「海炭市叙景」東京国際映画祭・コンペティション部門出品作品

2011年01月09日(日) 21時13分
「海炭市叙景」★★★☆
谷村美月、加瀬 亮、 小林 薫 、南 果歩、竹原ピストル、三浦誠己、 山中 崇出演
熊切和嘉 監督、152分、 2010年 日本 | 配給:[スローラーナー]
(原題:Sketches of Kaitan City )





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この映画は昨年の映画祭のコンペティション部門として、
一般公開に先駆けて見た、
映画を見終えたのは確か夜の11時を過ぎていた、
映画の余韻がしばらく続いた、
その勢いのまま、その夜書いた感想です。

「今回の映画祭で期待していた作品のひとつ、
すでに名古屋でも公開が決まっている、
海炭市とそこで人生に
苦い想いを抱えて生きる人々の姿を、
函館市民の協力を得て、
優しく包み込むように描いた
小粒ながら上映時間は152分と長い長い作品」



監督をひと目見たいと思っていたのは
あの「鬼畜大宴会」の監督って
どんな人なんだろうと、好奇心から。

「こんなに柔和で若いんだ」
それが第一印象、
そしてこの人が荒削りだけど
何か胸をざわつかせてくれる「鬼畜」を作り、
今はこんな大作の風格も持った作品をつくったんだなぁと。

同じ街にすむそれぞれの人達、
どこも同じ風景
曇った低い空に押しつぶされそうな日常、
笑顔が少ない映画だった、
殆どの人は足元を見ているような。

ぬかるんだ泥に足を獲られたように
彼らは身動きが出来ない
その場所に宿命的に捕えられて
少し先の明るい未来さえ
見えたような見えないような曖昧さだ。



それぞれのエピソードを丁寧に
優しい眼差しで繋いだ濃密な時間、
昨日と今日と明日
それ程変化は無いのが現実だ

でもこの確かとも思える瞬間も
何の約束も無い脆く移り変わっていくものかも
そんなことを感じた。

公開するとした
思い切ってどれかのエピソードを切って
もう少し見やすい時間にした方が
いいんじゃないかな、
作品とは別にみる方としては
上映時間ってのも結構気にかかるものだから。

この作品は低予算で作られた作品、

製作サイドのブログがあります

原作の佐藤泰志は20年ほど前に自ら命を絶った。

★100点満点で75点


soramove
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前日に「マザーウォーター」を見たばかりで、この作品の
加瀬亮が全然違う人なんで面白かった。

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サーカスな日々  2012年01月16日(月) 16時11分
わたしたちは、あの場所に戻るのだ。

























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北の町・海炭市で
 タイトルの読み方がわからなくて困った(笑) 実はポスターを適当に見ていたので、
みんなシネマいいのに!  2011年03月21日(月) 8時57分
○熊切和嘉[監督]『海炭市叙景』(2010年)を観てきた。 先週末に熊切和嘉[監
『海炭市叙景』 (2010・日本) 2h32 監督 : 熊切和嘉 出演 : 谷村美月、竹原ピストル、中里あき、小林薫、南果歩、加瀬亮、三浦誠己 北の国の港町から。 北の国の港町は絶望に包まれています。 小さな絶望は常に町中に漂い、そして時に大きな絶望に襲われ、そこで暮らす人たちは緩やかに確実に終わりへと押し流されてゆく。 めちゃめちゃ辛気臭かったですが、ここまで徹底して辛気臭いとクセになってくると言うか、滅入る事は間違いないけど。 その絶望はこの映画の中だけの事ではなくて、今や日本全体が絶望まみれなのかもしれない。 その事を受け入れるのか、気付かない振りをしてやり過ごすのか。 受け入れてそれでも生き抜いてやる。映画の中のお婆さんの様に強く生きなければならないのかも。 2時間30分。ユーロスペースの椅子はケツが痛かった。 ロビーのベンチも硬ぇし。
映画尻エリカ  2011年02月24日(木) 20時46分


 そういえば「画期的!!」「分かりやすい!!」「人生観が変わった!!」「永遠の生命を手に入れたような心地すらする!!」と大好評の声が散々寄せられている当ブログの「アイドル映画評価」ですが、ほ...
かろうじてインターネット  2011年02月18日(金) 23時18分
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映画のブログ  2011年02月09日(水) 2時07分
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その冬、海炭市では、町を支える産業であった造船所が経営難のためにリストラを行い、
『海炭市叙景』は90年に自らの命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志の故郷である函館をモデルにした“海炭市”を舞台に、そこに生きる人々の姿を描き出す未完の連作短編小説です。その佐藤泰志の幻の傑作『海炭市叙景』が、ついに映画化...
やっぱり邦画好き…  2011年01月18日(火) 5時16分
2010年・日本/配給:スローラーナー監督:熊切和嘉原作:佐藤泰志脚本:宇治田隆史 1990年に、41歳の若さで自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志の連作小説を、原作者と同じ北海道出身、「ノン子36歳(
北海道にある海炭市という架空の都市が舞台。
撮影は函館市。

12/15に放送された笑っていいともに登場した
谷村美月さんの話によると、自分のパートは1週間ぐらいで
撮影が終了。
エンドロールでは谷村...
単館系  2011年01月10日(月) 22時43分
鑑賞劇場 : ユーロスペース『海炭市叙景』 公式サイトはこちら。いくつもの文学賞候補(芥川賞5回、三島賞)に推されながらも遂に受賞はならず、1990年に自殺した函館市出身の作...
NiceOne!!  2011年01月10日(月) 0時17分
1990年に41歳で自殺した函館出身の作家・佐藤泰志の未完の連作短編集を映画化。海炭市という架空の地方都市を舞台に、そこで懸命に生きる人々の姿をリアルに綴ったオムニバスタイプのヒューマンドラマだ。監督は北海道出身で『ノン子36歳(家事手伝い)』の熊切和嘉。出演は『アウトレイジ』の加瀬亮、『おにいちゃんのハナビ』の谷村美月、『春との旅』の小林薫ら実力派が揃った。
LOVE Cinemas 調布  2011年01月09日(日) 22時11分
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