映画「ファミリー・ツリー」ハワイに行きたい!

2012年05月29日(火) 19時09分
「ファミリー・ツリー」★★★★
ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、
アマラ・ミラー出演

アレクサンダー・ペイン監督、
115分、2012年5月18日公開
アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:The Descendants )





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「アカデミー賞最有力と言われながら
ジョージ・クルーニーの手にオスカーは渡らなかったが
映画を見て確かに納得の演技、
今までは相手役の良い面を引き出すような
役回りが多かったが
今回は彼が出ずっぱりで
ハワイののんびりした風景と
その中で汲々とする人間の対比が
可笑しくもちょっと哀しい、そんな映画だった」




妻がボート事故で植物状態になり
二人の娘の面倒や
一族の保有する土地の売却問題
そして妻が浮気していた事実も浮上し
アロハ姿で右往左往する主人公を
時に笑い、しんみりし
しみじみ生きる事って大変だなぁと感じるが
自分がそこで何を選択するか
生きる意味とか色々考えさせられた。



弁護士のマット・キング(ジョージ・クルーニー)は
仕事人間の典型だったが
妻の事故をきっかけに様々な問題が
一挙に振りかかり
彼の孤軍奮闘ぶりがコミカルに描かれる、
深刻な問題の渦中にありながらも
アロハ姿にハワイアン音楽が流れては
なんか笑っちゃうような雰囲気。



妻の浮気相手を探しに行くシーン、
植え込みのから頭だけ出すような
子供みたいな行動は
その切羽詰まった状況とは裏腹に
間抜け顔をさらして、
それは笑えるけど笑えない
ハワイの美しい海と空を背景に
ひとりの人間の生きざまが浮き彫りになる。



後半は家族が一緒に行動するが
そこに娘のアレックス(シャイリーン・ウッドリー)の
彼氏のシド(ニック・クロース)が加わっているのは
最初違和感があったが
いかにも状況判断も出来ないバカな若者の存在が
そのうち深刻な状況とバランスを取るような
絶妙なポジションであることが
感覚的に分かってきて
このあたりも「うまいなぁ」と感じさせられた。


色々複雑に考えなくても
劇場で観るだけで
何か感じることができる、
それが「ハワイへ行きたい」という
そんな素朴なものでも
この映画の意味はあるようだ。



★100点満点で80点


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ジョージ・クルーニー出演作品

ファミリー・ツリー(2011)
スーパー・チューズデー 正義を売った日(2011)
ラスト・ターゲット(2010)
ヤギと男と男と壁と(2009)
マイレージ、マイライフ(2009)
かけひきは、恋のはじまり(2008)
バーン・アフター・リーディング(2008)
フィクサー(2007)
オーシャンズ13(2007)
さらば、ベルリン(2006)
シリアナ(2005)
グッドナイト&グッドラック(2005)
オーシャンズ12(2004)
スパイキッズ3−D:ゲームオーバー(2003)
ディボース・ショウ(2003)
コンフェッション(2002)
ウェルカム・トゥ・コリンウッド(2002)
ソラリス(2002)
オーシャンズ11(2001)
スパイキッズ(2001)
オー・ブラザー!(2000)
パーフェクト ストーム(2000)
スリー・キングス(1999)
サウスパーク 無修正映画版(1999)
アウト・オブ・サイト(1998)
シン・レッド・ライン(1998)
フル・ティルト・ブギ メイキング・オブ・フロム・ダスク・ティル・ドーン(1997)
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997)
素晴らしき日(1997)
ピースメーカー(1997)
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997)
フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996)

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映画「幸せの教室」豪華な共演に内容はもうひとつ

2012年05月21日(月) 19時09分
「幸せの教室」★★★☆
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、
ブライアン・クラストン、セドリック・ジ・エンターテイナー出演

トム・ハンクス監督、
98分、2012年5月11日公開
2011,アメリカ,ディズニー
(原題/原作:Larry Crowne )






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「ハリウッドの大スターの共演、
予告では人生への希望を失った2人の
出会いがもたらすものは・・・という、
なんか良さげな感じだったが、
トム・ハンクス監督、脚本という
映画もそんな優等生の枠を出ない出来、
もう少し何かあるだろうと期待したから
これで終わり?って感じだった」



充実した仕事をしていたはずの
ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は
リストラにより解雇され、
再就職も難しい状況で
学歴が必要だと大学へ通うことした、
なんか試験もなく教室に行く姿に
日本とはシステムが違うのかなぁと思いながら、
最初のスピーチのクラスで
教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)と出会う。


