かもめ食堂

2006年05月17日(水) 10時07分
<美しいフィンランド>

映画に求めるもの、というのはひとそれぞれ違うと思うのですが、
ワタシは好みとして、美しくスタイリッシュで上品な映画よりも、
心が引っ掻かれるような、傷つけられるような映画が好きです。

そういう意味で、この映画はあまり好きではなかった。

ほぼ女性で埋め尽くされた観客達の、夢見る眼差しにも耐えられなかったし。(あんなにうまくいくかよ、バーロー!みたいな)
映画がひとに夢を与えるものならば、この映画は間違いなく、ある種の人達の夢を具現化したものだったと思います。でも夢の部分だけ見せられても、ねえ、とかひねくれたワタシは思っちゃう。

今振り返ってみると、映画自体は、観客に感じさせ、想像させる部分が多かったので、好きな演出だったのかもしれないけれど(役者の力が大きいっても思うけど)、
とにかく、隣や周りに座っている熱に浮かされたねーちゃん達(結構おばちゃんもいた)がやだったのかも。

なんか気づいたら言葉遣いがやたら乱暴になってますが(笑)。
でも映画館を出て、やたら汚い言葉で悪態をつきたくなるような映画だったのですよ。これが。

ま、ワタクシがひねくれてるんだと思います。
はい。

http://www.kamome-movie.com/

ニュー・ワールド

2006年05月04日(木) 10時04分
<魂が揺さぶられる>

言わずと知れた、天才!テレンス・マリック監督の最新作でございます。
この監督の前作「シン・レッド・ライン」に心の底から感動し、打ちのめされたワタクシは、この映画の公開を心待ちにしておりました。

風の音、鳥のさえずり、木々のざわめき・・・
言葉にすると薄っぺらく感じてしまうほど、
その自然の映像美は、他の監督と比べようもなく、美しい。
本当に、なんというかな、匂いや風を感じる映像美というのでしょうか。
これを自然光で撮った(!)と知った時は、涙が出ました。リアルに。

身体の中にある光の魂に触れるような。
彼の作品を見ると、理屈抜きに癒され、傷つけられる。
そんなオーラが、スクリーンから吹いて来る風の中にある。
もう、私にとっては、魔法?ってぐらいの感動です。

とは言っても、
好き嫌い、はあるかなーーとも思うので、(後ろのバカップルは「テレンス・マリック」を知らずに来たのか、すごい退屈そうだった)迷った方は、HPをご覧になってから、映画館に足を運ばれるといいと思います。
今年から、HPを掲載していますが、今までの作品のHPの中で秀逸と言うか、
これだけ本編の雰囲気を大切にしているHPもなかったんじゃないか?と思うくらい、スバラシイHPです。
普通より観るのに時間がかかるかもしれませんが、
このテンポが心地いいと感じる方には、この映画、かなりオススメです。

http://www.thenewworld.jp/
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