春と君と思いと・・・ 

September 23 [Sun], 2007, 19:28
こつこつこつこつ

コンクリートの上を歩く音がする。
家はもうすぐ。
大きな声でただいま。
誰もいないけど・・・・。
絵美桜「ただいまー!」
静花「お帰り」
絵美桜「お母さん。帰ってたの?」
静花「今日は4時からなの」
絵美桜「ふーん」
静花「学校はどう?お友達と仲良くしてる?」
絵美桜「・・・・・ううん。今日絶交した。
     でも、新しい友達で来たよ。冬瀬 霧っていうの」
静花「男の子か〜」
絵美桜「うん」
静花「仲良くできるといいわね」
絵美桜「・・・・・うん!」
静花「早く宿題終わらせなさいよ」
絵美桜「は〜い」

トントントン

階段を静かに上がる。
さぁ、今日は少ないからすぐに終わらせよう。

ちゃらららちゃらららちゃらららちゃららら
ちゃららら〜ら〜ら〜ら〜ら〜
ちゃららら〜ら〜ら〜ら〜ら〜

曲名:森の熊さん

あ、電話だ。
お母さんが話してる。
まぁ、いいや。宿題しよう。

静花「絵美ちゃ〜ん!電話だよ〜!」

あたし・・・・・?

絵美桜「誰から〜?」
静花「冬川 雪江ちゃんって子〜!」
絵美桜「切って!」
静花「どうして〜?」
絵美桜「今、宿題が忙しいの!!」
静花「わかった〜!」

今、雪江の声も聞きたくないし、顔も見たくない!
やめて!雪江!!

ピンポーン

今度は何?

ガチャ

あ、お母さんが出た。

静花「絵美ちゃ〜ん!」
絵美桜「何〜?」
静花「冬瀬 霧君だよ〜!」
絵美桜「入れてあげて〜!」

霧君・・・・・・か。
どうしたのかな。

トントントン

階段を上がってくる音がする。

ガチャ

扉が開いた。

「行き成りゴメン。宿題。一緒にやろうと思って」
絵美桜「い・・・いいよ。ココ・・・座って」
「ありがとう」

             「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

なんていうか・・・・・気まずい・・・・・。
なんか・・・・怖い・・・なんで?
でも・・・・怖い。
男の子だからかな・・・?
なんで男の子は怖いのかな?
いや。怖くない。
ただ、戸惑ってるんだ!
うん・・・・。
そうなんだよ。
でも・・・・なんで?

春と君と思いと・・・ 

September 16 [Sun], 2007, 11:20
こつん

紅さんからの手紙だ。
授業中に手紙渡すのやめてくれないかなぁ。

「雪江に酷い事してくれたじゃないの。最低ね」

貴女には関係ないと書いて返した。

さて、授業も終わりだ。

「起立!礼!着席!」

さっさと帰る支度をしよう。
もう・・・・厭だよ。
友達なんて・・・・いらない。

「さようなら」
「「「「さようなら!!!」」」」

「春木」
絵美桜「ん。なぁに?」

霧君に話しかけられた。
何だろう。

「・・・・・僕と友達にならない?」
絵美桜「!?」

何何何何!?
告白じゃないから嬉しいけど・・・・・・・・友達!?
友達なんて要らないと思ってたところなのに!!!

・・・・・・・。
まぁ、男の子ならいっか。

絵美桜「いいけど」
「ありがとう。じゃ、バイバイ」
絵美桜「ん。バイバイ」

なんか・・・・あたし、変。
雪江のときも雪江から友達になってって言われたのに・・・・。
変。
雪江のときより嬉しいの。
なんで?どうして?
あたし・・・・・可笑しい!!