彼女自身も家庭は崩壊寸前、
仕事にもやりがいを見つけ出せずにいるのだか
ラリーが引っ張り始めたクラスは
いつになく活気溢れ
次第に彼女の姿勢も変えていく



見てるこっちは、彼女のクラスで
変わっていく主人公ラリーを見るはずが
逆に教師が変わっていくのを見せられて
邦題に違和感を覚えるが
まあ「幸せな教室」ってことか。



トム・ハンクスは次のイーストウッド監督を
狙っているのか
今回は監督と脚本をこなしているようだが
脚本に関しては物足りない、
せっかくの面白そうな素材が
ほとんど料理されずに

最後に「チン」と簡単に出来上がり!って、
それではやはり感動までは引き出せない。


自分が演じるラリーの魅力は分かった、
どんな時も前向きで誠実で
そのことが次第に周囲も変えていくのだけど
どんなふうに変わったのかとか
中には反発する人物を置くだとか
少しは波風がないと
上品に優等生的に作れたおとぎ話のようで
勿体ないなぁ、なんとも。



教師のメルセデスが
ラリーに好意を持つようになるのも
説得力はいまひとつ、
98分と短い作品なのであと20分くらい使って
周囲とラリーとの関わりを掘り下げて欲しかった、
つまらなくはないけど
驚きもないし
期待していた分だけ、
やはり物足りなかった。


ただひとつ言えるのは
「人生はやり直せる」なんて大袈裟なことじゃなく
少し違う毎日は
自分の心がけ次第で
必ずやってくるということ。



★100点満点で70点


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トム・ハンクス出演作品

血ぬられた花嫁 He Knows You're Alone (1980)
トム・ハンクスの大迷宮 Rona Jaffe's Mazes and Monsters (1982)
スプラッシュ Splash (1984)
独身SaYoNaRa! バチェラー・パーティー Bachelor Party (1984)
マネー・ピット Money Pit (1986)
ドラグネット/正義一直線 DRAGNET (1987)
ビッグ Big (1988)
パンチライン Punchline (1988)
メイフィールドの怪人たち The Burbs (1989)
ターナー&フーチ/すてきな相棒 TURNER & HOOCH (1989)
虚栄のかがり火 The Bonfire of the Vanities 1990)
ジョー、満月の島へ行く Joe Versus the Volcano (1990)
ハリウッド・ナイトメア Tales from the Crypt (1992) - 監督・出演
プリティ・リーグ A League of Their Own (1992)
めぐり逢えたら SLEEPLESS IN SEATTLE (1993)
フィラデルフィア Philadelphia (1993)
フォレスト・ガンプ/一期一会 FORREST GUMP (1994)
アポロ13 Apollo 13 (1995)
セルロイド・クローゼット The Celluloid Closet (1995)
すべてをあなたに That Thing you Do! (1996) - 監督・脚本・出演
ユー・ガット・メール YOU'VE GOT MAIL (1998)
プライベート・ライアン Saving Private Ryan (1998)
グリーンマイル THE GREEN MILE (1999)
キャスト・アウェイ Cast Away (2000) - 製作・出演
ロード・トゥ・パーディション ROAD TO PERDITION (2002)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン Catch me if you can (2002)
レディ・キラーズ Lady killers (2004)
ターミナル The Terminal (2004)
ポーラー・エクスプレス THE POLAR EXPRESS (2004) - 出演(MC)・製作総指揮
ダ・ヴィンチ・コード The Da Vinci Code (2006年) - ロバート・ラングドン役
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー Charlie Wilson's War (2008) - 製作・主演
ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生 The Great Buck Howard (2008) - 製作・出演
天使と悪魔 Angels & Demons (2009) - ロバート・ラングドン役
マイ・ビッグ・ファット・ドリーム My Life in Ruins (2009)
幸せの教室 Larry Crowne (2011) - 監督・製作・脚本・主演
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Extremely Loud & Incredibly Close (2011)
ロスト・シンボル The Lost Symbol (2012) - ロバート・ラングドン役

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映画「アウェイク」痛い!怖い!まさに衝撃!

2012年05月20日(日) 10時33分
「アウェイク」★★★☆WOWOW鑑賞
ヘイデン・クリステンセン、ジェシカ・アルバ、
レナ・オリン、テレンス・ハワード、
クリストファー・マクドナルド出演

ジョビー・ハロルド監督、
85分、2011年5月21日公開
2007,アメリカ,ショウゲート
(原題/原作:AWAKE )






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「心臓移植の最中に、
全身麻酔が効かず意識が覚醒したまま
手術が進行していく、
そんな短いwowowの解説を見て
録画していたのものを見た、
医療現場では実際に稀に起こると言う
“術中覚醒”を題材に、
主人公は覚醒とさらにそれ以上の
衝撃を経験する、痛いし、怖かった!」



