書籍「愛おしい骨」20年前の殺人事件が新しい事件を呼ぶ

2011年03月21日(月) 0時09分
「愛おしい骨」★★★☆
キャロル・オコンネル著 ,
創元推理文庫、2010/9/11
( 522ページ , 1,260 )

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「十七歳の兄と十五歳の弟。
ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。
二十年ぶりに帰郷した兄オーレンを迎えたのは、
時が止まったかのように保たれた家。
誰かが玄関先に、
死んだ弟の骨をひとつずつ置いてゆく。
何が起きているのか。次第に明らかになる、
町の人々の秘められた顔。
迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形。
『クリスマスに少女は還る』の著者渾身の大作。」
(文庫解説より抜粋 )


読み終えたときの脱力感の大きさで
その本の面白さは決まる、
安堵の気持ちと終わってしまった
なんとも言えない寂しさと。

20年ぶりに帰郷したオーレン、
そして骨になって帰ってきた弟ジョシュ。
そして新たな殺人事件、
街の人々は誰もが何か秘密を抱えているようで
そんな割り切れないものを
ひとつずつ解明しようとする
それは人間の好奇心と
今度こそ犯人を捜し出すという
使命が重なり
「事実」の扉を開けていく。

15歳の弟の知られざる別の一面、
そんなことを知るために
帰ってきたんじゃない
それでも真実に近づくには
全ての事柄と向き合うしかないのだ。


ミステリー小説というより
小さな街に住むいわゆる
普通の人々を描いていくと
そこには多かれ少なかれ
秘密があるわけで
そんないくつかがちょっと道を間違えると
大変なことに巻き込まれていくのかもと
心理描写も的確で
残酷な殺人などに焦点をあてるというより
まさに人間を描いた作品だ。



20年も前の事件を再構築する試みは
時に人の記憶の曖昧さが立ちはだかり
それが事件解決の部分で
すっきりしないと感じるが
まあそれはそれとして
読みごたえのある作品だった。


★100点満点で80点


soramove
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『クリスマスに少女は還る』は評判がいいようなので
そのうち読みたい。

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