映画「きっと、うまくいく」170分の魔法、これまでとはちょっと違う

2013年06月03日(月) 9時04分
映画「きっと、うまくいく」★★★★☆
アーミル・カーン、カリーナー・カプール、
R.マーダヴァン、シャルマン・ジョーシー出演

ラージクマール・ヒラニ監督、
170分、2013年5月18日より全国公開
2009,インド,日活
(原題/原作:3 IDIOTS)





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「歴代興行収入ナンバーワン映画、
しかも恋愛やアクションが主題じゃない、
すごく興味をそそられるが
いかんせん170分の大作、
どうしようかなと迷ったが
やはり出来を確かめたくて劇場へ、
すごく幸福な時間を過ごせた」



インドといえば
タージマハルとデリーの喧騒、
そしてヴァナラシの混沌と
そんなイメージがさっと頭を満たす。


けれどそれは旅人の幻想で
実際は貧富の差は激しく、
家にTVがある家の方が
地方では珍しいくらい。

だから映画は彼らの娯楽として
冷房がガンガンにきいた劇場で
3時間余り、
とにかく庶民に夢を与える為に

高価なスポーツカーに豪華な婚礼、
世界各地のリゾートや
御殿のような家、
そんな手の届きそうにない場所で
太ったおっさんが美しい女性と踊る・・・・。

このイメージは
ほとんどの映画に当てはまる、
でもこの映画はおよそこれまで見た
インド映画の定番を覆す内容だった。

たしかに多くの人たちが踊るシーンがあるが、
それは大学の学生寮の
シャワーとトイレで
男ばっかの群舞で
これじゃあ、夢は見られない。


内容も学歴社会への警鐘であり、
自由な生き方を導くものであり、
カーストの色濃いインドでは
まだまだタブーな領域に
笑いと機転の利いた会話で
正面から切り込んでいく。



格差社会が問題の日本だけれど、
インドではそれは当然の社会的事実であり、
生まれついて運命が決まっているような
日本では考えられない常識がまかり通っている、

だから学生は必死に学業に励むわけだけど
「本当にそれだけでいいのか」と問いかける。

ラストのオチはマンガのように
出来すぎだけど
だからってすべてを台無しにするほどじゃない。
「こうでなきゃ」という感じ

旅行でもちょっと行けそうにない場所に
連れて行ってくれるのも嬉しい。


この映画が歴代ナンバーワンの成績というが
本当だろうか?
この映画で果たして
なけなしのお金で子供たちが
楽しめたのか?
そこは疑問だけれど、
すごく楽しい170分だった。

ほかのインド映画も見たいが
2時間くらいにしてもらいたい。


★100点満点で90点


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本日公開のインド映画「きっと、うまくいく」を観てきました。

こちらの映画は
インド映画4作品を集めた企画上映「ボリウッド4」の一つ。
一般公開が決まる前の映画祭上映時には
「3バカに乾杯!」という邦題がつけられていました。
(原題は「3 idiots」)

上映時間170分であるが途中休憩は無いこと、
主演のアーミル・カーンの映画を今まで観たことがなく
状況が全く予想できないなど
そういった不安要素を抱えつつ観に行った訳ですが。

いや〜、面白かった!
笑えた!泣けた!感動した!
ストーリーも謎を追う展開で飽きが来ず、
気付けば170分経っていたという。

これは実におすすめな映画。
一般公開されて良かったなあ。

お話はこんな始まり方をします。

「飛行機で今にもインドから出発しようとしていた
 ファルハーン(R.マーダヴァン)に一本の電話が。
 その後、彼は親友のラージュー(シャルマン・ジョーシー)と共に
 大急ぎで母校のICE(帝国工科大学)へと向かう。
 そこで彼らは10年前の卒業時に別れたままの親友に
 再会できるはずだった。

 しかし、そこで待っていたのは
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