全身麻酔でうとうとした主人公は
いつまでも医者達の会話が聞こえていることに
次第に不安になる
体は全く動かないが
意識だけははっきりしている、

そしてひんやりとした薬品が胸のあたりをなぞり
メスが入れられる
激痛が走るが、誰にも伝えられない、
見てるこっちも想像もできない痛みで
痛い、痛いと思いながら見ていた。



別のことを考えろ!と
痛みから意識を逸らそうとするけど
実際のところこんな状態なら
失神してしまうんじゃないのかな、
彼の意識の中で
彼は幽体離脱のように自分の体を離れ
客観的に見つめ直すかのように
手術室から抜け出したりもする。



これがメインでこの後とうなる?と思っていたら
さらに驚くべき陰謀が進行していて
絶体絶命か!
これには驚かされたが

明らかになってみれば
安易な発想とも受け取れる、
設定が設定だけにその分では
この映画は見た人を驚かすという部分では
充分に成功している。



母親との微妙な関係、
亡き父に追いつけないという劣等感や
急遽結婚するフィアンセとの馴れ初めなど
85分という短い時間に押し込めたので
慌ただしい感じだし
未整理なことが多すぎるが

これも全部、手術中に見せていかないといけないので
仕方ないということか。


ご都合主義も登場して
映画に入り込めたかと思うと
引き戻されるような
緊迫感の持続が
途中でブチブチ途切れてしまうのが惜しいが

まだ見てない人には
「そんなに期待しないで見ると、ワリと面白いよ」と
勧めてもいいくらいの出来。



健康である事に感謝!


★100点満点で75点


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ヘイデン・クリステンセン出演作品

テイカーズ (2010) 出演 A.J.
リセット (2010) 出演 ルーク
ニューヨーク、アイラブユー (2008) 出演 ベン
ジャンパー (2008) 出演 デヴィッド・ライス
アウェイク (2007) 出演 クレイトン・ベレスフォード・Jr
ファクトリー・ガール (2006) 出演 ロック・スター
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005) 出演 アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー
ニュースの天才 (2003) 出演 スティーブン・グラス
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (2002) 出演 アナキン・スカイウォーカー
海辺の家 (2001) 出演  
マウンテン・ウォーズ ホライズン高校物語 (2000) 出演 スコット・バリンジャー
エアスピード (1999) 出演  
ヴァージン・スーサイズ (1999) 出演  


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映画「ル・アーヴルの靴みがき」小さな奇蹟はどこにだってある

2012年05月19日(土) 21時55分
「ル・アーヴルの靴みがき」★★★☆
アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン、
ジャン=ピエール・ダルッサン、ブロンダン・ミゲル出演

アキ・カウリスマキ監督、
93分、2012年4月28日公開
2011,フィンランド、フランス、ドイツ,ユーロスペース
(原題/原作:Le Havre )






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「かつて敗者三部作なんて連作もあった、
基本的にはテイストは全部似ている、
セリフは棒読みのように単調で
感情がこもらない、
物語がどんなふうに展開しようとも
大袈裟な感情を爆発させることもない、
今回は日常にひそむちょっとした奇蹟を
淡々と描いている」



チラシの写真が良い、
それだけで映画が見たくなった。



舞台は北フランスの港町、ル・アーヴル。
靴磨きで生計を立てるマルセル・マルクスは、
献身的な妻アルレッティに愛犬ライカと
質素だが幸せに暮らしている、
経済的に豊かではないが
他に必要なものは無い
それが幸せというものだろうと
見ながら感じた。



ある日、港にアフリカからの
不法移民が乗ったコンテナが漂着し、
マルセルは、警察の検挙から逃れた少年と
偶然に出会いかくまうことにした、
イギリスにいる親せきまで
少年を行かせるには相当のお金がかかるが
彼はそれを何事もなかったかのように
自分のなけなしのお金まで使うのだった。



そんなとき妻が体調を崩して入院する、
どちらかと言えば
不幸に近いような事ばかり起こるが
誰かが言ってたっけ
不幸も幸福も同じ量だけあるって、
でもそんな単純には信じられそうもない
「善意」と言う言葉を思い出す、
何もかも一歩踏み出さないと
変化は起こらない、
損得を考えるとかそんな事じゃなく。