「最低ね」
絵美桜「・・・・どうして?」
「女の子は駄目で男の子はいいってこと?」
絵美桜「さよなら」

女の子は駄目。
男の子は良い。
そういうことじゃないと思う・・・・・。
もう・・・・・自分わからない。

春と君と思いと・・・・ 

September 02 [Sun], 2007, 11:36
第1章 3話の登場人物です。

春木 絵美桜

冬川 雪江

秋原 紅

夏棟 海亜

春木 静花

夏葉菜 菜々

冬瀬 霧

以上でし。

春と君と思いと・・・・ 

September 01 [Sat], 2007, 19:45
雪江「酷いよ・・・・私・・・・生きてたのに・・・・!!!」
絵美桜「え・・・?」
雪江「い・・・今から・・・じゅ・・・14年前・・・・私・・・生まれた・・・」
絵美桜「計算が合わないよ?馬鹿だね雪江」
雪江「!!!うっ・・・・ひっ・・・・」

パン!

絵美桜「誰・・・?」
「海亜!」


海亜・・・!?
海亜さん!!??
あの気弱な子が!?


海亜「貴女は・・・・
    絵美桜さんは・・・・・
    雪江を泣かせないと思っていたのに!!」

絵美桜「なんで、私に期待するの?
     やめてよ。期待に添えられなくてごめん。私は貴女と友達になる気もないわ」

海亜「だって・・・・雪江は貴女のことを1番大事にしてる!!!
    教えてあげる・・・あたし・・・雪江の初めての友達なの。
    雪江は、苛められてた。貴女と仲良くしてるから。
    クラスの皆は、貴女と仲良くする雪江を馬鹿だと思っていたの。
    だって、誰とも仲良くしない人と仲良くするなんて損するだけだと考えていたの。
    苛めを止めたのはあたし。雪江と仲良くなって貴女と絶交したと騙すために。
    でも、本当の友達だった。雪江みたいにあたしに優しくしてる子・・・紅ちゃんと黄以外初めて。
    嬉しかった。とっても。だけど、貴女のことを話すとき・・・・とても幸せな顔をしていたの。
    貴女ととても仲が良いと思った。でも、貴女は全然雪江に優しくしてない!!!
    酷い!!雪江は・・・・貴女を・・大切な友達だと思っていたのに!!!親友だと・・・!」

絵美桜「そんなのあたしには関係ないでしょ?」


雪江・・・・そんなにあたしを大切にしていたの・・・・・?
こんなに・・・・貴女と絶交しようと・・・・人前で言える子に・・・・・?
馬鹿な雪江。
あたしはどんなに雪江と一緒にいても友達として接することは出来ないのよ・・・・。



海亜「関係あ・・・・・・」

キーンコーンカーンコーン

絵美桜「予冷・・・・鳴った。」


もう・・・・海亜さんの言おうとしたこと・・・・気にしないでおこう。
      誰も関わらないで・・・・この・・・・あたしに。




第1章 2話
      おわり

春と君と思いと・・・ 

July 30 [Mon], 2007, 18:50
昼休み。
学校の休み時間の中で一番長い休み時間。

海亜「雪江!」
雪江「海亜!」

ぎゅぅぅ〜

何2人で抱き合ってんの?
女同士でしょ?

「雪江〜ちょっと聞いて〜。
  今日もダッサイ食べ物食べさせられた〜」

絵美桜「雪江?」
雪江「なぁに?絵美桜」
絵美桜「友達・・・やめよう」
雪江「え?・・・・なんで?
    どうして!?酷い!!
    私は・・・絵美桜を友達だと思っているのに!!」
絵美桜「雪江・・・・小学生のとき・・・・あなたは幽霊として私たちは出会ったわ。
     だけど、今。人間として目の前にいる。
     気味が悪くてしょうがないの・・・・・・」

嘘。全部、雪江と絶交するための鷽。
分かって?雪江。そして、
許して。


               ――― ゴ メ ン ネ ? ―――

春と君と思いと 

July 11 [Wed], 2007, 19:17
それにしてもダッサイ食べ物ねぇ!!
始まった・・・・。
自分が金持ちだからって!!
絵美桜「うるさいです。」
放送「それでは、皆さん引き続き給食をおいしくいただいてくださいね!」
はいはい。

シュガーシュガー腕に抱かれて心の鍵は今盗まれた

?なんか言ってる?




