『ずっと君のことが』(上)(下) 著:檜原まり子 絵:桜遼

March 22 [Thu], 2012, 23:30



【あらすじ】(上)
救急救命センターで働く医師・衛藤尚史(えとう ひさふみ)は、上司として現れた新任講師を見て驚く。留学から帰国したその医師は朝倉秀(あさくら しゅう)といい、衛藤と付属中学からずっと一緒だった同級生である。
そして二人はかつて一夜だけを共にしたという過去があった…。惹かれあいながらも職場で対立する衛藤と朝倉に、周囲のスタッフは戸惑う。ER(緊急救命室)を舞台にした、ノンストップ・メディカルアクションラブ!





ヘタレ×女王様 かな?


この作品の良いところは、

お互いの恋愛経験値が低いところ!

純愛っぽいところがグーです◎
中学生からの付き合いで初恋で・・・男女なら間違いなく映画化されるね!


二人の性格も関係も学生時代からあまり変わりがなくて、
再会して、
お互い気持ちが通じ合って、
やっと言葉で気持ちを伝えるように努力して、
そんなこんなで長い時間をかけてお互いの気持ちを相手に伝えていく。
かなりじれったい感じです。


さてさて、
ここで、ポイントなのは

行動の初めはすべて朝倉からです。



朝倉は、自分から誘って(誘惑?)衛藤の気持ちを引っ張り出そうと頑張ります。




自分の態度を見れば、俺の気持ちは分かるだろ!

あとは、お前次第だぞ!

告白はお前からして来い!





残念ながら相手は鈍感ヘタレです。加えて口下手。

余計なひと言で朝倉に、誤解されすれ違います。



朝倉からのアクションがなければ衛藤は諦めていたでしょう。
本当、頑張ったな、朝倉(しみじみ)

相手が受け身すぎるのも大変。

でも、ヘタレな男でも衛藤も基本男前。

女王様のピンチには必ず駆けつけます。

衛藤は天然タラシ。
朝倉も天然だけど衛藤限定で小悪魔計算ちゃんになります。


檜原さんの作品は、『恋愛処方箋シリーズ』からスタートしたのかな?

基本、目のおっきい絵が苦手なので
(失礼だけど)桜遼さんの古い感じの絵が好みだった。

医者ものなんだけど似非じゃなく、内容が濃い!
しっかりした医療のお話になってます。
ドラマを見ているように細かい。

他のシリーズもついでに読み直すだけにしようかと思ったんですが、
一言オススメしたくなったんで後日アップします☆


是非、お試しあれ


余談ですが
わたしも朝倉と同じで
プライドが高いので相手に言わせたいタイプです。
「好きだ」と相手に言ってもらうことで安心したいし、言わせたい!


『狼は花と散る』 著:佐藤ラカン 絵:山田ユギ

March 22 [Thu], 2012, 23:30




【あらすじ】
元Jフェザー級ボクサーの手塚明良(てづか あきら)…今は酒場のバーテンをしつつ、しがない弱小ジムのトレーナーを続ける毎日だ。
そんな明良が偶然出会った一人の少年、耀司(ようじ)。
不遜な態度でいきなり口づけて来たこの少年には、自分と同じ飢えた肉食獣の匂いがする。
あいつが欲しい。あいつをボクサーとして開花させたい…。
だが、二人の前に明良のかつてのライバル、元世界チャンピオンの明石(あかし)が現れ……。



俺様狼(ガキ)×鈍感シベリアンハスキー  かな?

明良のモテっぷりに注目です。

もう、モテモテ。老若男女問わず。

引退後もコーチ業に専念しつつ、現役時代と同じようなストイックな生活を送り続ける明良。

自分を飢えた狼だと形容。まさにその通り!


しかぁーし!実態は

耀司の

「あんたのこと旨そうだ」

のセリフを本気で“食べられる”と勘違いし、

自身の貞操の危機にも気づかない32歳の激鈍さん。

結局、挿入される寸前まで気づきませんでしたよ。ある意味すげぇ…


鈍い明良の性格を見抜き
体に伝えた方が早いと行動した耀司は大正解。無駄に場数踏んでませんよ。

おかげで相思相愛に。
コーチと選手の関係も良好だったが

明良の引退のきっかけとなった
かつてのライバル、明石の登場により二人の関係も次第に変わっていく。

飢えた狼が再び牙を剥く!!

狼たちが戦う姿は、熱いです!!




佐藤ラカン先生の文章と、山田ユギ先生の絵のシンクロ率ハンパないです。
ユギ先生の漫画を読んでる気分になります。キャラから滲みでる色気ヤバイ!