おとぎ話のようなストーリー、
子供だってウソ臭いと思うだろう、

でも彼らの生活に
ささやかな「奇蹟」が起こります様に!
そんなふうに心底思うのも真実だ、
どこかの国の小さな灯りの下で
小さな奇蹟は起こっているのだ。



★100点満点で75点


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アキ・カウリスマキ監督作品

罪と罰 Rikos ja rangaistus (1983)
カラマリ・ユニオン Calamari Union (1985)
ロッキーVI Rocky VI (1986)
ロッキーシリーズとは無関係
パラダイスの夕暮れ Varjoja paratiisissa (1986)
ハムレット・ゴーズ・ビジネス Hamlet liikemaailmassa (1987)
真夜中の虹 Ariel (1988)
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ Leningrad Cowboys Go America (1989)
マッチ工場の少女 Tulitikkutehtaan tyttö (1990)
コントラクト・キラー I Hired a Contract Killer (1990)
ラヴィ・ド・ボエーム Boheemielämää (1992)
愛しのタチアナ Pidä huivista kiinni, Tatjana (1994)
レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う Leningrad Cowboys Meet Moses (1994)
トータル・バラライカ・ショー Total Balalaika Show (1994)
浮き雲 Kauas pilvet karkaavat (1996)
白い花びら Juha (1999)
過去のない男 Mies vailla menneisyyttä (2002)
10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス Ten Minutes Older: The Trumpet (2002)
街のあかり Laitakaupungin valot (2006)
ル・アーヴルの靴みがき Le Havre (2011)

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映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」見た目じゃ分からない良質さを感じたい

2012年05月17日(木) 19時09分
「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」★★★☆クリステン・ウィグ、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、
ウェンディ・マクレンドン=コービー、エミリー・ケンパー、
メリッサ・マッカーシー、クリス・オダウド出演

ポール・フェイグ監督、
125分、2012年4月28日公開
2011,アメリカ,東京テアトル
(原題/原作:Bridesmaids )






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「ブライズメイズ(花嫁介添人)は日本では馴染みが無い、
ただの付き添いとは違い
ウエディングプランナーのようなことまで
花嫁に代わって準備をするようだ、
一番の親友に頼むということで
親友と言う微妙な関係を巡って
ドタバタコメディー進行中にも
主人公は自分を見つめ直したりもする」



親友の結婚により
花嫁介添人を頼まれた主人公は
その中でもメインのメイド・オブ・オーナーを引き受け
他の4人の花嫁介添人をまとめながら
結婚式前の数々のイベントを企画するが
そのたびに色んな問題勃発!
果たして全部をうまくこなすことが出来るか
文化の違いはあるにせよ
人と関わるって面倒だけど
なんだか幸せなことだと気付かされるのだ。



アメリカのコテコテコメディーらしく
表現は直球でお下劣、
下痢ネタや肉体的特徴を笑うなど
ちょっと引いてしまう部分もあり
気楽に笑えるっていうラインを
時々超えていてヒヤリとする部分もあったが、

くっだらない出来事で笑って笑って
最後にちょっと考えさせられるそんな出来上がりだった。


ほとんど馴染みのなり俳優が出ているので
予告編もCMもドタバタ部分のみ
クローズアップされていて
単なるお笑い映画みたいに感じていたが
これは見て見ないと
さすがアカデミーの脚本賞ノミネートされただけあって
そんな出来の良い部分を
伝えきれてないのが残念

お客もあまり入って無かったな。
こういう作品って売り方が難しいようだ。


主人公は一度、店を開いたが
閉店に追い込まれ
現在は仕事も恋愛も絶不調、
花婿の上司の妻ヘレン(ローズ・バーン)も
花嫁介添人のひとりだが
何かと対照的で最後には結婚祝いのプレゼントで
彼女がパリ旅行を用意して
自分の手作りのプレゼントと
大きく差がついたところで
これまでの不満を爆発させる。


気持ちは分かるし
それはそれで良いのだけれど
後で必ず後悔するに決まっていて
でもいつも相手の事を考えてばかりいられない
自分のことでいっぱいいっぱいで
色んなこと分かっているけど
大人って色々複雑なんだ、
心が痛くなる
そんな気持ちは誰にでもあるけど
務めて隠してる痛い痛い部分だからね。



なんとか結婚式は無事に終わって
メデタシメデタシなんだけど
お下劣なコメディだけじゃないのを
なんとか伝えたい気分でいっぱいだ。

★100点満点で75点


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クリステン・ウィグ出演作品
ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン (2011) 脚本/出演 アニー
デート&ナイト (2010)<未> 出演  
ほぼ冒険野郎 マクグルーバー (2010)<未> 出演  
幸せの行方... (2010) 出演  
宇宙人ポール (2010) 出演 ルース
怪盗グルーの月泥棒 3D (2010)  声の出演 ミス・ハッティー
ヒックとドラゴン (2010)  声の出演 ラフ
アドベンチャーランドへようこそ (2009)<未> 出演 ポーレット
シンディにおまかせ (2009)<未> 出演 スージー
ローラーガールズ・ダイアリー (2009) 出演 マギー・メイヘム
オー!マイ・ゴースト (2008)<未> 出演  
俺たちダンクシューター (2008) 出演  
30 ROCK/サーティー・ロック (シーズン2) (2007〜2008) ゲスト出演  
最凶家族計画 (2007)<未> 出演 ジャニーン
ウォーク・ハード ロックへの階段 (2007)<未> 出演  
幸せのセラピー (2007) 出演  
無ケーカクの命中男/ノックトアップ (2007) 出演  
エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦 (2006)<未> 出演


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映画「ドライヴ」寡黙な男の最後の決心、まさにクール!

