「トランス・アメリカ」願いはそう簡単には叶えられない
2006年08月13日(日) 0時31分
「トランス・アメリカ」★★★☆
フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ 主演
ダンカン・タッカー 監督、2006年、アメリカ
性同一性障害で女性への手術を
1週間後に控えた主人公。
レストランで皿洗いと、
自宅ではテレホンアポインターで
生計を立てている。
そこへ自分の息子が現れる、
17歳の少年はまだ
彼女が自分の父親とは知らず、
いろんな事が重なり
二人はボロ車で旅をすることになる。
主演女優賞にノミネートされただけのことはある、
微妙な動作の端々に男が現れるのだが、
演じているのは正真正銘の女優さんだ。
母親が死んで、継父に虐待をうけて家を飛び出していた
少年は、崩れた様子はあるが、
根は素直なところも見せる。
現代はホントに複雑怪奇だ。
女装の父親、男娼で生活していた少年、
性転換手術に、笑っても皺のない祖母の顔と
なんでもアリだ。
それでもこの映画を見ていて、違和感を感じないのは
しっかりした演出とさりげない演技の積み重ねで
こういうこともありえそうな、リアルを
そこに見るからだ。
どうしたいのか?
何が望みなのか?
ほとんどの人は漠然とした「成りたいもの」はあっても、
強烈な熱望とまではいかない、
そんな中途半端では手に入る訳ないのに、
手にいれた人をみては、自分の姿を重ねる、
そして自分が手に入れられない言い訳を100も重ねる。
主人公は大学を10年も行きながら、学位も取れず
きっと他の「何か」をまた求めていたのだろう、
そして、やっと自分の本当に成りたいものを見つけた姿は
どこか頼もしい。
本当は親から認めてもらいたいだろう、
でもそれでも幸せだと信じたい。
しかし、アメリカ、こんな込み入った題材で
ちゃんと見せてしまうのはさすが、
見終わって、オマエはちゃんと自分の描いた自分でいるのかと問いかける。
主人公はアメリカを横切りながら、なりたい自分を見つけた、
自分はどこに向かっているのだろう。
★何か感じたらココをクリックもよろしく! ← ランキング参加中
フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ 主演
ダンカン・タッカー 監督、2006年、アメリカ
性同一性障害で女性への手術を1週間後に控えた主人公。
レストランで皿洗いと、
自宅ではテレホンアポインターで
生計を立てている。
そこへ自分の息子が現れる、
17歳の少年はまだ
彼女が自分の父親とは知らず、
いろんな事が重なり
二人はボロ車で旅をすることになる。
主演女優賞にノミネートされただけのことはある、
微妙な動作の端々に男が現れるのだが、
演じているのは正真正銘の女優さんだ。
母親が死んで、継父に虐待をうけて家を飛び出していた
少年は、崩れた様子はあるが、
根は素直なところも見せる。
現代はホントに複雑怪奇だ。
女装の父親、男娼で生活していた少年、
性転換手術に、笑っても皺のない祖母の顔と
なんでもアリだ。
それでもこの映画を見ていて、違和感を感じないのは
しっかりした演出とさりげない演技の積み重ねで
こういうこともありえそうな、リアルを
そこに見るからだ。
どうしたいのか?
何が望みなのか?
ほとんどの人は漠然とした「成りたいもの」はあっても、
強烈な熱望とまではいかない、
そんな中途半端では手に入る訳ないのに、
手にいれた人をみては、自分の姿を重ねる、
そして自分が手に入れられない言い訳を100も重ねる。
主人公は大学を10年も行きながら、学位も取れず
きっと他の「何か」をまた求めていたのだろう、
そして、やっと自分の本当に成りたいものを見つけた姿は
どこか頼もしい。
本当は親から認めてもらいたいだろう、
でもそれでも幸せだと信じたい。
しかし、アメリカ、こんな込み入った題材で
ちゃんと見せてしまうのはさすが、
見終わって、オマエはちゃんと自分の描いた自分でいるのかと問いかける。
主人公はアメリカを横切りながら、なりたい自分を見つけた、
自分はどこに向かっているのだろう。
★何か感じたらココをクリックもよろしく! ← ランキング参加中
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/sora2001/archive/599