明石が好きです。
恋愛感情には鈍い明良から
理想のボクサーとして思われ続けている報われない男。
明良を思う気持ちは耀司よりも複雑で重いと感じました。
彼に、耀司のような若さと勢いがあれば、もしかしたら明良と結ばれてたかもしれないですね。


好評だったようで2巻も出版されています。
コチラも読みごたえアリ!!
報われない男、明石にもハニーができます。おめでとう☆

巻末には、後書きの代わりに『会長つれづれ日記』が収録。
ユーモアセンス爆発してますよ。

是非、お試しあれ

『イノセント・スカイ』 著:こたにみや 絵:よしながふみ

March 15 [Thu], 2012, 23:30


【あらすじ】
些細な怪我がきっかけで森田(もりた)はサッカーに挫折した。
部活から遠ざかり、悪い仲間とツルみ始めた彼の元を、
それでも足繁く訪れては戻るように説得を続けるサッカー部の有坂。森田にとって誰に対しても向けられるそんな有坂の笑顔が苛立たしく、ある日、勢いに任せて乱暴に体を繋げてしまう……。
素直になれない心と心、憎しみにも似た激しい思い、胸を灼く痛み……。
愛に不器用な二人の、せつなすぎる一年の軌跡



俺様×お人よし かな?

スラム○ンクはお好きですか?

私は、大好きです。

一番好きなキャラは三井です。二番目は水戸です。

さてさて、この作品、簡単に説明すると、
バスケをサッカーに置き換えた、三井×小暮の同人誌もどきです。  以上。



内容はすごく読みやすいですしおもしろいです。
気持ちのすれ違いがせつない。。。

三暮に食指が動かない方も、スラム○ンクを知らない方も、一つの作品として読んでみるのも有りだと思いますよ。
門地かおりさんのコミックス『言葉の魔術』が好きな方はおススメします!

良かったらお試しあれ

『甘える覚悟』 著:鹿住槇 絵:穂波ゆきね

March 13 [Tue], 2012, 23:32



【あらすじ】
高校生の甥っ子・馨(かおる)と突然同居することになった信司(しんじ)。
馨の両親の離婚問題が片付くまで、という条件なのだが、肝心の馨は呆れるほどドライで気まま。
信司は苛立ちすら覚える。
ところがある晩、信司はあどけない馨の寝顔に、かすかな涙の跡を見つけてしまう。
驚きと共に、馨への愛しさが急激に膨らんでゆき・・・。

「義姉さんは、お前の自立心を養って強く育てたかもしれないが、肝心なことを教え忘れていたな。」
「・・・なに?」
「甘え方だよ」






包容力×無自覚甘え上手 かな?

確かに、交流のなかった甥っ子との突然の同居は、難しいですよね。
高校生との距離感って…。
それに加えての馨の態度。信司じゃなくてもそっけない態度になりそう。

でも、強がって虚勢を張っている馨に気付いてから、
信司の中に同情ではなく、家族の愛情ではないナニかが芽生えだす。
その過程がなんだか微笑ましかったです。

ポロリと棘が取れた後の馨の甘えぶりも極端で。オープンハート。全開ですよ。
そりゃ、あんだけ懐かれたらナニかが芽生えるだろうよ!

馨が信司を“さん”づけして呼ぶのもツボでした。
で、忘れちゃいけないのがハンバーグとフライパン。馨の子供らしい一面にニヤリ。


描き下ろしの「恋する覚悟」では馨が小悪魔になって頑張って信司を誘惑していますよ





キャラ文庫は比較的、エッチ描写が控えめな作品多いと思います。(注意:ヤルことはやってますよ〜)
これもそのうちの一つ。初心者の方にはおススメです。

是非、お試しあれ

『挑発の15秒』 著:秀香穂里 絵:宮本佳野

March 08 [Thu], 2012, 23:30
【あらすじ】
衝動に支配され、欲望のまま夜も求め合う―。
大手広告会社の敏腕CMプランナー・保坂(ほさか)の情事の相手は、年下の同僚・風間(かざま)。
職人肌なフィルムで定評のある男は今、大手CMを賭けて社内コンペを競う、油断できないライバルだ。
保坂を追うようにマンションの隣室に越してきながら、会社では眼鏡越のクールな態度を崩さない。保坂はその本心がつかめずに…。




不器用一途×世渡り上手  かな?