2012年04月15日(日) 0時09分
「ドライヴ」★★★★
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、
ブライアン・クランストン、
クリスティナ・ヘンドリックス、ロン・パールマン、
オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス出演

ニコラス・ウィンディング・レフン監督、
100分、2012年3月31日公開
2011,アメリカ,クロックワークス
(原題:Drive)





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「予告編がすごくクールな作りで
これは絶対面白いに違いないと
前売券を買って楽しみにしていた作品を観た、
主人公の顔がハードな内容と合わないんじゃないか・・・
そんなふうに思っていたが
これがなかなか、その落差がホント怖くて
キャスティングってとても大切だと考えさせられた」



昼はスタントマン、
夜は犯罪の「逃がし屋」
「5分以内に戻れば必ず逃がしてやる」と
車の運転に才能を持つ主人公(ライアン・ゴズリング)は、
映画の冒頭で強盗をした二人組を
冷静なカーチェイスを乗り切って
逃がすことに成功する、
寡黙で表情ひとつ変えずにスリリングな
場面を乗り切る様はまさにクール!



このシーンが無かったら
甘い顔というより抜けた顔に見えるので
愚鈍にさえ感じてしまう、
そして男は最愛の女と出会ってしまう、
子供を育て、刑務所に居る夫をもつ女と。



彼女はアパートの同じ階に住むアイリーン(キャリー・マリガン)、
彼女は傍から見れば不幸せな状況だけれど
その笑顔は様々な事を感じさせる
なんとも魅力的な女性だ、
何がそうさせるのか
彼女の持つ雰囲気としか分からないが
そんな分析は不要だろう
ただ笑ってくれれば
その場がパッと明るくなるからだ



ドライバーはただ純粋に車の運転を楽しんでいる、
それだけで満足していたのに
彼女のダンナが出所して
彼の仕事を手伝ったことから
泥沼に一気に入り込んでいく。


他に何かやりようが無いのか
そんなことを思いながら
彼にとっては幸せな方向から
どんどん離れていく
彼女と子供の幸せだけを考えての行動

それが見てるこっちに分かるから
その背反するものが
うまくいくといいけどなと祈るだけ。


エレベーターでキスするシーンがあるが
このキスのタイミングと音楽
そして緊迫した状況と最高の瞬間だった

そしてその一瞬の後
なんともむごいシーンへと・・・、
そのあたりは好みが分かれるところだけど
自分は好きだったな
期待通りの映画だった。


★100点満点で80点


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映画「アーティスト」これぞ、映画だ! アカデミー賞独占も納得の作品

2012年04月13日(金) 0時09分
「アーティスト」★★★★★満点!
ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ出演

ミシェル・アザナヴィシウス監督、
101分、2012年4月7日公開
2011,フランス,ギャガ
(原題:The Artist )






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第84回アカデミー賞の作品賞、監督賞、
主演男優賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、衣裳デザイン賞受賞の
この一年の代表作品がいよいよ公開された。



「舞台は1927年から30年台初頭のハリウッド。
サイレント映画界屈指の大スターのジョージ・バレンティンは、
新人女優のペピーを女優へと導いていく。
時はサイレントからトーキーへの移行期にあたり
サイレントに固執するジョージは自ら監督を務めるも
人々の関心は無声映画から声の出る新しい技術へと
移っていくのだった」



白黒&サイレントを劇場で見るのは初めて
昔は大劇場で生演奏が付き
人々は好きなシーンでは拍手し
画面に繰り広げられる映像に
驚き笑い考えさせられ
「映画に行く」ことがハレの出来事だったようだ。


映画の冒頭はたぶん最初の上映会か
今でいう試写会のようだったが
上映終了後の会場中の拍手に気を良くした
主演俳優が舞台に上がって
おどけた様子で挨拶をする、
その時の人々の喜びに満ちた顔が
なんとも羨ましい気さえした。



今では試写会へ行くことは無いが
通常は上映前に「よろしく!」って感じの
熱の入らない挨拶があって
出演者や監督は別の会場へ、
そりゃあそうだろう
上映終了後に舞台に上がれるような自信作って
わずかだからね。


