれど、しっかりいただいてしまいました。

こちらが渓谷の向かい側にあるお店。もちろん、お店の中でいただくこともできます。

一関は古くからお餅を食べる文化があり、もち食文化を通したおもてなしに賛同した店舗が集まってお餅料理を提供する、その名も“もち街道”という活動もされています。

この日のお昼はかっこうだんごからちょっと歩いたところにある「道の駅 厳美渓」にある、“ペッタンくん”という超脱力系ネーミングのレストランで餅御膳を食べるつもりでしたが、さすがにお団子3本のあとの餅はきつく(順番逆だし)、フルサイズではなくミニサイズのセットをいただきました。
海苔・ネギ・鰹節、桜海老、じゅね(えごま)と白味噌、餅入りの甘辛く煮た稲荷、こしあん、そして箸休めに大根おろし。お腹いっぱいと言いつつ、味に変化があるので何とか食べられました。なにしろお餅がとにかく美味しい!一関産の黄金もちを毎日1時間に1回つきたてで提供しているというから、この美味しさにうなずけます。

晴れてたらもっと綺麗だったろうな…。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

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花巻温泉郷「大沢温泉 自炊部」
2016.08.29 [Mon] 08:00

種差海岸からは「うみねこ号」という100円バスに乗ってJR鮫駅へ。八食センターのバスも100円だし、八戸は観光客に優しい町なので本当に助かります!

午後はひたすら列車に乗って夕方花巻駅で降り、花巻温泉郷の無料送迎バスで「大沢温泉」へ。こちらは高級宿の山水閣、スタンダードな菊水舘、リーズナブルな湯治屋(自炊部)の3つの棟からなっていて、それぞれに温泉があり、すべての温泉を利用することができるのです。私が泊まったのは、もちろん自炊部♪ 築約200年以上という、見るからに風情のある建物に心がはやります。

フロントならぬ“帳場”でチェックインし、番頭さんが荷物を持って部屋へ案内してくれました。自炊部は基本的に素泊まりで、寝具やアメニティ、冷暖房用具など必要なものを買う合理的なシステム。私は寝具、タオルと歯ブラシ、ゆかた、1泊朝食付きのプランで、なんと4000円なり!

自炊部という名前から「ぼろぼろな所かも??」と不安でしたが、古いながらもきれいに手入れされており、ちゃんと荷物も運んでくれて、普通の宿よりよっぽど丁寧です。古いというより、歴史的建造物に泊まらせてもらうといった感じで、4000円の価値をはるかに超えています。
ただし昔ながらの旅館なので扉は障子戸。中からかける鍵はついていますが、外に出るときは鍵はかけられないので、心配な人は貴重品を預けた方が良いかもしれません。

建物は複雑に入り組んでいて迷子になってしまいそうですが、この迷宮のような感じがまた楽しいのです。

主要な場所には分かりやすい案内があるので、この案内を見ながら別の棟のお風呂に向かいました。私みたいな方向音痴でも安心です。

ここで自炊しながら湯治する方のために共同炊事場もあります。調理器具や食器は無料で使えて、コイン式のクラシックなガス台のみ有料。

売店もあり、お土産はもちろん食料品や生活用品などありとあらゆるものが揃っているので、ここで十分生活していけます。

5つあるお風呂を効率よく回るため、夕食前に山水閣の「豊沢の湯」へ。ここがまあ、素晴らしいのなんの!川に面した広々とした温泉は、窓が取り払われた半露天になっていて、川の向こうの緑の風景がまるで大きなキャンバスに描いた絵のようなのです。私が今まで行った絶景温泉のベスト3に入ります!

夕食は館内の「やはぎ」という食事処で。夜9時までオーダー可能なので遅く着いても安心です。

お漬物はフリーサービスで、この日は大根のキムチと辛子舞茸。

定食、丼物、麺類、お蕎麦、大根…と山の中の温泉宿とは思えない豊富なメニューに驚かされます。料理1品につきプラス50円で出前もしてくれるし、自分で取りに行って部屋で食べるのもOKみたいです。
サイドメニューで頼んだ揚げ出し豆腐はほっとする味。

名物の水車そば。更科、田舎、韃靼の3種類から、田舎そばを。十割の田舎だからさぞかし黒くて無骨なヤツが登場と思いきや、色白でつるりとた上品なコがやってきたので意外でした。大根おろしの汁を加えていただきました。

館内放送で、夜8時から「大沢の湯」という混浴の大露天風呂が女性専用になる案内があったので入りに行きました。入り口手前に女性スタッフがいて、男性が間違えないようにチェックしてくれていました。
川に面した大きな露天風呂は何も遮るものがないのでとても開放感がありました。川には菊水舘に向かう橋があり、よく見ると人影が。あれ?これって完全に見えちゃってるよね??
このあと菊水舘の「南部の湯」に行ったら、やっぱり見えてました(笑) 。でもジロジロ覗いてる人はおらず、むしろこれくらい堂々としたほうが良いのかもしれません。
時々「こんな山の中でこんな高い目隠しの壁をつけてどうする!」と突っ込みたくなる厳重な露天風呂に出くわすこともあるので、この景観重視のいさぎよさには感動しました。

