「泣きながら生きて」素直に両親に感謝したくなる

2009年12月28日(月) 0時09分
「泣きながら生きて」★★★★★満点オススメ
日本に不法滞在15年の中国人の密着ドキュメント
フジテレビ製作、108分 、 2009年12月26日公開、2006年




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「日本語学校で勉強し大学へ行きたいという
夢を持って来日した主人公丁さんは、
15年家族と離れ3つの仕事を掛け持ち
娘をアメリカの大学の医学部へと進学させた、
2006年TVで放送されたものが今回公開された」



このドキュメンタリーをTVで見た記憶がある、
ただその時はTVを見ながら
「大変な人もいるんだなぁ」くらいで
コーヒーを飲んだりしながら
リラックスして、CMのインパクトに
気を取られたりしていた。

今回劇場でこの作品と対面して
映像の力を思い知った、

ことさら何かの結論を導くような演出じゃなく、
事実を積み重ね、見せ過ぎたり
過剰な音楽と洗練されてないことはあったが
そんなことどうでもいい、
ひとつの家族の真実の物語がここにある。


語学学校の夢に破れ、それでも日に
3つの仕事を掛け持ち、寂しい食事をし、
汗にまみれ深夜の帰宅の姿のどれも
美しいと思った、

しっかり顔をあげて
その迷いの無い視線の先には常に家族が見える。

もうすぐ年越しだ、
また東京の公園では「派遣村」が出来るのだろうか、
顔をさらして「政府が悪い」「企業が悪い」と
甘ったれてるいい年した日本人に見せたい。
何だってやる気になれば仕事はあるのだから、
不法残留の丁さんが3つやっていたよ。

勝ちとか負けとかすぐに決着をつけたがるけど、
勝ち負けは自分が決めること、
ギリギリのプライドだけは持ちたい、
それが他人にどんなに無意味に映ろうと。

これは本音だ、
でも普段は「大変だよね」とか言っている、
30代で生活保護を受けるしか無いと言い放つ顔、
自転車の前と後ろにつぶした缶を山ほど乗せて
横を通る老人の顔、
そして日本に感謝したいという丁さんの顔。

泣きながら生きているのは誰だろう、
実は丁さんは辛くて泣いてなどいない、

ただ家族の不在を淋しく思うだけなのだ。
彼を泣かせるのは、自らの生き方を
貫く為のものだからだ。


丁さんの苦労を素晴らしいとは思わない、
苦労なんてしなければそれに越したこと無いから、
けれどどんな状況でも「自分らしく」
せめて自分のことくらい自分で決めて進みたいと
強く感じた、
成田を飛び立つ機上の人となった丁さんの涙は
何だったのだろう。
これからは穏やかな生活をしてくれるといいな。



この映画で描かれた主人公の生き方をどうこう思うより
見終えて自分のことを振り返るには
厳しくて良い映画だった。

そして自分の両親に感謝したい、
大切に育ててありがとうと。

★100点満点で満点★点数はつけられません。
(映画としての出来は普通です)


soramove
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