4/11の朝日新聞では映画評論家が
「映画技術の進化では
得たものより、失ったもの方が多い」と
コメントしていたが

無声映画の頃を知らない今の世代は
その頃とは比較は出来ないわけで
マスコミ試写で無料で映画を見ておきながら
そんなくだらないコメントしかできない
批評家がただ昔を懐かしむような
「昔は良かった」「昔は良かった」って
じゃあ古い映画でも見とけよと言いたくなる。


この映画はモノクロの無声映画だけれど
かなり考え尽くされた現代の映画となっている、

リアルには当時を知らない世代も
なんとなく分かっている雰囲気を
うまく映画の中にすくい取って
「そんな感じ」の映像を見せつつも
その映像の中で観客にしっかりと
セリフ以外のストーリーを考えさせてくれる。



ストーリーは単純なメロドラマと言ってもいい、
没落するスターと
駆け上がる新星の輝き
そしてロマンス
それから希望
出演者の顔の表情の豊かさに目を奪われ
声の出ない動く唇は
自分達の言葉が頭の中で喋り出す。



自分達が映画に求めるものは
本来はすごくシンプルなものだったのだ

でもそれだけじゃぁ
今の観客は満足出来ない、
映画「ヒューゴ」を見た時も感じた
ただ映像を見るだけから
観客はもっと見たことのないものを要求し始める。


この作品はCGの代りに
モノクロ無声映画という大胆な仕掛けを用意し
それで全編を乗り切ったことが成功している、

じゃあ次もあるかといえば
次は同じ様なことをしても
心躍る時間は持てないだろう。

自分達は映画館に何を見に行くのだろう


そんなことを考えさせられた
そして映画館の暗闇の中で
映画の魔法をこれからも
何度も何度も見たいと思った、
この映画が多くの賞を獲得したのは
ホント納得できる出来上がりだった。


★100点満点で100点


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最新映画ランキング(4/8)

公開最初の週は7位とさびしい登場、
主演に有名俳優がいないことや
アカデミー頼みの宣伝だけじゃぁ
メインの若者層を呼べそうもないか。

@(初)劇場版 SPEC 天
A(@)映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー
B(A)僕等がいた 前篇
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映画「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」アメリカは役者じゃなとい大統領も務まらない?

2012年04月11日(水) 9時05分
「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」★★★☆
ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー、
フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、
マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、
エバン・レイチェル・ウッド、マックス・ミンゲラ出演

ジョージ・クルーニー監督、
101分、2012年3月31日公開
2011,アメリカ,松竹
(原題:The Ides Of March )






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本年度のアカデミー賞で
「ファミリー・ツリー」で残念ながら
主演男優賞を逃した
ジョージ・クルーニーが監督した作品


「アメリカの大統領選挙は
日本の密室主義とは異なり
まずは自分の党の中の代表を決めるが
予備選を勝ち抜いた候補者が
最後に共和党と民主党で戦う、
長期に渡り日本のニュースでも取り上げられ
エンターテイメントめいてさえいる、
その裏側を知るスタッフが製作に加わった作品だ」



マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)は
民主党の予備選を戦っている、
対立候補のネガティブな面を突く様な
影の部分に力を尽くすことや
スピーチを作るのはスタッフの重要な仕事
候補者の語る理想的な言葉が
なんだか心に響かない。



でもそれは裏側を見てるからで
モリス候補はルックスもよく
ソフトな感じで
大勢の支持者を前にも
ひとりひとりの顔を見ながら話す様は
きっと彼らの心をガッチリ掴む
カリスマ性は感じたからね。


刻々とはじき出される数支持率は
数字のマジックに過ぎないかもしれない
そんなものに一喜一憂するのは
アメリカも日本も変わらない

人の心は確実なものは少なく
スキャンダルひとつで
あっという間に数字は逆転するからだ。


この映画はその候補者が主人公というより
そのスピーチを書くスタッフの
スティーヴン・マイヤーズ(ライアン・ゴズリング)の
野心的な心理状態がスリリングに描かれ
最後は経験の差というか
恐ろしい世界の洗礼を受けることになるが
これだけの経験をすれば
戦う場所を変えれば
彼は今度は違う結果を出せるだろうと感じた。



人はどんな時、自分の道を決めていくのだろう、
知事から大統領を目指す男、
そのブレーンとして良い面を全面に出し
敵候補の足を引っ張るような毎日を過ごす男達、
スタートは同じだったハズなのに
随分と違う役回りをしている、
けれどこの映画の中では
それぞれがそれぞれのやるべきことを熟知し
または学びつつ
毎日を懸命に過ごしている
そのことはやはり素晴らしいことだ。