日も暮れて辺りはますますひなびた雰囲気になってきました。以前、同じように部屋が障子戸の旅館に泊まった時は他の部屋の話し声やテレビの音が遅い時間まで響いて気になったのですが、大沢温泉では驚くほど静かで、落ち着いて過ごせました。大沢温泉に泊まる方は皆さん節度のある大人の方達ばかりなんですね〜。

タオルを針金にかけて、風呂上がりの晩酌タイム。岩手のホップで作った一番搾り&麦とホップが美味しかったです!締め切るとやっぱり暑いので引き戸をちょっと開けてましたが、角部屋だったので人が通ることもなくとても静か。まわりのお客さんもこの静寂を楽しんでいるように感じました。

翌朝は昔ながらのタイル張りの「薬師の湯」と、女性専用露天風呂「かわべの湯」へ。はあ〜、気持ちいいな〜

再び「やはぎ」にて朝食。納豆は自前で持ち込みましたが、別料金で追加もできます。素朴なメニューですが、すじこが出てくるとはさすが東北。そして米どころの岩手なのでごはんがめちゃくちゃ美味しかったです

大沢温泉、楽しすぎました。また絶対行きたい!できれば自炊したい!可能なら老後はここに住みたい(笑) 。

 

東北で買った納豆たち
2016.08.27 [Sat] 08:00

岩手県一関市の鈴清食品さんの「七種の雑穀納豆」(50g×2パック160円)。岩手県産のナンブシロメ大豆の他に、赤米、玄米、押し麦、黒米、ハト麦、きび、ひえといった7種類の雑穀が入っている、雑穀生産高日本一を誇る岩手らしい商品です。7つの雑穀を七福神に見立てたイラストもカワイイ
大豆と雑穀の割合は8:2で、思った以上に雑穀率高し。ナンブシロメは岩手県の奨励品種で、県内で一番作られている大豆だそう。
雑穀入りだからか粘りや匂いは控えめで、納豆が苦手な人にも食べやすい納豆です。

ちなみにこれを買った弘前市の中三デパートの納豆棚。青森の大手・タイシ食品をメインに、青森のかくた武田、黒石納豆、北海道のヤマダイ、茨城のくめ納豆、群馬の下仁田納豆など北日本の納豆がほとんどを占める中、右上の2段が大阪の納豆店、小金屋さんだったことに驚きました!
青森で大阪の納豆を買うのもなんだかなあ…と思い購入しませんでしたが、地元青森の納豆に目新しいものがなく、ちょっと残念でした。青森の納豆屋さんもがんばって〜!

こちらは大沢温泉の売店で買った、花巻市にある大内商店さんの花巻納豆。中粒(90g70円)、大粒(45g×2パック125円)、ひきわり(90g70円)の3種類で、岩手でもつぶ=赤、ひきわり=緑の掛け紙が踏襲されていました。
中粒とひきわりは岩手県産、大粒は北海道十勝産の大豆を使用しています。大豆は十勝産だけどイラストが札幌時計台なのはご愛嬌(笑) 。

どうです!見事な美しさ。美味しい納豆は見た目も良いのです。昔ながらの力強い納豆で、食べ応えがありました。

大沢温泉の売店にはこのほかに花巻温泉郷 新鉛温泉 愛隣館や、岩手つなぎ温泉・ホテル紫苑の朝食にも出されていたカップ納豆もありました。地元の温泉旅館で愛されている納豆なんですね

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種差海岸で磯ラーメン三度目のリベンジ!
2016.08.26 [Fri] 08:00

早朝に青森のホテルをチェックアウトし、急いだら1本早いのに間に合うかも??と発車時間ギリギリの列車目指して駅まで走ったら、必死に走る私の姿を見た改札の駅員さんが構内アナウンスで車掌さんに知らせてくれたらしく、列車が待ってくれて無事乗ることができました!ありがとう、青い森鉄道の皆様

浅虫温泉駅で降り、「道の駅ゆ〜さ浅虫」5階にある展望浴場「はだか湯」で朝風呂に入りました。浅虫のランドマーク、湯の島が浮かぶ海を眺めながら入る温泉は最高! サンドウィッチマンが地元のおじいさんの津軽弁に圧倒されていた北海道新幹線のCMで見覚えがあると思います。「でも浅虫には新幹線通ってないのにな…」と思ったのは私だけではないはず(笑) 。ちなみにCMで使われたのは海扇閣という高級温泉宿の展望風呂でございます。

「はだか湯」はもともと別の場所にあった公衆浴場で、浅虫の親戚の家に遊びに来た子どもの頃、いとこのお姉さんと一緒に入ったことを覚えています。
公衆浴場のまま受け継がれているので、入浴料が350円とリーズナブルな代わりにシャンプーや石鹸などはなく、タオルのレンタルもなく売店で購入するシステム。タオル以外は全部買ったので割高になってしまいましたが、入浴料にタオルと石鹸類込みで600円ぐらいだったら旅行者でも立ち寄りやすいかな〜と思いました。
ただしロッカーがリターン式で大きな荷物も入れられたのはとても助かりました!

