映画「イノセント・ガーデン」静謐な怖さと美しさ

2013年07月08日(月) 19時09分
映画「イノセント・ガーデン」★★★☆
ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、
マシュー・グード出演

パク・チャヌク監督、
99分、2013年5月31日より全国公開
2012,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:STOKER )




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「俳優のウェントワース・ミラーが
自身の名を隠して執筆し、
『オールド・ボーイ』『渇き』などで知られる
韓国のパク・チャヌク初のハリウッド作となる
サスペンス・スリラー。
広大な屋敷で暮らす母娘のもとへ、
長く消息を絶っていた叔父が現れた。
そして次々と起こる不気味な出来事」



インディア(ミア・ワシコウスカ)が18歳を迎えた日、
唯一の理解者だった父親が事故死する、
残されたのは美しすぎる母エヴィ(ニコール・キッドマン)、
彼女の美しさが際立ち
それは恐ろしくもある、
視線の冷たさ、娘へのよそよそしい態度、
大きな屋敷に響く靴音や
扉の開く音
何気ないものに何か意味がありそうで
目が話せない



インディアはティーン特有の
定まらないフワフワした心情の揺れを
およそ考えられない突飛な行動をしてみたり
かと思えばふさぎこんだように
感情の一切を遮断する。


そのあたりは、
これまでも何度も描かれているが
この映画では登場人物全員が
何かを抱えていると思わせるので
それらが共鳴しあって
不思議な空間が増幅されていく。



叔父のチャーリー(マシュー・グード)の
口角を上げた完璧な笑顔も
作り物にしか見えず
彼の秘密が明らかになっても
驚きは全くない

それだけスクリーンから発する
毒々しい悪の気配が
実際の人間の本性を
本来のもの以上に
こちらに雄弁に語っているからか。


ラストに向かっての
伯父チャーリーと娘インディアは
互いに「悪」の気配を色濃くし
もはやホラーというより
人間以外の生きものの存在を
強く印象づける、

怖いけれど、美しく
美しいからこそ
その怖さは不可侵で、
別世界を見ているようなので
その意味の現実の怖さってのは無かったな。

まさに映画じゃないと
実現できない世界
暗闇のスクリーンでこそ活きる作品世界だ。


★100点満点で75点


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ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グード共演。脚本がウェントワース・ミラーで話題になった作品。ミアが脱いだというのもあるけど。あと監督はパク・チャヌクさん。
突然少女の前に現れた、行方不明の叔父。その日から姿を消していく周囲の人々。いったい何が起こっているのか――。
叔父が現われてから、露にされていく、少女の性(サガ)。覚醒させたい叔父との関係。ここに偏執的なものを感じ、繊細で不機嫌な表情を見せるインディアの心の内を探っていくのです。

ピアノで連弾する際のインディアの恍惚とした表情がとても良かった。日常的な、靴を履いたり髪をとかすシーンなどもどこかエロチックさを感じるところがあった。それも、透明感のある映像が強調されて、耽美な雰囲気が出ているからでしょうね。
静かながらぞっとするようなシーンもあり、間接的なアプローチで表現されたそれらは不穏に満ちている。抑圧されていた主人公が解き放たれていくラストには、不思議な解放感と恐ろしさがあった。とてもスリリングな展開で面白かった。

【概略】
鋭過ぎる感覚を持つ少女・インディアの18歳の誕生日に最愛の父が急死。葬儀の日...
いやいやえん  2014年05月13日(火) 9時05分

外界から隔てられた大きな屋敷に住む母娘。美しく奔放な母イヴリン。父と相思相愛の仲だったインディア。父からは毎年、どんな離れた所に居ても、誕生日プレゼントをもらうのが習わしだった。…それは毎年、靴。誕生日を迎えたその年齢にぴったりの、靴。しかし、父はインディアの18歳の誕生日に死んでしまう。そして父の葬儀の日に、叔父のチャールズが屋敷にやって来る。

謎が多い父の死なのに、チャールズが来てからというもの、母はチャールズに夢中。インディアはまだ今年の誕生日プレゼントも貰ってないというのに!そして、叔父チャールズには大きな秘密があった!


という、謎めいた屋敷での謎めいたお話し...
ここなつ映画レビュー  2013年09月24日(火) 11時15分



原題のストーカー Stoker と言うと「そっち系の映画ね」と勘違いしそうだったが、この映画の主人公の家の名前。
(という点で、久々に日本語タイトルの勝ち、という珍しいパターン 笑)


オープニングで彼女は言う。
「自分には他人が持っていない能力がある」と。
彼...
日々 是 変化ナリ ? DAYS OF STRUGGLE ?  2013年07月16日(火) 1時39分
 大きな屋敷で暮らす母娘 のもとへ、長期間にわたって消息を絶っていた叔父が現れた
みんなシネマいいのに!  2013年07月15日(月) 8時57分
少女インディアの18歳の誕生日、彼女の父は不審な死を遂げ、父からのプレゼントの箱には小さな鍵だけが入っていた。 父の葬儀の日、音信不通だった叔父チャーリーが現われ、しばらく屋敷に滞在することに。 あっという間に母の心を掴んだチャーリーに、インディアは妙な胸騒ぎを覚える。 その後、次々と奇妙な事件が起こり始めるのだが…。 ミステリー。 ≪18歳になった私に届いたのは、秘密の扉を開く鍵―≫
象のロケット  2013年07月14日(日) 5時36分
鏖殺の庭へ、ようこそ。