扱っている内容はスキャンダラスで
どうなっていくんだと気にさせる
巧い造りになっていたが
終わってみて考えたのは
自分の大切な時間を「何に」費やすかということだ

その時はガムシャラで突き進んでいるのだろうが
後で振り返って満足できる時間を過ごしていたか
それに尽きるんじゃないかと。


映画は面白かったが
どこかで見たような内容で新鮮さは無かった、

監督のジョージ・クルーニーは
何か新しい切り口も見せるべきだった。

★100点満点で75点


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ジョージ・クルーニー監督作品
スーパー・チューズデー 正義を売った日(2011)
かけひきは、恋のはじまり(2008)
グッドナイト&グッドラック(2005)
コンフェッション(2002)
 

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映画「ヘルプ 心がつなぐストーリー」笑っちゃうような現実の話し

2012年04月08日(日) 19時09分
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」★★★★☆
エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、
オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード出演

テイト・テイラー監督、
146分、2012年3月31日公開
2011,アメリカ,ディズニー
(原題:THE HELP )






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今年度のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、助演女優賞の3部門でノミネート、
主演女優賞ヴィオラ・デイビス、
助演女優賞にオクタヴィア・スペンサー、ジェシカ・チャステイン
このうち助演女優賞をオクタヴィア・スペンサーが受賞した。



「1960年代アメリカ南部。どの家庭でも黒人のメイドが雇われ
子守から家事全般を行っていた、
厳然たる差別社会でひとりの白人女性が
彼女達の声を本にまとめ大騒動が持ち上がる」



車寄せや家の前の芝生
白い大きな家
日本人がTVと共に戦後憧れた
そのものの風景が広がるが
それを底辺で支えていたのが
安い労働力で雇われた黒人たち
特にこの映画は黒人メイドが
どんな境遇だったかが描かれている。


島国の日本に居ると
差別だとかには疎くなる
けれどそういった事実は知識としては知っているが
映画でこうして改めて見ると
長い長い歴史があることが分かる、

まだまだ人種差別は無くなっていないし
それをいうなら
この映画のもうひとつの主題である
女性差別も全く無いかと言われたら
そうでもないことも事実だ。

ただそんな事実をこの映画は
涙ながらに訴えるのではなく
そんな中でも立ち上げる女性達や
日常の些細なことを笑い飛ばす
人間の豪胆さも見せてくれて

時にしんみりしつつも
結構笑って笑ってそして核心については
やはりもう一度しっかり見つめる
そんな出来上がりになっていた。


人種差別とは別に
実は自分達日本人も戦後行ってきたのが
経済的な差別だ
途上国やアジア各地で安い労働力で
製品を生産しそれを逆輸入して
差益で利益を上げているが
そんな差別もここにきて
日本の本体に大きく影響しているようだ。


皆同じといいつつも
経済的な格差で見る目を変えるような差別は
日本でも変わらない
どうして人間はそんな感情を持ってしまうのか
邦画「GO」で主人公が言った言葉が思い出される
「血の色が緑とか分かりやすけりゃいいのに」
朝鮮人と差別される主人公がこんなことを言っていたが
最近の差別は肌の色という
分かりやすいものじゃなく
もっと細分化され見えにくくなっている



この映画も今だから笑えるって側面もあるが
長い長い決して笑えない歴史を
超えて来たのだなぁと思うと
身が引き締まる思いだ。


深刻なテーマを笑い飛ばすような
この映画のもつ力強さが好きだ。


★100点満点で90点


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オクタヴィア・スペンサー出演作品
フライペーパー! 史上最低の銀行強盗 (2011) 出演  
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 (2011) 出演 ミニー
奇人たちの晩餐会 USA (2010)<未> 出演  
しあわせの処方箋 (シーズン2) (2010) ゲスト出演  
ドールハウス (シーズン1) (2009) ゲスト出演  
ハロウィン II (2009) 出演  
スペル (2009) 出演  
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 (シーズン2) (2008〜2009) ゲスト出演  
7つの贈り物 (2008) 出演  
CSI:8 科学捜査班 (2007〜2008) ゲスト出演  
9-ナイン (2007)<未> 出演  
アグリー・ベティ (2006〜2007) ゲスト出演 コンスタンス
Huff 〜ドクターは中年症候群 (シーズン2) (2006) ゲスト出演  
パルス (2006) 出演  
ミディアム2 霊能者アリソン・デュボア (2005〜2006) ゲスト出演  
コーチ・カーター (2005) 出演  
デンジャラス・ビューティー2 (2005) 出演  
LAX (2004〜2005) ゲスト出演  
CSI:ニューヨーク (2004〜2005) ゲスト出演  
恋のトリセツ 〜別れ編〜 (2004)<未> 出演  
アイドルとデートする方法 (2004)<未> 出演  
バッドサンタ (2003) 出演  
NYPD BLUE 〜ニューヨーク市警15分署 (シーズン9) (2001〜2002) ゲスト出演  
ふたりは最高! ダーマ&グレッグ (第5シリーズ) (2001〜2002) ゲスト出演  
2999年異性への旅 (2000)<未> 出演  
ビッグ・ママス・ハウス (2000) 出演  
X-ファイル (7th season) (1999〜2000) ゲスト出演  
ランスキー アメリカが最も恐れた男 (1999)<未> 出演  
マルコヴィッチの穴 (1999) 出演  
ブルー・ストリーク (1999) 出演  
25年目のキス (1999) 出演  
ER V 緊急救命室 (第5シーズン) (1998〜1999) ゲスト出演  
ミセス・ラスベガスの幸せになれる方法 (1998)<未> 出演  
ゴースト・ブラザー/天国から来たヒーロー (1997)<未> 出演  
評決のとき (1996) 出演
 