「「「「「「「「「「ごちそうさまでしたっ!!!」」」」」」」」」」」」

小学生・・・・。

春と君と思いと・・・・ 

July 03 [Tue], 2007, 20:11
「先生。今日は体調が悪いので、給食当番お休みします」
先生「わかりました」
「変わりは絵美桜さんがやってくれます」
ごめん!あたしやってあげるなんて言ってないよ・・・!!
絵美桜「はぁぁぁぁ」
しかも食器だし・・・。
重い・・・・。
カチャカチャ
「頑張ってるわね」
絵美桜「あなたから預かった大事な仕事ですから」
「ありがと」
紅さん・・・照れてる。
「早く行ってくれない?」
「わ・・・悪かったわね!!」
なんで霧くん怒ってるの?
さっきの理科のせい?

「「「「「いただきまーす」」」」」」」
ださいなぁ・・・・。小学生じゃないんだから・・・・。

春と君と思いと・・・・ 

April 01 [Sun], 2007, 11:50
絵美桜「きりーっつ!れーい!ちゃくせーきっ!!」
無事に4時間目は終わった。
次は給食・・・・最悪な時間。
あたしはいつも、紅さんと給食を共にしている。
その紅さんがうるさいこと・・・・。
給食の愚痴を先生に聞こえるように発しているのがこれまた、うるさい・・・。
すごいよなぁ。
「今日、当番かぁ・・・」
絵美桜「頑張ってくださいね」
「・・・・・私やらないわよ」
絵美桜「エエッ!?」
「今日は本当に体調が悪いの」
本当かよ・・・・。
「本当よ」
聞こえてるーーー!!!
「絵美桜さん。代わりよろしくね」
冗談じゃないよーーーーー!!!!

春と君と思いと・・・・ 

March 29 [Thu], 2007, 11:20
第1章 2話


キーンコーンカーンコーン

絵美桜「あっ、チャイム鳴っちゃった・・・・・」
「絵美桜さん!貴女が早く気が付かないから私も遅れそうじゃないの!!」
絵美桜「走ったら間に合いますよ♪」

ダッ

「!まっ、待ちなさい!絵美桜さん!!!」
誰が貴女なんか待つもんですか・・・・・。


・・・・・・・・・・

絵美桜「本当は仲良くしたいのにな・・・・」

ぼそっと言ってしまった、本音。
言ってしまったら後には引けない。
紅さんが聞いていたらどうしよう?
そう、思っているうちに理科室についた。

ラッキー!まだ、先生は来ていないみたい!

あ・・・・・あれ?残っている席が・・・2つしかない!!!
ということは・・・・・。
あたしと、紅さんの分だ!!!
もっと、早く来ればよかった・・・・・。

絵美桜「あの・・・・・ここ、座っていいですか?」
「・・・・・・別に」

そういえば、霧君とあまり喋ったことないかも・・・・・。
「ここ座ってもよろしいかしら?」
あっ、紅さん笑顔だ・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・別に」

無口な子なんだね・・・・霧君って・・・・。
(なんて無愛想なの!?私が笑顔で話しかけてるのに!!」
ガラッ
あっ、先生が来た。
絵美桜「きりーっつ!れーい!ちゃくせーっき!」
「絵美桜さん!絵美桜さん!!」
絵美桜「なんですか?」
「なんで、さっき置いて行ったのよ!!」
絵美桜「遅刻しそうなので、遅刻するのが嫌だったからです」
そのままの本音を言った。
いや、本音はその4分の2だ。
残りの2は、紅さんたちが雪江をとって行きそうな気がしたから、止めさせようとちょっとした悪戯だったの。

春と君と思いと・・・・ 

March 29 [Thu], 2007, 11:07
第1章 2話の登場人物。

春木 絵美桜

冬川 雪江

秋原 紅

夏棟 海亜

秋波 黄

冬瀬 霧(ふゆせ きり)
14才
絵美桜のクラスメイト

以上ですっ!
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