風間は小学生みたいなアプローチ(好きな子をいじめる。けど近くにいたい!!)で保坂にアタックします。
対する保坂は、実は大の隠れ風間ファン。快楽に流されやすい性格もあり風間を受け入れます。


風間の行動力はちょっとすごいです。
不器用と言いながらも度が超えてるような…普通、隣に越してくるか?
他にも彼はやらかしてます。“すり替え”と“侵入”です。気になる方は読んでみてください。
一歩間違えたら嫌われます。ジ☆エンドでしたよ。危ない危ない



はっきり気持ちを示してくる風間。エッチはするが気持ちに対してはのらりくらりと逃げる保坂。

モテる保坂に嫉妬が隠せずイライラする風間。風間が嫉妬していることに気付いているが何もしない保坂。



前半は押せ!押せ!!だった風間さんは、後半、保坂さんにふりまわされます。
二人の“恋愛観”の違いがネックになってます。
二人が作るCMにもよく表れていますね。
「目立つ広告を作らせるなら保坂」、と「一本筋の通った職人気質の風間」ってな感じに。


不器用ながらも頑張る風間がカッコいいです。
そして、本当に不器用なのは保坂のほうだったのかもしれないですね。




このお話、
もちろん恋愛がメインなんだけど、CMの制作過程がすごく面白い!
二人が手掛けたCMが具体的に描かれているのでイメージがしやすい。実際に見てみたいよ〜
保坂目線で話が進むので、風間が作るコンペ用の作品が気になって気になって。

どっぷり恋愛だけじゃなく、働くいい男が見れますよ。

是非、お試しあれ


『DEEP BREATHING』 著:神谷凪 絵:金ひかる

March 06 [Tue], 2012, 17:34


【あらすじ】
中2の弟が連れてきた遊び友達の中に、凛(りん)はいた。
今年高3の佑季(ゆうき)は、体格でも気迫でも中学生の凛に負けてしまい、
傲岸不遜な彼に引きずられるまま付き合いを始める。
夜の歩道橋で奪われたキスも、拒むことも出来ず受け入れてしまった身体も、
すべてが佑季には初めてだった。不器用で拙い恋は佑季を大きく変えていき、やがて二人は―。





やんちゃ×優等生  かな?

中学生の凛は、佑季に一目惚れです。
佑季もそれに近い感じです。(不意打ちキスされても嫌悪感はなかったようだし。)

BL特有の男同士といった苦悩はなくすんなり二人は付き合い始めます。

しかし13歳と18歳。

凛は佑季が好きという気持ちで一直線に行動します。
毎日会いたいしエッチもしたい。気持ちが通じあっていることで浮かれてます。
はっきりいって可愛い!大人びてみえるけど佑季に甘える姿は大型犬!!うん、犬だよ犬。


対する佑季も凛にメロメロです。
が、高3という微妙な時期。受験を控えてる今、凛との付き合いばかりを優先出来ません。
凛との年齢差や将来についてを考えてしまいます。
最初はコンプレックスの塊で卑屈?と思っていたんですが、違います。
男前です。そして包容力あります。彼は良い旦那になりますね。


恋愛観をみると
凛は女→軽い束縛、常に一緒にいたいし連絡もマメにしてほしい。
佑季は男→恋は恋、仕事は仕事と割り切れる。
な印象を受けました。



大好きです。
何度、売却の危機から免れていたのやら・・・
神谷凪さん(色んなPNをお持ちのようですが)の作品は夏の教室みたいな感じがしますね。
もう一つ、同じく金ひかるさんがイラスト担当されている『スイマー』もおススメです☆


キュンキュンしつつもすれ違いあり。
こいつら青春真っ盛りの恋愛してやがるな〜

な作品です。是非、お試しあれ



〜買った時の〜
この本、'98年発行なんですが
何と、この頃のラピス文庫ってあらすじが背表紙に無いのです!
カバーの折り込み部分にあるんですよ。
新刊なら帯にちょろっと書いてるんですがお金のない学生・・・当たり前のように中古です。

で、ビニールかかってる状態でどうやって確認するんじゃい!と憤りつつ表紙の絵柄で判断しました。


そんな、思い出もあったとさ。

時間はあるので

March 06 [Tue], 2012, 17:28
時間はあるので
後は気力が続けばいいな。


継続は力。



私が
BL本、集め出したのは高校生に入ってからだから・・・彼是10年以上か。

懐かしい。
なけなしの小遣いを握りしめてまんだらけに足を踏み入れたなぁ。

大体、一冊300円くらいだったから頭フルに使って計算したもんだ。


そんな時代の本だから作品は古いです。

しかも最近は小説あまり買ってないので新しいのは分かりません。


誰かの参考になればいいな
2012年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:sorainu72
読者になる
よく書評されているサイトさんに遊びに行くんですが、新しいものばかりでついていけず… “これは!”というものがなくてしょんぼりしてます。 そして気になったのが 私が長年読み古してきた小説があまりオススメされていない!?と。 ならば、この偏った愛する作品を自分でオススメしようではないか! 初心者が始めた事なんで、暖かい目で見てやってください。 毎日は無理だと気付いたので 週2くらいで頑張りたいと思います。
Yapme!一覧
読者になる
にほんブログ村 小説ブログ BL小説読書感想へ
にほんブログ村
P R