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映画「マリリン 7日間の恋」予告の印象と中身は随分違って見えた

2012年04月04日(水) 19時09分
「マリリン 7日間の恋」★★★★
ミシェル・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、ケネス・ブラナー、
エマ・ワトソン、ジュディ・デンチ出演

サイモン・カーティス監督、
100分、2012年3月24日公開
2011,アメリカ,日活
(原題:MY WEEK WITH MARILYN )






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ミシェル・ウィリアムズはこの作品で
アカデミー主演女優賞にノミネートされた。



「実はマリリン・モンローの映画を
1本全部通して見たことがない、
有名なシーンのいくつかで彼女を知ってるに過ぎない、
セクシーさやスキャンダルで有名なだけと
単純に思っていたが
この映画を見て舞台となった「王子と踊り子」という映画が
俄然見たくなった、
映画にはそんな力もあるのだと再認識」



初めてのイギリスでの撮影に緊張気味のマリリン、
共演者であり監督のローレンス・オリヴィエは
最初から彼女を見下したような感じで
芸達者な共演者の中で
マリリンは孤立していく、
そんな中で映画の雑用係のコリン・クラーク(エディ・レッドメイン)と
ほんの短い間だけだか
心を通わせていく、彼女の安心できる場所があった。



軽妙なコメディ映画にマリリンに求められたのは
お色気と美しさだけだった、
そんな中、役作りやストーリーに疑問を持つマリリンに
ローレンス・オリヴィエはいら立つが
マリリンは当時、演技派女優への転身を
模索していた時期であり
そんな違いが現場にも重苦しい影を落とし
そのことがかえってマリリンを追いつめていく。


映画の主演はマリリン演じるミシェル・ウィリアムズだが
映画はコリン・クラークの目線で描かれていく、
実際にも本人の回想録で語られた真実だからだ。


映画を見る前は、有名人にありがちな
ちょっとした真実を「名声」や「本物の恋」なんかに
脚色して描いているのだと思っていたが
見るまでは分からないものだ、
確かに短いひとときの恋を描いているが
この映画ではマリリン・モンローの輝きが溢れ
「才能」という形の無いものを
スクリーンに映し出してくれている。



遅刻して来てはセリフも覚えていない
NGを繰り返すが
OKのカットでは輝きに溢れた表情を見せ
それはその場で見た誰もが
これまでのいら立ちを忘れてしまう程、
自分達も時々スクリーンに目が釘付けなんてことがある
そんな瞬間をまた味わいたくて
劇場へ通っているいようなものだ、
彼女にはそんな「才能」というものがあったのだ。



映画の主題は「7日間の恋」だけれど
それは恋とも言えないようなものだった、
映画が完成して試写室でコリンがひとり
スクリーンに溢れる才能を目に
憧れの表情を浮かべる
そこには女優「マリリン・モンロー」が映っていた。


この映画を見終えてミシェル・ウィリアムズの
演技賞ノミネートにも納得、
不安定な心理状態や
解放された時のはじける様な表情
どれをとっても素晴らしかった、
次はどんな役を案じるのだろう、楽しみだ。


★100点満点で85点


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ミシェル・ウィリアムズ出演作品
マリリン 7日間の恋(2011)
ブルーバレンタイン(2010)
シャッター アイランド(2009)
彼が二度愛したS(2008)
脳内ニューヨーク(2008)
ブローン・アパート(2008)
アイム・ノット・ゼア(2007)
痛いほどきみが好きなのに(2006)
ブロークバック・マウンテン(2005)
ランド・オブ・プレンティ(2004)
16歳の合衆国(2003)
私は「うつ依存症」の女(2001)
ミー・ウィズアウト・ユー(2001)
ハロウィンH20(1998)
スピーシーズ 種の起源(1995)

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