お風呂でさっぱりしたあとは浅虫から八戸で乗り換え、種差海岸へ。可愛い貝殻細工が飾ってある商店にお願いして荷物を預かってもらいました。ありがとうございました!

風光明媚な景色が広がっているはずだったのに、めっちゃ霧… 浅虫での青空が嘘みたい。列車の中で見えた奥羽山脈の向こう側が雲一面だったのが気になっていたけれど、こういうことだったか…。

夏なのに肌寒い!うみねこちゃんたちも体力温存でじっとしていました。

さて、お昼時間になったので種差海岸のすぐそばにある「波光食堂」さんへ。実は以前、この辺りの名物である磯ラーメンを食べるために種差海岸を訪れたのですが、1度目は雷雨のためあきらめて八戸市内の八食センターに変更、2度目はお店まで来るもまさかのスープ切れでありつけず、「いつか絶対食べてみせる!」と妙な闘志を燃やしていたのです

ありますよ、磯ラーメン!フルサイズとミニサイズがあり、えび・かに・ほたてを卵とじにした磯丼、蒸しうにが乗ったうに丼、生うにの生うに丼から選べます。
7月末まで限定のフルサイズ生うに丼とミニ磯ラーメンのセットもありましたが、磯ラーメンがメインなので、磯ラーメンとミニ生うに丼のセットにしました。

わー!ついに念願の“種差海岸の磯ラーメン”とご対面!開店と同時に入ったからスープ切れもなくて良かったー!!

磯の香りがふんわり漂うラーメンは、蒸しうに、ほっき、かに、えび、わかめがトッピングされています。スモーキーでちょっぴり乳白色のスープは「むむむ?なんだろうこの成分は??」とついつい確かめたくなる美味しさ。
刻んだ大葉が薬味で乗っているのもユニークで、磯ラーメンについて詳しく書かれているブログ「たねブロ」さんいよりますと、種差地区の磯ラーメンにはほぼこの大葉が入っているそうです。

そして生うには粒が立っていて色も美しく新鮮でクリーミーで最高美味しいものは形も美しいのです。わさびも、醤油すら要らないと思わせるほど濃厚な生うにの風味を堪能しました。
いつもはラーメンのスープを残す私ですが、この美味しいスープは最後まで飲み干したいっ! というわけで生うに丼を少し残してスープをかけ、「ひつまぶし」状態にしていただきました。いや〜、絶品 わざわざ寄って良かった〜

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青森「鮨処あすか」でお寿司をつまむ
2016.08.25 [Thu] 08:00

シードルをひっかけてほろ酔いになり、気が大きくなって(?)スーパーのお惣菜ではなく外で食べることにしました。
駅前の新町通りにある「鮨処あすか」さん。回らないお寿司屋さんですが、美味しいお寿司がリーズナブルなお値段でいただけます。

まずはほっき・ほたて・つぶの貝3点刺し。青森のほたては見慣れているはずなのに、何度見てもこの貝柱の厚みに圧倒されます!貝好きにはたまらない三兄弟

嶽きみの天ぷら。嶽(だけ)きみとは岩木山のふもとにある嶽地区でとれるブランドとうもろこしで、東京でもほとんど見かけないため食べたことがなかったのです。
え?これがとうもろこし??と思ったら、とうもろこしの実を縦にそぎ落としたものに海苔と衣をつけて揚げてありました。甘くてサクサクで美味しい

とろサーモン、生サーモン、いくらのセット、鮭三昧。青森の珍しい地酒がいろいろあり、八戸の「如空 五十八」という純米生貯蔵酒をいただきました。

下北産ひらめの合い盛りは、昆布締めとえんがわ。今まで見た中で一番美しいえんがわにホレボレ。

中では職人さんたちがきびきび働いていて気持ち良いし、カウンターの端の席の私にもちゃんと気配りしてくださり、とても感じが良かったです。
あとから隣に1人で座った欧米人の女性は、メニューを見ながら一生懸命注文し、とても美味しそうにお寿司を食べていました。分からなさそうだったら手助けしてあげようと思ったけど、おせっかいは無用でした。美味しいものを食べたい好奇心は万国共通ってことだね!
私ももっと食べたかったけれど、残念ながらおなかいっぱい… 後ろ髪引かれながらホテルへ戻りました。

外で食事したのは、部屋がこんなだったから(笑) 。シングルルームに無理やりベッドを入れてツインにした強引な間取りで、テレビは昔ながらのブラウン管、冷蔵庫は廊下にある共同のものを使用(名前書いとかないとダメだね)、共同浴場はユニットバスがちょっと広くなったぐらいでお湯は自分で張る方式、部屋は狭いのでカニ歩き必須…と突っ込みどころ満載だけど、素泊まり2800円という驚愕のコストパフォーマンスと、青森駅からすぐというアクセスの良さが超魅力的。
チェックアウトもキーをフロントに置くだけだから早朝出発の身には助かりました。