初のハリウッド映画にも、気負いなし。
怒涛のシャレードの嵐は、どこからどう観てもパク・チャヌク印の作家映画である。
西部劇マニアのキム・ジウンが、古き良き大西部にオマー...
ノラネコの呑んで観るシネマ  2013年07月13日(土) 22時24分
仏頂面からの覚醒


【Story】
交通事故死した父親の葬儀の日。18歳の少女インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)と母親(ニコール・キッドマン)の前に、行方不明だった叔父チャーリー(マシュー...
Memoirs_of_dai  2013年07月13日(土) 20時41分
『イノセント・ガーデン』 を鑑賞しました。

今日は映画の日なので梯子してきました

【ストーリー】
 外の世界を遮断するように建てられた、大きな屋敷に暮らしている少女インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)。自身の誕生日に、愛していた父親が交通事故で帰らぬ人となってしまう。彼女は、母(ニコール・キッドマン)と葬儀に参列すると、そこへ行方がわからなくなっていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が突如として姿を現わす。彼と屋敷で暮らすことになるが、それを発端にしてインディアの周囲で不可解な現象が頻発するようになる。


パク・チャヌク監督の作品は初鑑賞です。
正直、「ブラック・スワン」のチームが・・・という宣伝もあったので
かなり期待していたんだけどなぁ...

以下はネタばれがあるので素で観たい方は見ないでください。


ありきたりな展開で先が見えるのは期待外れであった。
もっと衝撃(刺激)な展開を期待していたのに...というのが正直な感想。

もう、必殺仕事人の世界だよね。この映画
その仕事人がさらに子分を作るというね。
それでも、親子の絆は深いというのは救いようのない話にならくて良かったと思う。

...

大きな屋敷に暮らすインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、18歳を迎えた日に、最愛の父を交通事故で亡くしてしまう。
葬儀の後、長年行方不明だった叔父のチャーリー(マシュー・グード)が現...
心のままに映画の風景  2013年07月11日(木) 0時39分
ラストのくだり、個人的に好きだな。
だらだら無気力ブログ!  2013年07月10日(水) 1時56分
「オールドボーイ」や
「親切なクムジャさん」などで知られる
韓国の鬼才、パク・チャヌク監督の
ハリウッドデビュー作です。
作品全体に漂う静かで不気味な印象が
サスペンス感を高めていく。
DNAというか血筋の怖さを
感じる作品でした。


田舎の広大な屋敷で暮らしている少女
インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、
自身の誕生日に、大好きだった父親が交通事故で帰らぬ人となってしまう。
葬儀の最中、長期間にわたって消息を絶っていた叔父の
チャーリー(マシュー・グード)が突然現われ、
インディアと母親(ニコール・キッドマン)は
彼と屋敷で暮らすことになる...
ルナのシネマ缶  2013年07月10日(水) 1時38分


STOKER
アメリカ
監督:パク・チャヌク
製作:リドリー・スコット、トニー・スコット、
脚本:ウェントワース・ミラー
出演:ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グード、ダーモット・マローニー、ジャッキー・ウィーヴァー、フィリス・サマーヴィル、オールデン・エアエンライク、他

“18歳になった私に届いたのは、秘密の扉を開く鍵―。”

珍しく連続で劇場へ。

大きな屋敷に暮らす少女インディア・ストーカー。誕生日には毎年、広大な庭のどこかに父からの靴のプレゼントが隠されていた。ところが18歳を迎えたこの日、彼女が見つけた箱の中には、謎めいた鍵が1つ入っているだけだった。時を同じくして贈り主であるはずの最愛の父が、不審な事故で突然の死を迎えた。こうして、決して心を通わせたことのない母エヴィと2人きりになってしまったインディア。ところが葬儀の日、長年行方不明だった叔父のチャーリーが姿を現わし、そのままインディアたちと一緒に暮らし始める。そしていつしか、知的でエレガントなチャーリーの魅力に心奪われてゆくインディアだったが…。 allcinema より

どうも気になっていた作品です。
だって韓国変態監督の...
肩ログ  2013年07月09日(火) 17時30分
★ネタバレ注意★


 『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督のハリウッド・デビュー作。
 製作にリドリー・スコットとトニー・スコットの名前があって、なんだかしんみりしてしまうのですが、それよりなによりビックリするのが、この作品の脚本を書いたのが『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーだということです。しかもオリジナル脚本なんですって。すごい脚本ですよ。俳優さんの余技なんてもんじゃないです。天は与えるひとには二物でも三物でも与えるんだねぇ。

 18歳の誕生日、インディア(ミア・ワシコウスカ)の父親リチャード(ダーモット・マローニー)が不可解な事故で世を去った。悲嘆に...
キノ2  2013年07月09日(火) 10時35分
「Stoker」 2013 UK/USA

インディア・ストーカーに「ディファイアンス/2008」「アメリア 永遠の翼/2009」「キッズ・オールライト/2010」「ジェーン・エア/2011」「アルバート氏の人生/2011」のミア・ワシコウスカ。
イヴリン・ストーカーに「インベージョン/2007」「オーストラリア/2008」「NINE/2009」のニコール・キッドマン。
チャーリー・ストーカーに「マッチポイント/2005」「敬愛なるベートーヴェン/2006」「ウォッチメン/2009」「シングルマン/2009」のマシュー・グード。
リチャード・ストーカーに「理想の恋人.com/2...
ヨーロッパ映画を観よう!  2013年07月09日(火) 0時16分
2013年07月
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